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2015年8月15日 (土)

猛暑、朝顔、花輪和一

8月13日

少し前に、大輪朝顔、変化朝顔展に行った思い出の水彩素描。

Sdsc06618

きのうほどの痛みはないが、治療院に行き、右足の内側のくるぶしの下の神経痛の相談をすると、右の腰の張りから来ているということ。確かに右の腰と背中がすごく硬くなっいて痛い。

この時期、思いのほか、ぎっくり腰の人がとても多いと聞く。暑いので冷房の部屋にいて動かないせいもあるとか。絶対に急に重いものを持ち上げたりしないように、と言われる。

昔からのスケッチブックを全部引っ張り出して、素描の整理をしている。これがけっこう時間がかかる。この作業に打ち込んだせいで腰が硬くなったのかもしれない。

8月にはいってからは夏の花の記憶、夏草の記憶の素描をやっている。それとちゃびの連続素描。

カモジグサ(髪文字草)、イヌビエ(犬稗)など、どこにでも生えているイネ科の雑草を描こうと思って摘みに行くと、信じられないほどどこにも生えていないのに驚く。

近所に一番多いイネ科の雑草はエノコログサ(狗尾草)とメヒシバ(女日芝)、オヒシバ(雄日芝)。オヒシバとメヒシバは広い原っぱでないと共存していない。小さな路地の端っこの群れには、どちらかしか生えていない。

初夏にも、昼顔に絡み取られた春女苑を描きたかったのに、いざ捜してみるとめぐり会えなかった。

・・・

今読んでいる小説の第三巻が、きのうまで古本屋のどこにもなかったのに、今日は安売りのコーナーにはいっていた。店員さんが私が二巻まで連日買っているのに合わせて在庫の引き出しから出してくれたのかなと思う。

8月12日

なぜか朝早くから右足の内側のくるぶしの下の酷い神経痛で、悪夢にうなされて眼が覚める(その箇所が切れて出血している夢)。それから深夜寝るまでずっと数分置きに、ずきっとくる痛みが断続的に続く。

昼に熱めのお風呂にはいって、その箇所をさすったが、痛みは無くならなかった。生まれて初めての変な神経痛に落ち着かない一日。

・・・

今読んでいる小説の第二巻が、きのうまでなかったのに古本屋の安売りコーナーにはいっていた。

それと一緒に読み終えたのはメーテルリンクの「青い鳥」。

観念的なもの(たとえば「大きな喜びたち」とか)にメーテルリンクは細かい指示と注意書きのある具体的な衣装を与えたのがすごい。

ごくごく幼い頃に「青い鳥」の漫画絵本を持っていた。この絵本の記憶は強烈なものだ(これについてはまた書こうと思う)。

8月11日

メーテルリンクと同時に、ある評論を読んでいる。

高度な批評文を書く人は何人もいる。

よくよく注意して読んでいることは、どんなに論旨が正しくても、実際のところ、その人が具体的にはどのようなものを生かそうとして、どのようなものの息の根を止めようとしているかだ。

8月7日

きょうで東京は8日連続猛暑日。1875年以来の最長記録だという。

夕方5時に治療院に行った。曇ってはいたが、気温は体温くらい高い感触。あとで記録を見たら、きょうの東京は38度とある。きのうは36度。外に出ると朦朧とする。

雨が来るらしいときいてほっとしていたのに、夜になっても雨が来ない。肺が焼けるくらいに暑苦しい。

治療院の院長が生まれて初めて国会前のデモに行ってみたという。先週の火曜日の夕方5時頃。

「人、たくさんいた?」と訊いたら「いたなんてもんじゃない。ものすごい人だった。」と院長。

「原発反対デモの時はもっといた感じがする。歩道が開放されて、人が溢れかえってたもん。」と私。

とりあえず今の私は、この猛暑で自分がダウンしないように保つのが精いっぱいで、デモに行く余力がない。毎日胃酸があがってきて吐きそうになるのを押さえるため制酸薬を飲んでいる。

夜、近所の散歩コースに、夏草を(描くために)摘みに行った。カヤツリグサ(蚊屋吊草)、メヒシバ(女日芝)、エノコログサ(狗尾草)・・・カモジグサ(髪文字草)やイヌビエ(犬稗)やコバンソウ(小判草)は今度、もっと遠い場所から摘んで来ようと思う。

今年、5、6回目の開花となる金柑の花が咲いている。4、5日咲いて散ってしまい、1、2週間花が咲かないのを5月から繰り返している。たしか5月に2回くらい開花して、6月は咲かず、7月に2回開花した気がする。それから8月4日くらいにまた開花した。

蜜柑や柚子や晩白柚など、ほかの柑橘の花はみな5月の中頃に1週間くらい咲いて、初夏の風景の記憶とともに散ってしまったので、この猛暑にもめげず白い小さな花を開いて、見覚えのある甘い匂いを放つ金柑の花を愛おしく嗅いでいる。

・・・

夜10時すぎ、やっと帰宅された阿部弘一先生より電話。

毛利武彦先生画稿などの保存の件。

8月6日

花輪和一に電話で「『ビッグコミックオリジナル増刊号』の「戦後70年特集」のまんが、すごくよかった!」と言ったら、

「ええ?そう?そうかなあ・・・」

「巻末で特別扱いじゃない。一番面白かった。」

「つまんないから最後にやられたんですよ~。」

7月半ばに、「戦後70年特集」のまんがを描いたときいて、「どんなの描いたの?」と心配して尋ねた時は

「むふふふふ・・・すごいの描いたよ~!もう福山さんが見たら、なにこれ!って怒り狂って本をびりびりに破いちゃうようなやつ。イケイケどんどんみたいなね~っ」

と言っていたので、この、安保法案が問題になっている微妙な時期に、いったいどんなの描いたんだろ、まさか・・・?とほんとに心配していたのだが、さすが花輪さん、鬼才たるゆえんの、素晴らしい発想の作品だった。

「なんで私が怒るって思ったの?」と訊くと

「だって、戦争反対のこと描いてないから。」

「ああいう描き方は面白くて、充分戦争反対になってると思うけど・・・。」

「安保法案って、ただアメリカに気を遣ってるだけでしょ~。だから俺も反対だよね~。アメリカにそんなに気を遣うくらいなら中国と仲良くした方がいいよね~。」と花輪さん。

次の「みずほ草紙」の原稿は「もう出したけど、暑くて本当にきつかった。」と言っていた。今年は北海道も暑いそうだが、花輪さんはエアコンはもちろん扇風機も持っていない。もちろん買えないのではなくて、欲しくないから買わないのだ。

今年はようやく冷蔵庫を買ったそうだが、今まで何十年も冷蔵庫を持っていなかったはずだ。

「冷蔵庫あっても冷たいビールとか一切飲まないよね。俺、夏でも毎日熱いお茶飲んでる。パセリは冷蔵庫に入れるとすごく持つね。あんまり野菜とか買い置きはしない。」と言っていた。

「ごはんは麦飯?」

「いや、100パーセント玄米。」

「私もそう。白米は入れないで、ほんの少し古代米を入れるの。」

「古代米はうまいよね~。田んぼアートで古代米をつくってるんだよね。田んぼアートはほんとすごいよ~。」

8月2日

母の施設で夕涼み会があった。

4時すぎに行くと、庭に盆踊りのやぐらができていて、玄関に屋台が出ていた。職員さんたちは忙しそうでたいへんそうだった。

きょうは一階の食堂で食事介助した。あらかじめ出席のはがきを出した家族だけ名札が出ていて、席が設けられているようだった。

メロン(スプーンでつぶすのがたいへんだった)とアイスクリーム(メイバランス)付きのごちそう。ゆっくりだが完食。

6時から車椅子を外に出して、皆と一緒に盆踊りを見た。母は傾眠で残念だったが、高円寺からつつじ連の皆さんが来て阿波踊りを見せてくれた。

至近距離(踊りながら1m以内まで近づいてきた)で見る阿波踊りに感激。

暑い中、きちんとした衣装を着けて、踊り手さんたちは終始はじけるような笑顔で元気いっぱいに演技している。額から滝のように汗が流れて光っていた。

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