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2020年8月

2020年8月27日 (木)

イタリアからの友情の奇跡、次の本(画集)と絵について

8月27日(木)

今朝、イタリアのチナミさんから朗報が届いた。現実感が無くて信じられないと同時に、私はこうなることを信じてずっと待っていた。

チナミさんが私のためにしてくださった大胆な冒険の結果、美しく聡明な女神が、私たちふたりに微笑んでくださった!

詳しくはここに書けないが、これで来年、コロナが落ち着いて私が元気でさえあれば、晴れ晴れしい気持ちでイタリアに最高の旅ができるということ。

観光のことではなくて、もちろん私の命である絵に関することだ。そしてこの数年、寝ても覚めてもうなされるほど、いつも考えている次の本に関すること。

昨晩深夜2時半頃、(悲観的な私には珍しく)なぜか急にふっと気が楽になって「だいじょうぶ」な気がした。なんの理由も、きっかけもないのに突然。

丸山ワクチンが効いて精神的に上向いているのかな、と思ったりもしたが、今朝の私にとって最高のニュースのための前ぶれだったのかと思う。

とにかくこのまま自分の信じるとおりに、どんな妨害や嫌がらせがあっても淡々と、熟慮しつつ思い切りよくがんばろう。

ドイツのブレーメンのYさんからもありがたいことに、来年、お宅にご招待を受けている。

ブレーメンは昔、敬愛するホルスト・ヤンセンの生まれ故郷オルテンブルクにハンブルクから向かった夜に、乗り換えをした駅。

藍色の宵闇の中にブレーメンの音楽隊のかわいいネオンが光っていて、それだけでとても心躍った鮮明な記憶がある。そのお伽の国のようなブレーメンに今、ご招待していただけるなんて、不思議なご縁を感じる。

もし来年、イタリアに行くのにあわせてブレーメンに行くことができたら、もう一度オルテンブルクのヤンセン美術館とヤンセンのお墓(思い出すだけで涙。。)と子供の頃のヤンセンがおばちゃまと住んでいた家にも行ってみたい。

Yさんのお家からは、種村季弘先生が『ヴォルプスヴェーデふたたび』に書かれていた芸術村ヴォルプスヴェーデや、もっと小さな芸術村フィッシャーフーデが近いという。グーグルマップで画像を見ても本当に素晴らしいところ。オットー・モーターゾーンたちが惹かれた沼地、湿地の風景がまだ残っているのが泣けてしまう。

自分の命がそろそろやばいのかな、と思った時に、遠い海の向こうから私をよんでくださるかたたちがいる。

このめぐり逢いとご厚意に深謝。

自分を追い込みすぎないように、気を楽に持ってがんばろう。

最近10数枚同時に描いているうちの一枚。チューリップの膠絵(部分)。
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2020年8月25日 (火)

丸山ワクチン4回目 / 膠絵

8月24日(月)

丸山ワクチン4回目(B液)

きょうは珍しくクリニックが空いていて、いったん帰宅せずに受けられた。

やはりアンプルを折るのが難しい。前日にyoutubeなどで医師や看護師の説明動画を何度も見たが、折る時にうまく力が入らない。

このMクリニックで最初に丸山ワクチンを打つ前に採取した血液検査の、サイグロブリンを10倍希釈で計測した結果が出てきた。

708ng / ml  それ以前に検査した時の1300超よりだいぶ低い。これはあくまで精度の低い検査だというが、少しほっとした。

会計を待っていたら、息せき切った若い男性が入って来て、受付で保険証を紛失したが実費で受けたい、返金手続きはどうなるのかを長く質問していて、そのあと「きょうはどうしましたか?」との問いに「首のリンパが腫れて」と答えた瞬間、「それは診察できませんので6時以降に来てください」と。

コロナの疑いの患者は6時過ぎからの診療となっている。マスクをしていてもコロナの疑いのある人と密になるのは怖い。

・・

ワクチンから帰宅して眠ってしまったので、夜中に起きて朝まで絵を描く。きょうは寝転がってなんの警戒もなく幸せそうに眼を細めるプフを描いた。そのまわりに春の小さな花たちを。

下図は作らずに水干と岩絵の具でちゃっちゃっと。かっちり作った感じではなくあどけない生命力を描きたい。

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膠絵、プフと春の花、途中。

8月23日(日)29.4℃

髪を切った記念にチョッピー(チョビ)と。

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久しぶりに少し暑さが和らいだので夕方自転車で少し遠くまで買い物。

ずっと酷暑で見る余裕がなかったが、家を壊した後のほんのわずかな空き地の夏草が美しい。

ヒメムカシヨモギの小さな星雲のような花。イネ科の光る線。メヒシバ、オヒシバ、イヌビエ、エノコログサ。ヨウシュヤマゴボウの実の一部が葡萄色に熟してきた。

8月22日(土)35.2℃

数十年前の老蘭商会の水干のガラス瓶入りのセット3箱60本と白狐印の岩絵の具のセット2箱(合わせて43000円くらいのものを1万円で購入した)の箱の内側の埃と、ガラス瓶全部で83本を次亜塩素酸水で丁寧に拭く。箱の内側の埃は粉ダニで手の皮膚がピリピリする。

番号順に並んでいたのを青系、緑系、赤系、茶と灰系のグラデーションに並び変える。

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2020年8月21日 (金)

丸山ワクチン2回目3回目 / 膠絵

8月19日(水)35℃

丸山ワクチン3回目(A液)。3:40に受付していったん帰宅し4:30に来院。一度目は日傘を差して徒歩で行く。家を出てすぐに脳天が熱くなり滝の汗。ミニ保冷剤を首筋に当てながらハアハア。2度目は自転車。

前回よりは痛くなかった。打つ瞬間は押し子に親指を当てないで普通に持って刺すこと(押し子に指をあてると角度が微妙になって一気に打てない)。

金曜がM医院の休診日なので、本当は土曜の朝にまた打つべきなのだが、混雑する土曜に来院するのが嫌なので月曜にしてもらう。

・・

久しぶりに髪を切る。後ろを15cm切って前下がりのボブに。自粛中は後ろの毛も前に引っぱって自分で切っていたと伝えると「おかしくなってないですよ。ちゃんと切れてます」と。

・・

水干を使うことがほとんどなかったので学生時代に買った残りをちびちび使用していたが、今になって水干の微妙な中間色が欲しくなる。混色できるのだが、今持っている少ない色の中で混色すると微妙に色相が違ってしまうので。

背景をそうとう描いていた絵を洗い流した。感触が違っている場合は重ねるのでなくてさっぱり洗い流す。

8月18日(火)35℃

お盆休みがあけたので5日にぶりにフィットネスに行ったらすごい筋肉痛。家で運動するだけでは鍛えられていない背筋が痛い。

ゲルマニウムの手足温浴。老廃物を排出し免疫を上げる効果があると言われている。冬は冷えた身体が温まって快感だったけど、酷暑では20分が長く感じられる。

運動不足は確かだが、がん患者にとって免疫が上がる適度な運動とはどれくらいなのだろう。あんまり気にしないで適当に。

8月17日(月)36.5℃

丸山ワクチン2回目(B液)。4時予約なので3:55に受付し、いったん帰宅して5時にまた来院。

血液検査の結果はすべて正常。サイグロブリン(腫瘍マーカー)だけは「500超」としか出なかったので今度は10倍希釈でデータを出してもらうとのこと。」

やはりアンプルを開けるのに時間がかかる。勢いで左手に持っているワクチンがこぼれるかもしれないという懸念と、強い力でポキっと折ると指を切ると言われているので(指を切ったら絵が描けなくなる)恐る恐るやっている。

きょうは自分で打ったら少し痛かった。理由はキャップを開ける時に針がキャップのへりにこすれてしまったからだそう。針先は繊細なのでこすれたり、皮膚に鬱だけでギザギザになると。

ちゃびに一日おきに輸液していた時のことを思い出して感傷的になる。緊張で手が震えて失敗(皮下にうまく挿入できずに液漏れ)して何度もやり直したこともあった。ごめんねちゃび(涙)。

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裏打ちした紙を下張りしたパネルに張る。M医院から一時帰宅した間に下塗りを2枚やった。鼠鼡の上から黄味がかったた鴬。

8月16日(日)35.5℃

白麻紙の裏打ち6枚。

そのあと腐蝕の研究。

 

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2020年8月14日 (金)

丸山ワクチン開始 / セミの羽化

8月13日(木)

きょうも雷雨。

丸山ワクチンの初回。

夕方5時頃来てと言われていたので4:40頃にM医院に着くが、診察に呼ばれたのは6:20。ほかの患者と密になるのが怖くて、待っている時間に疲弊してしまった。

Mクリニックは「熱や咳のある人は6時以降」という決まりだ。6時を過ぎた頃にも何人も患者が来て胸がざわざわした。次回は4時に受付して一度帰宅しよう。

まずは検査のための血液採取。

ワクチンのアンプルは、まず液を全部首から下に落とす。首の微かな切れ込みの上に丸い印があり、切れ込みに力をかけるつもりで首を斜め上に引っ張る。ポキンと折ろうとすると指を切る危険がある。

注射器はまず針がしっかり付いているか確認し、きつくはめる。

注射器で中身を吸い取る時、「注射器の扱いに慣れてますね。」と言われる。「猫の輸液をずっとやってましたので。」

いったんキャップを閉め、キャップごとねじって針を抜き、細い針と交換する(この時、左手に注射器を持ったまま、右手で細い針の袋を開けるのが難しいので、最初に開けておいたほうがいいかも)。

おなかの皮膚(脂肪)を左手でつまんで右手で30~40度の角度で射し、ワクチンを注入。

針が細いのでほとんど痛みを感じない。

きのうに引き続き猛暑。午後に激しい雷の音。すぐ近くの南の空に何度も稲妻が落ちるのを見た。

8月12日(水)

朝、友人愛子ちゃんからセミの羽化の動画と画像が届いた。生まれ出たばかりのセミはオオミズアオのような素晴らしい色をしている。本当に清らかで可憐。

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きょうも36℃。


半年以上ぶりに体組成測定をしたら、意外にも新型コロナで運動を休会する前より筋肉が減少していない。筋肉量の標準が36~40kgのところ33.6kgしかないが、半年以上前と同じ。

だとしたらフィットネスでの運動は筋肉増加に役立っていない?外出自粛期間中は一日5分程度の屈伸をしていたので脚の筋肉は萎えていない?体重も体脂肪率も骨密度も同じ。

 

8月11日(火)

最高気温38℃。

暑いと胃が痛くなり空腹を感じない。

ここ数日、古典柄やアンティークの着物の意匠をよく見ている。

子供の初参りのための単純化された図案の幼さ、面白さ。「雪輪」「ねじり梅」「たちばな」などの繰り返しがすごくかわいくて、薄桃色の絞りはプフに似合うと思う。

アンティークの着物や帯の面白さはなんといっても踊る動物など奇天烈で滑稽味のある意匠。大胆で意外な色合わせ。毒々しさと儚さの共存。

だいたい毎日、夜2時半頃まで絵を描いている。

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2020年8月13日 (木)

丸山ワクチン購入

8月6日(木)

丸山ワクチンの購入。

月・火・木曜日、午前9:00~11:00

日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設 南北線「東大前」駅から徒歩5分くらい。

まずは受付
 書類提出と支払い(税込9,900円)

DVDを視聴しながら面談待ち(約20分)
 DVDの内容
 1.治験とは
   ・丸山ワクチン(SSM)は特例としてがん患者なら誰でも対象
   ・SSMの歴史
 2.SSMの働き
   ・SSMをやった場合とやらない場合とで生存率に差が出る
   ・防御能力(免疫能力)の向上
   ・間質のコラーゲン増殖(がん細胞へ栄養が行くのを止める)
   ・白血球の増加 など
   ・SSMの特徴(副作用なし、延命効果、自覚症状の改善など)
 3.治療の仕方
   ・SSM-AとSSM-B(濃度が10倍なだけ)
   ・週に3日、AとBを交互に皮下注射
   ・少し間が空いてしまっても、重大な影響はなし
 4.手続き
   ・2回目以降は「SSM臨床成績経過書」を担当医に書いてもらい提出
   ・血液検査などは毎回必須ではない。「今月は検査なし」と記入
   ・体重など自分で書いてもよい
   ・来院か郵送
 5.サポート
   ・来院による面談
   ・手紙、ホームページ、ファックス
   ・家族の会への相談

番号が電光掲示板に表示され面談室に

面談(約10分)
 アクリル板越しの面談(60代後半くらいに見える医師)
 医師が提出書類を見ながら、あらためて経過を確認
 初回分(40日分)の薬・治験を行う担当医へのお手紙を渡される
 注意
   ・「SSM臨床成績経過書」は薬がなくなる前、少し早めに書いてもらうこと
   ・「治験」なので担当医(あるいは担当医に指示を受けた看護師)に注射をしてもらう
    (糖尿病のインシュリン注射のように認可された治療ではないため。

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きょうはイタリアのチナミさんから、私たちの来年のイタリア北部旅行の前段階の、素晴らしく果敢な冒険の画像つき報告メールが届いた。

シエナの農場の古い素敵な建物。細い樹々に覆われた光る小川。レースフラワーが一面に揺れる丘。

勇気と希望をいただいたので来年まで元気でがんばろう。

来年の秋には、どうか新型コロナがなんとかなってますように。

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小さなパネルの下張りを9枚。だいぶ皺になった紙でも、水をはってからよく伸ばすことによってぴっちり張れた。

 

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2020年8月 7日 (金)

丸山ワクチン承諾書、プフの毛カット

8月4日(火)

M医院に丸山ワクチンの承諾書をいただきに行く。カンカン照り。M医院まで10分もかからないが滝のような汗。

けっこう混んでいたが端っこがあいていたので座って本を読んでいたら、後から年配の男性にぴったり横に座られて焦った。パーテーションがない長椅子で距離無しは怖い。即立ち上がりたかったが立ち上がりづらくてストレスを感じていたら呼ばれた。

私は最初に国立がんセンターで診断を受けた時に、すでに肺への転移がありステージ4と言われたが、M先生に、今の分類のしかたではステージ2にあたると言われた。がんのステージの分類のしかたは4、5年ごとに変わっているということだ。

「肺への放射線は肺炎が必発なんですね」と言われる。

こちらの医院では現在、私の他にひとりのかたが丸山ワクチンをやっているとのこと。もうひとりいたが、そのかたはリタイアされたという。

きょうは1100円。

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夕方5時半、3月から休会していたフィットネスにすごく久しぶりに行く。4、5人。真夏のせいなのか、3周のところ、2周でもう頭が熱くなりすぎて無理。具合が悪くならないうちに切り上げる。

8月3日(月)

梅雨が明けて急の猛暑に身体がぜんぜんついていかない。

丸山ワクチンの接種の承諾をお願いにM医院に初めて行く。M医院は口コミがとてもよく、いつも混んでいるみたい。

狭い待合室に6、7人。『大家さんと僕』があったので夢中で読み(大家さんの戦前、戦中の記憶の話などが素晴らしかった。大家さんが私の知らない昔の新宿をよく知っているところにもすごく惹かれた)、ちようど1冊読み終わる頃に呼ばれた。

なぜ今ワクチンを受けたいのかを説明。M先生は45歳くらい。偉そうなところがなくて話しやすい先生。「甲状腺癌についてよく知らない」とおっしゃって目の前でPCで調べていた。肺の粟粒状転移について、手術も抗がん剤も放射線もできないということが意外に思われたようだ。

20分くらいも話して、承諾書を書いておくから明日の夕方取りに来て、と言われる。

860円。

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最近はだいたい深夜2時くらいまで絵を描いている。

無造作であることと、ぴりっとした神経のとおった形の両立。そのことばかり考える。

8月1日(土)

湿った曇り空。夕方、友人と荻窪方面にサイクリング。

また教会通りの「クリーニング東京社」の横を通った。きょうは開店されていた。自転車までも絵になる。

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先日来た時、カメラのISOがオートになっていなくて粗い写真になってしまったので撮り直し。自転車に乗っているあいだもマスク装着だが、一瞬だけマスクをとって撮影。

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きょうは環八を渡って上荻の方を周って来た。

プフの顎の下に毛玉が5つもできてしまっていた。ちょうど自分で舐められない部分の長毛をハサミでカットした。顔だけ見ると長毛種でない子になった。

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胸の長い襟巻の部分もカットすべきか迷う。

 

 

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2020年8月 1日 (土)

白州からの贈りもの、ヤドリギ療法、丸山ワクチン

7月30日(木)

白州のカズミさんから新鮮なブルーベリー食べきれないほどと、ヒメハッカやアスバラガス、それとカズミさんがエディトリアルデザインした本『ヤドリギ がんを癒す自然の力』(涼風書林)が届く。

(ブルーベリーもアスパラもだいぶ食べてしまってから撮影)
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カズミさんもたいへんな難病だが、気持ちを落ちつけるのは庭仕事と猫、そして自己暗示も重要と言う。

「ヤドリギ療法」はシュタイナーが考え出したがんの療法(アントロポゾフィー)で、ヨーロッパの一部ではポピュラーらしい。ヤドリギ製剤(がん細胞を抑制する成分を含む)を注射するというもの。宿主の樹の種類をがんの部位に合わせて選ぶのが特徴。

さて、日本にも「丸山ワクチン」というのがある。丸山ワクチン家族の会になかなか電話が繋がらなかったのだが、今日繋がった。

丸山ワクチンは、もとは結核治療のためのワクチンで、結核患者にがんがいないことから考え出された。私の父は結核だったが私はがんになったということから私には効果が期待できないのか、という質問に対して、家族が結核でも癌になる人もいる、結核の経験者のほうが丸山ワクチンが効く傾向にあると。

コロナで週3も打てなくなったとしても、やらないよりはやったほうが免疫を上げる可能性があるので、なるべく早く始めたほうがいいと言われた。

丸山ワクチンは有償治験薬という扱いになり、患者(または家族)が日本医科大に製剤を購入しに行き、患者の近所のクリニックで注射してもらう。注射してくれる先生をさがして許可をもらうのが先だが、「丸山ワクチン家族の会」で、患者の近所で注射を受け付けているクリニックを紹介してくれる。

私の住んでいる高円寺近辺で注射してくれているクリニックは4つ。想像していたより敷居は高くない。

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東京のコロナ感染者数367人。フィットネスクラブに電話し、今から8月を休会できないかと聞くと「7月10日に8月分会費が引き落としされているのでできない」と。

3月には、すで引き落としされていたが途中から休会できて返金された。現在は3月よりも感染状況はずっと酷いのに、経済優先の政策なので返金を認められないことにもやもやする。

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絵は毎日描いては消し、剥落の研究。

7月31日(金)

東京のコロナ感染者数463人。

かかりつけの新高円寺のクリニック、きょうはすごく混んでいて40分くらい待った。星状神経ブロック注射を受けるついでに、O先生に肺のがん転移のレントゲン結果を報告し、丸山ワクチンを打っていただけないか聞いてみた。

O先生は「丸山ワクチンが効くなんて医者が言うと、あれはただの水だって大攻撃されるけれど、俺が本人だったらやるね。あれができた時は東大がきちがいみたいになっちゃったんだよなあ。」と。

「いくらくらいするの?」「40日分で1万円くらい。」

「良心的だねえ~。」「阿佐ヶ谷にも蓮見ワクチンていうのがあるんですけど、もっと高くて・・。」

「丸山ワクチンでいいんじゃない?」

そして「丸山ワクチンは肺結核の薬だから、BCGと同じく、コロナにも効く可能性がある」と。

結局、打ってもらうのはすぐ近所にあるM医院のほうが慣れてるのでいい、ということになった。

いつも私のことを「どこにもいないほど神経が過敏で、頭が回りすぎて細かいところを心配しすぎ」と言っているO先生が神妙な顔で「笑ってるね。すごいね。」

「え?だってしかたないじゃない。手術も放射線も抗がん剤もやりようがないんだから。」

「女の人は肝がすわってるんだよな。がんになった男の患者の狼狽ぶりはすごいよ。女の人は全然違うんだよなあ。」

星状神経ブロックを打つ時にも再び、なんでそんなに落ち着いているのかと言われた。

「いや、がんの主治医から聞いた時には動揺しましたよ。今はもう、悪く考えてもしょうがないから。」

神経ブロックが効いたせいで、帰宅してから眠ってしまった。気がつくとプフが私の右脇にべったり入り込んで一緒に眠っていた。

 

 

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