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2020年6月

2020年6月30日 (火)

『デッサンの基本』34刷りとなりました

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/6-iris-rose-pansy-violet-etc/

6月の初めに『デッサンの基本』増刷、34刷となりました。

購入してくださったかたがた、読んでくださったかたがたに心より感謝申し上げます。

(受験のためのデッサンには傾向があると思いますが)デッサン(素描、スケッチ、写生)には正解の描き方はありません。

対象の姿、構造をよく知るためであれ、その魅力を紙に留めるためであれ、自分の外にあるものを見て描くことで、あらゆる意図を超えた未知のものに触れ得ることがデッサンの喜びではないでしょうか。

林檎の花(鉛筆デッサン、水彩、スケッチ)

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パンジー Pansy (鉛筆デッサン、スケッチ)
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猫 ちゅび(鉛筆デッサン スケッチ)
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薔薇 Rose (水彩)

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薔薇 Rose(鉛筆デッサン、スケッチ)

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2020年6月26日 (金)

猫たちのこと / ストレス

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/8-cats/

6月26日(金)

プフ(♀)、性格は大人しくて神秘的だが、ネズミのおもちゃや飛ばせたヘアゴムを捕まえるのが、ものすごく(真剣に)好き。

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24日(水)にプフが食べなくなったことで病院に連れて行き、太田快作先生の診断は毛が胃腸に詰まっているということだったけれど、プフのうんこに毛は混じっていない。

輸液と吐き気止めを打ったあと、夜8時にほんの少しだけ食べたけれど、その後もずっと、カリカリとちゅーるをあげてもほとんど食べてくれず、たいへんな病気だったらどうしようと私の身も細る心配が続いた。

まだ2歳にもならないのに、こんなに心労があるとは思わなかった(前のちゃびは17歳までなんの心配もなかった)。

ピンクのパイルヘアゴムを持つプフ。
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朝5:30 金のだしカップとカリカリ、普段の半分食べる。

11:00 総合栄養ちゅーるとカリカリ 少々。

11:20 うんこ 細い。普段の半量。

パイルヘアゴムを私が飛ばし、跳んでキャッチする遊びを30分以上。とても楽しそう。

15:30 トイレのタンクの上に寝ている。流してやると4日ぶりにトイレのタンクの上で水を飲む。ああ、やっといつもどおりに戻ったかな、と思い、ほっとする。まだまだ食べる量が少ないので注意。

・・

チョッピーの異嗜(異食)の問題。やたらとビニール袋やゴムを食べ、PCのUSBコードなどもガリガリに齧ってしまう。

太田快作先生から「開腹手術になれば20万円以上かかり、それで命が助かればいいけど助からない場合も多い」と言われ、家中のビニール袋を隠すことを始めた。

今までチョッピーの吐瀉物やうんこにビニールの切れ端やゴムが混じっていたことはよくあった。しかし、たまに吐くが食欲不振にはならないことで安心してしまっていた。今まで体外に排出していることが奇跡なのかもしれない。もっと必死にやらなければ。

きょう、チョッピーは全粒粉パスタ(乾麺)をガリガリと齧っていた。運動不足などのストレスがあるのかも。疲れるくらいまで遊ばせないといけない。

チョッピー(チョビ♂)、性格はきわめて温厚かつ好奇心旺盛でお茶目。

ちゅび(大きなお兄ちゃん)にちょっかいを出してドタバタけんかして遊ぶ時も、ちゅびは必ずシャーッと威嚇して逃げていくのに、チョッピーがシャーッと言うのを見たことがない。チョッピーは生まれてこのかた誰にも威嚇したり怒ったりしたことがない。

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・・・

昼、Iさんから電話。「からだだいじょうぶ?俺がコロナになったら絶対死ぬって言われてるから。」「私もそうですよ。肺に癌があるから絶対死ぬと思います。極力人と距離をとって、人のいないところにしか行かないようにしてます。」

どうしてそのあとに「食事しない?」となるのかが理解できない。

私は7月の頭まで特に忙しい、と言っているのに。なぜ30分以上も(私にとってはまったくの)無駄話をして、用件をこの電話で言わないのかが理解できない。会わなければ言えないような用件はないはずだが。

私にとって最もストレスになるのはつまらないことにつきあわされること。

・・

近所で偶然見つけた捩花(モジズリ、ネジバナ)の撮影。

6月25日(木)曇り23℃

すごく肩が凝って(筋肉が勝手にぎゅっと凝縮してくる)具合が悪かった。テルネリン(筋肉弛緩剤)を飲んだら、(前に5回ほど飲んだ時は快適だったのに)きょうはなぜか気持ち悪くなって横になっていた。

血圧は122-82くらい。正常。

気圧が低下すると頭痛になるという人がいるが、私の場合は当てはまらないと思っていた(私は雨、嵐、曇り空が好きなので)。が、偏頭痛は気圧に影響を受けるという。やはり病名としては偏頭痛となるのか?

夕方5時過ぎにビール(発泡酒)を飲んだらリラックスして楽になった。

・・

プフのことがすごく心配。

夕方5時半と6時過ぎにカリカリを少し食べたが量が少ない。

もう一度ハナ動物病院に連れて行くべきなのか、レントゲン撮られて手術になったら・・と心配で、胃と眼の奥が痛くなる。

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2020年6月24日 (水)

副腎腫瘍疑いの血液検査結果 / プフ病院へ

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6月24日(水)

午前11時、ハナ動物病院に電話。プフの診察の予約をとる。夕方6時20分。3日前から食欲がないため。

・・・

副腎腫瘍が疑われた血液検査の結果を聞きに新高円寺のクリニックへ。

アルドステロン 101.5 (基準値 29.9~158)

カテコールアミン3分画ーP 

アドレナリン   0.02(0.10)

ノルアドレナリン 0.11(0.10-0.50)

ドーパミン    0.01 (0.03)

アルドステロンもカテコールアミンも正常値。褐色細胞腫などの内分泌異常の疑いは低い。ほっとする。

18日から発熱し、それから5日間、自己判断でチラジンを断薬してみた、とお話しすると、「え~っ?!!なんでそんな怖いことするの?!」とO先生には珍しく絶叫。

「甲状腺機能亢進のような気がしたから。」と応えると、「神経がすごく細かそうなのに全然細かくないじゃん!」とO先生。「あ、私、いちかばちかのすごく暴力的なとこあるんですよ。」

次に鎌ヶ谷の病院で血中の甲状腺ホルモン濃度を測ってもらえるのは9月になるので、きょう血液採取して検査してもらうことにした。

これで結局、自律神経のせいとしか言えないくらい原因不明になってしまった。

最初の後頭部を強く殴られるような「がん!」という衝撃はなんなのか、と先生の意見を聞く。「ストレスによる血圧急上昇だとしても、こんな「がん!」と殴られるような痛みは、ネット検索しても、くも膜下出血くらいしか出てこない。」と言うと、O先生は「自律神経でも、そういうのもあるよ。」と(適当)。

HDL(善玉)コレステロール 108(40-90)

LDL(悪玉)コレステロール 130(70-139)

中性脂肪 60(50-149)

痩せてるのにコレステロール値が高い、と言われたが、最近はLDL/HDLの比率で診るのじゃなかったっけ?帰宅してから調べるとやはりそうだ。LDL/ HDLが1.5以下ならサラサラなので、私の場合、130/108 =1.2037で十分サラサラだ(来週、O先生に言おう)。

HDLが高いのはオリーブオイルやオメガ脂肪酸をよく摂っているからだと思うが、調べると甲状腺機能亢進でもHDLが上昇すると書いてある。

「私、食生活からコレステロール値が上がることだけは考えられないです。ポテトチップみたいなスナックやお菓子食べないし、ハンバーガーとか一生に一度も食べたことないんですよ。」と言うと、「ハンバーガー食べたこと一回もないの?」と驚かれる。「肉食しないんで。」と言うと最も陳腐な質問、「魚はかわいそうじゃないの?」

「魚もかわいそうですけど、体温の高い生き物、牛や豚は犬や猫とまったく同じなんで。私、革靴も皮のカバンも使わないんですよ。」

O先生、1週間前とは逆に、「運動もやったほうがいいんじゃない?」と言い出した(適当)。フィットネスお休みしてる、と言ったら、「行ったら?」と。今忙しいし、猫の治療費もかかるので自分で運動する、と話すと猫の治療費の高さにまた驚かれる。

「そんなにお金かけてもらって幸せな猫だね~。外でなんにもしてもらえない野良猫もいるのに。」

「外猫を避妊手術するにもお金がかかるんですよ。避妊して耳の先端をカットして、虐待されないように地域で面倒をみるんです。」

ハナ動物病院に治療費を払うことは、太田快作先生が犬猫の命を救うための活動費になる。

O先生はまったく動物の命の問題に無知(ダメじゃん明久)。まあ、関心がない人は、こんなもんなんだろう。

帰宅してストレスとコレステロール値の相関について調べたところ、ストレスによって副腎皮質ホルモンが出、血圧と血糖が上昇し、副腎皮質ホルモンの材料であるLDLコレステロールが上昇してしまうそうだ。どんなに食生活に気をつかっていても、ストレスによって高血圧になるということ。

私の場合、すべての不調の原因はストレスを感じやすい(嫌だと思うことが気になりすぎる)性質にあるのはわかる。

・・・

花輪和一さんに電話。「とりあえず副腎腫瘍じゃなかったみたい。この前、花輪さんに「だいじょうぶなんじゃない?」と言われた時、すごく気が落ち着いた。ありがとう。」と言ったら、「中国経済の動向について滅茶苦茶言ってるって、いつもすごくバカにしてるじゃない~。」と(笑)。

Nちゃんとチナミさんにメール。

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6時すぎ、プフをハナ動物病院へ。すごく具合が悪そうとまではいかないが、3日前からあまり食べない。水もほとんど飲まない。

パイルヘアゴムを飛ばすと「ウウ、ウウ!」と夢中でキャッチして遊んでいるが。

きょうは夕方6時半から7時の予約が混んでいた。7時まで待合室で待った。

太田快作先生の診断は、おそらくこの時期、なめて毛づくろいした毛(特にプフは長毛でよく抜ける)がお腹に詰まっているのじゃないかと。

輸液と吐き気止めをやっても、今日の深夜になっても食べないようなら、他の原因を考えるのでまた連れて来て、と。

輸液とセレニア(吐き気止め)の(激痛といわれる)注射。6100円。

帰宅後、8時10分、プフ、急にニャア、ニャアと叫ぶ。「お魚クリーム入りドライ」に「総合栄養食ちゅーる」をかけてやったら、半分ほど食べた。

まだまだ食べる量が少なすぎて心配。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年6月22日 (月)

絵の空間(紙の白い部分)も絵の一部 / 自主人体実験により血圧安定

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6月22日(月)雨 22℃

先週の18日(木)に目が覚めた時、発熱していた。体温計がなかったが、体感では38℃以上。激しい脈動性ではないが、熱がある時の頭痛。

内分泌の異常でカテコールアミンが急激に上昇している炎症反応なら、このままどんどん血圧と血糖が上昇して血管がボロボロになってしまう恐怖があった。

どの医師からも指示されていないが、いちかばちか、自分の勝手な判断でチラジンを断薬してみた。

その後、日ごとに発熱と高血圧がおさまってきた。

チラジン(甲状腺ホルモン)は身体から分泌されなくなると1~2ヶ月で死亡するそうだ。欠乏すればだるくなり、やる気も起きなくなるはずなので、自分の体感ではまだだいじょうぶそう(?)

私の場合、癌で甲状腺を切除しているので自身で甲状腺ホルモンを分泌することができず、チラジンを内服することにより、原発が甲状腺癌である肺転移の活動を抑制している。だから自己判断で休薬するのは危険と言われている。

次の癌の主治医の診察は9月。水曜に新高円寺のクリニックでチラジンの血中濃度について相談したあと、主治医にはがきを書くか。

11:00 35.6℃ 116-70 61

12:30 129-81 66

ここ数日は萎れた薔薇を描いている。

 

6月21日(日)

昼にネットで購入したオムロンの血圧計が届く。

122-82 64 正常値。

午後2時過ぎ、地方にいるNちゃんから体温計が届く(うちの近所のドラッグではどこも売り切れ)。

36・4℃ 木曜日の発熱は一体なんだったのだろう。

花輪さんに電話。発作で救急車で運ばれたことを話す。副腎腫瘍だったら片方の副腎摘出になる、もし悪性だったらなんの治療もできない、怖い、と言ったら「きっとだいじょうぶなんじゃなあい?」と言われ、なぜか気が落ち着く。ほかの人に言われたら、軽く言われているだけだと思うかもしれない。が、花輪さんに言われると、そうかもしれない、と思える。

昔から、私が癌の数値が上がってもうだめかと何度も思った時に、花輪さんは「きっとだいじょうぶなんじゃなあい?」と言ってくれた。

「だって福山さんてものすごく強運でしょ。」と。

 

6月20日(土)曇り28.7℃

チラジン断薬3日目。

起床時、額がひんやりしていた。熱が下がった。嫌な動悸もなかった。

14時すぎに少し発熱。37℃くらいの感じ。頭ほてり、首の後ろが痛む。ゴシュユ。

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夕方から次の本のレイアウト第2校の修正。

「絵を少し大きく」と指定したところが、絵の図版自体は大きくなっておらず、絵の空間(余白)を勝手にトリミングされていることに愕然。

絵の空間、一見、何も描かれていないように見える紙の白い部分は、絵の一部であり、重要な意味がある。

私にとってはうねり、ねじれ、震える線の運動が重要であり、そのために空間をどのようにつくるかがとても大切。

画集の紙面でのレイアウトというのは、私にとって、その絵の運動が最大限に生かされる紙面を身体感覚で思考すること。

重要な空間をカットされた絵は、すべてがバカみたいな日の丸構図で、絵を並べても平板で陳腐で、なんのリズムも、響きも、詩情も無くなってしまう。

(また、私にとってはアタリも汚れも絵の一部である。むしろそっちのほうが大切と言いたいくらいだ。)

私はこぎれいにまとめられたイラストをやっているわけではない。

自分がなにをもって「絵画」とするのか、そのための発言として、苦労して画集を出すわけで、オペレータさんのやっていることは、私が本を出すことの根本を台無しにしている。

作者が指定していない絵の変更を、出版社のオペレータさんが勝手にやることがショック。私の常識では考えられない。

数百点すべての絵を、こちらの指定通りになっているかチェックしたので4、5時間かかったが、ほとんどが指定と関係なく勝手にトリミングされていたので、ストレスでカテコールアミンが上昇しそう。

・・・

16:45 142-83 63

その後、飲酒すると血圧と脈拍がどう変化するか実験してみた。山田錦をちびちび飲む。

17:10 118-70 70

17:43 94-58 71

17:52 89-54 77

血圧はだいぶ降下。

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プフに飲ませる抗生物質(ドキシサイクリン)最終日。

 

6月19日(金)20℃

チラジン断薬2日目。

7時に眼がさめるとまだ発熱。37℃代前半の感じ。弱い脈動性頭痛。

8時、15時にアセトアミノフェン。10時テルネリン。17時ゴシュユ。フラフラ外に出、大好きなサクランボを買う。

 

6月18日(木)25.5℃

起床する前から発熱。弱い脈動性頭痛。この日から自己判断でチラジンを断薬。

アセトアミノフェン、レキソタンを飲んでまた寝る。昼テルネリン。この日は苦しくて、一日中寝ていた。

16時と23時にアセトアミノフェン。

 

 

 

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2020年6月17日 (水)

鵜飼哲さんとスカイプ / 血液検査と星状神経ブロック

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6月16日(火)

鵜飼哲さんと夜10時にスカイプのお約束をいただいていた。

次の本についての相談。

画集をこの秋に出すべきか来春まで伸ばすか迷いもあったのだが、コロナを含め、あらゆる状況がどうなるのか一切読めないので、出せる時に出しておくほうがいいとのこと。

イベントのことなども心配してもしかたないので、とにかくやれることをやれる時にやること。

鵜飼さんが退職とともに遠くに引っ越しされることを聞いてショックを受けた。頻繁にお会いするわけではないが、近くにおられるだけで何か安心していた。

時がどんどん過ぎていく。

6月17日(水)

新高円寺のかかりつけのクリニック(脳神経科はないが頭痛には対応している)に星状神経ブロックと今回の頭痛の相談に行く。

Sクリニックの待合室はコロナ対応でずいぶん変わっていた。待合室のベンチがひとり分のスペースごとにプラスチックの板で仕切られ、背中部分もプラスチックの板で遮断されていた。待っている人数も4人くらいで通常の2割くらいしかいなかった。

今回の頭痛発作の経過とかかったクリニック、薬のメモを渡す。先生も看護師さんも住友3MのN95マスク。

O院長先生はまず私の血圧を疑った。その場で計測すると上が180超あった。家から5、6分の距離を歩いて来ただけで、どきどきして明らかにおかしい。

なぜこんなにも血圧が急上昇するのか自分でもわからない。私は4歳くらいから肉食をしていないし、魚と野菜と果物、オリーブオイルやDHA,EPAも採っている。塩分控えめ。ジャンクフードも甘いものも食べない。162cm、47kg。内臓脂肪は平均より少ない。ストレッチもしている。

「自律神経かなあ。あなたの神経の細かさは異常よ。」と(毎回のことだが)言われる。「はい・・」としか言いようがない。

「カテコールアミンが高くなってるかもしれないから血液検査をしていい?もしかしたらお腹の腫瘍(褐色細胞腫)かもしれない」と、考えていなかった病気を出されて少し不安になる。

その前に動脈の硬さをみる検査。仰向けに寝た状態で両手両足の血圧を測定するとやや高めだが正常範囲だった。

星状神経ブロックのあとに検査のための血液採取。結果は一週間後になるそう。

「自粛期間中、特にがんばって運動をしていたんですよ。かえって悪かったのかな?」と言ったら「やんなくていいんじゃない?もともと運動なんてやってないでしょ。」と。しかし元気に運動できていた時は、確かにこんなにどきどき頭がほてっていなかったはずだ。

帰宅してから褐色細胞腫について検索して恐ろしくなった。

高血圧になる病気を調べて、もしかしたら常用しているチラジンの量が過剰で甲状腺機能亢進症なのかもしれない、とふと思った。チラジンの量を少し減らして、それで血圧が安定して普通に戻ればいいのだが・・。

 

 

 

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2020年6月16日 (火)

次の本(絵画作品集)のレイアウト / 頭痛、脳神経外科

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6月14日(日)

5月25日に緊急事態宣言が解除された次の日に、出版社の担当Tさんから、私の次の本のPDFが送られてきた。

デザイナーさんがやっレイアウトしてくださった絵の大きさなどをチェックし、細かく指摘する仕事をずっとやっていた。今日、修正をPDF上に書き込んだものを返送。

11日に激烈な脈動性頭痛の発作が起きてからは、PCの画面を見ると気分が悪くて、なかなか進まなかったが、少しずつ体調もいつもどおりに回復してきた。

6月15日(月)

7日、9日、11日の脈動性頭痛の発作について、私自身は偏頭痛(閃光などの前ぶれはないタイプ)と思っている。

発作が起きてからはずっと、普段よりは頭がほてり、首も痛い状態が続き、ネット検索するのも苦しかったが、調べれば調べるほど、慢性の緊張性頭痛と、たまにくる偏頭痛の混合に悩んでいる人は決して珍しくないことがわかる。

12日に行った高円寺のS宮クリニックでは「緊張性頭痛」と診断され、痛みの閾値を超えたから脈動性になったと言われ、SG顆粒(痛み止め)とテルネリン(筋肉弛緩剤)を出された。テルネリンは効いたが、SG顆粒は頭の締め付けにほとんど効かず役に立たなかった。

私が疑問だったのは、なぜ偏頭痛に効くトリプタン製剤を(次の発作の時のお守りとして)出してくれないのかだ。

何十年も緊張性頭痛に苦しんできたことは私本人がわかりきっていることで、軽い運動、ストレッチ、マッサージ、星状神経ブロック注射など、これまで自分なりにできることは考えてやってきている。

私が喫緊に求めているのは、次に激しい脈動性頭痛の発作が起きた時に効く薬であって、今更、首が細い(リンパ転移のために筋肉を切除しているのであたりまえの)ことを言われても何にもならない。

最初に病歴など記入する用紙に、レントゲンを希望するか、嫌か選べる項目が(わざわざ)あったので、前日にCTを撮ったばかりだから今は被爆したくないと拒否のほうに〇をしたのに「撮らないときちんと診断がつかない。年を経て、以前撮影したのはとっくに変化している」と強く言われ、結局7枚も首のレントゲンを撮られた。

ストレートネック気味なのは重々承知だが、「左右の肩の高さが違う」とは長年通った整骨院でも、ダンススタジオでも言われたことがない(むしろ後屈も一般人の中ではトップクラスで、バランスも柔軟もよかった)。「肩の位置が歪んでいる」としつこく言われ、返事をしないでいたら、こちらが「はい」と認めるまで「わかる?」としつこく繰り返すのに閉口。

最後はペラッとした(ヒサミツかなにかの、ごく平凡な)首の体操のチラシを渡され、「こんなので筋肉がつくんですか?」と言ったら「次の人が待ってるから、やり方の説明は外で(看護師に)聞いて。」と言われた。

発作のあった翌日、まだ私はフラフラしていて、はっきり言うべきことも言えなかったことを、後からとても悔やみ、今現在の症状の治療として役に立たないことを押し付けてくることに反感を持った。S宮クリニックにもう一度行って、はっきり自分の考えを言うか悩んだが、S宮院長の態度そのものが新たな頭痛のタネになりそうな気がした。

阿佐ヶ谷のH脳神経外科メディカルクリニックに行ってみることにした。

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阿佐ヶ谷のH脳神経外科メディカルクリニック、入り口のところで手と服の消毒。次亜塩素酸水のボトルを持参していたので、持参のものでやらせてもらった。建物は奥行があって、中は入り口から予想できないほど広くてきれい。

用紙に記入、検温、血圧測定(自転車で走ったのと、まだ少しほてりがあってやや高め)。

院長ではなく若いM島医師。自分が何十年も緊張性頭痛でいろいろ試してきたことと、今回の発作の状況を伝えた。

鎮痛剤は極力我慢して、酷い時にアセトアミノフェンのみ。たまにレキソタン1mgを飲んでいる(常用はしていないこと)も。

CTは撮影したけどMRIはまだでしょう、と即、勧められたが、とりあえず本日はやりたくない、と応えた(やるなら院長先生がいる時にしたいと思った)。

M島先生が言うには、緊張性頭痛と偏頭痛はふたつの交わる集合のようになっていて、どちらにも属する状態(両方の頭痛が共存している時)があると。確かに12日以降は、いつもの頭の筋膜が締め付けられる緊張性頭痛と首の痛みと、顔がほてってどきどきするのが共存している。

「うまく薬でコントロールしていくのは非常に困難ですね。もういろいろ試されてるようですし、漢方出しましょうか。僕にできるのはこのくらいです・・。」と力なく言われ、愕然。

頭痛専門外来のサイトで宣伝されていたのでここを選んだのだし、緊張性頭痛と偏頭痛の混在の患者は珍しくないはずだが・・。

「MRIを受ければ、もっと治療法が見つかるんですか?」と尋ねると「それはわからない」と。

とりあえず今回の目的、次の脈動性頭痛が起きた時のためのトリプタン薬を出してもらった。「薬価がすごく高いのでジェネリックでお願いします!」と言うと「あ、それは簡単にできますよ!」とM島先生はにっこり。

処方されたのは漢方の呉茱萸とエレトリプタン。

漢方では効果が自覚できないのではないかと思ったが、確かに、飲んで10~15分くらいである程度の頭痛緩和効果があるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年6月14日 (日)

ちゅび2歳、チョッピーとプフ1歳と9カ月

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6月14日(日)

きょうは、2年前にちゅびがうちの子になった日。

体重200g程度で、まだ眼もちゃんと開いてなくて、よちよちふるふる匍匐前進していた。

赤ちゃんだった時のちゅびのデッサン(スケッチ)

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現在のちゅびは7kg。ほかの2匹が風邪をひいてもびくともしない強い野性的な子。性格は甘えん坊で、実はすごく臆病。すぐにおなかをすかせてうるさく鳴くのが悩みのタネ。

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きのう(6月13日)のチョビ(チョッピー)。宇宙船のようなキャリー(窓のアクリルを止めるネジがない不良品)に自分から入ってご機嫌。
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チョッピーの性格は素直で甘えん坊でおっとり。肝もすわっていてあまりびくびくしない。プフのことが好きすぎて、よく舐めてあげているが、そのうち噛んでしまうのが難点。ビニールやヘアゴムなどを齧って飲み込んでしまうことも困る。

6月11日のプフ。まだ青い眼のほうの目やにが止まらない。

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プフの性格は大人しくて甘えん坊。プフだけがお母さんのおっぱいを覚えているのか、私の胸でフミフミする。小さくてターキッシュアンゴラにそっくりでオッドアイなので、身体が弱いのがすごく心配。
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6月12日にハナ動物病院に行き、ドキシサイクリンの投薬をあと8日延長することになった。さらにステロイドの目薬ステロップを出された。

元気に遊んでいるし、ゴロゴロもいっぱい言っている。クシャミも止まったし、あとは目やにだけ。

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2020年6月13日 (土)

救急搬送(頭を殴られたような頭痛と嘔吐)

6月11日(木)

昼間、寝不足で横になっていたら、またもや後ろ頭をがん!と強く拳で殴られたような激しい痛み(この発作は3回目。7日が生まれて初めて)。直後に頭がかーっと熱くなり、ズキン!ズキン!と激しい脈動性頭痛で頭が割れそうになる。

台所で激しく嘔吐。涙も鼻水もぐしゃぐしゃ。今すぐに頭を身体から切り離したいほどのきつい痛み。後頭部、こめかみ、眼も痛い。

これはまずい、意識不明になるかも、と友人に電話。「苦しすぎてPCを見られないから調べてくれる?」と。友人は、くも膜下出血か髄膜炎かも、すぐに救急車を呼べと。

自分で119番に電話。すぐに折り返し、救急車の中から電話がかかってくる。ピーポー音に負けない声でしゃべらないと救急隊員さんに聞こえないのだが、脈動性頭痛が苦しすぎて大きな声が出ない。はあはあと肩で喘ぎながら、やっとこさしゃべる。「入院の準備をしてください」と言われ、保険証、近くにあったTシャツと綿ジャージ2枚ずつ、タオル2枚、ティッシュ、常用している薬の袋を大きなバッグに詰める。

10分くらいで救急車が建物の前に到着。割れそうな頭を押さえながらドアの外で待った。

救急車が出るまでに15分くらい色々聞かれた。救急隊員さんの大きな声が頭にがんがん響いて、とにかく頭が痛い、痛い、と悶えながら、なんとか応えつつ何度も嘔吐。

血圧188-82。異常に高い。

私の意識状態を確かめる意味もあるのか、病院を選ばせてくれたので、(母の介護の時に非常に嫌な思いをした)中野K立病院と高円寺の(うちから一番近い)K川病院だけは嫌だとお伝えする。

結局、野方の東京警察病院へ。まずは脳のCT。「2分くらいがんばれますか?」と言われても「ちょっと待ってください。今吐きそう。」と嘔吐が止まらない。

CTの結果は異常なし。

そのあと頭痛が起きた状況や、「痛みを言葉で表すと?」などいろいろ聞かれる。がん!と鈍器で殴られたあと、ズキンズキンで、顔がすごく熱く、二日酔いの時の100倍くらい痛い、一番痛いのは首の後ろ(頭の付け根)、脈動の痛みはこめかみや眼や頭全体と応える。

結局、救急医は首を傾げ、診断はつかない。「後頭神経痛かも」と言われ、神経痛のビリッと電気が走るような痛みとは全然違う、神経痛のわけないです、と言いたいけれど、興奮して声を出すと脈動性頭痛が酷くなるので我慢。

カロナール(アセトアミノフェン)を2錠飲まされて、2時間ほど硬いERのベッドで横になっていた。帰宅を勧められたが、まだのぼせと脈動性頭痛がおさまらず、歩けるか不安だったので、もう少し横にならせてほしいとお願いする。

カロナールと吐き気止めを処方され、17時半頃、タクシーで帰宅(1100円)。徐々に痛みは引いたが深夜まで頭のほてりと脈動のズキズキは収まらず。

6月12日(金)

朝からまだ頭がほてり、少し脈動性頭痛があり、普通の状態ではなかった。急激に血圧が上昇した高血圧脳症ではないか?とも考えてみる。

救急車の中での血圧は聞いたが、病院のERでの血圧の数値を聞いていないことに気づき、東京警察病院に電話して尋ねると「個人情報保護のため教えることはできない」と。「本人が自分自身である証明に、氏名、住所、電話番号を言って、折り返しそちらから電話をいただいて、そのうえで教えていただくことはできないか」と尋ねても、「できない」の一点張り。

14:30、がんの主治医、浅井先生から(以前より予約していた)電話診察で常用薬(チラジン、アルファロール)の処方箋を出していただく。昨日の救急搬送のことをお伝えする。

浅井先生のご意見は「血圧急上昇で頭痛が起きたのではなくて、逆かも」と。「脳の誤作動の血管けいれんで頭痛発作が起きている場合、それ専用の薬がある」と。とにかく内科を受診したほうがいいと。

もう一度発作が起きそうな嫌な予感がし、高円寺のSクリニック(脳神経科)へ。

診察まで40分待つ。今回の症状や既往症など記入。薬のアレルギーは総合感冒薬(ルル、ベンザエースなど)。

S先生の診断は「筋緊張性頭痛」。

筋緊張性頭痛は昔からずっと辛くて、甲状腺癌のリンパ節転移のため首の筋肉を切除してから特に酷く、たまにアセトアミノフェンやレキソタンを飲んで我慢していたが、緊張性頭痛で急に殴られるような痛みの発作が起きるなんて聞いたことはない。

S先生が言うには、強い凝りが慢性になり、我慢していたのが閾値を越えて発作が起きたと(最初の後頭部を殴られるような痛みのメカニズムは何?)。

S先生は激しい頭痛になるほどの血圧は200を超えた時で、私のは190くらいだから高血圧頭痛にはならないという(たった10の差で頭痛にならない?)。また、S先生は救急車に乗ったから不安と緊張で血圧が上がったのだと言うが、私はそうは思わない。痛みで悶え苦しんではいたが、ずっとパニックではなかったし、救急車が着いてからはむしろ逆にほっとして、救急隊にすべておまかせしていた。

診察室で血圧を測ると上が154だった。

(きのうCT撮影したばかりなので、レントゲンは最初断っていたが、正確な判断ができないと言われ、)首のレントゲンを7枚撮影。

重い頭を無理に支えているので骨が変形しているとの説明。何十年も首痛に苦しんできているから当たり前と思う。

跳んだり走ったりの運動も、首の筋肉がしっかりしていない状態でやるのは首肩を痛めるのでよくないと。コロナの自粛期間中、ひとりで跳んだりの運動(HIIT)をがんばっていたこともよくなかった?

・・・

この激しく殴られたような痛みと脈動頭痛の発作は3回目。

最初は6月7日(日)。

6月1日深夜にFからの電話の受け、個展にFが来てくれなかったことを思い出し、その時のショックと辛さがよみがえって来て、不眠になった。

さらにここ10年の辛かったこと(母と愛猫ちゃびの介護と看取り、父の借金のことなど)思い出してしまい、激しいストレスを感じ、涙が出た(かすかに身体に力が入った)瞬間に、後頭部をがん!と殴られたような痛みを感じ、嘔吐。
その後、6~7時間、激しい脈動頭痛に襲われた。

2度目は6月9日(水)。

ひとつ前のPCから画像データをUSBに移す作業をして、眼ももう限界なほど疲れ、首も凝り、吐き気がしていた。亡くなった母やちゃびの写真を見て苦しくなり、涙が出た瞬間(そんなに力んでもいないのに)、再び後頭部にがん!と痛みが来て脈動性頭痛で吐いた。

プフの眼が4月から抗菌目薬でもよくならず、6月3日にアレルギー注射をしてもよくならず、4日にクシャミを頻繁にし始めてからはドキシサイクリンを毎日飲ませているのに、まだ眼がよくならない不安も私の首凝りの原因。

発作が激しいストレスと首の緊張に関係していることだけは確かだ。

 

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2020年6月 3日 (水)

ジョージ秋山さん / F

6月1日(月)

ジョージ秋山さんが5月12日に亡くなっていたというニュース。

とても淋しい。

もうずいぶん前になるが事務所でお話しした。床にずらーっと同じ銘柄の空の酒瓶が並んでいた。40~50本もあるように見えた。

若い編集さんに「ウイスキーですか?」と聞くと、「ジンです」と答えたような気がする。

子供の頃に読んだ『現約聖書』がすごく強烈だったことをお伝えした。

金持ちの若旦那が、好いた娘が見ている前でみすぼらしい乞食に恵んでやる。娘は「なんて心の優しいかた・・」と若旦那との結婚を決意する。乞食は若旦那に感謝して涙を流す。しばらくして若旦那が病に倒れたと噂に聞いた乞食は高い山に薬草を採りに行き、何度も崖から落ち、瀕死の状態でやっと手にした薬草を届けに行き、お屋敷の前で息絶える。若旦那は「汚い乞食が死んでいる。さっさと片付けなさい。」と召使に告げる。

これほど残酷な話を小学生が読むまんが雑誌に書くとは・・・ショックだった。大人になって思い出せば、どこにでもある、しかしだれも直視しない当たり前の〈リアル〉でしかないのだろうが。

あの日、私に「絵を描くなんて、暗闇を手探りで歩くようなもんで、ものすごく苦しいだろうな。」といきなりおっしゃったジョージさんが忘れられない。

そのあとだったか、ジョージさんの奥様が癌で亡くなられて抜け殻のようになってる、と(「少女コミック」編集長だった)山本順也さんからうかがった記憶がある。

そして私のところにジョージさんから宅急便が届き、開けてみると奥様のために買った鮫の軟骨の健康食品が入っていた。ありがたくいただいた。

映画『美しき諍い女』のVTRを送ってくださったこともあった。画家のモデル(マリアンヌ)役のエマニュエル・ベアールの巨大に張ったおしりが、ジョージさんの描く女のようだと思った。

・・・

深夜12時すぎにFさんから電話。Fさんの次の本の装丁を私に頼みたいという。それと私の絵を50万円から100万円で買いたいと。

Fがなにか夢見ているようでおかしい。昔の記憶ばかりが鮮明で、今現在の現実感覚や問題意識が希薄。明らかに感覚も鈍麻していて以前の明晰さがない。

ここ何年も、Fが私との約束を反故にし、こちらがどんなに連絡しても無視して電話にも出ないで、しばらくすると少しも悪びれずに電話してくる神経が理解しがたく、私の強いストレスになっていた。

私の展覧会に来なかったことについて謝りもせず、あるいは弁解もせず、今になって平気で私の絵を買いたいと言う。私のことを生涯で最高に才能を感じる人だと言う。

耐えられなくなって、あれだけ待っていたのに展覧会にどうして来てくれなかったの?展覧会で新作を見てもらうことほど嬉しいことはない、それを無視しておいて今更なんなの、と責めてしまったが、F本人は記憶にないという。

私が本を作る時にも、自分から手伝うと言いだしておいて急に一切の連絡を絶ったり・・、今まで不気味すぎてはっきり聞けなかったけれど、なぜそんな不誠実なことをするのか、と問い詰めると、自分でもわからない、思い出せない、自分の行動が不可解だ、と言う。

恐ろしいことにFは、ここ数年の私に対する自分の言動を記憶していなかった。今日、私に強く問い詰められなければ、Fさんのために私が酷く傷ついていることを、F自身が知ることもなかった。F自身は昔から何も変わらず、私と信頼関係があると信じ込んでいた。

私は、Fの私に対する態度が酷く変わってしまったのは、もう私の才能を認めていないから、私に関心が無くなったからだと思っていた。そのことは私にとって酷く惨めで悲しいことだったが諦念するしかないと思っていた。

ことの次第が呑み込めなくて、私自身、困惑して朝7時まで眠れなかった。ビールを飲んでやっと寝た。

昼になり、共通の友人にそのことを話すと、「それは怒るようなことじゃない。Fは自分が鬱状態の時のことを覚えていない。乖離症。記憶障害。」と言われた。

夕方、Fに電話して、昨日の話を覚えているかと聞き、私が話すことをメモしてほしい、きちんとメモして数日後に忘れていないか確認してほしいと告げた。

それから、昼間友人が言っていたことを伝え、「鬱病、あるいは認知症、アルツハイマーの前段階。とにかく脳の活動が著しく抑えられていると思う。」ともはっきり告げた。

そして話しているうちに、はっと気づいたのは、Fさんが常用している睡眠薬も関係あるのではないかということ。

ゾムビデム。「脳の活動を抑える」。「精神症状や意識障害が起こる危険性がある」「もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状)」と副作用に注意喚起が追記された薬。

重大な副作用に

離脱症状 、 薬物依存 、 反跳性不眠 、 いらいら感 、 精神症状 、 意識障害 、 譫妄 、 錯乱 、 夢遊症状 、 幻覚 、 興奮 、 脱抑制 、 意識レベル低下 、 一過性前向性健忘 、 もうろう状態 、 服薬後入眠までの出来事を覚えていない 、 途中覚醒時の出来事を覚えていない 、 呼吸抑制 、 炭酸ガスナルコーシス 、 肝機能障害 、 黄疸・・・などなど記載されている。

確かにFさんの言動が私に理解できないほどおかしくなったのは、睡眠薬を飲み始めて少ししてからだ。おそらく年齢に対して薬物過剰摂取で、日中も十分に代謝されずに残っているのではないかと思う。

鬱自体が脳の活動を抑えられた状態であり、(鬱だから苦しくて不眠になり、睡眠薬を飲むのだが、)さらに睡眠薬が脳の活動を抑える。結局認知症と似た症状になる。

とりあえず糖質、揚げ物、添加物をなるべく摂らずにたんぱく質と野菜を多く摂ることをすすめた。おいおいナイアシンやメラトニン、DHAなど、不眠や不安、脳に効くサプリを送ると。

薬をやめる方向に持って行ったほうがいいと思うが、私は経験者ではないので、離脱症状についてはよく調べないとまだわからない。

 

 

 

 

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