« 水沢勉さん来訪  『この終わりのときにも』 /  ちゃび | トップページ | 沢渡朔「少女アリス」 »

2014年10月 7日 (火)

ちゃび 食欲廃絶からの復活

10月7日(火)

朝、ちゃびが気になって4時半頃起き、見たらサイエンス14歳とシーバ15歳にかつおぶしをかけたものがほとんどきれいに食べてあった。(25gくらい)

それで、私も命を吹き返した。

まだ安心はできない綱渡りの日々だが、とりあえずほっとしたかったのでグリーンラベルのビールもどきを飲んだ。

そして8時半、ちゃびがついにうんこ(普通の4割くらい)をした!!10月1日(水)以来のうんこだ!ああ、よかった・・・・・それで私も少し眠ることにした。

夕方、オリンピックまでちゃびの食べ物を買いに行く。ついでにまたコスモスを買った。

帰宅して、ドーナツ座布団で寝ているちゃびを撫でたら、高いかわいい声でにゃあう、にゃあう、と応えてその声が低く大きなゴロゴロに変わっていった。撫でたら必ずゴロゴロ言って甘える本来のちゃびに戻った!

ここ何日か、撫でてもゴロゴロ言わないのですごく心配だったのだが、胃がむかむかして気持悪かったのだと思う。

トイレを見たらおしっこと大きなよいうんこがしてあった!!!

私はこれまでの不安と緊張がとかれて眠くなり、少し横になると、ちゃびはゴロゴロ元気に言いながら私の布団に入って来た。

「ちゃび、ありがとうね~ありがとうね~」と撫でると、ぐるにゃう!ぐるにゃう!と大爆発。やっと良いうんこが出て胃がすっきりしたんだね。

10月6日(月)

台風のあとの眩しい日差し。

朝起きて見たら、サイエンスとシーバ20gくらい食べていた。

水沢勉さんの『この終わりのときにも』を再読していて、オットー・ディックスの「汝の眼を信じよ」という言葉、また、「外面と内面はひとつである」という言葉に、ただ涙が出た。

夜7:20 輸液100ml。ぺリアクチン1/4。ベトメディン1/2。

ちゃび、食べる量が少なくてずっとうんこしていないのが心配で、調べるとふかしたさつまいもなどがよいとのこと。ちゃびが元気な時、甘栗が好きでたまに食べていたので、甘栗とふかしいもと生のサンマを買ってきた。

絵の具箱の上に寝ているちゃびの鼻先に有機甘栗を手で砕いたものを持って行ったら、ゆっくり食べてくれた。

Sdsc04272
私の絵の具引き出しの上で甘栗を食べるちゃび。

Sdsc04273

そのあと食欲が出ることを期待したが、ちゃびは静かなままで、チンしてほぐし、小骨を取り除いたたサンマも食べてくれず、私は不安で胃が締め付けられ、涙が出てくる。

治療院に行き、耳のうしろあたりが強烈に痛いと言ったら、「胸鎖乳突筋」ががちがち、よっぽど緊張するような仕事をしてるんですか、と言われた。

10月5日(日)

暴風雨。

朝、ちゃび、机の上にいる。私の紙類をかじって破り、おねだり。水、飲んでいる。おしっこ回数多い。

鱈の残りとサイエンス14歳10粒くらい食べてあった。

朝10時、スーパーが開くと同時に生の鱈を買ってきてチンしてあげると、1切れの1/3ほど食べた。

アイシアささみ派少々食べる。

嵐の中、病院が閉まる昼12時までに、食欲増進剤(ぺリアクチンとセルシン)もらってくる。

先生に人間用のガスターを飲ませていいか確認すると1/4ほど飲ませて良いと言われたので、午後1時、ガスター10を1.5mg(指示より少量)ほど少量の水に溶かしてシリンジで飲ませた。

2時~4時、私はちゃびのことしか考えられず、錦織の試合を見ていた。

夜7時、ぺリアクチンを1/3ほど飲ませる。

8時過ぎ、薬が効いたようで、ちゃび、今までになく興奮してくる。私の食べていたサンマの塩焼きをものすごく欲しがって手を出してくる。

9:30頃、朝の鱈の残り、かつおぶし、シーバ15歳、サイエンス14歳食べる。

深夜12時、ベトメディン1/2。

世界バレーの最終戦、日本vsドミニカを見ながらちゃびの様子を見ている。明け方3時過ぎまで、ちゃび、興奮気味で私に向かって鳴いたりうろつき回ったり。

絵の具箱の上にいる時に皿を鼻に近づけると、シーバ15歳とサイエンス14歳、かつおぶし、何回も少しずつ食べてくれる。

10月4日(土)

朝8時、にゃあにゃあと起こされるが私が眠そうにしていると、机の上の封筒を噛みちぎっている。

すごく食べたがっているのに、ジュレをあげると全く口をつけない。水も飲みたそうなのに飲まない。猫草だけかじって、その後、猫草と唾液を吐く。

昼12時までずっと、もどかしそうに私に絶えず訴えている。とても食べたい、飲みたい、だけど気持ち悪くてできないという感じ。

トイレのある洗面所に連れて行ってドアを閉めるがうんこしない。

私も疲れて横になると、私がかけているタオルケットの中に入ってくる。

病院に電話して6時20分くらいにタクシーで連れて行く。

吐き気止めの注射(セレニア)。先生に、この注射は沁みて痛いと言われる。ぎゃっと大きく鳴いてすごくかわいそうだった。

帰宅してからぐったりしている。

9:30頃、私の夕食の鱈に反応。急にゴロゴロ言って、鱈に手を出そうとする。醤油のかかっていない部分を手であげたら食べた!

今朝から食べたくて何も食べられなかったのに、とりあえず食べてくれた。鱈なんて生まれてから一度も食べたことなかったのに、たまたま買ったものに画期的な反応。

そのあとすぐ生の鱈を買ってきてチンしてあげたら食べた。

夜10:30、輸液110ml。

明け方3時頃、ピロリゲン(今は廃番になった卵黄からつくったというピロリ菌を除去するサプリ。かつてちゃびは袋を食い破って勝手に食べているほど好物だった。)を半錠食べた。

世界バレーイタリア戦をちらちら見ながら、朝5時半まで、ちゃびの様子を見ていて、不安と緊張でずっと耳の後ろあたりがずきずきしている。

あんなに痛がった注射の成果が、淡白な鱈一切れでは、これからどうなるんだろうと泣けてきた。

10月3日(金)

朝、銀のスプーン15歳ジュレ1袋。

あまり水を飲まない。おしっこもしない。

病院に電話すると、おしっこが出ないのはまずい。腎不全というのは多飲多尿になる病気で、おしっこが出ないのは腎不全末期で命に関わると言われ、10時半頃、タクシーで病院へ。

すごく混んでいる。とても大きな声でひっきりなしに、ぎゃははは、と、楽しげに話している人たちがいる。その大声に、必要に迫られて病院に行く以外は外に出たことのない、私と限られた友人にしか会ったことのないちゃびが怯えてしまっているので、私は少しいらいらした。

今この時、救急室には死線をさまよってる子がいて、ばたばたと蒼白な家族の人たちが奥の救急室に入っていくのは、人間の病院とまったく同じだ。(ちゃびの診察の時に、今日は心臓で今さっきまで元気だった子が急に苦しみだして人手が足りないのだと先生から聞いた。)

この場所が社交の場になるのはいたしかたないが、それにしてももっと小さな声で、穏やかに話せないのかと思う。

お互いどうなるかわからない不安のなかで、たまたまその時同席した人と、静かに言葉を交わしたこともあるがんセンターの待合室を思い起こしていた。

1時間半くらい待ってやっと診察。元気そうで腎不全末期にはみえないと言われる。

体重3.2kg。輸液の分が増えただけかも。血液検査の針を刺すため、太腿を強く握っていてくれと言われる。なかなかうまくいかなかった。

結果を待合室で待つ。9月17日はBUN75.9、CRE5.5、今日はBUN51.1、CUR3.4。輸液が効いて数値は改善してきている。

膀胱におしっこはたまってるのに、なぜおしっこが出ないかわからないと言われる。

食べないのは腎不全のせいではなさそう、心臓に負担がかかって調子悪いのかもしれない、今後は輸液は毎日100mlか一日おきで150mlくらいで、と言われる。ベトメディン(強心薬)を半錠ずつ朝夕飲ませて、と言われたが錠剤を飲ませるのは至難の業。

昼12時半過ぎ、帰宅してしばらくしておしっこする。絵の具引出しの上にいる時に、顔の前にぬるま湯を持って行ったらけっこう(120回ちゃぷちゃぷ)飲んだ。

ジュレ半分くらいなめる。

夜11時すぎに、思い悩んだ末、明日の夕方の中川幸夫先生の映画『華 いのち』の予約をメールでキャンセルする。ちゃびが心配で外出できない。

ちゃび、夜から朝にかけてけっこうおしっこする。

10月2日(木)

朝、にゃあにゃあと私を起こす。

食べたそうなのに、食べ物をあげるとなにも食べない。いろいろ出してあげても、どれも食べられない。おしっこも少ない。

そのあと、私が紅茶を飲んでいる時、膝の上に乗ってきて、すりすり、ゴロゴロ。元気そうだが、何回やっても食べない。好きだったジュレも鼻を近づけると、そっぽを向いてしまう。

きょう(木曜)は病院の休診日なので、一日中ちゃびを見ながら心配で苦しんだ。不安で押し潰されそうになりながら、無理やりコスモスを素描していた。

12時頃、トイレに細い小さなうんこ(普通量の1/4)くらい)。

その後、ドーナツ座布団で眠っている。おとなしすぎて不安。

夜9時輸液250mlくらい。

10月1日(水)

朝、トイレに3つうんこがあった。

朝8時くらいに、ケホケホケホ、と空咳(咳なのか吐きそうなのかわからなかったのだが、のちに先生に空咳は心臓が悪いから、と聞いてすごく心配になる)。

銀のスプーン15歳ジュレばかり食べたがる。ドライやウエットの栄養食をまったく食べない。

昼、洗濯かごの中に大きなうんこをひとつした。

深夜12時、このところ失敗ばかりで、私の胃がきりきりと痛む自宅輸液に挑戦。しかし細い針(21G)に替えてもらったおかげで一発で刺せた。

ちゃびは嫌がって鳴いていたが、とにかく200mlほど注入できた。

9月30日(火)

朝、元気に私を起こす。私がすぐ起きないと机の上の紙類を噛みちぎる。

トイレに3つうんこしていた。

銀のスプーン15歳ジュレ(1袋たった14kcalなので心配だ)ばかり食べたがる。シーバ15歳少々。

夜9時、サイエンスを乳鉢ですりつぶしてジュレをかけたもの少々。

夜11:30、サイエンスの部分を残してジュレだけ食べる。

9月29日(月)

朝、普通量のうんこ。

シーバ少々。

Hちゃん、5時にうちに来る。夕方6時頃、試しにソフトキャリーに入れて徒歩で病院へ。いつもタクシーで730円だが、徒歩でも10分くらいだ。徒歩だと揺れるのがストレスかと思う。

細い針(21G)に変更してもらい、私が刺す実習をしたが、針が刺さっていずに液が漏れた。もっと下向きに、勢いよく刺して、と言われる。皮に神経があり、ためらい傷が一番痛いんだと。結局先生が刺し、輸液300~400ml。

ちゃび、ソフトキャリーの中で輸液されたが、とても怖がって、輸液中身体がずっとぶるぶる震えていたのですごくかわいそうだった。胸が痛くてたまらない。

9月28日(日)

朝、ふつうによいうんこ。

シーバ15歳1~2袋食べる。

18Gの見るからに太い針で輸液しようと試みたが、ちゃびは痛がるし、どうしても刺さらない。

予想よりも実際にちゃびの皮膚は固いのだ。刺しているつもりでも中に入っていなくて輸液が外に漏れる。私は怖くて全身汗だくになる。

病院に電話して、細い針に替えてもらうようにお願いしてみる。明日、用意していてくれるとのこと。

夕方、病院までタクシーを使わないで行くとどれくらいか確認のため、歩いて行ってみる。キャリーを持たずに普通に歩けばちょうど10分くらい。

どこに行っても木犀が香る。香ってきたら必ずどこに咲いているのか確認しながら歩いた。清見寺の生け垣はすべて金木犀でできていた。

9月27日(土)

朝、ほんとに少量の細いうんこ。机の上で紙をかじって私を起こす。

銀のスプーン15歳ジュレを何回かに分けて2袋食べた。シーバほんの少量。

夕方6時、輸液を試みたが、針が太くてどうしてもうまく刺せない。輸液が外に漏れて注入できていない。

輸液しなければちゃびの腎不全が進行して死んでしまうという焦りで、私も心臓が痛い。毎日、輸液のこつと食欲がない時の食事についてネットで調べている。

夜11時、ふつうによいうんこ2個した。

|

« 水沢勉さん来訪  『この終わりのときにも』 /  ちゃび | トップページ | 沢渡朔「少女アリス」 »

動物」カテゴリの記事

ねこ」カテゴリの記事

病気」カテゴリの記事