新しい本の制作 初稿ゲラ校正提出
7月24日
蒸し暑い日。
きょう、10月に出る予定の新しい本(詩的絵画論集?)の初稿ゲラの校正と挿入する絵(鉛筆デッサン)のレイアウトと、原画のスケッチブック(6冊もあり、重~い)をやっと、出版社に提出した。
この何日かはああでもない、こうでもない、と推敲に悩んで神経がピリピリしていた。何日も夜中にスケッチブックを持って近所のセブンイレブンに行き、3時半頃まで縮小コピーしていた。山ほどあるスケッチブックから絵を選ぶのも、それをどのくらいの大きさにするか、どう配置するかを考えるのもたいへんだった。たぶん、自分のではなくて、私の大好きな画家の作品だったら、もっとテキパキと選べるように思う。
出版社ではページネーションを合わせるのがたいへんで、編集さんと何度もやりなおした。
出版社の庭に薄紫の擬宝珠(ギボウシ)が咲いていた。帰り道には鹿の子百合が満開だった。
友人とPで乾杯して、生グレープフルーツサワーを飲んだら、疲労のピークだったせいか、頭が痛くなって、帰りの地下鉄で顔に冷や汗が出てきた。帰宅してからも緊張が取れなかった。11時過ぎに眠ったが5時前に頭痛と首の凝りで目が覚めた。治療院でも、きょうの硬さは一段とひどいと言われる。まだ、ヴィジュアル的にも良い本にできるのかどうか心配でたまらないのだ。
とにかくひとつの山は過ぎた。忙しくて寝不足や仕事の疲労もあるのに、私の本のために細かく厳密な校正を手伝ってくれた繊細で頭のキレる友人、的確で厳しい批判をくれた感性鋭い友人、絶対に出す価値のある文章だからそこは強い意思で、信念を持ってやったほうがいい、と言ってくれた友人、この暑い日にスケッチブック6冊を運ぶために来てくれた友人、無償で助けてくれた大切な人たちに、本当に口では言えないほど感謝します。
とりあえず山を越えたお祝いにI・Bで食事。貝のトマトソース、魚介のフリット、カニのタリアテッレ。
あとは装丁デザインの心配。それから11月にやる予定の個展の準備でまた忙しくなる。
夜遅く、ブックデザイナーのSさんから仕事を受けてくれるメール。すごくほっとした。Sさんも今年からお母さんの介護で忙しくなってきていると聞いていたので、迷惑かけるかなあ、と仕事のお願いの打診メールをしたばかりだった。Sさんは余計な自己顕示欲がないというのか、うわついたところがなくて、誠実で、信頼して仕事を任せられる人だ。
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