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2011年5月

2011年5月10日 (火)

イタリアのアートフェア

5月10日

今、イタリアのアーとフェアのウエブサイトに作品が出ている。

http://www.festivalartecontemporanea.it/c-you/blog-2010/document-56

5月4日の夜にベルリンのギャラリーから連絡が来て、明日中に3点作品の画像を送れと言われて徹夜でやったもの、など。

売れたら売上金は日本の被災地に送るということだ。

これはNONUKESのイタリア語。(すべてクリックすると大きくなります)

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NUCLEARE?NO GLAZIE
332mm×241mm mixed media

この下のは一番よくできた。自分で気に入っている作品。

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Niemand zeugt für den Zeugen (Wild flower)    
332mm×241mm mixed media

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Niemand zeugt für den Zeugen 1  332mm×241mm mixed media   

/ 10 May 2011

Berlin for Japan, via Faenza!

I always had the awareness that my internship at a gallery of contemporary Japanese art in Berlin was an amazing experience working and personal, thanks to the constant confrontation with a reality so charming and so unknown.

But to get there a few weeks after the terrible disaster that struck Japan last March, has totally changed the plans and intentions.

The whole world has very clear that nothing will ever be in Japan, especially in the minds of people. The artists more than others have experienced a radical change in their natural and artistic sensibility, which will be evident in coming years.

But many operators already in the immediate cultural Japanese who live and work here in Berlin have felt the need of actually helping their countrymen. This led to the project for Japan Berlin , managed by Mr. Manabi Murata , owner of Gallery Murata & Friends , the seat of my training and headquarters of all initiatives carried out in Japan pro city.

The activities promoted in recent months, ranging from dance, theater, architecture, contemporary art to reach of course, an area in which the Gallery has been operating for over 12 years, hosting this month's exhibition, entitled LOST WORLDS> <MAKING WORLDS , which collects the works of 20 contemporary Japanese artists invited to reflect on the current situation of their country, the proceeds of every event are donated entirely to Japan.

Because the world has been involved in the tragedy of Japanese, we believe that this project should have a broader and thanks to the organization Cyou we present in this blog.

Given the proximity of the next edition of the festival of contemporary art we have created a charity initiative addressed to the Italian public, with which our Gallery maintains an excellent relationship for many years, by participating in Artissima (2003-2007) and the cooperation with some Italian gallery.

In the project of solidarity for Japan Faenza Gallery Murata & Friends has two young Japanese artists, Aisuke Kondo and Chisako Fukuyama , who sell some works to help their nation.

Aisuke Kondo lives and works in Berlin for several years, its focus is on photography, creates and uses several models inspired by famous European artists (eg P. Klee) and Japanese (eg I. Nara), weaving oriental elements and West.

Chisako Fukuyama lives and works in Tokyo, where he does business primarily as a painter. The series presented here was specifically designed for our initiative and demonstrates the artist's strong opposition to the use of nuclear power, evident in the choice of flowers as provocative material composition.

Gallery Murata & Friends is proud to represent these young artists, perfect witness of Japanese contemporary art scene, always attentive to all the different types of research. We firmly believe in our project in which we attach great interest to his dual role, beneficial and presentation of new Japanese talent in the Italian market. In fact, Italy is only in recent years has expressed concern for the artists of Japan, who are already established reality in countries like Germany and England.

Our initiative therefore provides an opportunity to actively support a culture in a situation of extreme difficulty, the art which fortunately has not lost the ability to give deep personal enrichment.

edited by Linda Veronese

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2011年5月 8日 (日)

2011.5.7 渋谷原発やめろデモ

5月7日

渋谷原発やめろデモ!楽しみにしていたのにあいにくの雨。午前中激しい雨音がしていて心配だったが、午後小ぶりになる。

2時に友人と新宿で合ってバスで渋谷区役所前へ。

2時30分頃代々木公園着。たくさんの人で、生演奏中の演奏者は見えない。藤波心見たかったな・・・。

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3時に出発します!の合図で道路のほうへ向かったが、縄が張ってあって、横から自由に列に入れなくしてある。タレントのライヴ待ちみたいに厳しい列の統制。

猫がデモに参加していた!当然動物たちは原発に反対だ。一緒に写真を撮れてうれしい。

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この写真は猫さんの横腹とおしり。うしろに写っていたおかあさん、おとうさんたちの笑顔が素晴らしかったので。

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デモ前の気迫が感じられる猫さんのアップ。「原発とめようニャ!(キリッ)」

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先頭のチンドン隊について行こうとしたらすぐ前で「ここまで!」と列を切られ、楽隊に駆け寄ろうとした人はきつく制止された。厳しすぎる・・・

第一体育館のほうへ坂を下ったが、自分達2番目の梯団は鳴り物がなくてさびしい。(猫ちゃんにはあまり爆裂音がないほうが良いと思うが。)周りからも「どうしてこんなに楽隊から離されるの?チンドンのそばがいいわ。」の声しきり。やはり高円寺デモのときのように威勢のいいバンドの後ろにつきたかったのでさりげなぐ歩道に出て好みのサウンドカ―を待った。

一台目。かわいい猫の横断幕。デモを貪欲に楽しむため、さらに次のサウンドカ―まで坂を逆に戻る。歩道にカメラを携えた私服警官がいっぱいいた。

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このおとうさんの手作り、「ブレーメンの音楽隊」風のプラカードもすばらしいアピール。

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2台目。激しい音が・・・むっこれは良さそうなバンドだぞ。

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このバンドが一番好きだったのでこの後ろにつくことにした。Sdsc05361

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写真を撮るときには歩道を駆けて先回りして階段などにあがってチャンスを待つ。それからまた隊列に加わって叫んだり忙しい。「デモの人は歩道でなく、車道を歩いてください!」と幾度も警官が大声で叫んでいる。雨でプラカードが濡れないように傘を差したり、友人に持ってもらったり、さらに忙しい。

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バンドが盛り上がって士気も上がろうとすると警官がサウンドカ―とデモ隊の距離を不自然なほど大きくあけようとする。高円寺デモのときはサンドカーとデモ隊の間に警官は割り込んで入らなかったはずだが。

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盛り上がろうするデモ隊を強硬に押し戻す警官とおしくらまんじゅう。なぜバンドを真近に見ながら歩いたらいけないのか?高円寺デモのようには心から楽しくさせない高圧的な警察のやりかた。

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代々木第一体育館を左に見ながら進み、原宿駅の脇、五輪橋に差し掛かったあたりでついに警官とデモ隊が騒然となる。「やめてください!」という叫び声。

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すぐさま歩道橋の階段に駆けあがって写真を撮った。すると「歩道橋の階段に立ち止まらないでください!」と何度も大声で注意された。

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殴る、蹴るの暴行は誰もしていなと思う。身体で押し合っただけに見えたが、二人の人がすったもんだの末、無理やり警察車両に押し込まれるのを見た。

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この青い服の人はずっと歩道橋の真下のガードレールのところに身を固くしてしがみついていて、暴れるなどはしていないのに何人もの警官が力づくでそれを引きはがすようにして車に連れ込んで行った。

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いきさつはよくわからないが、あとでこのデモでは全部で四人逮捕され、二人はすぐ釈放され、誤認逮捕か?の報道もあった。なぜ逮捕されるまでになったのかはわからない。

一部始終を撮影していたら、サウンドカ―がどんどん先に行ってしまっていたので走って追いつく。

雨に濡れた欅並木の若葉が美しい表参道。

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しかし、このときたくさんの警察車両(人員輸送車とゲリラ対策の遊撃車)がけたたましいサイレンとともに何台も表参道を代々木公園のほうへ走って行ったので「後ろの列、なんかあったのか?!」との声があがった。

↓複数の青い車両に注目

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素人の乱の松本さん発見。

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「おまわりさん、サウンドカ―から皆を離さないでください。ぼくたちは暴れたりしません。真面目に原発反対してるんです。」というようなアピールがサウンドカ―からあり、「そうだそうだ!」の声があがった。

青山通り。宮下公園の下のガードをくぐり、マルイ、ロフトの前、

渋谷センター街で叫びながら拳を振り上げる。

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私がプラカードを持ってるところを友人が撮ってくれた写真、(ム・・・)ブレてる。

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これも友人が撮ってくれた。やっぱりブレてる。

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ハチ公口前の大スクランブル交差点へ。八チ公の前で少人数の右翼がデモ隊に向かってわめいていたが弱々しかった。

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スクランブル交差点で原発やめろ!の大コール。

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もう一度宮下公園のガードをくぐって、パルコ前から渋谷区役所前の代々木公園に戻る。6時30分くらいになっていた。こんなハードなコース、歩きとおせるか心配だったが、すごく楽しかった。

しかし逮捕者が出たのがショックだった。警察が厳しすぎた。画一的でない自由な発想のデモをする権利を!

この「サーカス」と書かれたいろんなボードをぶら下げたロープ、うまく写真に撮れなかったが、よくできたイラストで面白かった。

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だいぶ暗くなった代々木公園で鵜飼哲さん発見。久しぶりに会った。高円寺のデモにも来ていたそうだ。

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2011年5月 4日 (水)

世界フィギュアスケート選手権2011 浅田真央

5月3日

「世界フィギュアスケート2011の記憶と印象のメモ」(個人的感想)

安藤美姫はよくシーズン最後まで大きな失敗なく安定感を保った。この持久力はすごい。ずいぶんと精神的に落ち着いた感じで演技がどんどん大人っぽくなった。特にフリーの選曲(グリーグのピアノ協奏曲イ短調の暗くてドラマティックな盛り上がり部分)と後半にジャンプが盛り上がる構成が良かったと思う。オリンピックのときのクレオパトラよりずっと良いプログラムだと思う。エキジビションで涙、きれいだった。

浅田真央はもしかしたら脚を痛めているのかな、とちょっと思った。上腕筋と大腿筋が痩せていたので。

上腕筋が痩せすぎると腕の演技の印象、空間のダイナミズムが少し弱く見えてしまうので不利だと感じた。腕の筋肉は抵抗感や力強さの印象に思っていたより必要なのかも。

2日の夜のニュースで浅田真央が体調を崩していて48kgから43kgまでやせてしまったと聞いた。やっぱり体調が悪かったのか。それにしてもよくがんばったね。(体調が悪くてこの着地であれば、体調を戻したらほとんど完璧にできるでしょう。)

それでもなお、全体を見渡すとやはり浅田真央が最も抜きんでて困難なことを優雅に端正にやっているのは間違いないと思う。特にステップなど本当に難しい凝ったことをやっているように見える。

難しいことに挑戦しているわりに、点数は少し引かれ過ぎに感じたが・・・?ショートはいつもの持ち前の力強さに比べたらパワー全開ではないけれど、転倒もないのになぜあんなにも減点されているのだろうか。点数の出る前に八木沼は3Aの回転は足りていると思う、と言ったが。どれだけの出来か、どの程度の失敗かは本人が最もよくわかっているはずだ。点数が出た時の浅田真央の愕然とした表情に胸が痛んだ。自分で思うよりも引かれ過ぎだと浅田真央本人が思うなら、まさに引かれ過ぎなんだと思う。

フリーの3A着地した時、すごい!と思った。コーチも「やったあ!」って飛び跳ねるように喜んでいた姿が映った。フリーは、終わった瞬間笑顔が見えた。そんなに大きな失敗はなかったと思う。なのにSBより20点近くも減点されるようなフリーだったろうか?だとしたら、この凝ったプログラムでパーフェクトに演じたら何点出たのだろうか?その辺の解説をキチンとやってもらいたいものだ。ノーミスで合計200点越えのプログラムなら、全部で30点も減点されたことになる。(国分はいらないから荒川に、どうしてこんなにも点差がつくのか彼女の判断でいいから素人にもわかるように解説してもらいたかった。)

フリーでは、それでもやはり薄紫のリラの、ヒヤシンスの、モーヴの、ネリネの花が香った。硝子質のユリ科の花の細胞が震えて見えた。甘やかな色と硬質な光が見えた。多様な表現を持った非凡な選手だと思う。

たとえばロシアのアレーナ・レオノワの演技は強い印象を与えたが、足さばきは浅田真央に比べるとずっと粗く感じた。ただ特に上半身と顔の表情の演技、ストーリー展開的な演技が強い。体力がありそうで明るくタフではじけた印象。

キムヨナのショートのジゼル。始まる一瞬前と終わった瞬間のポーズと表情の演技が強烈。浅田真央に比べるとだいぶ演技過剰なアピール。腕の表情の見せかたはよく考えられている。全体的に強い印象をアピールをしながらところどころで体力温存できるように計算されている。スピンはきれいだったが他は荒削りに見えるところもあった。優雅さに「荒さ」「ヴァイオレンス」演出の一種の「くどさ」を対比させて迫力に感じさせる要素もあった。オリンピックのボンドガールよりは良いプログラムと思う。ショートの点数はどう見ても謎に高すぎると思うが。

キムヨナのフリーはあんまり・・・ショートのほうがよかったと思う。キムヨナはエキジビションのときも軽快なダンスのプログラムのわりには元気がなかったように見えた。彼女も精神的に疲れているのかな、と思った。

浅田真央は本当に演技が端正で、技の要素が稠密なので少しのミスでも大きく扱われがちなのかと思う。もう少し強めに激しい表情を出したほうが評価されやすいのかも。

「鐘」はすごかったが、内的な「闘争」、その迫力を演技としても前面に出せる曲のほうが大きな試合では実際の気持ちを強く保ち続けられるのではないかと思う。本人が前向きなアドレナリンが出やすい曲が一番だが、このあとはいろいろ試すべき時。とにかく本人のやりがいが大事、本人の気のすむように存分にやってくれたらいい。

あと個人的に新鮮にうつったのはクセーニャ・マカロワとシンシア・ファヌーフ。

5月4日

ツイナビからたまたま発見したこのニュースに愕然。怒りがこみ上げる。

ロシアでの世界フィギュアにおいて、ロシアは日本のためにと日本時間に合わせてエキジビションをやったり、いろいろたっぷりと気づかいをしてくれていたのに、それを無にして、フジTVが勝手に偏向報道をやったとのこと。

http://ameblo.jp/saita-saki/entry-10878670973.html

もし、ロシアのやってくれた通りにフジが余計な編集なしに放送してくれていたらどんなに感動したか。ロシアにも全選手にも失礼だ。

夜、ドイツからメールがあり、半年ぶりにskypeでギャラリーと会話。フィレンツェのアートフェアのためにとりあえず小品3点の画像をすぐに送ってくれと言われ、徹夜で、10点くらい描いた。朝、朦朧となってしまい仮眠。昼に起きてまた描き、そのうちのいいのを数点送った。

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2011年5月 2日 (月)

世界フィギュアスケート選手権2011 高橋大輔 ケヴィン・レイノルズ

5月2日

「世界フィギュアスケート2011の記憶と印象のメモ2」(個人的感想)

世界フィギュア2011男子。

小塚崇彦おめでとう。優等生的な雰囲気から脱皮してきて、斜めにバランス崩す演出がすごく好き。長い手足と生来の勘の良さを生かしてどんどん進化してほしい。

そして高橋大輔が現役続行で良かった。ちょっと残念なアクシデントもあったが(北京オリンピックのとき、冨田洋之が鉄棒から落ちたのを見て心臓止まりそうになったのを思い出した)、結果、高橋大輔の最高の濃い凄みのあるステップを見られて感動した。ちょっと、あのステップはあり得ないほどにすごい。

高橋のすごいところは全身くまなく全て丹念に神経ゆきとどいて変幻自在なところ。髪の毛や手首や指先の表情もそうだが、特に首の自在な動かし方に注目してしまう。頭を振ると消耗するしバランスを取るのが難しくなると思うのだが、あの重心のずらしかた、遠心力の見せ方、ぐっとためてふわっと力を抜く動き、力強さとしなだれるような柔らかさ、揺らぎかた、あらゆる曲線の変化の見せ方、体線の美しさ、緩急の微妙な配分、細密で明確にとったリズム、アクセントの明確さ。緻密に練られていてスピード感で見せ、非常に絵になる。

ショートの衣装はちょっと・・・動きに充分色彩があるのだから、上半身の見た目もう少しあっさりしても良かったと思うが。

あと私のずっと気になっている選手はケヴィン・レイノルズである。なんなの、あの森から抜け出てきた妖精の透明感。まるで草の茎でつくったポキポキの人形。空気混じりのふわふわの玉蜀黍の髪。真っ白い顔は美少年というよりちょっとファニーでかわいい。

チャッキーはやはりおそろしく肩や首の動きが柔らかい。演出が小粋でスリリング。シャッフルのリズムにも軽快に乗る。糸で吊った人形をくるくると高速回転させるような、細くて長すぎる手足が絡まりそうになるスピン。まるで自分自身を糸で吊って操っているような人間離れした不思議な魅力。新鮮さと奇妙な魔力を感じる。ぜひとも4回転を3回成功させてほしい。

Pチャンと同い年とは思えないのである。

そう、Pチャン。嫌いではないのだが(しゃべっている映像を見ると、きっとあっけらかんとした好青年なのでしょう)・・・なんか見ていて変なのである。なぜ、あの超絶4ジャンプと安定感ありすぎのスケーティングにあまり惹かれないのか。なぜ芸術的興味をそそられないのか考えてみた。

個人的印象としては体幹ががっしりと太く大きすぎる。上着がぴちぴちでボタンが締まらないような体形に見える。そのために腕が短く見える。頭も(実際は違うのかもしれないが)印象としては大きい。そして頭ががっしりと体幹にくっついている。首の動きが固い。肩の関節の動きと背筋のしなりもほとんど印象にない。上半身の演技の機微が感じられない。ショートのTAKE5の腕の動きはまっすぐ伸ばすか曲げるかの単純さ。このショートでステップの前に2,3回腕をまっすぐ斜め上に広げて跳ねる時、姿勢が平板すぎて(ニュアンスがなくて)思わず笑ってしまうくらいおかしく(滑稽に)感じてしまうのである。頑強な筋肉がつきすぎているのだろうか。ふわっとしなだれたり、捻じれたり、揺らいだり、首、肩、腰の軸をずらして曲線的なヴァリエイションを見せるような味わいがない。つまりメタモルフォーゼ感覚がない。頭と体幹がくっついたままいつも正面を向いて回っているような印象。

アモディオはオリンピックの時のほうが斬新に感じた。キレのある高速ジャンプとドレッドヘアが印象に残った。→アモディオに関してのこの部分修正します。『アモディオ選手は、減点対象となるボーカル入りの曲をあえて使用。「これは日本の人たちへのささやかな歌のプレゼントだ」と。』という記事を5月4日に読んでガーン。アモディオ、あえて減点を被ってまで自身のはじけたキャラとエンターテイメントを被災者に捧げたとは。アモディオ、誤解してごめんないさい。その心意気に感謝。

こうしてみるとうまくて成功した選手ではなくて、もっぱら特異な雰囲気とニュアンスを持った選手に興味を持っている。

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2011年5月 1日 (日)

大道芸 雨 木香薔薇

5月1日

また「海の夢を見た。海辺で、必ず夢中で貝殻を拾っている。黄色や朱色のヒオウギガイ。白く細いツノガイ。薄くて脆いサクラガイ。

海の夢を見て眼が覚めた。

「雨が来るよ!」と声がする。「女の子のおっきな兎さんだよ!」とマネキン人形を見つけたちっちゃな子供が叫ぶ。毎日、生の花を生けた硝子瓶を路上にじかに置いている小さな珈琲屋。今日の花はル・レーヴ(夢見る)という名の薄紅の百合と白いコデマリ。
大道芸で賑わっていた町に春の暴風雨。蝠の羽とザンニ(ベネチアのカーニヴァルの不気味なお面)の嘴を持ち頭から煙を吐く3mの巨人や、サーカスから抜け出てきた極彩色の旅芸人は散ってしまった。
人気のない裏通りの小さな公園に咲きかけのジャスミンの蔓とクリーム色の木香薔薇が香っていた。
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発明した大きな翼で空を飛ぼうとするnani-soreさん。
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片隅の忘れられた階段の、去年の立ち枯れ。
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大好きな野襤褸菊。
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一眼レフで撮っていないのでわかりにくいが非常に風情のある花。
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生まれた家のすぐ近く。西新宿十二社(じゅうにそう)の交番前。毎年見慣れた欅並木。
今年は若葉が開くのが早かった。
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かまってポーズのちゃび。
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東京にも核実験時代(ピークは1963年)と同じレヴェルの放射能(通常の1万倍)が降っているという。3月15日の1日で1000マイクロシーベルト浴びた計算になると小出さんが書いていた。
もう、心から伸びやかな呼吸をすることができない。決して気持ちが解放されることはない。
けれど東京が好きだ。新宿の雑踏も、高円寺の細いごちゃごちゃした裏道も。たくさんの古着屋や雑貨屋。若者と老人がたくさんいる町。

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