吾木香 トルコ桔梗 ピンクシェル
9月18日
Tの昔の絵を確認するために昔の創画展の図録を引っ張りだしていた。私が最も印象的に覚えている「花束」という作品はTが大学院一年の時のものだった。
花はほとんど全くと言っていいほど描かれず、花束を包む紙が幾重にも淡い色で構成されている作品。間違いなくTの最高傑作だと思う。
ほんの僅かに吾木香の花の影が描かれている。このイメージでTのお宅に、ピンクシェルという花弁の縁がピンクに染まった秋桜と、薄紫のトルコ桔梗と、吾木香の花束を持っていったのだ。仏前用の花でなく、彼女に似合う花を捧げたかった。だから包装紙も薔薇色にして、薄いオレンジ色のリボンをかけてもらった。
昔、淡いパステルカラーでまとめた花束を見てTが言ったのだ。
きれい、こんなの欲しい・・・と。
| 固定リンク


最近のコメント