絵の空間(紙の白い部分)も絵の一部 / 自主人体実験により血圧安定
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6月22日(月)雨 22℃
先週の18日(木)に目が覚めた時、発熱していた。体温計がなかったが、体感では38℃以上。激しい脈動性ではないが、熱がある時の頭痛。
内分泌の異常でカテコールアミンが急激に上昇している炎症反応なら、このままどんどん血圧と血糖が上昇して血管がボロボロになってしまう恐怖があった。
どの医師からも指示されていないが、いちかばちか、自分の勝手な判断でチラジンを断薬してみた。
その後、日ごとに発熱と高血圧がおさまってきた。
チラジン(甲状腺ホルモン)は身体から分泌されなくなると1~2ヶ月で死亡するそうだ。欠乏すればだるくなり、やる気も起きなくなるはずなので、自分の体感ではまだだいじょうぶそう(?)
私の場合、癌で甲状腺を切除しているので自身で甲状腺ホルモンを分泌することができず、チラジンを内服することにより、原発が甲状腺癌である肺転移の活動を抑制している。だから自己判断で休薬するのは危険と言われている。
次の癌の主治医の診察は9月。水曜に新高円寺のクリニックでチラジンの血中濃度について相談したあと、主治医にはがきを書くか。
11:00 35.6℃ 116-70 61
12:30 129-81 66
ここ数日は萎れた薔薇を描いている。
6月21日(日)
昼にネットで購入したオムロンの血圧計が届く。
122-82 64 正常値。
午後2時過ぎ、地方にいるNちゃんから体温計が届く(うちの近所のドラッグではどこも売り切れ)。
36・4℃ 木曜日の発熱は一体なんだったのだろう。
花輪さんに電話。発作で救急車で運ばれたことを話す。副腎腫瘍だったら片方の副腎摘出になる、もし悪性だったらなんの治療もできない、怖い、と言ったら「きっとだいじょうぶなんじゃなあい?」と言われ、なぜか気が落ち着く。ほかの人に言われたら、軽く言われているだけだと思うかもしれない。が、花輪さんに言われると、そうかもしれない、と思える。
昔から、私が癌の数値が上がってもうだめかと何度も思った時に、花輪さんは「きっとだいじょうぶなんじゃなあい?」と言ってくれた。
「だって福山さんてものすごく強運でしょ。」と。
6月20日(土)曇り28.7℃
チラジン断薬3日目。
起床時、額がひんやりしていた。熱が下がった。嫌な動悸もなかった。
14時すぎに少し発熱。37℃くらいの感じ。頭ほてり、首の後ろが痛む。ゴシュユ。
・・・
夕方から次の本のレイアウト第2校の修正。
「絵を少し大きく」と指定したところが、絵の図版自体は大きくなっておらず、絵の空間(余白)を勝手にトリミングされていることに愕然。
絵の空間、一見、何も描かれていないように見える紙の白い部分は、絵の一部であり、重要な意味がある。
私にとってはうねり、ねじれ、震える線の運動が重要であり、そのために空間をどのようにつくるかがとても大切。
画集の紙面でのレイアウトというのは、私にとって、その絵の運動が最大限に生かされる紙面を身体感覚で思考すること。
重要な空間をカットされた絵は、すべてがバカみたいな日の丸構図で、絵を並べても平板で陳腐で、なんのリズムも、響きも、詩情も無くなってしまう。
(また、私にとってはアタリも汚れも絵の一部である。むしろそっちのほうが大切と言いたいくらいだ。)
私はこぎれいにまとめられたイラストをやっているわけではない。
自分がなにをもって「絵画」とするのか、そのための発言として、苦労して画集を出すわけで、オペレータさんのやっていることは、私が本を出すことの根本を台無しにしている。
作者が指定していない絵の変更を、出版社のオペレータさんが勝手にやることがショック。私の常識では考えられない。
数百点すべての絵を、こちらの指定通りになっているかチェックしたので4、5時間かかったが、ほとんどが指定と関係なく勝手にトリミングされていたので、ストレスでカテコールアミンが上昇しそう。
・・・
16:45 142-83 63
その後、飲酒すると血圧と脈拍がどう変化するか実験してみた。山田錦をちびちび飲む。
17:10 118-70 70
17:43 94-58 71
17:52 89-54 77
血圧はだいぶ降下。
・・・
プフに飲ませる抗生物質(ドキシサイクリン)最終日。
6月19日(金)20℃
チラジン断薬2日目。
7時に眼がさめるとまだ発熱。37℃代前半の感じ。弱い脈動性頭痛。
8時、15時にアセトアミノフェン。10時テルネリン。17時ゴシュユ。フラフラ外に出、大好きなサクランボを買う。
6月18日(木)25.5℃
起床する前から発熱。弱い脈動性頭痛。この日から自己判断でチラジンを断薬。
アセトアミノフェン、レキソタンを飲んでまた寝る。昼テルネリン。この日は苦しくて、一日中寝ていた。
16時と23時にアセトアミノフェン。
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