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2011年12月 1日 (木)

現代詩花椿賞 季村敏夫 / 介護施設

11月30日

母を初めての施設(西早稲田のF)に送っていくため、朝からバタバタ。実家に行っていろいろ持ち物をチェック表に記入しながら大きな袋2つに詰め、母に温めた牛乳と薬を飲ませ、着替えさせ、母を抱えながら歩きタクシーを拾う。きょうのタクシー運転手さんは優しい感じの人でよかった。いつもタクシーに乗るとき、母の足腰が悪いため乗せたり降りさせたりに時間がかかりたいへんだったり、地元の人でなく道をわからない運転手に曲がるところを逐一説明したり、渋滞でお金がかかったりでとても疲労する。

タクシーは1600円代で着き、まずは良かったが、そのあとの契約説明と看護師からの普段の生活の様子の質問や薬の打ち合わせで時間がかかった。母が少し眠そうにベッドに横になっていたら、診に来た院長のきき方は「いつもこんな感じなの?」とすごくきつかった。薬のこと、普段の転倒や足のこわばり、認識力について、実際試されているのだが、病気の度合いが進んでいると判断されたらはじかれる(施設入所拒否)のだから、悪いことをしているわけではないのに詰問されているように感じる。弱者であればあるほど選別されて落とされることにやりきれない思いになる。とにかくやりとりにすごく疲労する。

実際にそのとき担当してくれた介護の職員さんは若くて優しそうな人であった。現場の人たちは親切で誠実な人が多いとしたら、職員が少ない(だから手がかかりそうな病人は受け入れられない)構造の問題はどうにもならないのだろうか・・・

1時間ちょっとで契約を終え、急いで帰宅。黒のベルベットと暗緑色のコートに着替えて季村敏夫さんの現代詩花椿賞のパーティーに銀座資生堂へ。きょうは緑のガラスのミリアム・ハスケルのブローチをして行った。

季村敏夫さんの「ノミトビヒヨシマルの独言」が受賞されたということで、本当によかった。嬉しいから乾杯のシャンパンもおいしかった。

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祝辞を述べた金時鐘(キム・シジョン)さん。「花椿賞のイメージというのは華やかで、季村敏夫さんの作品はそのイメージに合わなくて親しみがもてます。季村敏夫さんが受賞されて本当によかった。」というようなことを言っておられたけれど、本当にそう思った。

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季村敏夫さんは吉田文憲さんの山本健吉賞受賞のときにちらっとお目にかかって以来だが、すごくかっこいい人だ。文学者然とした虚飾や油ぎったところやギラギラしたところがない、さらっとしていて色気がある人だ。

阪神大震災の頃から特にたいへんなご苦労をされたこと、今も東北にボランティアに行っておられることなど人づてに伺うが、そういう背景を知らなくても、顔の表情を見て直観的に素敵な人だと思う。

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会場風景。著名詩人がいっぱい。

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資生堂パーラーのお料理。ホタテのグラタンみたいなもの(手前右側)がホタテが巨大(7cmくらい)でマルサラ酒(?)がうんと効いていて美味だった。

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資生堂のケーキ。モンブランと胡桃のケーキがおいしかった。

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詩人の財部鳥子さんと。財部さんは吉田文憲さんが尊敬する詩人。すごく上品な方。

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会場の隅っこで季村敏夫さんを間近で話しながら撮った。話し方の雰囲気ですべてが感じられるような魅力のある人。くしゃっと笑った時の顔がすごく素敵なのだがフラッシュを切って撮影したので表情にタイミングが合わなくて残念。握手してくれた彼の手はとても温かく、私の手はいつもながらすごく冷たい。

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帰りに数寄屋橋のほうまで冷たい風の中を歩いた。

帰宅してずっと私をひとり待っていたちゃびと(私が自分で右手を伸ばして撮影)。一日中ひとりぼっちにしてごめんね~。

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10時過ぎにVさんから仕事のTEL。

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