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2018年10月

2018年10月14日 (日)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録8(9月24日)

10月13日(土)

ちゅびとチョビの記録。

きょうのチョビ。

600gを超えたので朝、病院で血液検査と一回目のワクチン完了。

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ワクチンをしてから数時間ぐったりしてミルクを飲まなくなったが徐々に回復。

3種のウイルスを体内に入れるので、ちっちゃくて弱い子は特にアレルギー反応が出ることが多いらしい。

10月14日

きょうのちゅび。

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ゴロゴロゴロ・・・

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・・・・・

イタリアのチナミさんが送ってくださったアンジェロ・トリッカ(1817-1884)によるピエロ・デッラ・フランチェスカの肖像彫刻の画像。

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イタリアの旅の記録8

9月24日(月)

きょうは、私が十代の頃から憧れていて、もう実物を見る機会はないだろうと諦めていたピエロ・デッラ・フランチェスカを見に、アレッツォに連れて行ってくださるという恐ろしい日。

私はアレッツォに着く前から緊張していた。

アレッツォに向かう途中の車からの風景。チーロさんに遠いところまで運転していただき、たいへん申し訳ない。

名残りのヒマワリ畑と秋のだんだら雲。
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アレッツォに着き(バルでコーヒーを飲んでトイレを借り、いよいよ聖フランチェスコ教会へ。

坂道を上がり、聖フランチェスコ教会の裏側を見ただけで背中と腕のあたりがぞわぞわと粟だった。

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聖フランチェスコ教会の中。入場8ユーロ。ピエロ・デッラ・フランチェスカの部屋だけは制限時間30分となる。そのほかは何時間いてもよい。フラッシュ禁止で撮影可。

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中央祭壇には「十字架のキリストとその足に接吻する聖フランチェスコ」(1250-60年 マエストロ・ディ・フランチェスコ)。
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その奥の後陣にピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖十字架伝説」(1447-1466年)。
天井。
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「聖木の礼拝・ソロモン王と芝の女王の会見」

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「十字架の発見と検証」。この幾何学的図形のある絵は、特に1400年代の絵とは思えない。宗教的な目的を超えて、謎めいて魅力的だ。
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「ヘラクリウス帝とホスロー王の戦い・ホスロー王の斬首刑」。
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とても不思議なことに気がついた。聖十字架の物語の絵の下に大理石のような模様がパネルのように描かれているのだ。
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その手描きの大理石模様の中に鳥や魚がいたのだ。これはすごく面白いと思った。
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ピエロ・デッラ・フランチェスカは絵画の中に斬新な面白さをこれでもか、というように詰め込んでいた。

遠近法や幾何学的構図を取り入れて、当時としては誰をも驚愕させるほど新鮮だったのだろう。

今現在から見ると、描きすぎていないことの気持ちよさ、単純化、明確化された形体、輪郭のリズムと色分けなど、絵画というもの本来の魅力、そのものに思えるのだ。

戦慄させる謎めいた表情。寓意的、天上的なるものと人間的なるもののせめぎ合い。キリスト教の歴史をよく知らない者から見て、ぞくっとするほど面白い。

くすんで落ち着いた色彩と澄明で清冽な色彩の響き合い。色の奥に幾重にも異なる色を含むこと。

怜悧な涼やかさと包み込むような温かさ、明晰さと素朴さを併せ持つ得も言われぬ魅力。

詩情とは何か、ということを問いかけられる。

ファサードになんの装飾もない質素な聖フランチェスコ教会の正面。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカの「マグダラのマリア」が見られるドゥオモは午後3時まで休館していたので、それまでアレッツォの街を散歩。

脳天が焼かれるほど陽射しが強かったが、広場で急に黒雲からぽつぽつ雨。

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3時にドゥオモへ。

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一瞬、どこにピエロの絵があるかわからなかったので、教会内にあるお土産物屋のおばあさんに尋ねると「ここから2番目の柱の陰よ。こんな目立たないところにあるなんて嘆かわしいことよ。」(チナミさん訳)。

ひっそりとあった「マグダラのマリア」。

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チナミさんによると、この絵にはいろんな逸話があるそうだ。

「ピエロは、顧客(アレッツォの一番裕福な商人でありながら支払いを滞納していた)ルイジ・ジョバンニ・バッチへの腹いせから、彼の娘ボナンナを内密に、罪深きマグダラのマリアのモデルにした。

ところが想定外にピエロの弟、実直なマルコ(妻子ある名高い裁判官)がこの美しきボナンナに気も狂わんばかりになってしまった。(ピエロの介入により、幸いにも事が深刻化する前に落着。)

その約80年後、ジョルジョ・ヴァザーリが、ボナンナのひ孫、ニッコローザ・バッチとアレッツォのドゥオモで挙式、この絵にまつわる話を知る。

自分の親戚となった家の祖先に対するピエロの報復に、ヴァザーリは仕返しをするため、自分の著書のピエロの部分に根本的に修正を加え、多くの曖昧さを挿入し、ピエロの評価にダメージを与えた。」というようなことだそうです。

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単純化されてより清冽に見える伏目の表情、髪の毛の描き方など、さすがだった。グレーの中の白に近い光輪。影の部分の色に注意して見ていた。

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次に向かったのはピエロ・デッラ・フランチェスカが生まれ、晩年を過ごした町、サンセポルクロ。

サンセポルクロの町の手前にはタバコ畑が多かった。

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サンセポルクロ到着。ピエロ・デッラ・フランチェスカの家へ。ここは現在ピエロの研究所になっているらしい。陽気な学芸員さん。

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「手すりのこの部分は上半分は修復したけど、下半分は元来のものだから、数百年前にピエロが触っていたままよ。」(チナミさん訳)と学芸員さんに言われて、手すりに触る私。

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地下室へ。
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地下。井戸。
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下水と馬屋のようなにおいが生々しく残っている。
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地下ではピエロのスライド上映中。

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家の壁の装飾は非常にあっさり、細くなよなよと描かれていた。
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「日本から来たということをサイン帳に残していってね。漢字の名前、大好きだから。」(チナミさん訳)と学芸員さんはおっしゃった。

次に向かうのは市立美術館(元市庁舎の建物)。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカのミゼリコルディアの多翼祭壇画「慈悲の聖母」。
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この顔。

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サンセポルクロの町を救った(イギリス軍の砲撃を思いとどまらせた)と言われるピエロ・デッラ・フランチェスカの「キリストの復活」。
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残念ながら修復前の画像(お借りしてきました)と見比べると、やはり修復前のほうが複雑な古色による重厚さ、深遠さ、微細なニュアンスがすごく美しい。修復後はすっきり軽くなりすぎている。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ、「聖ルドヴィーコ」。
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チナミさんが左手の甲にある傷のような印はなにか、と学芸員さんに尋ねた。単なるひび割れ、という応えだったが、とてもそうは見えない。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ、「聖ジュリアーノ」。背景の黒緑の中にある夥しい薄緑の線が気になった。時を経て出て来た傷なのだろうか。

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次に向かったのはピエロ・デッラ・フランチェスカの「出産の聖母」があるモンテルキ。

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モンテルキの「Madonna del Parto(出産の聖母」)美術館。
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左に見えるのが美術館。向かいの建物に標識の看板がくっついている。一番下の茶色い札に「Madonna del Parto(マドンナ・デル・パルト 出産の聖母)」とある。
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美術館の真向かいにあった、(看板が付いている)とても雰囲気のある古い建物は、チナミさんによると、

ピエロ・デッラ・フランチェスカの「Madonna del Parto(マドンナ・デル・パルト 出産の聖母)」がもともとあった場所から移される際に、所蔵場所の選択肢のひとつになった「聖ベネディクト教会」だそうだ。

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「Madonna del Parto(マドンナ・デル・パルト 出産の聖母)」は撮影禁止だった。

この1点だけに集中して対峙することで、より作品を深く強烈に味わうことができる。

ピエロの中でも特に美しい、素朴にして高貴、涼やかでいて温かい顔。

幾何学的に正三角形にも、正五角形にも、正六角形にも整えられている構図。色の左右交互対象。

非常に余計なものが無く、すっきりとしていて訴えるものが強烈で、戦慄を覚える作品。

車から振り返るモンテルキの町。
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名残惜しいモンテルキ。
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9月24日のちゅび。

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2018年10月12日 (金)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録7(9月23日)

10月12日(金)

きょうのチョビ。

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体重600gを超えたので、明日、血液検査。どうか無事でありますように。

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二本足でたっち。
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きょうのちゅび。

やたらにゴロゴロ言って私の膝の上で甘えっぱなし。風呂場のホースなどでもよく遊んだ。

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イタリアの旅の記録

9月23日(日)

日曜日なので午前中はゆっくりし、お昼はUova di carpa(トラジメーノ湖のコイの卵)のタリオーニ(細めのスパゲティ)。

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昨日、拾ったアミアタ山の栗をチーロさんがオーブンで塩焼にしてくれた。陽射しが強くて夜が寒いせいなのか、イタリアの栗は野生なのに日本のよりも甘い。
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光り輝くキュージ湖。手前にはディル(フィノッキオ・セルバーティコ)の黄色い粒々の花。
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田舎道で見かけるマリアの絵を飾った小さな塔。イタリアのお地蔵様のようなもの。
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妙な絵皿が置いてある。「このおじさんは誰?」と尋ねると「聖ピオ」とのこと。最近(1968年没)の聖人らしい。聖ピオの詳しいことについては、イタリア人のチーロさんは、チナミさんよりもっと興味ないそうだ。
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きょうはPiana(ピアーナ、平地という意味)という町の、チナミさんがお気に入りの廃屋に連れて行ってくださった。

私がすごく喜ぶものを見つけておいてくださったことに大感激。

同じものを素敵と心から感じあうことができるチナミさんに案内していただけるなんて最高だ。このような幸福なめぐり逢いは滅多にない。
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以前は、左上の赤いトタン屋根部分が無くて、もっと雰囲気がある建物だったという。

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この建物の斜め裏側。

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とても雰囲気がある。が、この建物はフェンスの中なので近づくことはできなかった。
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しばらく車で走り、また素敵な廃屋を発見。こちらは探検可能。

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この廃屋も素晴らしく絵になる。手前の枯れ植物が夕陽で金色に光っていた。
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浅緑の窓と繊細な野草たちが美しい。まるで計算され尽くしたかのような色の配分。
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しばしこの空間にいられることにうっとり。
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今日は昼29℃だった(最低気温は16℃)。夕方5時近くでも陽射しが強くて眩しい。
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しばらく車で走り、かわいい山羊たちが大勢いるところを発見。
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小さくて頼りなげな秋仔ちゃんたちがいっぱいいた。
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キャワンキャワン大騒ぎして、私たちが撮影し終わって車に戻った頃に、通りまで出て来てこちらに吠えているちっちゃな犬。山羊たちの番犬のお仕事をしっかり果たしている(?)

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次にきれいな深い紺紫の葡萄の畑を見つけて写真を撮っていたら、これまたギャンギャン!ギャワン!と姿は見えども狂暴で獰猛な吠え声。すぐに2匹の犬がすっ飛んで来た。
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跳びかかって来るのかと思ったら、顔を見たら急におとなしくなり「遊んで、遊んで。」と甘えて、車道のほうまで着いてきた人懐っこいかわいい犬。

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Pianaから戻り、菫色と枇杷色の夕陽に染まるキュージ湖。

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9月23日のちゅび。

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2018年10月11日 (木)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録6(9月22日)

10月11日

PCが起動しなくなってしまい、朝9時一番からメーカーに電話して指導してもらった。

プログラムの更新がたまり再起動に2時間近くかかっていたのを、我慢できずに途中で切ったせいかと思われる。

裏のネジを緩めてパカッと開けて小さな丸い丸いバッテリーを取り出して90秒。これでなんとか元に戻った。

ちゅびが、PCの普段は晒されない剥き出しの内臓に、やたらちょっかいを出して恐ろしい90秒であった。

電話中に目の前にあるトイレにうんこ。普段ならうんこした直後にさっと身体をトイレから出すのだが、作業中にそれはできず、ちゅびはいつまでも楽しそうに砂とまんべんなく混ぜていた。

きょうのちゅび。

新しいカリカリ(月齢12か月まで)をあげたら、2度もおかわりのおねだりをして一度に30gも食べた。結局一日で50g食べた。

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私が帰国してから一度も高い本棚の上に上がっていない。いつも私にべったり。ちょっと触れたらゴロゴロ。
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あくびした直後の顔。
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きょうのチョビ。

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本当は長毛で、同じ日に生まれた兄妹のユキちゃんはふっさふさなのに、この子だけははげてしまっていてかわいそう。毎日の殺菌シャンプーで、日に日によくなってきている。がんばれ!チョビ。

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イタリアの旅の記録6

9月22日(土)

この日はお弁当を持ってチナミさんの大好きなMonte Amiataアミアタ山にポルチーニ茸と栗を採りに行った。

アミアタ山のふもと、Abbadia San Salvatore(アバッディア・サン・サルヴァトーレ) という町の「Pinzo Pinzi」という不思議な雑貨屋さん。
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Marcella(マルチェッラ)さんという妖精のようなご婦人がやっている。ごちゃごちゃと雑多でかわいいものがひしめき合う店内。

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私が見て楽しいものがいっぱいある。

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このキューブ型の絵合わせ?のようなおもちゃ、すごく気になる。

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チナミさんはマルチェッラさんにポルチーニ茸はいつ入荷するのか聞いていた。夕方には店にはいるという。つまり今が盛り。

アミアタ山に到着。まずはお昼のお弁当。大きなバスケットにスパゲッティのオムレツなどが詰まっていた。

食べられなさそうだがきれいなキノコがあちこちにいっぱい。

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昔、イギリス湖水地方のビアトリクスポターの家で見た森のキノコの素晴らしい細密描写を思い出していた。

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4、5cmの大きなヤマビル?怖い。
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長い年月をかけて自然がつくった朽木と苔の造形。
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それはそれはたくさんの種類のキノコがあった。
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チナミさんの家には分厚いキノコ事典がある。本当にキノコの判別は難しい。

同じような見た目の毒キノコが存在する紛らわしい茸はすべて避けた。

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これは食べられるらしい。
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ずいぶん探してついに見つけた、これがポルチーニ茸らしい。

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山頂近い店でアマーロ(薬草酒)を飲んだ。甘いけれどすうっとするリキュール。

お店のある場所から徒歩で急な山道を登り、アミアタ山の山頂へ。そこで、見晴らしのよい場所で景色を撮ろうと大きな岩の裏側に身体をねじこんた時に、信じられないものを見てしまった。

岩の裏側の裂け目の陰に、猫の親子がいた。その中に去年亡くなったちゃびによく似た茶白の女の子がいたのだ。

これはもう、私にとっては何もかも頭から吹き飛んでしまう衝撃で、心臓がズッキーンと来た。

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泥にまみれたピザを食べているのもショックだった。
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全部で6匹(母親とその母親、赤ちゃん4匹)いたが、ちゃびによく似た子は一匹だけだった。
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これからイタリアの山は急激に寒くなるのにどこに寝るのだろう、この子を連れ帰ってちゅびと一緒に育てられたらどんなにいいだろう、と胸がばくばくした。今もずっとこの子のことを考えて気持ちが乱れて苦しくなってしまう。

その後、山の中腹の栗林で栗拾い。栗の緑のイガは落ちているが、どこに栗の樹があるのかわからなかった。

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あまりに巨大で枝葉がはるか上方にあるので、何の樹かわからないのだ。数百年も生きている栗の樹を見たことがなかったので驚いた。この場所は栗の巨樹の林。

栗はまだ若くて小粒なのがほとんどだった。もう一週間か10日したら大きい栗がざくざく拾えそう。

帰路、馬が二頭いるところを見つけた。

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おーい、と呼んだら近くに来てくれた。

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馬たちに、今日拾った栗のうち、まだ白くて柔らかいのを選んであげた。


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人懐っこくて、とてもかわいい。
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帰り道のトスカーナらしい風景。この家を入れたアングルは撮影ポイントらしく、ここを撮った写真が掲示されているのを見た。
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今日の夕焼けは濃くて美しかった。
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本日の収穫のキノコ。大きいのは傘が10cmくらい(黒い粒はオリーブの実)。

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9月22日のちゅび。

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2018年10月10日 (水)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録5(9月21日)

10月10日(月)

夕方5時、新しく保護された赤ちゃんに会いに行く。すごく心が動かされるが、責任持てるかどうか迷う。まだ熟考を要する。

チョビは、昨年白い子を亡くし、また白い子が欲しいと言っている人がいるそうなので、その人のところに行くのがいいのかな、と思う。

きょうのチョビ。どんどん元気で活動的になって来ている。
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きょうのちゅび。

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イタリアから帰国してすぐは大人しかったのに、また噛み癖が戻って来ていて大暴れ。

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イタリアの旅の記録5。

9月21日(金)

きっちりと時の数だけ鳴る近くの教会の鐘が、今朝はリーン、ゴーン、リーン、ゴーン、と長く尾を引いてしめやかに、多めに鳴った。それはお葬式の合図の鐘だという。

教会の前の普段は何もない広場にたくさんの車が停まっていた。

お昼はCanocchie(カノッキエ、シャコ)のスパゲティ。

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シャコ山盛り。豪華~~!チナミさんはパスタもパンもお家で作る。有機小麦と有機卵で作ったもっちもちの生パスタです。

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Fagiolini(ファジョリーニ、インゲン)とトマト。Ottimo(すべてとても美味しい)!
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きょうは午後からTrasimeno(トラジメーノ)湖の中の3つの島のうちのひとつ、Isola Polvese (ポルヴェーゼ島)に行ってみようか、ということになりました。

ウンブリア州ペルージャ県のSan Felicianoという町から船で島へ。

島について、特に地図も確認せず林の方へ歩き出した。昔の教会の廃墟。

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島の周りの木陰の道を行くと野生のシクラメンの花がいっぱい。

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野生のシクラメンを初めて見たが、とても花が小さく(2cmくらい)で、一瞬カタクリの花かと思うほど可憐。
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ランのようにねじれたシクラメンの花を発見。
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日陰はやたらにザンザーラ(蚊)が多い。日向は陽射しがきつい。

どのくらい歩けば一周出来て、また船着き場に戻れるのかもわからず、えんえん歩く。

原生林から急にお決まりの糸杉が植えられている小道にたどり着き、これはお城への道だと確信する。3,5km歩いたらしい。

ポルヴェーゼ島の古いお城。

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船着き場近くの家。壁の代赭色がオリーブの緑に映えてきれい。
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船から見たたくさんのGabbiani(ガッビアーニ、カモメ)と夕陽と小さくなる島。

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この日は私がもっと熱狂するものに出逢えた。帰り道にあるお城の廃墟だ。

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いつ誰がなんのために建てたのかもわからない、看板も標識もない廃城。

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人が集まる観光地よりも、こういう奇妙で淋しくて妖しい、忘れ去られたものの美しさに私は最高に感動する。

幽霊のような枯れたオリーブの樹。

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トラジメーノ湖に沈む夕日。

その反対側のオリーブ畑の上にはオレンジに照り映えた雲が浮かんでいた。

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帰宅した時の教会の前の風景。

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夕食。アボカドとトマトとニンニクとオリーブオイルとパン。チナミさんのつくった長時間発酵、全粒粉、有機のパンは最高。

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2018年10月 9日 (火)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録4(9月20日)

10月9日(月)

またまたたいへんな事件発生。なんと、またSさんが赤ちゃん猫を2匹保護したというのだ。

(私がイタリアに行っている間にも、チョビの兄妹と思しき白の長毛のメスの赤ちゃんを保護されたので、これでSさんは計6匹保護したことになる。)

今、赤ちゃん猫たちがぽろぽろ生れ落ちている根源の場所の成猫のTNR(捕獲して避妊してリターン)活動真っ最中で、想定外に2匹の赤ちゃんが見つかったという。

そのうちの一匹が茶白だというので心乱れる。明日、見に行く予定。

きょうのチョビ(仮名)。

きょうも紐にじゃれてぴょんぴょん。よく遊んだ。

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遊んでいる時、身体を斜めにし、脚をクロスさせて横に歩く(身体を大きく見せる)威嚇のポーズができるようになった。たいてい生後一か月くらいでこれをやり始める。

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きょうのちゅび。

いつもゴロゴロご機嫌。

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生後4か月。おりこうさんでお留守番できるようになった。

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イタリアの旅の記録4

9月20日(木)

きょうはあまり遠出はしないで、比較的近所を車で廻ってくださった。

私の大好きなチコリーとレースフラワーの原っぱ。

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どこまでもチコリーの青とレースフラワーの白、野菊の黄が風に揺れ、遠景には向日葵畑という夢のような光景。

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ちらほらと種がこぼれたのか向日葵も咲いている。
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スーパーマーケットへ。私は珍しいものがたくさんある海外のスーパーマーケットの中を見て歩くのが大好きだ。

イタリアではフィノッキオと呼ばれるフェンネル。こちらでは茎の根元を食べる。
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イタリアの食卓ではハーブをいっぱい使うが、私の好きなディルが売られていないのはなぜだろう、と思っていたら、ディルはイタリアではFinocchio selvatico(フィノッキオ・セルヴァーティコ 野生のフェンネル)と言うそうで、道端どこにでも生えていた。

レースフラワーと混じって咲く黄色い小さな粒粒の花がディル。

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スーパーにシャコがあった。寿司ネタでは食べるが、東京のスーパーマーケットにはほとんど出ることはない。
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耳の上に花をつけた陽気な店員さん。
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お昼は日本では見られないブランジーノという白身の魚の蒸し焼。

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セロリとトマトとブランジーノ。豪華~。
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ムール貝とトマトのスパゲッティ。
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買ってきたメロン(黄色くてラグビーのボールの形)と桃(黄桃)を、まるで絵のように棚に飾っている。
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午後4時過ぎ、家の前の砂利道を下り、散歩。

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近所のオリーブ畑には数本、たいへん太くなった古樹があった。

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広大な向日葵畑の枯れた向日葵たちに魅せられて、この場所でずっと写真を撮っていた。

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銀と灰色の曇り空の下、うつむいてもの思いにふけるヒマワリたち。

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この後、丘の小道をたどり、どんどん遠くへ行き、来たのと違う道から家へ戻ろうとしたら農家に続く行き止まりの道だった。

それで収穫の後に耕されて掘り起こされた泥の畑の中をズボズボ歩いて帰り、重たくなるほどスニーカーにたっぷりの泥が着いた。

近所で生まれていた猫たち。チョビに似ている。母乳をよく飲んでいるせいか元気そう。

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途中、出会って、ずっとついてきた甘えん坊の猫。
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9月20日のちゅび。

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2018年10月 8日 (月)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録3(9月19日)

10月8日(日)

本日のチョビ(仮名)。生後おおよそ1か月。紐によくじゃれるようになってきた。元気にぴょんぴょん跳ねる。

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真菌感染でしっぽや首の毛が抜けていて痛々しいが、まずは抗生物質よりも専用のシャンプーで完治をめざす。

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一度に飲めるミルクの量が少ない(10ml程度)のが心配。だが毎日着実に体重は増えている。

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イタリアの旅の記録3

9月19日(水)

この日は特に、盛沢山の一日だった。

朝、私が心待ちにしていた霧が丘陵を覆った。ミルクのような霧の中に並んでうつむく枯れた向日葵たち。

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野イバラの赤い実と県境の見張り塔。

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まずPienza(ピエンツァ)に連れて行ってくださった。

チナミさんたちがいつもチーズを買っておられるというお店。灰色や真っ黒のカビに覆われたチーズにびっくり。

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映画『ロミオとジュリエット』のロケに使われたらしい宮殿。50周年記念展のようなものをやっていた。

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宮殿の大理石の白と苔の深緑の模様に目をみはる。

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これもちかくの古い建物。

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天井のしみと、かすれた古い絵や文字の美しさに心惹かれた。

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ピエンツァの建物は赤茶色の石と土の印象。

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町の中心にはたいてい古い井戸がある。
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この場所の向かいにあったフルーツジュースとジェラートのお店で休憩。
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ホウレンソウとキウイのジェラートが甘くなくて抜群においしかった(忘れられないほど)。レモンのジェラートは甘酸っぱくてまあ普通によくある感じ。

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その後、Bagno Vignoni(バーニョ・ヴィニョーニ)へ。ここは岩山から温泉が流れ出している。

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古代ローマ時代からの温泉。昔行ったイギリスのバースを思い出す。この場所は現在は入浴できない。

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このバーニョ・ヴィニョーニの町でOsteria del Lone というお店で食事。かわいらしい中庭。お客の食べ残しを待つ猫がいた。

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私はシーフードのニョッキ。ほかのお二方はトリュフのパスタ。このお店はとてもおいしいです。
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白身魚のカルパッチョ。エンドウ(ソラマメ?)の花がのっている。とても上品できれい。
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マグロのタタキ。スベリヒユがのっているのに驚いた。日本の公園によくある雑草。
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そのあと岩山を散策。

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石灰の白い岩山は昔行ったエクサンプロヴァンスのレ・ボーを思い起こさせる。

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ここで私は日傘を差していたにもかかわらず、なぜか熱中症になりかかってしまった。気温は30℃に満たないくらいだと思うが、陽射しが日本と違って透明で突き刺すように強く、頭だけが異様に熱くなり、動悸が上がり、少し頭痛と吐き気がした。

少し日陰にはいったらすぐに復活。まだまだ新しいものを見る意欲満々。

この岩山の中腹では皆さん、水着で入浴しておられた。少しぬるめのきれいな青磁色のお湯。

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次に連れて行ってくださったのはRocca d’Orcia(ロッカドルチャ)。オルチャ渓谷の城塞のひとつ。

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展望塔に上ったが、高所恐怖症の私にはスケスケの金属製の狭い階段が少し怖かった(うっかり者の私なら簡単に滑り落ちる可能性がありすぎる)。

また素晴らしい雲。素晴らしいトスカーナの丘陵、田園風景。
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ロッカ・ドルチャから、もうひとつの城塞Castilione d’Orcia (カスティリオーネ・ドルチャ)を望む。

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ロッカ・ドルチャのてっぺんの展望台の光とりの窓から生えて枯れた草たち。

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ロッカ・ドルチャのふもとの町。石づくりの家並みがとても美しい。

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この町は小さいけれどどこを撮っても絵になったので、しばし夢中になる。

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葡萄棚と農具。

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また猫さん登場。
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この道には黒猫と小さい犬がいた。

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おとなしくてかわいい犬。ちょっと面白い顔の瞬間。

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イタリアでは石と土の壁に映える緑色のペンキを塗った木の扉や窓枠をよく眼にした。

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Rocca d’Orcia(ロッカドルチャ)を振り返って撮影。
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次に、先ほどRocca d’Orcia(ロッカドルチャ)から見ていたCastilione d’Orcia (カスティリオーネ・ドルチャ)に連れて行っていただいたが修復中で上れなかった。
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Castilione d’Orcia (カスティリオーネ・ドルチャ)の町を振り返って撮影。

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車で帰宅途中、見つけた古いお城。Castello di Spedaletto (カステロ・ディ・スペダレット)と書いてあったが、詳しいことはなにもわからない城。1200年代からあり、旅人やジプシーの宿になっていたという。

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イタリアにはこのように由来のわからないお城や、誰も気に留めない廃墟がたくさんある。観光地になっていない魅力的な場所や建物、誰が描いたかもわからない絵が山ほどある。

私は毎日、そういう秘密の場所、秘密の出逢いを見つけることに夢中になった。

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2018年10月 7日 (日)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録 2(9月18日)

10月7日(日)

きょうのチョビ(仮名)。

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はやくしっぽに毛がはえてくるといいね~。絶対に治してあげるからね。
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きょうのちゅび。

午前中、病院で1回目の虫下しを飲ませてもらう。2週間後にもう一度飲ませる。

私の枕がすごく好き。

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夜眠る時も私の枕と私の首と顔の上にどかっと乗っかる。おかげで私の頭がずり落ちてしまう。
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イタリアの旅の記録2

9月18日(火)

イタリア中部に来て最初の朝を迎える。本日は大変盛りだくさんの一日でした。比較的近所にいろいろ連れて行ってくださった。

朝、お家のすぐ近所の枯れた向日葵畑からLago di Chiusi(キュージ湖)を望む。こちら側は太陽が燦燦。あちら側は雨が降っていた。この景色だけでも十分に絵になると思う。

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お家の近所で廃屋発見。途中、ぽつぽつ天気雨の滴で画面が曇った。

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大好きなチコリーの薄青の花がまだ咲き残っていることに感激。

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打ち捨てられてくすんで恐ろしく美しい色と肌合いになった扉に魅せられた。
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斜め上方に発達する素晴らしい雲。お家のある丘から見えるキュージ湖。今からこの湖に向かいます。
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ひとつはウンブリア、もうひとつはトスカーナにある昔の見張り台。ここが県境。お家のある住所はイタリアのウンブリア州ペルージャ県。
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おうちのすぐ近所のLago di Chiusi(キュージ湖)にやって来ました。湖面に透明な青い空と雲が映ってきれい。

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湖に捨てられている朽ちたボートの上で。
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機内で食べなかったパンやクラッカーをあげたら、ガチョウやカモにもみくちゃにされる。特にガチョウ(つがい)のガッツンガッツン来る力強さは怖い。負けそう~。

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近所のレストランでごはんをもらっているらしい猫ちゃん登場。

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猫とガチョウら鳥さんたちを一緒に撮っていたら、猫に対して「シャアアァァァ!!」と恐ろしい形相で威嚇するガチョウを初めて見た。ガチョウのほうが強い。

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チーロさんが大きな西洋ススキでじゃれさせたら大興奮!の猫ちゃん。
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わしゃわしゃわしゃ~。
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キュージ湖の水草。葉はスイレンだが花は小さくて黄色いコウホネだった。
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キュージ湖は小さくて植生にも変化があって楽しい。
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キュージ湖の近く、まだたくさん小さな花をつけている向日葵畑を発見して夢中になる。

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ここまで広大な向日葵畑を体験できたのは生まれて初めて。幸せ。

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雲のかたちも珍しくて胸がはずんだ。どこまでも続く建物のない地平線と広い空。

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おうちの近所のもうひとつの湖、Lago di Trasimeno(トラジメーノ湖)にやって来ました。イタリアで4番目に大きい湖だそうだ。こちらに比べたらキュージ湖は池のような感じ。

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夕方5時40分頃。

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東の空は透き通った濃い青。西の空は銀とプラチナと淡い枇杷色。

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トラジメーノ湖畔にあるCastiglione del Lago(カスティリオーネ・デル・ラーゴ)のお城。
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夜8時過ぎに夕食。チーロさんは摂生のため、牛乳をかけたシリアルしか食べないという。チナミさんがスパゲッティのオムレツをつくってくださる。それとメランザーネ(ナス)のオリーブオイル、ニンニク、トマト炒めなどなど。
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2018年9月18日のちゅび(友人撮影)。

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元気で遊びまわっています。
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2018年10月 6日 (土)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録 1(9月17日)

10月6日(土)

友人と共同で預かっている野良猫の赤ちゃんチョビ(仮名)に会いに行く。かわいい盛り。

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真菌の感染が酷く(ちゅびの時よりも重症)、しっぽがずる剥け、手足と首の毛も抜けて禿げている。私がイタリアへ旅立った後、一時は下痢やくしゃみで(パルボかカリシか原因不明の)重篤かと懸念されたそうだ。

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お気に入りのぬいぐるみとチョビ。
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ケージ上にのぼり、前にこけて落ちそうになり、歯でネットを噛んで止めるチョビ。
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まだ離乳できず、一回目の3種混合ワクチンを打つこともできない。体重が軽すぎ、真菌用の抗生物質を飲ませることもできない。まだまだいろいろと手がかかり、心配はつきない。

このチョビを私が預かることになるかも。

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(当たり前だが)ちゅびが大きくなっていた!私が帰宅してすぐは私の匂いを嗅ぎまくり、肌着をなめまくり。

夜になってやっとリラックスしたようでゴロゴロ言いまくり。ごはんを食べたあと、タタッと走って来て、どん!と私の膝に乗っかって甘えまくり。

10月6日のちゅび。

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10月5日

ちゅび、15:20のうんこに虫が出る。

数カ月前に、一度だけ、うんこに半透明の薄黄色の細い線状のものが出た。動いていなく、切れた輪ゴムにそっくりだったので、輪ゴムを噛んで呑み込んだのだと思っていた。

今回もそれとそっくり同じ、だがとてもゆっくりだが動いていた(生命反応あり)。

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イタリアの旅(9月17日~10月3日)の記録1。

9月17日(月)

新宿発9:39の成田エクスプレスに乗るため、緊張して家を早く(8:40に)出すぎた。30分以上ホームで待つ。

成田発13:15アリタリア・イタリア航空ローマ行き。

機内食は、私は肉食がまったくできないため、シーフードを注文していた。朝6時に起きて以来、ミルクティーしか口にしていなかったので空腹だった。食事はとてもおいしかった。

特別食シーフード。白身魚のホワイトソース焼き。ふんわり柔らかいポテト添え。

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間食におにぎりかパニーニも出た。私はおにぎり(昆布入り)を選択。

夜が明けて朝の食事。これはすっきりさっぱりして私好みで、とてもおいしかった。

エビ、白身魚の蒸したの。小エビ、サーモンのマヨネーズあえ。グレープフルーツ、りんご、パン。

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夜7時にローマ着。不安でそわそそわしながら出口(ウシータ)へ。出口で待っている数十人の人々の中から千浪さんが飛び出して来て肩を抱いてくださった。

千浪さんとはこの時が初対面。

昨年、イタリアからSNSで連絡して来てくださり、そのあと毎日のようにメールを交わし、様々のこと、画家としての悩みや私生活の悩みも打ち明けて来たが、お会いしたのは初めてだ。

千浪さんのだんなさんチーロさんが高速を運転してくださり、長距離を車にのせていただいている間も申し訳なくて、緊張で胸がざわざわ。

お宅に着いたのは夜10時過ぎだったろうか。

想像などはるかに及ばない、中世の面影を残すの石でできた建物(1646年築の修道院の一部)のお宅、そして私が泊めていただくお部屋に驚愕。

とにかく昔のイタリアの田舎にタイムスリップしたような感覚だった。

私が2週間を過ごさせていただいたお部屋の一部。

壁は千浪さんがご自身でペイントされたそう。柔らかなアンティークの灯り。

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この部屋で私は、生き馬の目を抜くような東京都心の生活、そして羞恥も躊躇もない、あからさまな謀略と嫉妬に満ちたアートの世界とは180度異なる、イタリア中部ウンブリアとトスカーナの境界の丘陵の、豊かでおおらかな生活に触れさせていただいた。

17日間、普段の東京の生活では想像もできないものを見、たくさんの信じられないような体験をした。

そういう中で、私がおおらかに解放されていたかというと、やはりそうではなくて・・・、出会うものすべてに対して、どこに留意して見るべきか、その瞬間に何をつかむのか、それをどのように絵に生かすか、どのように記録するかを考えて、瞬間ごとに興奮と同時にかなり緊張していた。

日常と違う一期一会の体験を無為にしたくない、という思いで強い焦燥にかられてしまう。

これは宿痾のようなもの、というか私の性質だと思う。

4日に帰国してからも一日は興奮と緊張が解けずに胸がざわざわしていた。

それから変則的に睡眠をとり、普段の私のように日に何度もアールグレイのミルクティーを飲み、今、やっと少し身体が落ち着いてきた。

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9月17日(友人宅にて友人撮影)のちゅび。

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