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2010年11月23日 (火)

絵画制作

11月22日

前日の深夜まで、ぎりぎりに追い詰められた状態で制作し続けていたので、ものすごく疲れている。身体が痛い。神経が過敏になりすぎ、本当に限界。

朝、新作の絵を撮影。雨模様の薄い光だが、踊り場のところで撮った。

そのあと梱包。

作品がものすごくうまくいった、と思えないので、心が苦しい。だが、冷静に考えて、かつ感覚を静かに受け止めて、今現在手元にあるものの中から、極力厳密にベストのものを2点選んだ。

24日にベルリンに旅立つM氏に絵2点を持って行っていただくために、3時に面会。M氏に会うのは初めて。Gの親しい友人ということで、絵を託すように言われた。M氏には迷惑をかけることになるし、幾度かメールでやり取りし、M氏は非常に親切で闊達な人物であるとわかっていても、異常に緊張した。

M氏はベルリンで博士号をとって、ベルリンのシンクタンクにいた人物である。

3時に会い、海外で活躍しているM氏の教え子さんの話、マレーネ・ディートリッヒの話など伺って4時半頃別れる。

これで、無理矢理にでもいったんは一段落。身体の状態がひどい。緊張に続く緊張で凝り固まった肩と首と背中と目の奥がつりそうに痛い。とりあえず治療院に行く。異常なことになっている(固すぎる)と言われる。緊張しすぎて、なかなかすぐに力が抜けない。眠ろうとしても頭が痛い。

11月21日

夜遅くまで制作しているが不安である。ここ2日、ずっと集中してやっていた作品が、あまり良いと思えない。駄目だと思うと決定的に駄目に見えてくる。そして絶望感。

提出の前夜ぎりぎりになって、何年も前に完成と決められなくてほっておいた小品のほうがよいと思え、その画面の気にいらない部分を消していった。直感的にすばやく手を入れたら、まったく違う作品の様に良くなった。その小品の方を出すことにした。題を「Lichtzwang」(迫る光)に決める。

もう一点は、カンバスに描いたものと、パネルに和紙を張って描いたものの中から選ぶ。断然パネルに和紙張りの作品のほうが線描がきれいに、シャープに出ている。結局「Winterbaum」と名付けた絵。この絵は自分らしく良くできたと思う。この絵も最初は痩せて貧しかったが、空間に大胆に太い線を入れたら一瞬でものになった。

カンバスに描いても同等の切迫力のある作品を期待されたのだと思うが、現時点では無理である。

神経過敏で少しの物音にも心臓がびくっとして目が覚める。浅い眠りを繰り返す。

11月20日

描いたことのないカンバスを計8枚買って、それぞれ違う下地の作り方でやってみたが、うまくいかない。絵具の発色が汚い、と感じた瞬間にもうだめである。

パネルに和紙を張ったほうも同時に何枚も並行して制作している。

最初に感覚的に良いと思ってやりだしても、空間取りが良くないと思った瞬間に全部潰してしまう。空間取りがよくても、絵具が垂直にのらないともう終わり。

途中までやって、なんとなく良くなってきた、と感じると急に幸福感に満ち、そのあと苦しみながらやり続けて、すんなりうまくいかなかったときは絶望に突き落とされる。もうこれ以上いじりまわしても時間と絵具の無駄、と身切ったらすぐに潰す。その繰り返し。

自分は、作品が自分で気にいらないということ以上の不幸はない、と気づく。自分で、素晴らしいと思えないのなら、もう何もない。ひとが何と言おうと関係ない。

自分で、かっこいいと思えないものを作るなら、提出しない方がましである。

自分で、良いと思える作品を作ることだけが幸せ。それ以上のぐちゃぐちゃした手続きや余計なおしゃべりに潰されないようにしたい。

夢の中でも、毎日絵のアイディアを考えている。台所の水まわりで描いているので、料理ができない。ちくわなど、そのまま食べられるものだけ食べている。やたら咽喉が渇くのでミルクティーだけはしょっちゅう飲んでいる。

11月19日

吉田文憲さんにもらったS文学賞パーティーの招待状で、友人と帝国ホテルに年に一度の栄養補給に行く。この時だけはカニ、エビ、アワビ、果物の食べ放題である。小説家に知り合いはないので誰とも挨拶もしないで、ひたすらもくもくと食べる。席に座って有名小説家の言動を観察する。

いつもなら飲めるビールも咽喉を通らない(飲むと気持ちが悪くなる)ほどやつれている。寝ても覚めても制作のことしか考えられない状態。

満腹になったころ、偶然、佐藤美奈子さん(あんちりおん同人)に会って嬉しかった。とても久しぶり。あんちりおんの次の号を出したいのだが・・・

11月18日

制作に苦しむ。絵は新鮮な驚きでなければならないと思う。そして、描く行為で自分が充実しなければならないと思う。そうでないなら、提出すべきでない。会心の作ができませんでした、と謝って提出しない方がましである。

幾度も幾度も失敗し、絵を潰すことをくり返し、心身ともに、ものすごく追い詰めらている。しかし薬漬けにもノイローゼにもならず踏みとどまっている。ただ身体がすごく痛い。

アジア大会の水泳を見る。入江の涙に感動。

11月17日

制作に苦しむ。アジア大会の体操を見る。水鳥さんががんばっているのが素晴らしい。

11月16日

午後、母をKに迎えに行く。東中野で電車を降りるといつも迷ってしまう。

制作に苦しむ。夜、体操だけ見る。

11月15日

制作に苦しむ。体操(個人総合)だけ見る。

11月14日

制作に苦しむ。女子バレーボールのけなげさに感動。

11月13日

朝、母を北新宿のKにタクシーで送る。夜、母から電話。

制作に苦しむ。女子バレーボールだけ見る。

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