ちゅびとチョビの記録 / イタリアの旅の記録16(10月2日)
10月24日
きょうのチョビ。
チョビより後から保護され、チョビより全然元気で、もうとっくにカリカリも食べているチョビの妹、白い長毛の雪ちゃんとチョビを交換して預かるお話が出ている。
雪ちゃんがもしうちのちゅびと相性がよければ、私と一緒に帰宅できるかもしれない。しかし慎重に様子を見なければ。
きょうのちゅび。
10月23日(火)
きょうのチョビ。
午後4時すぎ、病院で真菌感染の治り具合を診てもらう。
ほとんどよくなっているが確実に治すため、トラコナを2週間飲むことになった。もう800gもあるので、抗生物質を飲ませてもだいじょうぶとのこと。

きょうも元気いっぱい。遊びまくるチョビ。

きょうのちゅび。
元気。
・・・・・
イタリアの旅の記録16
10月2日(火)
イタリアの旅ももう最後。
午前中はホテル近くのスーパーへ。イタリアのスーパーは東京では食べられない珍しいおいしいものがいっぱいで、とても楽しかった。

イタリアの魚介。
イタリアと言えば燦燦と降り注ぐ太陽に映えるレモンのイメージがある。昔、カプリ島に行った時、金色に輝くレモンが鈴生りの樹が美しかった。
日本ではなじみのないルピナスの実。しょっぱくて香ばしい枝豆のような味。
イタリアのおみやげはほとんど何も考えていなかったのだけど、乾燥したポルチーニを一袋だけ買った。
(今、私とチョビがいるところは調理ができないので、まだ食べていない。帰宅したら有機全粒粉スパゲッティにたっぷりの野菜と魚介とニンニクを入れて食べたい。)
ミラノでは大聖堂のほかは特に撮りたい意欲をそそられる建物がなかった。どこを撮っても面白かったヴェローナとは対照的だ。
きょうはこの旅の最後の目的、アンプロジアーナ図書館の絵画館へ。本当はここに収蔵されているピサネロのデッサンを見せてもらうことが目的だった。
とにかく私は以前よりピサネロに関心があり、特にピサネロのデッサンを見たかったのだ。
数か月前にアンプロジアーナ図書館の資料は事前に閲覧許可を申請しなければいけないことがわかり、さらにピサネロのデッサンは予約して閲覧可能な資料の項目に入っておらず・・・。
閲覧をお願いするため、チナミさんが、なんとアンプロジアーナ美術館長のRocca枢機卿に特別許可を願い出るメールを書いてくださったのだった。
しかし非常に古くて痛んでいる最重要の資料のため、閲覧許可は下りず、そのかわりにアンプロジアーナ美術館の入場許可をいただいた。
ふたりで30オイロくらいの入場料が無料になったのだから、まあ幸運だ。
アンプロジアーナ絵画館は落ち着いたよい雰囲気の美術館だった。
ボッティチェリの「パビリオン(天蓋)の聖母子。(画像はお借りしました)
修復をしたのか、実物はこの画像とは彩度が異なり、まったくくすんでいない派手な色調だった。緞帳と聖母の服の色は真っ赤、キリストを支えている天使の服の色は鮮やかな桔梗紫、左端の天使の服の色は山吹色だった。
私はこの画像のようにくすんでいたほうが、よりメランコリックで好きだ。
それぞれの表情、服の襞の描き方、非常に優美で豊か。
ヤン・ブリューゲル(父)(花のブリューゲル)の花の静物画は2点あった。
暗い背景に浮かび上がっている色とりどりの花たち、一輪ごとにその個性と差異を訴えるように、丁寧に精緻に描かれている。
(チナミさんが見つけてくださった画像。)
これはひとつ、ひとつ、丹念にディテイルを味わい、そこここに生起しているドラマに時を忘れて見入るような花の絵だ。
(チナミさんが見つけてくださった動画。)
https://m.youtube.com/watch?v=l5tetKtu3jc
イトトンボ、ハナムグリ、蝶、芋虫なども時間をかけて見た。
ヤン・ブリューゲル(父)の淡彩素描が1点見られたのでよかった。ネズミと、薔薇と、蝶と芋虫。薔薇はことさらにくねっていた。
最後の暗い部屋にあったカラヴァッジョの「果物籠」。
ひとつひとつの果実や葉が、びしっと一部の隙もなく決まっている。虫食いの林檎、半透明にけぶる葡萄、洋梨、黄桃、青い無花果。
恐ろしい静謐。
一番右に描かれている葡萄の葉は影のようなシルエットのみ。なぜか無花果の右端に茎が隣接している。
レオナルドダヴィンチのデッサン(素描)をいくつか見ることができて面白かった。今回の展示は、音楽や楽器に関係する素描だった。
アンプロジアーナ絵画館を出て、空腹に耐えかねて、食事する店をさがして彷徨った。そして、この旅がもう最後という時になって、この旅最大の失敗をしてしまった。
うっかり裏通りのこの店に入ってしまったのだ。この店は最悪にまずかった。イタリア人ではないアジアの人がやっていて、メニューの写真とは別物の、イタリアンではないようなものが出て来た。
ああ、こんな失敗をしてしまうとは!と後悔でいっぱいで歩いていた時に、前からすごく愛嬌のあるかわいい仔ちゃんが。
この仔と会えたので少し慰められた。
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