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2020年5月

2020年5月30日 (土)

鷺の宮、細田家、三岸好太郎・節子アトリエ

5月24日(日)

自転車で中野区鷺宮方面へ。

阿佐ヶ谷北6丁目で、私の生まれてからの経験で最も繁茂したスミレの群生を見つけた。今はとうに花は終わり、長三角披針形の葉と風力発電の羽のような種の莢だけ。来年の4月にきっと見に来よう。

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初めて来た鷺宮で、素敵な緑の小道と、大好きだった阿佐ヶ谷住宅の面影のテラスハウスを発見して胸が熱くなる。

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前川國男と関係あるのか、と帰宅してから調べたら、はたして前川國男設計の、昭和32年に阿佐ヶ谷と烏山と同時に建てられたテラスハウス「鷺の宮住宅」だった。

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大好きだった阿佐ヶ谷住宅が壊される時はすごいショックだったけれど、こんなところで偶然に姉妹の建物たちに巡り会えて感激。

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中野区に唯一残る江戸末期からのかやぶきの古民家、細田家の屋敷森。

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しんとした巨樹の森の周りの道を通るだけで、ひんやりと涼しい森の呼気に満たされる。

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森は3250㎡もあるらしい。道路拡張で無くなってしまう話があるらしいが、これだけの素晴らしい屋敷森と古民家が、どうか残りますように。

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細田家からほど近く、こちらはレンタルもしている古民家、浅五郎邸。築100年だそう。
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きょう最後の目的地、三岸好太郎・節子アトリエ。こちらもレンタルしているらしい。内部公開の日に来てみたい。
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いかにもバウハウスなモダニズム建築。1934(昭和9)年、山脇巌の設計。
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建てられた当時、農村の中でさぞ目立っただろう。『豆腐の家』と呼ばれていたそうだ。

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しみとかすれのニュアンスが美しい壁。花が散ったあとの雛罌粟の芥子坊主と、今を盛りのドクダミの花。

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中野区鷺宮、上鷺宮、白鷺、西武線寄りの、うちから2~3km内に、中央線沿いよりも時がゆっくり流れている場所があった。大正から昭和初期に建てられたような洒脱な家をたくさん見た。

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2020年5月29日 (金)

太田快作先生の「ザ・ノンフィクション」、プフの眼、阿佐ヶ谷、薔薇

5月13日(水)

きょうも阿佐ヶ谷北を自転車で走る。馬橋公園のそばの薔薇で溢れるお庭。
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高円寺に25年も住んでいて初めて阿佐ヶ谷の五叉路に気づく。すぐ近くの欅屋敷と河北病院の辺りは散歩していたのに。知らないところがいっぱい。どれだけ狭い習慣の中で動いていたか。

それも、コロナで自粛になって自転車で人のいない通りを選んで(体力持続のために)走り廻るようになってわかったこと。

阿佐ヶ谷教会の辺り、私の琴線に触れる絵になる家が多い。
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この四角い敷石、とても懐かしい。
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アメリカの西海岸のようなペンキのドア。
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早稲田通りに近いところの古い看板。(消えた文字は「装」と「アクセサリー」?)ざらざら、かすれと腐食にものすごく身体が反応して興奮。

自分にとって重要なこと(マチエール)を言語ではなく身体で考えることが沁みついている。自分が夢中になることは、おそらくほとんどの人からはまったく理解されない感覚だろう。

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5月14日(木)

プフ、まだかすかに残っている目薬をさしてやるが、目やにがよくならない。日によって涙の量が違う。赤茶色の涙の跡が酷い日とそうでもない日がある。
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5月15日(金)

夕方6時頃青紫の薔薇を撮る。午後3時頃に撮るよりずっと深い、私の眼の感覚に近い色。
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長くなった髪を自分で切る。後ろの髪を前に引っ張りながら。背中の真ん中より下だったのを15~20cmほどカット。もともと年に一度くらいカットモデルで切ってもらうくらいしか美容院には言っていないのだけれど、美容院で切ってもらうよりも自分で切ったほうが気持ちいい。

5月16日(土)

快作先生にプフの眼の状態の画像添付してメールを出す。

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雨の中で薔薇を撮る。ひしがれた花。雫の冷たい感触。冷たい雨の中の花を撮ること自体よりも、そこの身体感覚を絵にどう描くか。

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5月17日(日)

ハナ動物病院の太田快作先生の「ザ・ノンフィクション」後半。

快作先生と実際に関わる体験であまりに多くのことを感じ、考えた。私の命だった愛猫ちゃびが20歳で亡くなるまでの数年を快作先生にお世話になり、そのあとも、新たに3匹がお世話になっている。

私と20年一体だったちゃびも、今、私と一緒にいるちゅび、チョッピー、プフの3匹も、生後一週間から10日の赤ちゃんの時に捨てられていた、あるいは落ちていた猫だ。

苦しい、深い想いが激しすぎて、簡単に番組の感想など言えるはずもない。感動したなどと軽く言えるわけもない。

快作先生は人間がかえりみない動物の命を救うために人生を捧げていて、どんな誹謗中傷にも負けない信念を持った人。

ほっておいたら凄惨に命の短い野良猫を、ただ「見て癒される」と言ってしまう人には、どう言葉にしたらいいのかわからない。

少なくとも私は耳がカット(避妊手術したしるし、TNR 避妊手術してから元の場所に戻して地域で世話)されていない野良猫の写真を、「いいね」「かわいいね」とはとても言えない。逆に焦燥で悪寒がして具合が悪くなる。

(外気温、菌、ウイルス感染などなどによって)あっという間に死んでしまう野良猫(特に体力や免疫のない子猫)や、多頭崩壊で飢えて共食いしているような犬猫を救うために、身を粉にして無償で働いているボランティアの人たちがいることを知ってほしい。

野良猫の命、動物の命に関しては、自分なりの言葉が見つかり次第、少しずつ書いていくしかできない。

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きょうも松の木あたりを自転車で走る。廃屋らしい古い建物を見つける。

5月20日(水)

暗渠をたどって阿佐ヶ谷の中杉通りまで出て、きょうは中杉通りを渡って天沼のほうまで走る。

中杉通りを渡ると、来たことのない場所ばかり。

ルドゥーテが描いたそのもののクラシックなかたちの薔薇。

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さりげなく素敵な生け垣と庭。
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急にぽっかりと広い空間に緑の蔦の家。高円寺からほんの2、3kmの距離でも、高円寺よりはるかに住宅が密集していない場所があることに驚く。

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その斜め向かいに民間信仰の石仏を集めた場所。

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「宝永元年(1704)銘・元文5年(1740)銘の庚申塔、享保15年(1730)銘の地蔵塔、宝暦9年(1759年)銘・享和3年(1803)銘の百番観音供養塔です」「「お地蔵様」と呼ばれて人々に親しまれている地蔵菩薩は、人間の苦を除き楽を与え六道衆生を救済する仏として信仰を集めました。また、境の守護と村の安全の守護を行う仏ともされ、村境や辻に多く造立されています。」

「なお、石塔隣の区画整理記念碑は、整理の完了した昭和13年に建てられたものです。」と区のHPより。

5月22日(金)

プフの眼、まだ涙と赤み、とれない。少し良くなったかと思うと、すぐに赤茶色の目やに。
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5月23日(土)

夕方、善福寺川まで自転車で行く。

川への坂を下る途中の、高原にあるような水色の木でできた家。
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緑地の中の誰もいない木陰で運動。ネットニュースで知ったHIIT(High Intensity Interval Training)。私が通っていたフィットネスの30秒運動×8種×3周を超コンパクトにした運動。正直、これならそんなにきつくない。

 

 

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2020年5月28日 (木)

プフの眼、松の木、阿佐ヶ谷、八重チューリップ、薔薇、ザボンの花

4月29日(水)

4月からずっと見てきた(高円寺北の公園前の)紫の八重、大輪のチューリップが散り始め、一部は雨で腐り、しどけなく美しくなってきた。調べたが種類の名前はわからない(知っているかたは教えてください)。
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ナニワイバラ(難波薔薇)とジャスミンの絡んだ一角がほころび始めた。ジャスミンはまだ蕾が多い。
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イヌバラ(犬薔薇、ロサ・カニーナ)とナニワイバラはよく似ている。ナニワイバラの葉はつるつるしておうとつがなく、濃い深緑。イヌバラの葉はいわゆる薔薇らしく表が膨らんでいて葉脈もおうとつがあり、柔らかな印象。色はやや明るい草緑。
花はほとんど区別がつかないが、ナニワイバラは白のみ?イヌバラは白と薄ピンク。

タンポポは半分が穂綿になった。

プフの眼、抗菌目薬プラノプロフェンをさしているが涙と目やにがあまりよくならないので心配。
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5月1日(金)

ナニワイバラとジャスミン満開。ラッフルパンジーの花が終わりかけ。紫の八重のチューリップ、雨で腐って爛熟。

ハルジオン、キュウリグサ満開。

プフの眼、目薬で少し良くなった?
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5月3日(日)

きょうのプフの眼、わりといい?
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5月4日(月)

ジャスミンは茶色く枯れかけ、ナニワイバラは少し散りかけ。

毎年気にして見ている、人ひとりすり抜けるのがやっとの猫道にあるサクランボが熟してきた。

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近所2~3kmを自転車で周ると、素敵なイングリッシュローズを育てている家が増えている。花の形は、やはりクォーターロゼット咲きに惹かれる。

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植物園が閉鎖していても、近所を見て周れば山ほどの薔薇。

5月8日

薔薇、薔薇。町中に薔薇の香りが溢れかえる。

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この剣弁の白薔薇の咲く一丁目一番地から、細い暗渠の道を辿って阿佐ヶ谷北を行くと、どこまでも続いている。
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暗渠を辿って中杉通りまで 出た後、折り返して善福寺川へ下った。

松の木の住宅街の薔薇。
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やっぱり涙と炎症があるプフの青い眼。
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5月9日(土)

阿佐ヶ谷北の大きな屋敷森。
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「Aさんの庭」の垣根の白薔薇も満開。小輪の蔓薔薇はまだ蕾が残っている。

5月10日

ずっとうちの子たちがお世話になっているハナ動物病院の太田快作先生の「ザ・ノンフィクション」の前編。花子と20年一緒だった、何もかも花子のおかげ、花子を自分で看取るために開院した、と・・・私も20年ずっと一体だったちゃびのことを思い出して激涙。

夕方、善福寺川でシラサギを見てから、松の木の坂道のたくさんの薔薇を見る。

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人っ子ひとりいない夕暮れに、こっそり秘密のポランの広場を発見。
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ここの草花たちも、すぐに潰されてしまうのだろうけど・・。
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5月11日(月)

プフ、やはり少し涙。目やにを拭いてあげないと眼のまわりが汚れる。抗菌目薬が効かない。不安でたまらない。

5月12日(火)

近所の薄紫の薔薇レイニーブルー満開。

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スズラン満開。

待っていた近所の柑橘(朱欒 ザボン)の花、満開。大好きな香り。
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ネロリ、まだ残っているジャスミン、薔薇の香りが混じりあう、この眩暈する陶酔は一年のうちで今だけ。

 

 

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2020年5月 8日 (金)

自転車、西新宿、中野区本町、細い猫道

4月26日

新宿まで自転車で届け物。風が強い日。

山手通り近くの、私の幼い日の記憶のままの土手にもう一度行き、登ってみる。この草ぼうぼうの崖は、当時は何かが潜むようにどっしりと高くそびえていた。

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鼠色のセメントの上のギザギザ。歪み。罅割れ。黒カビのはえた青磁色の大谷石。ザラザラ。僅かな土から旺盛に伸びる草たち。それだけで私の遥か昔の、個人的な質感と触感の記憶が充ち満ちて、内側から皮膚が張るようにピリピリ汗ばんでくる。
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決して幸せな幼年時代だったわけでもなく、幼い頃に戻りたいという懐古でもないのだけれど、ごく個人的な原初の(絵につながる)身体感覚を確かめたい欲求がある。

この土手の上の、母に手を引かれて入った小さなアパートの場所は、今は坂の下の道から見えるマンションになっている。

そのマンションの向いには空き地で、赤茶色に錆びた鉄の扉。大谷石とブロックの塀も、昭和40年代からずっとそのままの様子。塀についた表札に「新羽衣第二アパート」と書いてある。すぐ近くの羽衣湯(銭湯)と関係ある土地・・?

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その先に進むと、西新宿5丁目につながる平坦な道はなく、小山をくるっと一回転して初めに登った坂の隣の坂から下るしかない。小さな山としてここだけ完結している不思議な地形。

元来た坂を下りる時、あまりに急で、荷物を載せた古い自転車が滑り落ちそうで怖くて、両足をつきながらとぼとぼ降りる。

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私が5歳の頃、母の手を握ってこの坂を下りる時、すごく怖がって足がすくんで泣いた・・・ふとそんな記憶がよみがえる気がする。

それから、神田川から始まる細い暗渠の道を始まりから終点まで辿った。

途中に、先日も来た「はっぴいえんど」の1stアルバムの『ゆでめん風間商店』撮影跡の看板と柳橋にちなんだ柳の木がある。

柳の木の向かいの古いアパートの屋根に茶白の猫がいた。

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暗渠の正面に見える高層マンションが「シティタワー新宿新都心」(福山家が昔お世話になっていた吉野湯跡に建つ)。

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暗渠の中の蔦に絡まれた古い家が花屋になっていた。
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暗渠の道を方南通りに出るとすぐ横に「西新宿5丁目駅」。方南通りを渡り、果たしていまだに存在しているのか確かめたい裏道があった。

駒ヶ嶺病院(現在は介護付有料老人ホーム「ねむの木」)の横から清水橋交番の方へつながる細く薄暗い猫道。幼稚園くらいから小学生の時、ぞくぞくしながら通った道。

片側がすっきりしてしまったがその道はまだあった。きょうは逆から辿る。

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正面左に都庁のビルが見える。昔はもっと細くて鬱蒼と暗くて、この道をすり抜けていくのが大好きだった。隅にドクダミがはえた黒く苔むした塀は私が幼稚園の時から同じ。
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西新宿から十二社通りを新宿中央公園の縁に沿って進む。角筈区民センターの前を左折。

中央公園の子ども広場は、4月19日に見た時は子供で賑やかでびっくりしたが、きょうは遊具すべてに緑色のネットが張られていて、人が少ない。

5月2日(土)

きょうも所用で西新宿の福山家へ自転車で行く。

山手通りを渡り、いつもの私の好きな土手の下の道に入ると、野良猫が3匹いた。まだ若い(2ヶ月くらい?)。耳がカット(避妊手術のしるし)されていないのを見るとすごく悲しくなる。

いつもの土手よりも山手通りに近いところの、さらに細い坂を登ってみる。

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細い尾根の道は直角に山手通りに続く。煤けた簾のかかった古いアパート。

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この高台は私の思い出の小山のてっぺんと連なる尾根のはずだが、小山の頂点から行き来できない構造になっている。

崖下の家に降りるための古い階段がある。使用しているのだろうか

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羽衣湯の横を通り、この日も暗渠を辿って行くと、なんと「はっぴいえんど」の『ゆでめん』(撮影跡)の建物の向いの八百屋さんが、営業していた。店内から楽しそうな音楽を流していた。私が中学生くらいからやっている八百屋さんだと思うが・・。

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財布の中に入れていたカード類(免許証、病院の診察券など)がないことに気づいたのはおとといの夕方。

室内を捜すが出て来ず、今日、怖々警察に電話すると、「届いている」と。

「え~?!!」と声に出てしまった。すぐに自転車で受け取りに行く。

拾ってくださったかたは連絡先を知らせない選択をされたということで、必要事項だけが見えるように四角く切り取られたグレーの紙で拾得者住所氏名部分を隠してあった。

このコロナ感染の恐ろしく不安な状況で、他人のカードを触ったり警察で書類を書くのも怖かったでしょうに、本当に申し訳ない。拾って届けてくださったかたには心より感謝を申し上げます。

落とした場所はいつものスーパーの店内のようだ。

 

 

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2020年5月 6日 (水)

新型コロナ / カオス雲の空

新型コロナの世界的な蔓延での自粛生活も、いまのところ、個人的には大きな被害を受けていない(マスクしないでしゃべっている人を見ると強い恐怖とストレスを感じるが)。

もともとあまり人とは会わず、たまに作品を発表したり、ほか(出版関係)の人の手伝いで糊口をしのぐ生活なので、今も特に生活は変わらない。私の子どもである3匹の猫たちだけはなんとしても守りたい。

(この状況でも命をかけて人と接触しなければならない職業のかたにはただ申し訳なく思う。)

ただひとつ不安なのは、自分の本(画集)を出すのが先延ばしになっていること。早く出したいという気持ちにまったくなれない。

今年の秋にはその本を持ってお世話になった(本に文章をくださった)大切な人たちを訪ねる旅をしたかったのだが、その私の最大の夢の実現の機会を失ってしまった。

すごく心配で苦しいのは、敬愛している大切な人、私より年配のかたが、もしも感染してたいへんなことになったらどうしよう、ということのみ。

そうした人の死を想像すると目の前が真っ暗になり、心臓がばくばくし、胃がでんぐり返って痛み、酷い船酔いのようにめまいと吐き気が押し寄せておかしくなる。

怖くて、怖くてたまらない!たすけて!と泣きわめきたいほど。どうかどうかご無事で・・・。私には何もできない。

敬愛する人には周りに助けてくれる人たちがいて、厚く守られているに違いない(私が遠くにいて神経衰弱になるのは無駄)、と思うことだけが暗い不安の底に落ちていくことをなんとか引き留めてくれている。

4月25日(土)

自転車で走る。壊されている松の木住宅の団地を見に行く。ここの景色も、あまり早くに変わらないでほしいけれど。

どこからも新芽の爆発するシュワ!シュワ!という音が聞こえるよう。

川沿いの公園の隅にはハルジオン、タンポポ、カラスノエンドウが満開。皆、地面に落ちた「関山」(八重桜の中で一番遅く咲く)の桃色の花たちの中に埋もれている。

4月23日(木)

善福寺川まで自転車で走る。

羽繕いをするカモの光る深い緑色に見とれる。

東の空に迫って来たカオス雲。カオス雲の重たいチャコールの帯の下に、それに気づかないように軽快で明るい雲のミルフィーユ。

空(雲)の鉛筆デッサン、水彩
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その落差に惹きこまれ、見つめているとポツ、ポツと大粒の雫。

身体を浸していく雨を全身で感じながら自転車で帰宅。

4月22日(水)

午後4時に仕事関係の大型郵便物を一番近い郵便局に出しに行ったら、新型コロナのための時間短縮で午後3時に閉まっていた。

即、自転車で本局に行くと、郵便局の建物の外に20人ほど行列ができていた。じっと列に並んでいると震えがくるほどの冷たい強風。

郵便局員さんがふたりで場をしきっているが、列は固着したように進まない。15分ほど並んでいたところで疲れて帰宅。家にあった切手を貼り(速達は諦めて)近所のポストに投函。

いつもならそんなに待たないですむのに、郵便業務を時間短縮したせいで、かえって行列(密)ができているように思えた。

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