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2018年10月23日 (火)

ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録15(10月1日)

10月22日(月)

6時過ぎの朝焼け。今日も快晴。
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きょうのチョビ。

真菌がうつる危険のため、基本、ケージの中で育てていたはずなのだが。

昨日の夜あたりから強いパワーでケージのフェンスとフェンスの間におでこを押し入れ、扉を留めていたクリップをはずして外に出てくる。

何度かケージに入れなおして就寝。だが暗い中でしっかり出て来て私の布団で寝た。

私の布団でのびのびご機嫌のチョビ。

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ん~~。。気持ちいい。
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昨日はノバルサンシャンプーしたし、だいぶ治ってきたからまあいいか。

きょうのちゅび。

長~く伸びるのでは負けない。

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・・・・・

イタリアの旅の記録

10月1日(月)

朝、教会の鐘が5つ鳴ると同時に起床。6:05キュージ発の列車でチナミさんとヴェローナへ。

ヴェローナに行く大きな目的は、憧れのPisanello(ピサネロ、Antonio di Puccio Pisano、Antonio di Puccio da Cereto)の実物をこの眼で見てみたかったことだ。

FIRENZE CAMPO MARTE(フィレンツェ、カンポ・マルテ)駅で乗り換え。8時過ぎ、12分くらい遅れて列車が来る。冷たい雨。12℃。暗くて寒い。

8:50くらいから晴れて青空が見えた。列車の窓から植生を見ていた。イタリア北部はウンブリアやトスカーナとは全く違う景色。丘陵がなく、糸杉やオリーブ畑もない。代わりにポプラをよく見かけた。

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VERONA PORTA NUOVA(ヴェローナ、ポルタ・ヌオーヴァ)駅に9:37着。

どのバスに乗ればいいのかわかりづらくて、チケット売り場で待っているたくさんの人たちに混じって並んだ。イタリアの交通機関はわかりづらい。チケット売り場で買うと、バスの中で買うより少し料金が安くなる。

ヴェローナの旧市街でバスを降りる。

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古い石の門をくぐって、すぐにヴェローナの街の美しさに驚く。なんでもない古いアパートメントの中庭を覗いても、すごく雰囲気がある。

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壁にかかった錆びた掲示板も、その花の形の留め具も、すべて絵になる。
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ヴェローナの中心、Piazza delle Erbe(エルベ広場)。
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エルベ広場も面白いが、裏通りでもっと素敵な建物を見つけた。

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古い不思議な井戸がある。
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井戸の柱に染み出た緑青の色が美しい。

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ついに来た。ピサネロの「聖ゲオルギウスと王女」があるヴェローナのサンタナスタジア聖堂。

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建物自体も趣がある。

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ピサネロ「「聖ゲオルギウスと王女」。
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とても高い位置にあるので肉眼では見えにくい。
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下でスライド上映されていた。やはりこの絵は最上級にすごい。あまりに謎めいて魅力的だ。
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人物の静かな顔の魅力もすごい。人物、馬、人の後ろに敷き詰められているように描かれている黒緑色の小さな樹の奇妙さ。そして得も言われぬ効果を生んでいる剥落を見ていると息も止まりそう。

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画面左部分にうようよ蠢いている動物たち。
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ライオン、鹿、トカゲ、龍、いろんな生きものたちの骨。ピサネロは抜きんでて動物がうまい。そしてやはり龍と鹿のうしろに張り付いたように黒緑の小さな樹々。

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サンタナスタジア聖堂を出てから街を少し歩く。ヴェローナの街並みは、どこを撮ってもほどよい彩度と古色、遊び心のある装飾が美しい。

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ジュリエットの家の手前の落書き。向かいの店がこの落書きをそのままプリントしたバッグを売っていた。ジュリエットの家のバルコニーは観光地化されていて面白くなかった。
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ふらふらと散歩して街はずれの素敵な家並み。

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代赭色の壁のきれいな古い建物を見つけた。
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この剥落の肌合い、そこから受ける感覚をそのまま絵にできたらいいのに、といつも思う。

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サン・フェルモ・マッジョーレ聖堂の手前にあった魅力的な樺色の建物。サン・フェルモ・マッジョーレ聖堂は4時まで開いていなかったので先に「鶉の聖母」があるカステルヴェッキオ美術館へ。

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カステルヴェッキオ美術館のピサネロ「鶉の聖母」。
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とてもチャーミングによく描けている鶉(ウズラ)。カササギでもサギでもカッコウでもない。なぜウズラなのだろう。
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ヴェッキオ美術館の上からの眺望。
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空がまた掻き曇って雨がぽつぽつ降ってきたが、ここから景色を見るだけでも楽しめる。
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とてもおなかがすいたので中心の広場から少し離れた裏通りで店をさがす。この奥の暇そうな店。安くてけっこうおいしかった。

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Svitati(ズヴィターティ)という初めて聞く名前のマカロニと4種のチーズ。もうひとつはキノコのタリアテッレ。
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その後、ピサネロの「受胎告知」を見に、サン・フェルモ・マッジョーレ聖堂へ。

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ピサネロの「受胎告知」。雨の夕方であまりに聖堂の中が暗く、高い位置にあるのでよく見えなかったが、この絵はほかのどんな画家の「受胎告知」よりも好きだ。

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以下、画像をお借りして来ました。
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深くうつむく天使と、黒っぽい地味な衣服の聖母。
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信じられないほど美しい天使たち。美しい剥落。
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駅に帰るバス停をさがし、降って来た雨の中を走った。橋を渡る時、向こう側に崖と一体になった面白い建物を見つけた。

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ちょうどバスが来て、バス停の手前で手を振ったが気づかれずにおいて行かれ、次のは35分くらい来ないと、冷たい雨に凍えながらバスを待った。
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時刻表に反して15分後くらいに次のバスが来た時は、心底ありがたかった。

ヴェローナの駅の有料トイレで、びしょ濡れで冷え切った衣類を着替えた。

19:45ヴェローナ発の列車で、21:40ミラノ中央駅着。駅前は暗く、人も少なかった。い警察の人にホテルへの道を聞いたが、結局タクシーでホテルへ。

ホテルに着いて荷物を置いた後、外に食べ物を買いに行く。アーティチョークの焼きオリーブオイル浸し。ロゼワイン。洋梨。水。

10月1日のチョビ。

手足としっぽがあまりにかわいそう。
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10月1日のちゅび。

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