« 夏至近い命日 柘榴の花、梔子の匂い | トップページ | 沢渡朔  »

2007年6月22日 (金)

「人間は動物より愚かか」 ドミニク・レステル

6月21日

1時半くらいに哲学者の鵜飼哲氏から電話があって、 きょう6時から日仏会館でドミニク・レステル氏(動物行動学者、 哲学者)の講演がある、とお誘いを受ける。

内容は、とても良かった。日仏会館の6階なんて初めて行 ったけれど、集まったのは20人くらいで、ほとんどフランス人 で、快活で機知に富んで、雰囲気は最高だった。

講演を聴いていて何回も笑うなんて久しぶりだった。

 *高い知性をもつ作家が、愚かなベストセラー作家のまねを

 しようとしても、なかなかできない。(ヤン・エルスター)

 

6月22日

今日は夏至。やっと雨がふった。

一ツ橋大の鵜飼ゼミに、ドミニク・レステルの講演を聞きに行く。

 「さまざまな自己に面する動物の顔たち」

*人間に固有なものを経緯しない哲学的人間学はどういうものか。

メルロ=ポンティが、「間動物性」(間主観性だけでなく)と言った、というところが非常に気になったが、鵜飼さんに訊く勇気がなかった。

 

自転車置き場のところで摘んだ、熟した桑の実を見せるのが精いっぱいだった。

Imgp0210_20

 

                              薔薇の顔(The Face of Rose)

 

|

« 夏至近い命日 柘榴の花、梔子の匂い | トップページ | 沢渡朔  »

文化・芸術」カテゴリの記事

哲学」カテゴリの記事

文学」カテゴリの記事

メルロ=ポンティ」カテゴリの記事