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2012年5月 8日 (火)

日隅一雄 連続対談第六回 宮台真司 模擬コンセンサス会議

5月8日

日隅一雄 連続対談第六回 ゲスト宮台真司 模擬コンセンサス会議「原発存廃」。

前回行けなかったので今回は岩波アネックスに行こうと思っていたが、PMSの頭痛、腰痛で行けなかったのでニコ生で見る。

http://www.ustream.tv/recorded/22442403

今回は日隅さんと宮台真司氏の対談ではなく、特別企画、模擬コンセンサス会議であったが、模擬の原発存続の専門家役(パネラー)の江藤貴紀氏がちょっとたどたどしく、途中で笑い出したりしたのでニコ生のコメントが騒然となったりした。

江藤貴紀氏は、調べてみると、実は事故後いち早く行政訴訟を起こしたすごい人らしい。昨年3月に東京大学法科大学院を卒業し、4月7日には訴状を提出したとある。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1106/09/news014.html

途中で笑いが抑えられなかったのは自分の信条と逆のことを訴える演技をしているのが気恥ずかしくなってしまったのだろうか。

宮台真司氏は市民パネルのいくつかの設問の会議の後で意見を述べた。専門家パネルの言う残余(未規定)のリスク、ブラックアウトと原発災害では、どちらが制御可能か。日本以外の国ではどの電力、どの電源を買うのか選べる、ピーク時をずらすと割引があるなどの供給メカニズムがある。すぐにでも発送電分離しないと、ほかの発電事業者が参入できない。短期的にこの夏を乗り切るかについても、ピークをずらすインセンティブメカニズムによってかなりやれる。経産省の出してくる計算ベースは現在の産業構造を完全に維持する場合の計算であり、ナンセンス。発送電分離をし、皆がディマンド・リスポンス型の行動をするようになれば産業構造も変わる。社会がどう変わるかを考えて損得を考えるべき。というような話。

梓澤さんの話。原発をどうしても廃止したいという気持ちは、福島の人たちの犠牲の上に自分たちの生活が成り立っていることが許せない、という良心のありかたである。原発は犠牲を織り込み済みのシステムである。

模擬コンセンサス会議の結論。

「原発存廃については廃止すべきである。その理由は、電力供給量、不足量のデータの信用性を判断することは難しい。そもそも電力が足りるか否かの議論は、原発存廃に直結する論点ではない。足らす努力を社会全体ですべきである。

代替エネルギー確保は実績がなく、省エネ社会への産業構造の転換も容易ではないが、エネルギー構造を変えれば、産業構造も変わらざるを得ず、原発を廃止すれば経済成長も止まるという鵜呑みにはできない。

再稼働の是非については、技術的、科学的側面だけでなく、倫理的、感情的な側面を検討して判断すべきである。その際、私たちは福島の現実のことを忘れてはならない。」

8時40分くらいに日隅さんと宮台氏の感想。日隅さんは、腸の狭窄の痛みがひどく、あまり一般には知られていないリリカという疼痛に効く薬を始めたそうだ。副作用の眠気がきついと書いていたが、きょうは声が元気そうでよかった。

宮台氏の話。コンセンサス会議の基本目的は科学の民主化である。専門家にまかせないこと。有識者会議はどういうメンバーを選んだかで役人たちの計画したシナリオどおり99パーセント決まる。未規定なリスクに対しては「センティメント」が決めるのでよい。原発の未規定なリスクについてゴーというのは無責任すぎる。

5月7日

飯田橋の警視庁遺失物センターへ。失くしものは見つからなかった。

そのあと神楽坂を散歩。映画館飯田橋ギンレイホールは、入場料が高くなっていたがまだあった。学生のころ一人で2本立て映画を見に来た。寺山修司の映画を見ていて痴漢にあって一瞬ぞーっとしてトラウマになったり。ギンレイホールの裏にはくららというポルノ映画館。「女囚さそり」のポスターが貼ってあった。

神楽坂に横に走る細い細い脇道。

うねる階段の途中の塀の上にいた可愛い猫。神楽坂にふさわしいしゃれた着物の布の紐を首に巻いている。

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人なつっこく、撫でるとすりすりしてくる。

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赤城神社の近くから牛込のほうまでずっと真っ直ぐ伸びる坂道。

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若葉、若草が匂う横道。後ろに見晴湯の煙突。

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坂が終わり、大通りに出るまで歩いた。大通りは情緒のない広い道。新潮社の横を回り。飯田橋の駅まで戻った。昭和40年代から残っていた古い家並は破壊されてマンションになっている。
帰宅してから私が外出すると淋しがって大騒ぎするちゃびをたっぷり抱きしめた。

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