« 花輪和一さんから猫草守の絵が届く | トップページ | 天沼、古い素敵な建物、クリーニング東京社 »

2020年7月20日 (月)

膠絵の制作 / 母の夢

7月19日(日)

一週間前から描きかけのパネルを引っ張り出して膠絵(「日本画」という言葉の由来に抵抗があるので、基本的には私は「膠絵」と言っている)を描きだした。

下図はなし。画面の中に絵が見えたものから少しずつ筆を入れ、並行して20枚ほどを制作。

制作しだすと頭が急激に回転しだして、頭の中にたくさんのイメージ、試したいことが溢れだしてくらくらするほどになる。

3匹が入れ替わり立ち代わり邪魔して、まともに場所がとれないが、台所のほんのわずかな隙間で立ったまま筆を入れたり、箔を貼ったり、腐食の部分を修正したり。

特にプッピィ姫がパイルヘアゴムを飛ばしてくれと、ひっきりなしにかわいい顔でにゃあにゃあ迫ってくる。ピーンと飛ばすと、ダッとすごい勢いで跳ねて、口にくわえて持ってくる。最近、やたらにおしゃべりやお返事が上手になって来た。

7月12日(日)

ガチャッと玄関のドアが開いた音がして目が覚める夢を見た。

母が帰って来た。

からだがだるくて眠りに引き戻されそうになるのを必死で振り切って起きる。早く、今、起きなければ、今会わなければ母に会えなくなると焦った。

ねばりつくふとんからからだを引きはがすように起き、隣の部屋に行くと母は待っていてくれた。ああ!間に合ってよかった。今の私より若い母。

「来てくれたの?」私は夢の中にいることも、現実では母はもう亡くなっていることもはっきりと知っていた。

「心配だったから。」と母は落ち着いて言った。私は母の肩に抱きついた。

「ありがとう。だいじょうぶだよ。また来てね。」

それから母は壁のほうにすうっと消えた。

・・・

描きかけでほっておいた絵のパネルを20数枚出してきて、埃を拭いた。

次の本のレイアウトと制作を同時進行。

レイアウトに関しては、絵と絵の間隔の問題、キャプションの位置の問題、見た目の直観で違和感を覚えた箇所を修正してもらっても、規則性としてどうなのかなどを考えるとわからなくなってくる。

・・・

セリーヌの『夜の果てへの旅』が読み返したくなって部屋の中を捜した。やはりすごくよかった。

 

 

|

« 花輪和一さんから猫草守の絵が届く | トップページ | 天沼、古い素敵な建物、クリーニング東京社 »

絵画」カテゴリの記事