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2018年10月

2018年10月31日 (水)

ちゅびとチョビとプフの記録

10月31日

きょうのちゅび。

コウモリか、ネズミか、この生きものはいったい何?と思うシルエットはちゅびがカーテンレールまで飛び移ろうとして失敗して片手で宙ぶらりんになっている図。

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きょうのチョビとプフ。

プフがチョビの弱点、(つい最近までずる剥けで真っ赤で痛々しかった)しっぽばかりを噛むので、チョビは怒る。

チョビはちょっとストレスが溜まって、避難して私に甘えてきたりしていた。

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プフもきのうから私に触られるとゴロゴロ、ウニャア!ウニャア!すぐに慣れて甘えるようになった。

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プフが来てから、激しく走り回り、一日中遊んでいるせいか、急に食欲が出てベビー用ウエットとカリカリをたくさん食べるチョビ。

プフが来る前は異常に離乳が遅く(ウエットやカリカリをあげても食べ物と認識できなかった?)、お湯で溶くタイプの粉末離乳食を一日に4、5スプーンしか食べられなくて心配だったのが嘘のよう。

仲良く、一緒に、健やかにね。

夕方7時過ぎ。チョビが眠っている棚でつかず離れず一緒に眠りながら距離を縮めるプフ。
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寝ぼけてうとうとしているチョビを襲って耳を噛むプフ。チョビのことが好きでたまらないみたい。
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プフの眼の色の神秘。すごいね。この瞳を描きたい。
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2018年10月30日 (火)

ちゅびとチョビとプフの記録 / 素晴らしい夕焼け

10月30日

次に出す本の編集、ゲラの修正。

ちかちかと明滅して暗闇に消えていく命。

一瞬と一瞬の錯綜する重なりあい、淡くて脆くて気まぐれで激しい記憶。自分もそのなかのひとつでしかない。

弱くて儚くて、誰もかえりみない小さなものの命ほど、愛おしく守りたく思う。

誰も興味を持たないが私は美しいと思ったもの、人間の自己愛からの妄想(自分に都合よく粉飾した世界)ではなく、「自分の外に在る」命の姿を見つめていきたい。

そのための本。

・・・・・

きょうのちゅび。

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きょうのチョビとプフ。

きのうはお互い警戒してウー、シャーッと威嚇し合っていたが、一晩寝たら今朝からは距離がぐっと縮まり、興味を持って触れ合い、遊びだした。

きょうは「ウー」と怒っているのはチョビのほうだけ。プフは威嚇していない。

自分よりずっとからだの大きいプフがどこにでもくっついて来て、マネしてくるのでチョビがちょっと警戒して怒っている。

チョビがトイレでうんこしようと紙砂を掘っている時も、プフが一緒にトイレに入ってくるのでチョビは怒っていた(誰にも邪魔されずにひとりで集中したい時間だよね)。

かまって、かまって、とチョビにくっついてくるプフ。

「えいっ!」「ウッ、やられた。」

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「お返しだ!」「ウッ。。」(のけぞるプフ。)
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「それならこうだ!」「ワッ!」
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ツッパリ同士の握手のような光景(逆光)。
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パイルヘアゴムを結んだ紐に夢中でじゃれるプフをじっと物陰で見つめるチョビ。Sdsc02133_2

プフが紐のほうに夢中になっている時にダッと後ろから襲いかかってバシッとパンチをしては、さっと逃げてまた物陰に隠れるチョビ。
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チョビはこの戦法を何度もやっていた。まるで自分よりずっと大きい相手を爽快に打ちのめすツッパリのギャグまんがの主人公のように、狡い頓智を生み出したチョビ(おりこうさん)。

チョビが大好きなペンギン(チョビが生後一週で拾われた時から与えられているお気に入り)のぬいぐるみで遊んでいるのをじ~っと見ているプフ。
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じ~っと見ていたけど、相手にしてくれないなら「ええい!」と襲うプフ。
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なんで邪魔するの~?!も~!。。
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チョビのペンギンのぬいぐるみを奪い取って大事に抱きかかえるプフ。
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結局、チョビに相手にしてもらいたいだけのプフ。
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窓辺の眩しい光の中でうっとり。
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幸せ。
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きょうは素晴らしい夕焼けだった。

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金色、枇杷色、銀鼠から少しずつ薔薇色と紫に変わっていく雲を、ずっと12階の非常階段から見ていた。
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紺色の空に淡い薔薇が散っていた。
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ふわふわと風に浮かんで蒸発していくうたかたの薔薇。

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最後は柿色の地平線に沿って、紫鼠色の雲が長く伸びる。納戸色の空。
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2018年10月29日 (月)

ちゅびとチョビとプフの記録

10月29日(月)

昨日、チョビの姉か妹、おそらく同じ日に同じ母親から生まれた女の子が、預けられていたTさん宅から私の元に来た。

もう真菌も治ったし、自由にケージの外で2匹一緒に遊ばせてあげたい(Tさん宅には大きな先住猫が2匹いて、自由に遊べない)、そうしたら噛み癖も治るだろうと思ったからだ。

女の子は仮に雪ちゃんと呼ばれていたが、うちではプフ(絵本『カロリーヌとおともだち』に出てくる白い女の子猫)と呼ばれている。

11:30に動物病院で待ち合わせ。1回目のワクチン接種。体重850g。(チョビは800g。)

プフは長毛なので、チョビよりずっと大柄に見える。

チョビ親子を9月に目撃した人の情報(それを伝え聞いたSさんから伺った話)によると、社宅の植え込みに生まれたばかりの赤ちゃんを4匹連れたお母さん猫がいて、その中の一匹がちっちゃくて皆についていけなくて、後ろに取り残されたりしていたそうだ。

その、弱くてちっちゃくてよちよちの子、絶対、チョビだと思う。

チョビは皆に取り残されて、生まれたばかりの130gで落ちていたのだから。

誰にも拾われずにそのまま一日経っていたら、生きていなかったと思う(これはちゅびと同じ)。

ちなみにまだお母さんと残りの2匹は捕まっていない。Sさんが捕獲器を仕掛けてがんばっているが、どこかで食べ物をもらっているらしく、食べ物につられないそうだ。

冬が来る前に、なんとしても子猫の保護と母猫の避妊手術をしたいところなのに、心配だ。

昨日、28日のプフ。水色と薄茶色のオッドアイ。

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部屋に来たばかりの時は警戒して家具の奥に入ってしまった。チョビに対してもシャーッと威嚇するのでケージに入ってもらったらリラックッス。カリカリいっぱい食べておしっこもして、紐に結んだパイルゴム輪で遊ぶ。

プフは強い仔で、一回目ワクチンを打っても全然ぐったりすることもなく、元気だった。
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昨日、28日のチョビ。プフのことが気になるけど、ちょっと怖いみたい。積極的にプフの様子を伺ったりはしないで割と無視。

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私にくっついてじゃれて甘えまくり。

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昨日、28日のちゅび。元気。私に会うとゴロゴロ言いまくり。

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今日、29日のプフとチョビ。

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プフがごろりんおなかを上にして遊んで~ポーズをしたらチョビ憮然。
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チョビがごろりんおなかを上にして遊んで~ポーズをしたらプフ憮然。
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プフはお昼過ぎからケージの外に出している。部屋の中を元気に走り廻って、時々、チョビに絡んでいって、お互い威嚇し合ったりして遊んでいる。

どちらかというとプフのほうがチョビに遊んでほしくてそばに寄って行っている。しかしプフのほうが、50gしか違わなくても長毛のせいでチョビより断然巨体に見えるので、チョビが怖がっている感じ。

少しずつ打ち解けて仲良くなってね。
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今日、29日のちゅび。私に会うと甘えまくり。身体は大きいけど仕草は赤ちゃんぽい。
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2018年10月26日 (金)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録17(10月3日)

10月26日

昨日、イタリアのチナミさんから荷物が届いた。

摘みたて、搾りたての新鮮なオリーブオイルを送ってくださるとメールをいただいていたが、箱を開けてみたら、オリーブオイルの大きな缶に加えて、たくさんの(私の大好物の)有機全粒粉のパスタと、これまたたいへん貴重な(私の大好物の)サフラン。

「サフランの家」というイタリア、ウンブリアで栽培されたサフランを売っているところにわざわざ行って、買ってくださったものだった。感激、感謝という言葉では、とても表しきれない。申し訳なくて恐ろしいほどです。

サフランは日本ではすごく高価だが、昔、スペインに行った時はわりと安く売っていた。イタリアのウンブリアでもサフランを栽培していたことに驚き。

同梱してくださった「サフランの家」のパンフレット。

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送っていただいた荷物とちゅび。

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ね、ね、何がはいってるの?ってちゅびもすごく興味あるよね。
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きょうのチョビ。

いっちょまえに毛づくろいするチョビ。元気いっぱいで飛び回って遊んでばっかり。カメラを向けるとカメラに即、じゃれついて来て、なかなかちゃんと撮らせてくれない。。

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10月25日

きょうのチョビ。

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私の膝の上でご機嫌なチョビちゃん。ちょっと手で触れただけでゴロゴロ爆裂。最近はなぜか噛み癖がつき、私の手や腕を思いっきり噛むので、ぬいぐるみを買おうと思う。

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きょうのちゅび。元気。パワフル。甘えんぼ。

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イタリアの旅の記録

10月3日

朝8時頃起床。チナミさんと二人、きのうスーパーで買った洋梨やチーズなどを食べる。

10:30にチェックアウト。フロントでオーナーに、冷蔵庫に食べ物を入れてはいけない、と怒られた。え?そうなんだ・・厳しい。

英語でも注意書きが書いてあったが、私は英語力がないので、冷蔵庫を汚してはいけない、出発した後に食べ物を残していったらいけない、くらいに解釈していた。

チナミさんがイタリア語で応酬したが(オーナーはイタリア出身の人ではない)、オーナーはけっこう長々と文句を言っていた。私が「罰金払います。」と財布を出したら、「お金はいい。ただ、いけないことはいけないと注意したかった」とオーナー。

ホテルを出た後、地下鉄で2駅先のミラノ中央駅へ向かい、そこからシャトルバスで、チナミさんがマルペンサ空港まで私を見送りに付き合ってくださった。

チナミさんはまたシャトルバスでミラノに戻り、そこからお家に電車で帰るのに3、4時間もかかる。本当に申し訳なく心苦しい。

しかし私は心細いし、チナミさんと離れるのが名残惜しく、飛行機に乗る直前まで一緒にいてくださることはとてもありがたく、嬉しいことだった。

チナミさん、結婚されてからほとんどひとりで長距離を旅することもなかったのに、私のために、本当にごめんなさい。

マルペンサ空港に着き、チェックインのために長い列に並ぶ。行きの成田では、久しぶりの海外にひとり旅なので緊張して、手にびっしょり汗をかいて、トイレに行きたくても列を抜けることもできず、長い時間待つ間に緊張で心拍数が上がってとても苦しかった。

帰りのマルペンサではチナミさんがいてくださったおかげで、まったく緊張して苦しむことはなかった。

けっこうご年配の日本人の女性の方々のツアーと一緒になる。お見受けしたところ、60~70歳代の方もけっこういらしたので感心した。私が70歳になったら飛行機に長時間乗れるかな、今現在でも若い頃とは違って長時間フライトはけっこう身体的に苦しいのに、でも歳を重ねても飛行機に乗れたらいいな、と思う。

出発まで、チナミさんと空港のカフェでお茶を飲む。この旅の中でカフェでなかなかメニューになかった私の好きな温かいラテ・マキアート(牛乳の中にほんの少しコーヒーをたらしたもの)があった。旅の最後に飲むことができて嬉しかった。

そろそろ荷物のエックス線検査を受けなければいけない時間になり、チナミさんと別れるのが辛かった。

最後に「大好き」とハグしてくださったチナミさん。忘れ物が多くておっちょこちょいでだらしなくて、迷惑とご負担ばかりを一方的にかけた私を嫌いにならないでいてくださったのなら、心底、感謝だけです。

チナミさんは以前にも書いたとおり、昨年、母と愛猫ちゃびが死にそうだった時、私が人生で一番苦しく、何もかもが悲しく、虚しく、ほとんど鬱になりかけていた時に、遥かイタリアから励ましのお便りメールをくださったかただ。

チナミさんは思いやりがあるだけでなく、絵描きとしても信頼できる才を持ったかただ。だから絵を描く悩みも、ものを見る見かたについても、心からの話ができる。

SNSをやっていて本当に良かった、とこれほどまでに思えたことはない。

今回、私がイタリアに行って初めてお会いした。そして今までのメールのやりとりと少しも変わらない素の誠実さと優しさとかわいらしさで迎えてくださった。

飛行機の窓から見たイタリアの山脈。

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またいつかチナミさんにお会いしにイタリアに来られたらいいなあ。。すべてチナミさんとチーロさんのおかげで、素晴らし経験と思い出をいただいたイタリア17日間の旅でした。
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特別食(シーフード)夕食。魚のトマトソース焼きポテト添え、ツナサラダ。果物。パン。

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行きの飛行機と同じく、緊張していたのか一睡もできず。映画を4本見た。途中、上昇気流に乗って、少し気持ち悪くなるくらいジェットコースターのように上下に揺れた。

夜が明けた。

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とてもきれいな朝焼け。

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朝食?ツナサラダ、黒いライス。果物。ヨーグルト。パン。
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日本(千葉?)が見えて来た。もうすぐ着陸。

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上昇気流に乗ったおかげで40分早く成田着。

成田から新宿へ向かう成田エクスプレスの窓から、田んぼの隅にわさわさ揺れるコスモスの一群を見た。私の大好きなコスモスの季節。きれいだなあ、素敵だなあ、と思う。

大好きなコスモスを見に行くのは来年以降。今は、ご縁があってお預かりしているチョビやちゅびの子ども時代の、植物よりも動物の命を守って育てること、躍動し絶え間なく変化する命の時間のほうがはるかに重要だし興味深い。出来得る限り、寄り添いたいと思う。

10月3日のチョビ。

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いたいけない赤ちゃん。
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10月3日のちゅび。

(私のではなく友人のメガネです。)

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メガネレンズの縮小効果恐るべし。

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2018年10月24日 (水)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録16(10月2日)

10月24日

きょうのチョビ。

チョビより後から保護され、チョビより全然元気で、もうとっくにカリカリも食べているチョビの妹、白い長毛の雪ちゃんとチョビを交換して預かるお話が出ている。

雪ちゃんがもしうちのちゅびと相性がよければ、私と一緒に帰宅できるかもしれない。しかし慎重に様子を見なければ。

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きょうのちゅび。

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10月23日(火)

きょうのチョビ。

午後4時すぎ、病院で真菌感染の治り具合を診てもらう。

ほとんどよくなっているが確実に治すため、トラコナを2週間飲むことになった。もう800gもあるので、抗生物質を飲ませてもだいじょうぶとのこと。

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きょうも元気いっぱい。遊びまくるチョビ。

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きょうのちゅび。

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元気。

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紙を齧って破ることを覚えた。

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イタリアの旅の記録16

10月2日(火)

イタリアの旅ももう最後。

午前中はホテル近くのスーパーへ。イタリアのスーパーは東京では食べられない珍しいおいしいものがいっぱいで、とても楽しかった。

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イタリアの魚介。
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イタリアと言えば燦燦と降り注ぐ太陽に映えるレモンのイメージがある。昔、カプリ島に行った時、金色に輝くレモンが鈴生りの樹が美しかった。
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日本ではなじみのないルピナスの実。しょっぱくて香ばしい枝豆のような味。
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イタリアのおみやげはほとんど何も考えていなかったのだけど、乾燥したポルチーニを一袋だけ買った。

(今、私とチョビがいるところは調理ができないので、まだ食べていない。帰宅したら有機全粒粉スパゲッティにたっぷりの野菜と魚介とニンニクを入れて食べたい。)

ミラノでは大聖堂のほかは特に撮りたい意欲をそそられる建物がなかった。どこを撮っても面白かったヴェローナとは対照的だ。

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きょうはこの旅の最後の目的、アンプロジアーナ図書館の絵画館へ。本当はここに収蔵されているピサネロのデッサンを見せてもらうことが目的だった。

とにかく私は以前よりピサネロに関心があり、特にピサネロのデッサンを見たかったのだ。

数か月前にアンプロジアーナ図書館の資料は事前に閲覧許可を申請しなければいけないことがわかり、さらにピサネロのデッサンは予約して閲覧可能な資料の項目に入っておらず・・・。

閲覧をお願いするため、チナミさんが、なんとアンプロジアーナ美術館長のRocca枢機卿に特別許可を願い出るメールを書いてくださったのだった。

しかし非常に古くて痛んでいる最重要の資料のため、閲覧許可は下りず、そのかわりにアンプロジアーナ美術館の入場許可をいただいた。

ふたりで30オイロくらいの入場料が無料になったのだから、まあ幸運だ。

アンプロジアーナ絵画館は落ち着いたよい雰囲気の美術館だった。

ボッティチェリの「パビリオン(天蓋)の聖母子。(画像はお借りしました)

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修復をしたのか、実物はこの画像とは彩度が異なり、まったくくすんでいない派手な色調だった。緞帳と聖母の服の色は真っ赤、キリストを支えている天使の服の色は鮮やかな桔梗紫、左端の天使の服の色は山吹色だった。

私はこの画像のようにくすんでいたほうが、よりメランコリックで好きだ。

それぞれの表情、服の襞の描き方、非常に優美で豊か。


ヤン・ブリューゲル(父)(花のブリューゲル)の花の静物画は2点あった。

暗い背景に浮かび上がっている色とりどりの花たち、一輪ごとにその個性と差異を訴えるように、丁寧に精緻に描かれている。

(チナミさんが見つけてくださった画像。)
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これはひとつ、ひとつ、丹念にディテイルを味わい、そこここに生起しているドラマに時を忘れて見入るような花の絵だ。

(チナミさんが見つけてくださった動画。)

https://m.youtube.com/watch?v=l5tetKtu3jc

イトトンボ、ハナムグリ、蝶、芋虫なども時間をかけて見た。

ヤン・ブリューゲル(父)の淡彩素描が1点見られたのでよかった。ネズミと、薔薇と、蝶と芋虫。薔薇はことさらにくねっていた。


最後の暗い部屋にあったカラヴァッジョの「果物籠」。

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この絵も不思議な絵だった。

ひとつひとつの果実や葉が、びしっと一部の隙もなく決まっている。虫食いの林檎、半透明にけぶる葡萄、洋梨、黄桃、青い無花果。

恐ろしい静謐。

一番右に描かれている葡萄の葉は影のようなシルエットのみ。なぜか無花果の右端に茎が隣接している。

レオナルドダヴィンチのデッサン(素描)をいくつか見ることができて面白かった。今回の展示は、音楽や楽器に関係する素描だった。

アンプロジアーナ絵画館を出て、空腹に耐えかねて、食事する店をさがして彷徨った。そして、この旅がもう最後という時になって、この旅最大の失敗をしてしまった。

うっかり裏通りのこの店に入ってしまったのだ。この店は最悪にまずかった。イタリア人ではないアジアの人がやっていて、メニューの写真とは別物の、イタリアンではないようなものが出て来た。

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ああ、こんな失敗をしてしまうとは!と後悔でいっぱいで歩いていた時に、前からすごく愛嬌のあるかわいい仔ちゃんが。

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この仔と会えたので少し慰められた。
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10月2日のチョビ。

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10月2日のちゅび。

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2018年10月23日 (火)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録15(10月1日)

10月22日(月)

6時過ぎの朝焼け。今日も快晴。
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きょうのチョビ。

真菌がうつる危険のため、基本、ケージの中で育てていたはずなのだが。

昨日の夜あたりから強いパワーでケージのフェンスとフェンスの間におでこを押し入れ、扉を留めていたクリップをはずして外に出てくる。

何度かケージに入れなおして就寝。だが暗い中でしっかり出て来て私の布団で寝た。

私の布団でのびのびご機嫌のチョビ。

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ん~~。。気持ちいい。
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昨日はノバルサンシャンプーしたし、だいぶ治ってきたからまあいいか。

きょうのちゅび。

長~く伸びるのでは負けない。

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イタリアの旅の記録

10月1日(月)

朝、教会の鐘が5つ鳴ると同時に起床。6:05キュージ発の列車でチナミさんとヴェローナへ。

ヴェローナに行く大きな目的は、憧れのPisanello(ピサネロ、Antonio di Puccio Pisano、Antonio di Puccio da Cereto)の実物をこの眼で見てみたかったことだ。

FIRENZE CAMPO MARTE(フィレンツェ、カンポ・マルテ)駅で乗り換え。8時過ぎ、12分くらい遅れて列車が来る。冷たい雨。12℃。暗くて寒い。

8:50くらいから晴れて青空が見えた。列車の窓から植生を見ていた。イタリア北部はウンブリアやトスカーナとは全く違う景色。丘陵がなく、糸杉やオリーブ畑もない。代わりにポプラをよく見かけた。

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VERONA PORTA NUOVA(ヴェローナ、ポルタ・ヌオーヴァ)駅に9:37着。

どのバスに乗ればいいのかわかりづらくて、チケット売り場で待っているたくさんの人たちに混じって並んだ。イタリアの交通機関はわかりづらい。チケット売り場で買うと、バスの中で買うより少し料金が安くなる。

ヴェローナの旧市街でバスを降りる。

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古い石の門をくぐって、すぐにヴェローナの街の美しさに驚く。なんでもない古いアパートメントの中庭を覗いても、すごく雰囲気がある。

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壁にかかった錆びた掲示板も、その花の形の留め具も、すべて絵になる。
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ヴェローナの中心、Piazza delle Erbe(エルベ広場)。
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エルベ広場も面白いが、裏通りでもっと素敵な建物を見つけた。

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古い不思議な井戸がある。
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井戸の柱に染み出た緑青の色が美しい。

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ついに来た。ピサネロの「聖ゲオルギウスと王女」があるヴェローナのサンタナスタジア聖堂。

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建物自体も趣がある。

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ピサネロ「「聖ゲオルギウスと王女」。
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とても高い位置にあるので肉眼では見えにくい。
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下でスライド上映されていた。やはりこの絵は最上級にすごい。あまりに謎めいて魅力的だ。
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人物の静かな顔の魅力もすごい。人物、馬、人の後ろに敷き詰められているように描かれている黒緑色の小さな樹の奇妙さ。そして得も言われぬ効果を生んでいる剥落を見ていると息も止まりそう。

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画面左部分にうようよ蠢いている動物たち。
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ライオン、鹿、トカゲ、龍、いろんな生きものたちの骨。ピサネロは抜きんでて動物がうまい。そしてやはり龍と鹿のうしろに張り付いたように黒緑の小さな樹々。

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サンタナスタジア聖堂を出てから街を少し歩く。ヴェローナの街並みは、どこを撮ってもほどよい彩度と古色、遊び心のある装飾が美しい。

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ジュリエットの家の手前の落書き。向かいの店がこの落書きをそのままプリントしたバッグを売っていた。ジュリエットの家のバルコニーは観光地化されていて面白くなかった。
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ふらふらと散歩して街はずれの素敵な家並み。

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代赭色の壁のきれいな古い建物を見つけた。
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この剥落の肌合い、そこから受ける感覚をそのまま絵にできたらいいのに、といつも思う。

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サン・フェルモ・マッジョーレ聖堂の手前にあった魅力的な樺色の建物。サン・フェルモ・マッジョーレ聖堂は4時まで開いていなかったので先に「鶉の聖母」があるカステルヴェッキオ美術館へ。

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カステルヴェッキオ美術館のピサネロ「鶉の聖母」。
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とてもチャーミングによく描けている鶉(ウズラ)。カササギでもサギでもカッコウでもない。なぜウズラなのだろう。
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ヴェッキオ美術館の上からの眺望。
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空がまた掻き曇って雨がぽつぽつ降ってきたが、ここから景色を見るだけでも楽しめる。
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とてもおなかがすいたので中心の広場から少し離れた裏通りで店をさがす。この奥の暇そうな店。安くてけっこうおいしかった。

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Svitati(ズヴィターティ)という初めて聞く名前のマカロニと4種のチーズ。もうひとつはキノコのタリアテッレ。
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その後、ピサネロの「受胎告知」を見に、サン・フェルモ・マッジョーレ聖堂へ。

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ピサネロの「受胎告知」。雨の夕方であまりに聖堂の中が暗く、高い位置にあるのでよく見えなかったが、この絵はほかのどんな画家の「受胎告知」よりも好きだ。

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以下、画像をお借りして来ました。
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深くうつむく天使と、黒っぽい地味な衣服の聖母。
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信じられないほど美しい天使たち。美しい剥落。
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駅に帰るバス停をさがし、降って来た雨の中を走った。橋を渡る時、向こう側に崖と一体になった面白い建物を見つけた。

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ちょうどバスが来て、バス停の手前で手を振ったが気づかれずにおいて行かれ、次のは35分くらい来ないと、冷たい雨に凍えながらバスを待った。
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時刻表に反して15分後くらいに次のバスが来た時は、心底ありがたかった。

ヴェローナの駅の有料トイレで、びしょ濡れで冷え切った衣類を着替えた。

19:45ヴェローナ発の列車で、21:40ミラノ中央駅着。駅前は暗く、人も少なかった。い警察の人にホテルへの道を聞いたが、結局タクシーでホテルへ。

ホテルに着いて荷物を置いた後、外に食べ物を買いに行く。アーティチョークの焼きオリーブオイル浸し。ロゼワイン。洋梨。水。

10月1日のチョビ。

手足としっぽがあまりにかわいそう。
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10月1日のちゅび。

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2018年10月21日 (日)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録14(9月30日)

10月21日(日)

私のほうは軽い風邪のようで、一晩中咳が出た。喉が痛い。

きょうのチョビ。

とても元気。速く走れるようになった。昼にノバルサンシャンプー(真菌の殺菌用)。

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私の指を齧る。
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きょうのちゅび。

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虫下し2回目を病院で飲ませてもらう。

きのう激しい雷雨で、きょうは晴天。もっと雲が残るかと思ったが、青いカクテルに赤いシロップをそっと沈めたような夕焼け。
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きょうは十三夜だそうで、新宿のサザンテラスにもお月見のコーナーができていた。深夜、月を見に非常階段のところに出たら、灯りに集まる小さな虫たちに混じって、赤とんぼが来ていた。

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トンボにも走光性があるようだ。

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イタリアの旅の記録

9月30日(日)

今朝は教会で集会があるらしく、8時の鐘の後にリンジャラリンジャラ鳴らしていた。

今日で私がここヴァイアーノのチナミさん宅に居させていただくのも最後。明日の早朝、チナミさんにおつきあいしていただいてヴェローナ、ミラノへと旅立つ。

何もかもが名残り惜しく、家の周りの美しい風景を眼に焼き付けておきたくて、午前中ひとりで散歩。

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野生のクロッカスの黄色い花たちとオリーブの樹。

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オリーブの古木。根元に馬糞がおいてあるので注意。

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オリーブ畑の斜め上奥に、白と栗毛の2頭の仲のよいCavello(カヴァッロ、馬)たちがいるのを発見した。
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さっきのオリーブの古木の肥料はこの仔たちのだったのだな。
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大好きな薄青紫色のチコリーの花たちともお別れ。
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昼食。Cernia(チェルニア、ハタ)とケイパーのスパゲティ。イカとトマトのスパゲティ。

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茹でた甘い栗。
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チナミさんがトマトのフォッカッチャを作っていた。チナミさんはなんでも粉(有機小麦)から作る。スローフードの真髄だ。

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夕方5時。まだ太陽の光は力強かった。チナミさんとふたりで、キュージ湖への坂道を下って行った。

掘り起こされた畑の隅の去年のフィノッキオ・セルヴァーティコ(ディル)の立ち枯れ。
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くねくね曲がった去年のレースフラワーの立ち枯れ。
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眩くてまともに眼を向けられないほど水銀色に光り輝いていたキュージ湖。

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石灰を含む白く乾いた砂利道は、車が通るたびに息ができないほど砂が白く舞い上がった。私たちは息を止めて、顔を背けて、畑の側に身を寄せて車が通り過ぎるのを待った。

去年のカラカラに乾いたレースフラワーの立ち枯れにハチが巣を作っていた。
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焼きあがったトマトのフォッカッチョとチコリーのおひたし。

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9月30日のチョビ。

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ああ・・・手足の赤剥けがかわいそう。
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9月30日のちゅび。

安定の暴れん坊。

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2018年10月20日 (土)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録13(9月29日)

10月20日(土)

私のほうはきのう雨に濡れて歩いたせいか、朝から咽喉が痛く、微熱を出してしまった。

きょうのチョビ。

朝6時過ぎから食事。きょうは調子がいい。すごく元気に跳ね回って遊ぶ。

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ケージの外に出たがってにゃあ!にゃあ!気がつくとクリップで留めたケージの扉を押し開けて外に出ていることが何度もある。
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16日に674gだったのが、今日は780g。計量するためにいつもボックス型のCDケースに入ってもらっていたのだが、もう暴れるし、入らない。

きょうのちゅび。

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元気。でかい。筋肉質。

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ちゅびを六本木の社宅の駐車場で拾ってくださったSさんからのメール。社宅の庭の剪定業者の男性が、この6月にちゅびの兄弟と思われる赤ちゃん2匹を保護してくださっていたことがわかったそうだ。

病院に連れて行ってくださったが、一匹はすぐに死んでしまい、もう一匹は片目が見えないが元気で、その優しい男性が飼ってくださっているとのこと。涙、涙。。。

ちゅびは強運だった。外で生まれた赤ちゃん猫の1年生存率は低い。不幸な赤ちゃん猫が少しでも減りますように。

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タリアの旅の記録13

9月29日

10月1日にヴェローナに旅立つための列車のチケットを買いにキュージ駅へ。

もうすぐこの街、初めて来た街だけれどチナミさんの家があるヴァイアーノを離れることに胸がいっぱいになる。

チナミさんご夫妻には、本当になにからなにまで信じられないほど、お世話になってしまった。

キュージのスーパーマーケット。珍しいイタリアの魚介。

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イタリアのビールがおいしくて毎日飲んでいた。
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私の好きなビールが安い。ナストロアズーロ6本で2.3オイロ。
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私の大好きなScampi(スカンピ、手長エビ)を買ってくださった。

昼食。チナミさん特製の東京ではとても考えられない手長エビが山盛りのパスタ。

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キロ売りで売っているCozze(コッツェ、ムール貝)。シンプルに蒸して、貝殻の中にレモンを絞り、そこに汁を入れていただく。

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夕方、近所にいる野生動物に会いに行こうということで、車でお出かけ。

まずは、野生ではないがきれいな草原にいるおとなしい羊たちを見た。

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羊を飼っている家の犬たちトリオが、これまた大騒ぎ。
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特にはりきってキャンキャン吠えていたのは一番ちびっこの犬。
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日に日に移ろいゆく葡萄畑を撮ろうとして、また廃屋を見つけた。

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誰にも興味を持たれない廃屋の美しさを見つけるのが好きだ。
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計算や作為のない打ち捨てられたものの中に絵画を見る。絵画も作為なき作為、神経と未然なもののせめいぎあいでありたいと思う。

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陽に金色に光る去年の立ち枯れの野の花が大好きだ。
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毎日、刈り取られ、抜き取られ、掘り起こされて土になってしまう向日葵畑。

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夏の名残のこうべを垂れた向日葵たちが愛おしくて夢中で撮った。

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またいつか会えるだろうか。
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レースフラワーの野原ともお別れ。私が夢中で向日葵を撮っている時、チナミさんがこの隣のレースフラワーの野原を跳ねていくVolpe(ヴォルペ、キツネ)を見た。

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イタリア映画に出てくるような真っ直ぐの細い道。

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車で移動。左側の草原に二匹のCervo(チェルヴォ、鹿)。
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同時に右側の畑にも遠くだが鹿がいた(遠眼の効くチーロさんが発見)。
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さらに暗くなって山道を車で帰る時、大きな薄茶色のConiglio(コニッギョ、野ウサギ)が車の前を横切ったのを見た。

Istrice(イストリチェ、ヤマアラシ)やRiccio(リッチョ、ハリネズミ)もいるという。

今日はUna giornata degli animali(動物の日)。

夕食。Tortellini(トルテッリーニ)。チコリーの葉のオリーブオイル炒め。

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9月29日のチョビ。
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ああ、もう手足のずる剥けが酷くて・・・かわいそう。

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9月29日のちゅび。

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相変わらず運動能力抜群。
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2018年10月19日 (金)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録12(9月28日)

10月19日(金)

きょうのチョビ。

きのうほど食べ物への食いつきがよくないが元気に遊んでいる。紐を捕まえて齧るのが好き。

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夜中になって駆けまわるチョビ。
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きょうのちゅび。

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信じられないことだが、ちゅび、4か月で3kgになっていた。亡くなったちゃびはおとなでも3kg以上は増えなかった。これ以上大きくなると私の力では簡単に抱き上げられなくなる。

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10月18日(木)

きょうのチョビ。

お湯、お椀に鼻から突っ込んだりするが、自分で飲めるようになった。

乳首のゴムを奥歯で噛み切ってしまうので哺乳瓶終了。

朝、お湯で溶く離乳食をシリンジであげる。昼、熱いお湯で溶いた離乳食とミルクをあげたら急にしっぽをぷるぷるぷる、と振って元気いっぱいに飛び回った。

ケージをクリップで止めても外に出て来て遊ぶ。私の足に食いつく。

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カメラの紐に食いつく。
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紐で遊ぶ。

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夜、初めてお椀から離乳食を少し食べられた。
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私はイタリアに行く前に駅で声をかけられて名刺をもらっていた高円寺の美容院のカットモデルに、遅ればせながら行って来た。その間、友人にチョビを見てもらった。

いったん帰宅して3日ぶりにちゅびと会う。ゴロ爆!

やや高級な美容院のせいか、カットのチェックは3人(オーナーとチーフ?と店長)で念入り。8時半から初めて、レイヤーの切り残しの修正などしていたら11時を過ぎてしまった。

久しぶりに深夜の新宿を歩き、久しぶりにたくさんのホームレスが寝ているのを見た。

2時間半も動けなくて、肩と首をすごく凝らせてしまったヘアスタイル(ただのレイヤー)。

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イタリアの旅の記録12

9月27日(木)

きょうはお昼を食べてからCortona(コルトーナ)へ。

昼食。本格的なジェノベーゼスパゲティ。パルミジャーノ・レジャーノチーズたっぷり。ズッキーニの焼きオリーブオイルひたし。

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コルトーナに着いて最初に入ったバルに貼ってあったフクロウの競技会のポスター。
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コルトーナの薄茶色の石と土でできた街並み。
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面白い動物の取っ手。

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司教区美術館。サセッタの「コルトーナの聖ドミニコの祭壇」。

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サセッタは面白い絵をかく。天秤ばかりにのった人間と、それにとりつこうとする魔物。
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足元にも奇妙な動物。

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フラアンジェリコの「受胎告知」。とても華麗な絵。
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画面左端の植物が描かれている部分が繊細でとても美しいのに、絵が架けられている位置が高く、光が反射して細部がよく見えなかった。

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コルトーナの街を散歩。アル中のような喚き散らしている男の人にリードを引かれていた犬。とても悲しそうな顔をしていてかわいそうだった。

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街の端っこ。緑青色の木の扉。
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浅緑の木の扉。誰もいない通り。
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緑青色の扉の通りで出会って、そこの家の2階から顔を出した茶トラの猫。

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私が持っていたマタタビにも反応しなかった眠り猫(たぶん高齢)。
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コルトーナの街から車で、トスカーナの秘境、ヴェルナ山(フォレステ・カゼンティネージ国立公園)にある聖フランチェスコが聖痕を受けたと言われているヴェルナ修道院へ。

これは修道院の手前の教会。
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山肌と一体化したヴェルナ修道院。

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干上がっていたが滝(川)とも一体化していた。
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質素な部屋のその奥に、聖フランチェスコの独房がある。

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聖フランチェスコの独房を覗いてみると本当に小さい。1.5m四方くらいの石と土の部屋。
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享楽的生活に別れを告げた聖フランチェスコは洞窟などに籠り祈り、極貧の生活に入る。このヴェルナ山は1213年にこの土地の統治者の伯爵から寄贈されたものだそう。
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山を下りる途中に出逢ったサンタマリア・ヌオーヴァ教会。
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古色の壁がなんとも趣ある教会。近くで撮りたくて、乾いた土と砂利の急な細道を下り、教会の脇の斜面まで行った。
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もうひとつ名前のわからない教会。
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帰宅途中、チーロさんが、いつも通りがけに遠く見る丘の上の廃屋まで車で行ってくださった。

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夕食。
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9月28日のチョビ。

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9月28日のちゅび。

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2018年10月17日 (水)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録11(9月27日)

10月17日(水)

きょうのチョビ。

私がここに来てから3日目だが、最初の日よりずっと元気になった。

13日(土)にワクチン1回目を打った時に、死んでしまうんじゃないか、と友人が不安になるくらいぐったりしたみたいだが、今は活力が出て来ている。

お腹空いた時は力強い声でにゃあ!にゃあ!おねだりして勢いよくミルクを飲む。

朝、陽が差し込む窓辺で日光浴。

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紫外線で殺菌。
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ケージの上やケージの外でもいっぱい遊び、お日様にうとうと・・・。
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きょうのちゅび。

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元気で甘えんぼ。
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イタリアの旅の記録

9月27日(木)

この日の朝、6℃。ストーブにこの秋初めての火が入った。

昼食。 トンノ(ツナ)と黒オリーブとケイパーのフェットゥッチーネ。ジャガイモのカリカリ炒めロスマリーノ(ローズマリー)がけ。

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きょうは昼過ぎからウンブリア州Orivieto(オルヴィエト)の街へ。

この街のドゥオモは絢爛豪華で、ゴシック建築の宝石とも言われているらしい。私の好みはもっとあっさりした建物だ。

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オルヴィエトの街並みは12~13世紀の古い建物が多く残り、とても落ち着いた雰囲気。
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街並みの壁に何気なく飾られているキリストの古い絵。
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壁に貼り付けて売られていた紋章入りの盾と剣。子どもたちがちゃんばらごっごをして遊ぶおもちゃだそうだ。
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大きなホテルの玄関の前にいただけで、怒られていた猫。バッタで遊んでいた。
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けっこうな高さ。
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街の端っこで見つけた古い学校の建物。
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ジェラートを食べた店。緑、灰色、金茶、青磁。
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明け方は寒いが、昼の光は眩しい。
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二重螺旋階段(下りの人と登りの人が出会わない)のサンパトリツィオの井戸。
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どこまで深いのか、限りなく深くて簡単に地上に戻って来れなそうで、下っている時、少し不安になる。
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この井戸の入り口の壁面に、オルヴィエトの街の企画で現代作家の変な油絵が20点くらい飾られていたのが非常に邪魔だった。

せっかく大昔の煤けた暗い井戸の壁の肌触りを、存分に体感しようと思ったのに。入場料を取られて関係ないものを見せられるとは。

ウンブリア、トスカーナ地方は植えられている木が、高い丘の上から見て美しい模様になるようにできている。ルネッサンスの画家たちが魅せられたのも納得する。植えられ方、樹の形を毎日、どこに行っても注意して見ていた。
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キュージ湖の夕映え。
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積み残された葡萄が夕陽に透き通ってルビー色に輝いていた。触ろうとするとアシナガバチに怒られる。
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9月27日のちゅび。ソフトキャリーがお気に入り。

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9月27日のチョビ。

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アア・・ずいぶんかぶれて赤くなっている。。今はこの時より、足も毛がはえてきれいになった。
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2018年10月16日 (火)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録10(9月26日)

10月16日(火)

きょうのチョビ。

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ミルクを作ってもイヤイヤすることもあるが、少し遊ばせてから熱めにつくると勢いよく飲む。しかし一度に1~1.5スプーンしか飲めない。

生えて来た歯がかゆいのか、きょうは哺乳瓶の乳首を噛み切ってしまったので、替えを使った。

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ミルクの缶に記載されている量のめやすが、生後28日~30日の場合、体重390gで1回に8スプーンを一日に3~4回、とある。

チョビは9月10日に保護され、その時130g(生後一週間くらい)くらいだった。

だから今は生後45日くらいで、今日、体重は674g。

本当だったら離乳してもいい頃なのに、一度に飲めるミルクの量が、生後1週間の仔と同じ1スプーンなのは、母乳が充分でなかったせいか。

真菌感染などのため、人間が母親のように抱いて撫でてあげることが少なかったからなのか?とかわいそうに思う。

きょうのちゅび。

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ちゅびも赤ちゃんの頃に1匹だけで落ちていたせいか、離乳が遅かったが、今は4か月で2.8kg、元気いっぱい。だからチョビもゆっくりだが元気になると思う。
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イタリアの旅の記録10

9月26日(水)

きょうはPerugia(ペルージャ)のウンブリア美術館で、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「サンタントーニオ女子修道院の壁画」を見た後、懐かしのアッシジへ。

ペルージャに着き、車から出たら冷たい強風に震えあがった。チナミさんが、私が日本から持って来ていた使い捨てカイロを車まで取りに行ってくださった。
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ピエロ・デッラ・フランチェスカの「サンサントーニオ女子修道院の壁画」
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奥へ吸い込まれそうになる整然と並んだ柱。
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青い絵の具の剥落が美しい。
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紅と白の八重の薔薇がたくさん詰まった袋を持っている。
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それから20年以上前に来た懐かしいアッシジへ。町の雰囲気はそれほど変わっていなかった。

その時に、坂の途中にあったアプリスカートレ(缶切り)を買った店や、スパゲッティ・アスパラジ(アスパラガスのスパゲティ)を食べた店は見つけられなかった。
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とてもおなかがすいてレストランに入った。

トリュフののったイカスミのニョッキ。この店は繊細な味付けで非常においしかった。

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白身魚のクリームソースのスパゲティ。

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坂ばかりの街を歩き回って、急に視界がぱっと開け、白いサンフランチェスコ教会が目の前に現れた時の感動も昔のままだった。
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サンフランチェスコ教会の中は撮影禁止。

アッシジの町のてっぺん、ロッカ・マジョーレへ。昔来た時、うっかりこの城塞の内部の回廊に入ってしまって、暗闇の中、どこまでも出口がなくて、ぐるりを周った記憶がある。

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ここからサンフランチェスコ教会、そして遥か地平線までかすんで広がる緑の大地を見渡し、わあっと声が出た記憶。
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その時と、今も変わらない風景。
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アッシジの町を車で下り、裏側から町を眺めた風景。

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アッシジの町を少し遠くから眺める。チナミさんと二人で写真を撮った。

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手前に一軒家が入ってしまったので、チーロさんに少し車で戻っていただき、もう一度撮った。

収穫が終わって機械で耕された後の畑、その深い泥土の海に足を取られながら、畑の真ん中まで入って夢中で撮った。

絵になるアッシジの夕映え。
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9月26日のちゅび。

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9月26日のチョビ。397gのちびっこ。

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この日、チョビは、保護したSさんから友人のところ(私が現在いる場所)に預けられてきた。
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ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録9(9月25日)

10月15日(月)

チョビのお世話をしている人が少し息切れしたので、私と入れ替わりました!

チョビをうちに連れて来たのではなく、ケージの位置はそのまま、人間のほうが入れ替わった。(うちにチョビを連れてくるとちゅびに真菌感染の恐れがあるため。)

私はPCと身の回りの物を持って来て、チョビの横に泊まり込んでいる。

チョビはシャンプーだけでは、なかなか真菌のはげが治りきらない、しかしまだ小さくて肝臓に負担がかかる危険が大きいので抗生物質は飲ませられない。

一度に粉でスプーン1しか飲めないので、忍耐強く、日に10回以上もミルクをやらないといけない。

きょうも12:50にミルクを(粉でスプーンすりきり1)飲んだきり、飲まない(いやいやする)ので困っていたが、21時にシリンジでゆっくり上あごに入れてやったらぺちゃぺちゃなめた。

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その後21:30に0.5スプーン。

11:50に0.5。そのあと少しおもちゃで遊んでいた。

きょうのちゅび。

ちっちゃい時のようにお湯や水を怖がらず、ついにお風呂までくっついてくるようになった。

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お風呂の中で肩のつぼを刺激するグッズが気になったようだ。手でぱんぱんしたあと、歯で噛んで引っ張っていた。

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イタリアの旅の記録9

9月25日(火)

朝、乾いた冷たい風。きょうは隣町のキュージへ。

その途中で、再びお家に一番近い廃屋へ。

やはりこの扉と壁は絵のように美しい。
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廃屋からお家のあるヴァイアーノの町を望む。

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キュージの街に到着。街からの眺望。
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キュージにはエトルリアの遺跡がたくさんあるらしい。

アールデコっぽい植物の飾りがあるアパート。窓枠の色が階ごとに少しずつ違う赤の色調でおしゃれ。

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斜めにカーブして、草も生えている素敵な石段を下ると、
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がっちりした元気な黒白の猫が待っていて、すりすり、ゴロゴロ甘えて来た。

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イタリアのお墓はどうなっているのか、見てみたかった。近所のお墓に連れて行ってくださった。

なんと白いマス目の棚に入れていたので驚き。手向けてある花もほとんど全部、ぺらぺらのプラスチックの造花で、生花がなかった。
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まったく湿っぽくない墓。

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お昼。かぼちゃの花の中にモッツアレラチーズとアンチョビを入れたフリット。メランザーネ(ナス)の料理2品。ライスサラダ。
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チーロさんがスパークリングワインを開けてくれた。Sdsc09596

夕食。
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9月25日のちゅび。

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2018年10月14日 (日)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録8(9月24日)

10月13日(土)

ちゅびとチョビの記録。

きょうのチョビ。

600gを超えたので朝、病院で血液検査と一回目のワクチン完了。

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ワクチンをしてから数時間ぐったりしてミルクを飲まなくなったが徐々に回復。

3種のウイルスを体内に入れるので、ちっちゃくて弱い子は特にアレルギー反応が出ることが多いらしい。

10月14日(金)

きょうのちゅび。

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ゴロゴロゴロ・・・

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イタリアのチナミさんが送ってくださったアンジェロ・トリッカ(1817-1884)によるピエロ・デッラ・フランチェスカの肖像彫刻の画像。

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イタリアの旅の記録8

9月24日(月)

きょうは、私が十代の頃から憧れていて、もう実物を見る機会はないだろうと諦めていたピエロ・デッラ・フランチェスカを見に、アレッツォに連れて行ってくださるという恐ろしい日。

私はアレッツォに着く前から緊張していた。

アレッツォに向かう途中の車からの風景。チーロさんに遠いところまで運転していただき、たいへん申し訳ない。

名残りのヒマワリ畑と秋のだんだら雲。
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アレッツォに着き(バルでコーヒーを飲んでトイレを借り、いよいよ聖フランチェスコ教会へ。

坂道を上がり、聖フランチェスコ教会の裏側を見ただけで背中と腕のあたりがぞわぞわと粟だった。

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聖フランチェスコ教会の中。入場8ユーロ。ピエロ・デッラ・フランチェスカの部屋だけは制限時間30分となる。そのほかは何時間いてもよい。フラッシュ禁止で撮影可。

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中央祭壇には「十字架のキリストとその足に接吻する聖フランチェスコ」(1250-60年 マエストロ・ディ・フランチェスコ)。
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その奥の後陣にピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖十字架伝説」(1447-1466年)。
天井。
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「聖木の礼拝・ソロモン王と芝の女王の会見」

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「十字架の発見と検証」。この幾何学的図形のある絵は、特に1400年代の絵とは思えない。宗教的な目的を超えて、謎めいて魅力的だ。
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「ヘラクリウス帝とホスロー王の戦い・ホスロー王の斬首刑」。
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とても不思議なことに気がついた。聖十字架の物語の絵の下に大理石のような模様がパネルのように描かれているのだ。
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その手描きの大理石模様の中に鳥や魚がいたのだ。これはすごく面白いと思った。
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ピエロ・デッラ・フランチェスカは絵画の中に斬新な面白さをこれでもか、というように詰め込んでいた。

遠近法や幾何学的構図を取り入れて、当時としては誰をも驚愕させるほど新鮮だったのだろう。

今現在から見ると、描きすぎていないことの気持ちよさ、単純化、明確化された形体、輪郭のリズムと色分けなど、絵画というもの本来の魅力、そのものに思えるのだ。

戦慄させる謎めいた表情。寓意的、天上的なるものと人間的なるもののせめぎ合い。キリスト教の歴史をよく知らない者から見て、ぞくっとするほど面白い。

くすんで落ち着いた色彩と澄明で清冽な色彩の響き合い。色の奥に幾重にも異なる色を含むこと。

怜悧な涼やかさと包み込むような温かさ、明晰さと素朴さを併せ持つ得も言われぬ魅力。

詩情とは何か、ということを問いかけられる。

ファサードになんの装飾もない質素な聖フランチェスコ教会の正面。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカの「マグダラのマリア」が見られるドゥオモは午後3時まで休館していたので、それまでアレッツォの街を散歩。

脳天が焼かれるほど陽射しが強かったが、広場で急に黒雲からぽつぽつ雨。

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3時にドゥオモへ。

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一瞬、どこにピエロの絵があるかわからなかったので、教会内にあるお土産物屋のおばあさんに尋ねると「ここから2番目の柱の陰よ。こんな目立たないところにあるなんて嘆かわしいことよ。」(チナミさん訳)。

ひっそりとあった「マグダラのマリア」。

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チナミさんによると、この絵にはいろんな逸話があるそうだ。

「ピエロは、顧客(アレッツォの一番裕福な商人でありながら支払いを滞納していた)ルイジ・ジョバンニ・バッチへの腹いせから、彼の娘ボナンナを内密に、罪深きマグダラのマリアのモデルにした。

ところが想定外にピエロの弟、実直なマルコ(妻子ある名高い裁判官)がこの美しきボナンナに気も狂わんばかりになってしまった。(ピエロの介入により、幸いにも事が深刻化する前に落着。)

その約80年後、ジョルジョ・ヴァザーリが、ボナンナのひ孫、ニッコローザ・バッチとアレッツォのドゥオモで挙式、この絵にまつわる話を知る。

自分の親戚となった家の祖先に対するピエロの報復に、ヴァザーリは仕返しをするため、自分の著書のピエロの部分に根本的に修正を加え、多くの曖昧さを挿入し、ピエロの評価にダメージを与えた。」というようなことだそうです。

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単純化されてより清冽に見える伏目の表情、髪の毛の描き方など、さすがだった。グレーの中の白に近い光輪。影の部分の色に注意して見ていた。

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次に向かったのはピエロ・デッラ・フランチェスカが生まれ、晩年を過ごした町、サンセポルクロ。

サンセポルクロの町の手前にはタバコ畑が多かった。

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サンセポルクロ到着。ピエロ・デッラ・フランチェスカの家へ。ここは現在ピエロの研究所になっているらしい。陽気な学芸員さん。

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「手すりのこの部分は上半分は修復したけど、下半分は元来のものだから、数百年前にピエロが触っていたままよ。」(チナミさん訳)と学芸員さんに言われて、手すりに触る私。

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地下室へ。
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地下。井戸。
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下水と馬屋のようなにおいが生々しく残っている。
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地下ではピエロのスライド上映中。

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家の壁の装飾は非常にあっさり、細くなよなよと描かれていた。
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「日本から来たということをサイン帳に残していってね。漢字の名前、大好きだから。」(チナミさん訳)と学芸員さんはおっしゃった。

次に向かうのは市立美術館(元市庁舎の建物)。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカのミゼリコルディアの多翼祭壇画「慈悲の聖母」。
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この顔。

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サンセポルクロの町を救った(イギリス軍の砲撃を思いとどまらせた)と言われるピエロ・デッラ・フランチェスカの「キリストの復活」。
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残念ながら修復前の画像(お借りしてきました)と見比べると、やはり修復前のほうが複雑な古色による重厚さ、深遠さ、微細なニュアンスがすごく美しい。修復後はすっきり軽くなりすぎている。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ、「聖ルドヴィーコ」。
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チナミさんが左手の甲にある傷のような印はなにか、と学芸員さんに尋ねた。単なるひび割れ、という応えだったが、とてもそうは見えない。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ、「聖ジュリアーノ」。背景の黒緑の中にある夥しい薄緑の線が気になった。時を経て出て来た傷なのだろうか。

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次に向かったのはピエロ・デッラ・フランチェスカの「出産の聖母」があるモンテルキ。

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モンテルキの「Madonna del Parto(出産の聖母」)美術館。
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左に見えるのが美術館。向かいの建物に標識の看板がくっついている。一番下の茶色い札に「Madonna del Parto(マドンナ・デル・パルト 出産の聖母)」とある。
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美術館の真向かいにあった、(看板が付いている)とても雰囲気のある古い建物は、チナミさんによると、

ピエロ・デッラ・フランチェスカの「Madonna del Parto(マドンナ・デル・パルト 出産の聖母)」がもともとあった場所から移される際に、所蔵場所の選択肢のひとつになった「聖ベネディクト教会」だそうだ。

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「Madonna del Parto(マドンナ・デル・パルト 出産の聖母)」は撮影禁止だった。

この1点だけに集中して対峙することで、より作品を深く強烈に味わうことができる。

ピエロの中でも特に美しい、素朴にして高貴、涼やかでいて温かい顔。

幾何学的に正三角形にも、正五角形にも、正六角形にも整えられている構図。色の左右交互対象。

非常に余計なものが無く、すっきりとしていて訴えるものが強烈で、戦慄を覚える作品。

車から振り返るモンテルキの町。
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名残惜しいモンテルキ。
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9月24日のちゅび。

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2018年10月12日 (金)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録7(9月23日)

10月12日(金)

きょうのチョビ。

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体重600gを超えたので、明日、血液検査。どうか無事でありますように。

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二本足でたっち。
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きょうのちゅび。

やたらにゴロゴロ言って私の膝の上で甘えっぱなし。風呂場のホースなどでもよく遊んだ。

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イタリアの旅の記録

9月23日(日)

日曜日なので午前中はゆっくりし、お昼はUova di carpa(トラジメーノ湖のコイの卵)のタリオリーニ(細めのスパゲティ)。

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昨日、拾ったアミアタ山の栗をチーロさんがオーブンで塩焼にしてくれた。陽射しが強くて夜が寒いせいなのか、イタリアの栗は野生なのに日本のよりも甘い。
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光り輝くキュージ湖。手前にはディル(フィノッキオ・セルバーティコ)の黄色い粒々の花。
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田舎道で見かけるマリアの絵を飾った小さな塔。イタリアのお地蔵様のようなもの。
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妙な絵皿が置いてある。「このおじさんは誰?」と尋ねると「聖ピオ」とのこと。最近(1968年没)の聖人らしい。聖ピオの詳しいことについては、イタリア人のチーロさんは、チナミさんよりもっと興味ないそうだ。
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きょうはPiana(ピアーナ、平地という意味)という町の、チナミさんがお気に入りの廃屋に連れて行ってくださった。

私がすごく喜ぶものを見つけておいてくださったことに大感激。

同じものを素敵と心から感じあうことができるチナミさんに案内していただけるなんて最高だ。このような幸福なめぐり逢いは滅多にない。
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以前は、左上の赤いトタン屋根部分が無くて、もっと雰囲気がある建物だったという。

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この建物の斜め裏側。

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とても雰囲気がある。が、この建物はフェンスの中なので近づくことはできなかった。
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しばらく車で走り、また素敵な廃屋を発見。こちらは探検可能。

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この廃屋も素晴らしく絵になる。手前の枯れ植物が夕陽で金色に光っていた。
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浅緑の窓と繊細な野草たちが美しい。まるで計算され尽くしたかのような色の配分。
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しばしこの空間にいられることにうっとり。
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今日は昼29℃だった(最低気温は16℃)。夕方5時近くでも陽射しが強くて眩しい。
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しばらく車で走り、かわいい山羊たちが大勢いるところを発見。
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小さくて頼りなげな秋仔ちゃんたちがいっぱいいた。
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キャワンキャワン大騒ぎして、私たちが撮影し終わって車に戻った頃に、通りまで出て来てこちらに吠えているちっちゃな犬。山羊たちの番犬のお仕事をしっかり果たしている(?)

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次にきれいな深い紺紫の葡萄の畑を見つけて写真を撮っていたら、これまたギャンギャン!ギャワン!と姿は見えども狂暴で獰猛な吠え声。すぐに2匹の犬がすっ飛んで来た。
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跳びかかって来るのかと思ったら、顔を見たら急におとなしくなり「遊んで、遊んで。」と甘えて、車道のほうまで着いてきた人懐っこいかわいい犬。

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Pianaから戻り、菫色と枇杷色の夕陽に染まるキュージ湖。

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9月23日のちゅび。

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2018年10月11日 (木)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録6(9月22日)

10月11日(木)

PCが起動しなくなってしまい、朝9時一番からメーカーに電話して指導してもらった。

プログラムの更新がたまり再起動に2時間近くかかっていたのを、我慢できずに途中で切ったせいかと思われる。

裏のネジを緩めてパカッと開けて小さな丸い丸いバッテリーを取り出して90秒。これでなんとか元に戻った。

ちゅびが、PCの普段は晒されない剥き出しの内臓に、やたらちょっかいを出して恐ろしい90秒であった。

電話中に目の前にあるトイレにうんこ。普段ならうんこした直後にさっと身体をトイレから出すのだが、作業中にそれはできず、ちゅびはいつまでも楽しそうに砂とまんべんなく混ぜていた。

きょうのちゅび。

新しいカリカリ(月齢12か月まで)をあげたら、2度もおかわりのおねだりをして一度に30gも食べた。結局一日で50g食べた。

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私が帰国してから一度も高い本棚の上に上がっていない。いつも私にべったり。ちょっと触れたらゴロゴロ。
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あくびした直後の顔。
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きょうのチョビ。

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本当は長毛で、同じ日に生まれた兄妹のユキちゃんはふっさふさなのに、この子だけははげてしまっていてかわいそう。毎日の殺菌シャンプーで、日に日によくなってきている。がんばれ!チョビ。

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イタリアの旅の記録6

9月22日(土)

この日はお弁当を持ってチナミさんの大好きなMonte Amiataアミアタ山にポルチーニ茸と栗を採りに行った。

アミアタ山のふもと、Abbadia San Salvatore(アバッディア・サン・サルヴァトーレ) という町の「Pinzo Pinzuti」という不思議な雑貨屋さん。
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Marcella(マルチェッラ)さんという妖精のようなご婦人がやっている。ごちゃごちゃと雑多でかわいいものがひしめき合う店内。

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私が見て楽しいものがいっぱいある。

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このキューブ型の絵合わせ?のようなおもちゃ、すごく気になる。

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チナミさんはマルチェッラさんにポルチーニ茸はいつ入荷するのか聞いていた。夕方には店にはいるという。つまり今が盛り。

アミアタ山に到着。まずはお昼のお弁当。大きなバスケットにスパゲッティのオムレツなどが詰まっていた。

食べられなさそうだがきれいなキノコがあちこちにいっぱい。

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昔、イギリス湖水地方のビアトリクスポターの家で見た森のキノコの素晴らしい細密描写を思い出していた。

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4、5cmの大きなヤマビル?怖い。
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長い年月をかけて自然がつくった朽木と苔の造形。
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それはそれはたくさんの種類のキノコがあった。
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チナミさんの家には分厚いキノコ事典がある。本当にキノコの判別は難しい。

同じような見た目の毒キノコが存在する紛らわしい茸はすべて避けた。

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これは食べられるらしい。
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ずいぶん探してついに見つけた、これがポルチーニ茸らしい。

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山頂近い店でアマーロ(薬草酒)を飲んだ。甘いけれどすうっとするリキュール。

お店のある場所から徒歩で急な山道を登り、アミアタ山の山頂へ。そこで、見晴らしのよい場所で景色を撮ろうと大きな岩の裏側に身体をねじこんた時に、信じられないものを見てしまった。

岩の裏側の裂け目の陰に、猫の親子がいた。その中に去年亡くなったちゃびによく似た茶白の女の子がいたのだ。

これはもう、私にとっては何もかも頭から吹き飛んでしまう衝撃で、心臓がズッキーンと来た。

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泥にまみれたピザを食べているのもショックだった。
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全部で6匹(母親とその母親、赤ちゃん4匹)いたが、ちゃびによく似た子は一匹だけだった。
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これからイタリアの山は急激に寒くなるのにどこに寝るのだろう、この子を連れ帰ってちゅびと一緒に育てられたらどんなにいいだろう、と胸がばくばくした。今もずっとこの子のことを考えて気持ちが乱れて苦しくなってしまう。

その後、山の中腹の栗林で栗拾い。栗の緑のイガは落ちているが、どこに栗の樹があるのかわからなかった。

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あまりに巨大で枝葉がはるか上方にあるので、何の樹かわからないのだ。数百年も生きている栗の樹を見たことがなかったので驚いた。この場所は栗の巨樹の林。

栗はまだ若くて小粒なのがほとんどだった。もう一週間か10日したら大きい栗がざくざく拾えそう。

帰路、馬が二頭いるところを見つけた。

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おーい、と呼んだら近くに来てくれた。

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馬たちに、今日拾った栗のうち、まだ白くて柔らかいのを選んであげた。


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人懐っこくて、とてもかわいい。
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帰り道のトスカーナらしい風景。この家を入れたアングルは撮影ポイントらしく、ここを撮った写真が掲示されているのを見た。
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今日の夕焼けは濃くて美しかった。
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本日の収穫のキノコ。大きいのは傘が10cmくらい(黒い粒はオリーブの実)。

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9月22日のちゅび。

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2018年10月10日 (水)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録5(9月21日)

10月10日(月)

夕方5時、新しく保護された赤ちゃんに会いに行く。すごく心が動かされるが、責任持てるかどうか迷う。まだ熟考を要する。

チョビは、昨年白い子を亡くし、また白い子が欲しいと言っている人がいるそうなので、その人のところに行くのがいいのかな、と思う。

きょうのチョビ。どんどん元気で活動的になって来ている。
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きょうのちゅび。

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イタリアから帰国してすぐは大人しかったのに、また噛み癖が戻って来ていて大暴れ。

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イタリアの旅の記録5。

9月21日(金)

きっちりと時の数だけ鳴る近くの教会の鐘が、今朝はリーン、ゴーン、リーン、ゴーン、と長く尾を引いてしめやかに、多めに鳴った。それはお葬式の合図の鐘だという。

教会の前の普段は何もない広場にたくさんの車が停まっていた。

お昼はCanocchie(カノッキエ、シャコ)のスパゲティ。

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シャコ山盛り。豪華~~!チナミさんはパスタもパンもお家で作る。有機小麦と有機卵で作ったもっちもちの生パスタです。

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Fagiolini(ファジョリーニ、インゲン)とトマト。Ottimo(すべてとても美味しい)!
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きょうは午後からTrasimeno(トラジメーノ)湖の中の3つの島のうちのひとつ、Isola Polvese (ポルヴェーゼ島)に行ってみようか、ということになりました。

ウンブリア州ペルージャ県のSan Felicianoという町から船で島へ。

島について、特に地図も確認せず林の方へ歩き出した。昔の教会の廃墟。

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島の周りの木陰の道を行くと野生のシクラメンの花がいっぱい。

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野生のシクラメンを初めて見たが、とても花が小さく(2cmくらい)で、一瞬カタクリの花かと思うほど可憐。
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ランのようにねじれたシクラメンの花を発見。
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日陰はやたらにザンザーラ(蚊)が多い。日向は陽射しがきつい。

どのくらい歩けば一周出来て、また船着き場に戻れるのかもわからず、えんえん歩く。

原生林から急にお決まりの糸杉が植えられている小道にたどり着き、これはお城への道だと確信する。3,5km歩いたらしい。

ポルヴェーゼ島の古いお城。

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船着き場近くの家。壁の代赭色がオリーブの緑に映えてきれい。
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船から見たたくさんのGabbiani(ガッビアーニ、カモメ)と夕陽と小さくなる島。

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この日は私がもっと熱狂するものに出逢えた。帰り道にあるお城の廃墟だ。

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いつ誰がなんのために建てたのかもわからない、看板も標識もない廃城。

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人が集まる観光地よりも、こういう奇妙で淋しくて妖しい、忘れ去られたものの美しさに私は最高に感動する。

幽霊のような枯れたオリーブの樹。

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トラジメーノ湖に沈む夕日。

その反対側のオリーブ畑の上にはオレンジに照り映えた雲が浮かんでいた。

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帰宅した時の教会の前の風景。

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夕食。アボカドとトマトとニンニクとオリーブオイルとパン。チナミさんのつくった長時間発酵、全粒粉、有機のパンは最高。

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2018年10月 9日 (火)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録4(9月20日)

10月9日(月)

またまたたいへんな事件発生。なんと、またSさんが赤ちゃん猫を2匹保護したというのだ。

(私がイタリアに行っている間にも、チョビの兄妹と思しき白の長毛のメスの赤ちゃんを保護されたので、これでSさんは計6匹保護したことになる。)

今、赤ちゃん猫たちがぽろぽろ生れ落ちている根源の場所の成猫のTNR(捕獲して避妊してリターン)活動真っ最中で、想定外に2匹の赤ちゃんが見つかったという。

そのうちの一匹が茶白だというので心乱れる。明日、見に行く予定。

きょうのチョビ(仮名)。

きょうも紐にじゃれてぴょんぴょん。よく遊んだ。

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遊んでいる時、身体を斜めにし、脚をクロスさせて横に歩く(身体を大きく見せる)威嚇のポーズができるようになった。たいてい生後一か月くらいでこれをやり始める。

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きょうのちゅび。

いつもゴロゴロご機嫌。

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生後4か月。おりこうさんでお留守番できるようになった。

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イタリアの旅の記録4

9月20日(木)

きょうはあまり遠出はしないで、比較的近所を車で廻ってくださった。

私の大好きなチコリーとレースフラワーの原っぱ。

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どこまでもチコリーの青とレースフラワーの白、野菊の黄が風に揺れ、遠景には向日葵畑という夢のような光景。

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ちらほらと種がこぼれたのか向日葵も咲いている。
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スーパーマーケットへ。私は珍しいものがたくさんある海外のスーパーマーケットの中を見て歩くのが大好きだ。

イタリアではフィノッキオと呼ばれるフェンネル。こちらでは茎の根元を食べる。
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イタリアの食卓ではハーブをいっぱい使うが、私の好きなディルが売られていないのはなぜだろう、と思っていたら、ディルはイタリアではFinocchio selvatico(フィノッキオ・セルヴァーティコ 野生のフェンネル)と言うそうで、道端どこにでも生えていた。

レースフラワーと混じって咲く黄色い小さな粒粒の花がディル。

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スーパーにシャコがあった。寿司ネタでは食べるが、東京のスーパーマーケットにはほとんど出ることはない。
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耳の上に花をつけた陽気な店員さん。
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お昼は日本では見られないブランジーノという白身の魚の蒸し焼。

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セロリとトマトとブランジーノ。豪華~。
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ムール貝とトマトのスパゲッティ。
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買ってきたメロン(黄色くてラグビーのボールの形)と桃(黄桃)を、まるで絵のように棚に飾っている。
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午後4時過ぎ、家の前の砂利道を下り、散歩。

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近所のオリーブ畑には数本、たいへん太くなった古樹があった。

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広大な向日葵畑の枯れた向日葵たちに魅せられて、この場所でずっと写真を撮っていた。

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銀と灰色の曇り空の下、うつむいてもの思いにふけるヒマワリたち。

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この後、丘の小道をたどり、どんどん遠くへ行き、来たのと違う道から家へ戻ろうとしたら農家に続く行き止まりの道だった。

それで収穫の後に耕されて掘り起こされた泥の畑の中をズボズボ歩いて帰り、重たくなるほどスニーカーにたっぷりの泥が着いた。

近所で生まれていた猫たち。チョビに似ている。母乳をよく飲んでいるせいか元気そう。

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途中、出会って、ずっとついてきた甘えん坊の猫。
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9月20日のちゅび。

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2018年10月 8日 (月)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録3(9月19日)

10月8日(日)

本日のチョビ(仮名)。生後おおよそ1か月。紐によくじゃれるようになってきた。元気にぴょんぴょん跳ねる。

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真菌感染でしっぽや首の毛が抜けていて痛々しいが、まずは抗生物質よりも専用のシャンプーで完治をめざす。

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一度に飲めるミルクの量が少ない(10ml程度)のが心配。だが毎日着実に体重は増えている。

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イタリアの旅の記録3

9月19日(水)

この日は特に、盛沢山の一日だった。

朝、私が心待ちにしていた霧が丘陵を覆った。ミルクのような霧の中に並んでうつむく枯れた向日葵たち。

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野イバラの赤い実と県境の見張り塔。

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まずPienza(ピエンツァ)に連れて行ってくださった。

チナミさんたちがいつもチーズを買っておられるというお店。灰色や真っ黒のカビに覆われたチーズにびっくり。

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映画『ロミオとジュリエット』のロケに使われたらしい宮殿。50周年記念展のようなものをやっていた。

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宮殿の大理石の白と苔の深緑の模様に目をみはる。

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これもちかくの古い建物。

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天井のしみと、かすれた古い絵や文字の美しさに心惹かれた。

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ピエンツァの建物は赤茶色の石と土の印象。

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町の中心にはたいてい古い井戸がある。
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この場所の向かいにあったフルーツジュースとジェラートのお店で休憩。
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ホウレンソウとキウイのジェラートが甘くなくて抜群においしかった(忘れられないほど)。レモンのジェラートは甘酸っぱくてまあ普通によくある感じ。

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その後、Bagno Vignoni(バーニョ・ヴィニョーニ)へ。ここは岩山から温泉が流れ出している。

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古代ローマ時代からの温泉。昔行ったイギリスのバースを思い出す。この場所は現在は入浴できない。

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このバーニョ・ヴィニョーニの町でOsteria del Lone というお店で食事。かわいらしい中庭。お客の食べ残しを待つ猫がいた。

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私はシーフードのニョッキ。ほかのお二方はトリュフのパスタ。このお店はとてもおいしいです。
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白身魚のカルパッチョ。エンドウ(ソラマメ?)の花がのっている。とても上品できれい。
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マグロのタタキ。スベリヒユがのっているのに驚いた。日本の公園によくある雑草。
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そのあと岩山を散策。

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石灰の白い岩山は昔行ったエクサンプロヴァンスのレ・ボーを思い起こさせる。

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ここで私は日傘を差していたにもかかわらず、なぜか熱中症になりかかってしまった。気温は30℃に満たないくらいだと思うが、陽射しが日本と違って透明で突き刺すように強く、頭だけが異様に熱くなり、動悸が上がり、少し頭痛と吐き気がした。

少し日陰にはいったらすぐに復活。まだまだ新しいものを見る意欲満々。

この岩山の中腹では皆さん、水着で入浴しておられた。少しぬるめのきれいな青磁色のお湯。

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次に連れて行ってくださったのはRocca d’Orcia(ロッカドルチャ)。オルチャ渓谷の城塞のひとつ。

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展望塔に上ったが、高所恐怖症の私にはスケスケの金属製の狭い階段が少し怖かった(うっかり者の私なら簡単に滑り落ちる可能性がありすぎる)。

また素晴らしい雲。素晴らしいトスカーナの丘陵、田園風景。
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ロッカ・ドルチャから、もうひとつの城塞Castilione d’Orcia (カスティリオーネ・ドルチャ)を望む。

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ロッカ・ドルチャのてっぺんの展望台の光とりの窓から生えて枯れた草たち。

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ロッカ・ドルチャのふもとの町。石づくりの家並みがとても美しい。

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この町は小さいけれどどこを撮っても絵になったので、しばし夢中になる。

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葡萄棚と農具。

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また猫さん登場。
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この道には黒猫と小さい犬がいた。

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おとなしくてかわいい犬。ちょっと面白い顔の瞬間。

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イタリアでは石と土の壁に映える緑色のペンキを塗った木の扉や窓枠をよく眼にした。

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Rocca d’Orcia(ロッカドルチャ)を振り返って撮影。
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次に、先ほどRocca d’Orcia(ロッカドルチャ)から見ていたCastilione d’Orcia (カスティリオーネ・ドルチャ)に連れて行っていただいたが修復中で上れなかった。
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Castilione d’Orcia (カスティリオーネ・ドルチャ)の町を振り返って撮影。

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車で帰宅途中、見つけた古いお城。Castello di Spedaletto (カステロ・ディ・スペダレット)と書いてあったが、詳しいことはなにもわからない城。1200年代からあり、旅人やジプシーの宿になっていたという。

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イタリアにはこのように由来のわからないお城や、誰も気に留めない廃墟がたくさんある。観光地になっていない魅力的な場所や建物、誰が描いたかもわからない絵が山ほどある。

私は毎日、そういう秘密の場所、秘密の出逢いを見つけることに夢中になった。

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2018年10月 7日 (日)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録 2(9月18日)

10月7日(日)

きょうのチョビ(仮名)。

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はやくしっぽに毛がはえてくるといいね~。絶対に治してあげるからね。
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きょうのちゅび。

午前中、病院で1回目の虫下しを飲ませてもらう。2週間後にもう一度飲ませる。

私の枕がすごく好き。

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夜眠る時も私の枕と私の首と顔の上にどかっと乗っかる。おかげで私の頭がずり落ちてしまう。
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イタリアの旅の記録2

9月18日(火)

イタリア中部に来て最初の朝を迎える。本日は大変盛りだくさんの一日でした。比較的近所にいろいろ連れて行ってくださった。

朝、お家のすぐ近所の枯れた向日葵畑からLago di Chiusi(キュージ湖)を望む。こちら側は太陽が燦燦。あちら側は雨が降っていた。この景色だけでも十分に絵になると思う。

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お家の近所で廃屋発見。途中、ぽつぽつ天気雨の滴で画面が曇った。

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大好きなチコリーの薄青の花がまだ咲き残っていることに感激。

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打ち捨てられてくすんで恐ろしく美しい色と肌合いになった扉に魅せられた。
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斜め上方に発達する素晴らしい雲。お家のある丘から見えるキュージ湖。今からこの湖に向かいます。
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ひとつはウンブリア、もうひとつはトスカーナにある昔の見張り台。ここが県境。お家のある住所はイタリアのウンブリア州ペルージャ県。
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おうちのすぐ近所のLago di Chiusi(キュージ湖)にやって来ました。湖面に透明な青い空と雲が映ってきれい。

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湖に捨てられている朽ちたボートの上で。
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機内で食べなかったパンやクラッカーをあげたら、ガチョウやカモにもみくちゃにされる。特にガチョウ(つがい)のガッツンガッツン来る力強さは怖い。負けそう~。

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近所のレストランでごはんをもらっているらしい猫ちゃん登場。

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猫とガチョウら鳥さんたちを一緒に撮っていたら、猫に対して「シャアアァァァ!!」と恐ろしい形相で威嚇するガチョウを初めて見た。ガチョウのほうが強い。

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チーロさんが大きな西洋ススキでじゃれさせたら大興奮!の猫ちゃん。
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わしゃわしゃわしゃ~。
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キュージ湖の水草。葉はスイレンだが花は小さくて黄色いコウホネだった。
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キュージ湖は小さくて植生にも変化があって楽しい。
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キュージ湖の近く、まだたくさん小さな花をつけている向日葵畑を発見して夢中になる。

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ここまで広大な向日葵畑を体験できたのは生まれて初めて。幸せ。

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雲のかたちも珍しくて胸がはずんだ。どこまでも続く建物のない地平線と広い空。

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おうちの近所のもうひとつの湖、Lago di Trasimeno(トラジメーノ湖)にやって来ました。イタリアで4番目に大きい湖だそうだ。こちらに比べたらキュージ湖は池のような感じ。

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夕方5時40分頃。

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東の空は透き通った濃い青。西の空は銀とプラチナと淡い枇杷色。

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トラジメーノ湖畔にあるCastiglione del Lago(カスティリオーネ・デル・ラーゴ)のお城。
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夜8時過ぎに夕食。チーロさんは摂生のため、牛乳をかけたシリアルしか食べないという。チナミさんがスパゲッティのオムレツをつくってくださる。それとメランザーネ(ナス)のオリーブオイル、ニンニク、トマト炒めなどなど。
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2018年9月18日のちゅび(友人撮影)。

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元気で遊びまわっています。
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2018年10月 6日 (土)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録 1(9月17日)

10月6日(土)

友人と共同で預かっている野良猫の赤ちゃんチョビ(仮名)に会いに行く。かわいい盛り。

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真菌の感染が酷く(ちゅびの時よりも重症)、しっぽがずる剥け、手足と首の毛も抜けて禿げている。私がイタリアへ旅立った後、一時は下痢やくしゃみで(パルボかカリシか原因不明の)重篤かと懸念されたそうだ。

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お気に入りのぬいぐるみとチョビ。
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ケージ上にのぼり、前にこけて落ちそうになり、歯でネットを噛んで止めるチョビ。
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まだ離乳できず、一回目の3種混合ワクチンを打つこともできない。体重が軽すぎ、真菌用の抗生物質を飲ませることもできない。まだまだいろいろと手がかかり、心配はつきない。

このチョビを私が預かることになるかも。

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(当たり前だが)ちゅびが大きくなっていた!私が帰宅してすぐは私の匂いを嗅ぎまくり、肌着をなめまくり。

夜になってやっとリラックスしたようでゴロゴロ言いまくり。ごはんを食べたあと、タタッと走って来て、どん!と私の膝に乗っかって甘えまくり。

10月6日のちゅび。

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10月5日(金)

ちゅび、15:20のうんこに虫が出る。

数カ月前に、一度だけ、うんこに半透明の薄黄色の細い線状のものが出た。動いていなく、切れた輪ゴムにそっくりだったので、輪ゴムを噛んで呑み込んだのだと思っていた。

今回もそれとそっくり同じ、だがとてもゆっくりだが動いていた(生命反応あり)。

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イタリアの旅(9月17日~10月3日)の記録1。

9月17日(月)

新宿発9:39の成田エクスプレスに乗るため、緊張して家を早く(8:40に)出すぎた。30分以上ホームで待つ。

成田発13:15アリタリア・イタリア航空ローマ行き。

機内食は、私は肉食がまったくできないため、シーフードを注文していた。朝6時に起きて以来、ミルクティーしか口にしていなかったので空腹だった。食事はとてもおいしかった。

特別食シーフード。白身魚のホワイトソース焼き。ふんわり柔らかいポテト添え。

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間食におにぎりかパニーニも出た。私はおにぎり(昆布入り)を選択。

夜が明けて朝の食事。これはすっきりさっぱりして私好みで、とてもおいしかった。

エビ、白身魚の蒸したの。小エビ、サーモンのマヨネーズあえ。グレープフルーツ、りんご、パン。

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夜7時にローマ着。不安でそわそそわしながら出口(ウシータ)へ。出口で待っている数十人の人々の中から千浪さんが飛び出して来て肩を抱いてくださった。

千浪さんとはこの時が初対面。

昨年、イタリアからSNSで連絡して来てくださり、そのあと毎日のようにメールを交わし、様々のこと、画家としての悩みや私生活の悩みも打ち明けて来たが、お会いしたのは初めてだ。

千浪さんのだんなさんチーロさんが高速を運転してくださり、長距離を車にのせていただいている間も申し訳なくて、緊張で胸がざわざわ。

お宅に着いたのは夜10時過ぎだったろうか。

想像などはるかに及ばない、中世の面影を残すの石でできた建物(1646年築の修道院の一部)のお宅、そして私が泊めていただくお部屋に驚愕。

とにかく昔のイタリアの田舎にタイムスリップしたような感覚だった。

私が2週間を過ごさせていただいたお部屋の一部。

壁は千浪さんがご自身でペイントされたそう。柔らかなアンティークの灯り。

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この部屋で私は、生き馬の目を抜くような東京都心の生活、そして羞恥も躊躇もない、あからさまな謀略と嫉妬に満ちたアートの世界とは180度異なる、イタリア中部ウンブリアとトスカーナの境界の丘陵の、豊かでおおらかな生活に触れさせていただいた。

17日間、普段の東京の生活では想像もできないものを見、たくさんの信じられないような体験をした。

そういう中で、私がおおらかに解放されていたかというと、やはりそうではなくて・・・、出会うものすべてに対して、どこに留意して見るべきか、その瞬間に何をつかむのか、それをどのように絵に生かすか、どのように記録するかを考えて、瞬間ごとに興奮と同時にかなり緊張していた。

日常と違う一期一会の体験を無為にしたくない、という思いで強い焦燥にかられてしまう。

これは宿痾のようなもの、というか私の性質だと思う。

4日に帰国してからも一日は興奮と緊張が解けずに胸がざわざわしていた。

それから変則的に睡眠をとり、普段の私のように日に何度もアールグレイのミルクティーを飲み、今、やっと少し身体が落ち着いてきた。

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9月17日(友人宅にて友人撮影)のちゅび。

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