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2019年5月17日 (金)

哲学の本 / 阿佐ヶ谷散歩 欅屋敷

https://chisako-fukuyama.jimdo.com/pencil-drawing-watercolor-painting-1-tulip-anemone/

5月3日(金)

4月の後半に図書館から借りた思想系の本を、期間延長してずっと読み続けている。ポイントをノートに書き出している。

いわゆるインテリ層にはすらすらと理解できるのだろうが、(私を含め)一般と括られる人たちには、存在すら知られず、たとえ興味を持ったとしても容易には近づき得ないような本。

私が努力して読んでいる理由は、その抽象的で普遍的とされている用語が、実際に、どういう身体において、どういう状況において発せられているのか、知りたいからだ。

もちろん、それは本に書かれることなく、その背後へいつも退きつづけているなにものかなのだけれど。

難解な思想を語りながら、先が見えないその瞬間、瞬間に、その人の身体はどのように捻じ曲げられ、痙攣しているのか。

絶対的他者の手前で他人や動物たちを、どういうふうに受け入れられているか。

言語の恣意性を認めても、言葉が発せられるのは、言葉でないものからであると思う。

そこを考えながらでないと、絵を続けていけないような気がしている。

・・・

ナニワイバラとジャスミンが絡み合って咲いている。

ナニワイバラとイヌイバラの違いを最近知った。柄(え)に細かい刺がびっしりあるのがナニワイバラ。つるつるしているのがイヌイバラ。

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エトワール通りの裏のサクランボ。

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5月6日(月)

世の中ではきょうまでが10連休らしい。

奥歯が少々しみたので新しくできた一番近い歯科へ。もう何年も検診していないが、意外なことに虫歯は無いと言われた。レントゲンを撮る。

・・・

先日の杉並区議選の時、駅前再開発のために阿佐ヶ谷の欅屋敷が潰されてしまうという話を聞いたので、たいへんショックを受け、久しぶりに見に行くことにした。

欅屋敷の中に入れるわけではないのだが、この周辺の雰囲気が最高に素敵で、ここが無くなって大きな商業ビルができるなら阿佐ヶ谷の魅力もほとんど無くなってしまうと思う。

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杉並保護樹林の素晴らしい巨樹たち。

手前に3軒あったかわいらしいお店は立ち退いていた。「ドゥミレーヴ」という帽子屋さんは引っ越したらしい。「月は夜を見て」というバーは閉店?

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駐車場側から見た巨樹たち。

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塀の隙間からのぞくと中には春紫苑が咲き乱れていた。

この素晴らしい森を潰し、そこに河北病院を建て直す。そして病院の、有害薬品で汚染された跡地に小学校を建て直し、小学校が今あるところに大型商業施設をブッ建てる、というのだから気持ち悪いことこの上ない。

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すごく絵になる白いペンキの壊れた扉。

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欅屋敷の裏の古い家。

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ここの庭は、かつて「ご自由に見てください」と書いた札があって、散策できた。

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阿佐ヶ谷駅南口の、美しい錆びた看板の豆腐屋の建物はまだ残っていた。

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北の商店街をぶらぶらしていたら、強烈なよくわからないものを発見。こんもりした藤蔓に絡んだ、木香薔薇のクリーム色の花の下に集められたデコラティブなガラクタ。

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一緒に歩いていた友人が「昔、ミュージシャンの白石民夫さんに連れて来てもらった店のような気がする」と言う「山路」。

ここのゲイのママよし子さんが亡くなったという貼り紙とお花があった。ママが豊川誕の「星めぐり」をかけていたのを覚えていると友人は言う。よし子さんのおかげで友人は「星めぐり」が好きになって、よく歌っていたのだ。

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北のアーケード内には、まだ千章堂書店という古本屋さんが残っていた。

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5月7日(火)

書き文字の手描き版下をつくる仕事。

5月8日(水)

髪を8cm切る。

美容師は38歳の男性で杉並区成田東の出身だという。

「阿佐ヶ谷住宅が壊されてすごくきれいな億ションになって、それで阿佐ヶ谷が住みたい街ランキングの上の方に来たんですよ~」と言われて、「ええ?私、新しくなったあそこ見るだけですごい鬱になるのに。前の団地だっから住みたいと思ったけどね。前の植物いっぱいの庭、大好きだった。前川國男っていう有名な建築家の設計だよ。ル・コルビジェに師事した人。」と応える。

最近の若い人はピカピカつるつるのデザイナーズマンションが好きなのか。私とぜんぜん感性が合わない。

昔の阿佐ヶ谷住宅は多様な植物が混沌と絡まりあい、傾斜したテラスハウスの佇まいも外国のようで、信じられないよう美しい庭になっていたのに。

5月10日(金)

8日間も抗生物質を飲ませたあとも、チョビの右目の目やにが出ているようなので、病院に聞きに行く。ついでにAP水をもらう。

「眼圧、測ってみよう」とのこと。明日連れてくることになった。

5月11日(土)

チョビを5時に病院に連れて行く。

なんと逆睫毛だと!今までの診断はなんだったの。

「え?!クラミジアじゃないの?」「うん。」「手術する?」「ええ~かわいそうでしょう。」「手術も失敗する時あるからね~。」

結局、快作先生が毛抜きで下睫毛を抜いて、様子を見ることになった。

チョビはまだ生後8カ月半だが、成長によって眼瞼内反症が治ることがあるのだろうか。また心配の種ができた。

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5月12日(日)

夜、ブログを書いていたら、またPCがフリーズ。切ってから起動できなくなった。

全部のコードを抜いて数時間休ませ、裏を開けて静電気をとってから、もう一度電源を入れたら起動した。

スリープにして眠る。

5月13日(月)

朝、スリープからボタンを押しても起動できないのでNECに電話。指導されるままにいろいろやってみたが、電源ランプも点灯しなくなった。

やっと修理から戻って来たと思ったのに、またまた故障。さすがに今度は不安とストレスで胸が苦しくなった。

初期化はNGですと何度も言っているのに、言っているそばから「初期化する際は有償となります」って説明してくるのはなんなのだろう。

・・・

歯科2回目。犬歯の詰め物を新しくしてクリーニングして終了。

地下鉄の駅近く、栗の花がむせるほどに匂う。樹がどこにあるのか見えない。匂いをたどって探すと、商店街から少し奥まった井戸のある家の裏庭のほうにあるらしく、屋根の上から白い房がびっしりついた枝がほんの少し見える。

・・・

新宿郵便局へ。簡易書留を受け取る。

ついでに新宿御苑に寄って来ようとしたら閉門していた(桜の季節以外は月曜日閉園だった)。新宿高校の塀の蔓薔薇が満開だった。

5月14日(火)

正午過ぎにPCを引き取りに来る。

佐川のお兄さんに「3回目ですよね。パソコンがこんなに頻繁に壊れることってあるんですか?」と聞かれる。私が聞きたいわ。

 

 

 

 

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