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2016年4月 8日 (金)

桜 / S木R太との仕事が大きな山を越える

4月8日

きょう、ひとつの大きな仕事が山を越えた。

R太が昨晩2時過ぎまで、今朝も朝から頑張ってくれたおかげで、私自身のやることは少なかった。

この二か月、普段の私にはあり得ないほど、たくさんの人(自分の仕事関係とは、まったく違う世界の人たち)と会い、落ち着いて絵もかけないほど慌ただしくしていた。私のまったくの専門外のことで、的確にサポートしてくれる人を捜していたのだ。

皆、それぞれ違う見解を提示する中で、誰が私にとって最も有益な提案をするか、誰が誠実かの判断を迫られた。

その中でS木R太が本当によく対応してくれた。

最初電話で話した時は、舌足らずのしゃべりで、どんな浮ついた男が来るのかと思ったが、実際の容貌はすごく落ち着いていて、仕事熱心だった。顔立ちは要潤に似ている。顎がしっかりしている骨格の構造上、舌足らずになっているみたいだ。

彼は歳を隠していたので32才くらいかと思ったら、何回か会ったあとて24才と聞いて驚いた。

彼は私が好奇心にまかせてする専門的な知識に関しての質問にも、迅速かつ的確に、過不足なくメールで応えてくれた。

私にとって重要なこと、これだけは譲れないことについて、ほとんど理解されることがないので普段、あまり人に話すことはない。

それが意外なほど話しやすかったのは、R太が非常に正直で、かつ温和で柔軟な性格であり、面倒な仕事を物ともせず、馬車馬のように働くことを楽しいと感じるような人だったからだ。

彼には私の細かさ、気難しさを苦とも思わず対応してくれる誠実さと、理解力、判断力、行動力があった。

打ち合わせの時は、どこにいても禁煙で肉料理の匂いのしない店をさっと選んで連れて行ってくれた。それで私は人と会う時の過剰なストレスを感じないですんだ。

R太の実家の室内で飼っていたゴールデンレトリバーの姫ちゃんは、すごく大切にされて、子宮癌の手術も乗り越え、大型犬は寿命が短いにも関わらず18歳まで生きたそうだ。

動物が結んでくれた縁だと思っている。

彼の母親は、イギリス人の血が混じる非常にヴァイタリティのある自立した女性だそうだ。そのせいか彼も小学生の頃から自立心旺盛だったらしい。

4月3日

善福寺川沿いの桜を見に行く。薄灰色の空の下、桜は紅を増して見えた。

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松ノ木グラウンドの近く。毎年、淡い刺繍糸のような細い若葉がそよぐのを見るのを楽しみにしていた大きな柳の木が切られてしまっていたのが悲しい。
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両脇に籔椿と乙女椿が咲き、天井は桜のアーチになっている、私の好きな場所。曇り空で写真ではわかりにくいが、桜の花で空が塞がれている。

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昔は花見客のための旅館が連なっている一大観光地だっという瓢箪池の横を抜け、川に沿って荻窪方面へ歩く。

いくつかの子ども公園を過ぎ、五日市街道を渡ると、ここらへんにこんなに人が住んでいたのかと思うほどたくさんの人が、川の両脇の道にシートを広げてお花見をしていた。

毎年桜の季節にここに来る、相生橋からの眺め(川下側)。両側にびっしりソメイヨシノ。
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相生橋からの眺め(川上側)。こちら側には緑と白の点描の山桜が多い。

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大好きだった阿佐ヶ谷住宅(前川國男1905-1986が設計した今はない集合住宅)の近くの川べり。
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4月1日

所用で九段下に行く。帰りにお堀の桜を見た。

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お堀の柵には、たくさんの人が乗り出して桜の写真を撮っていたが、お堀の中は人が入れないので、とても静かな写真が撮れる。

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曇り空。強風。咲いたばかりなのに、灰緑の水の上には花筏が浮かんでいた。

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桜の下に一面の蕗の薹の花。

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きょうはS田さんとの打ち合わせだった。

R太の上司のS田さんもまだ27歳で、容貌はR太以上に華やかな チャームを持っている。彼もまた、親 がロシアとのハーフだそうだ。S田さんは仕事に厳しく、可愛い顔をして「鬼軍曹」と呼ばれているらしい。

3月27日

桜より一足早く満開になった雪柳と。

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ミモザの花は3月の半ばに満開だった。今は茶色い金平糖のようになって枝にくっついたままだ。

大宮八幡宮の桜は三分咲きだった。

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