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2010年11月28日 (日)

絵画 植物

11月27日

Gからメールが来ていた。あまり画期的でない作品を渡してしまったかもしれないと思い、なんと言われるか不安でしかたなかったのだが、「とても良い」と言ってくれていたので、お世辞だとしても一旦はほっとした。

メディウムを替えてみたら、今までの苦しみが嘘のようにうまくいった。絵具が立ちあがってくれた瞬間、世界が地獄の底から薔薇色に。

フィギュアスケートを見る。

11月26日

2時に西新宿。母を百人町のKにタクシーで送る。いつかの9月の一日のように暖かい日。

3時半くらいから百人町の公園を散歩。相当長寿と思われる大きな欅が数本ある。幹の高いところまで艶艶した緑の苔に覆われている。よく見ると白い小さな苔の蕾がびっしり生えている。母は「とてもきれい。」と言った。生まれた家にも、もっと大きな年代物の欅が何本もあった、と言う。

紅色から臙脂色に燃えるように鮮やかな桜の葉を2枚、洋梨色のミツバ楓の葉を1枚、巨大なプラタナスの葉を1枚拾う。微かな風にも一斉に舞い落ちる欅の葉を浴びながら立っていた。

公園の隅に薄紫の薄荷の花を見つけた。葉をちぎってみると、確かにペパーミント。秋明菊の薄桃色。夏の名残りの瑠璃茉莉の薄青紫。酢漿草(カタバミ)の群生。

青い夏蜜柑が実る校庭の脇の道を通り、団地の横の植え込みの植物を見ながらもう少し歩いた。幹の途中がこぶのようにふくれた欅の並木。柚子の木。石蕗(ツワブキ)の黄色い花。斑の杜鵑草(ホトトギス)。

大きな黄色い果実が植え込みの中に落ちているのを指さすと母が拾ってくると言った。近くに行くとごつごつした重い花梨の実だった。秋の収穫を持って宿舎に帰る。途中、薄い雲が晴れて細長いオレンジの夕日の腕が正面から伸びて来て、母が「あ、夕焼け。」と言った。

5時頃新宿に向かう。空腹でくらくら。世界堂でメディウム混合について質問しながら画材購入。

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