谷川俊太郎 / 阿佐ヶ谷 / パーティー
11月14日
谷川俊太郎さんの御宅に、帯文の御礼に行く。「よかったね。面白い本だもの。」と言われる。
きょうはご友人の家を見て来たのだと言われた。
明日朝、北海道の、谷川さんが校歌をつくった学校の創立記念日に出かけられるそう。
11月15日
亜希ちゃんはずっと測光計をかざしながら、黙って歩く。きれいなドラマチックな光を探しているのだ。私は変な植物や虫やものの破片を探して歩く。ふたりとも何かを見ていて、何かを見つけている。それだけで通じるから、一緒にいても邪魔にならないで、それぞれの仕事をして、お互いの発見を見せ合ったりできるから、とても楽しい。
滑り台はそのまま。子供の遊ぶ姿はない。
以前座ったことのある白いペンキが剥がれた古いベンチが倒れていた。
誰かがきれいに石の椅子の上に飾っていた秋の贈り物。左から大きい順に並べられた木瓜の黄色い実とピラカンサの赤い実と、枇杷の葉の濃い緑に、私はオレンジ色の柿の葉二枚を付け加えた。
枯れ紫陽花のくすんだ薄紫と造形の美しさ。
自然に枯れた紫陽花に、盛りの時よりもずっと不思議や魅惑を感じる。
11月16日
某パーティーに潜入。
以前、原稿依頼をいただいたMさんに新しい本を献本したく、受付で問い合わせたら、携帯で呼び出しましょうか、と言われ、、いえ、そんなずうずうしい、とんでもない、と言っているところにMさんが偶然通りかかって、なんというグッドタイミングな再会。
4年前に御身体にたいへんなことがあったけれど、今はすっかり元気でご活躍のMさんに会えて感動。
そしてついでにパーティー会場のオマール蝦やカニやアワビをつまみ食いしてきちゃいました。
アンティークのミリアム・ハスケルのブローチ。これをつける機会が欲しかったのだ。
上着は近所の古着屋で買ったもの。
作戦成功!7時のポーズ。
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