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2023年9月28日 (木)

東京画廊の山本さん 足利市立美術館

9月27日(水)

朝起きてメールを見たら、東京画廊の山本豊津さんが私の展示をご覧になるため足利市立美術館に行かれるのが今日、ということで、

急遽、身支度をして足利へ。

9時半ごろに家を出て、12時頃に足利市立美術館に到着。

副館長の江尻潔さんが私の絵を気に入ってくださったそうで、ご挨拶し、若林先生の思い出や、影響を受けたことなど、お話させていただいた。

江尻さんも若林奮先生をお好きだそうで、1997年の貴重な個展の図録をプレゼントしていただき、感激。

若林先生の印象的な言葉・・「『霧と煙』ってなんのことだと思いますか?猫の名前なんですよ」「私の彫刻は人間ではなく犬のためのもの」などを江尻さんもはっきり覚えていらして感動した。

私が忘れられない若林奮先生の遺言のような言葉は「人間は生命を見つめることができるのだと思います。生命は、ある時は人間が代表することになり、他のものに対して責任を持たなければいけない。生命は別に人間だけに代表されるものではありませんから」(「対論 彫刻空間――物質と思考」若林奮・前田英樹、書肆山田)だ。

1時半くらいに山本豊津さんが到着された。

篠原さんと山本さんは長いおつきあいだが、山本さんが足利市立美術館に来られるのはこれが初めてだそうだ。「福山さんの展示の時に来られたということがすごい」と篠原さんが言ってくださった。

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私の展示を熱心に見てくださって写真を撮っている山本豊津さん。

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そのあと山本豊津さんと篠原誠司さんと3人だけで「コレクション展2023」を見る。

主に浅川コレクション(南画廊にいらした浅川邦夫さんが、長年の現代美術コレクションおよそ1000点を足利市立美術館に寄贈したもの)。

山本豊津さんは加納光於の壮観のインタリオを見て「いいね。これ欲しい。」とか。

中西夏之の「緑の右手とピンクの左手」を見て「おっ懐かしいね。」とか。山本豊津さんは子供の頃から日本の前衛美術などを見慣れている。

コレクション展を見終わって、お茶を飲みに美術館の裏のもとは写真館だったカフェへ。
Sdsc05518_20230928232501 いちごスムージーを満喫する篠原誠司さん。
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山本さんは篠原さんに「(学芸員の)〇〇君は最近どうしてる?」と聞いて、篠原さん答える。山本さんは何十年も前からいろんな美術館の学芸員と交流されていて、篠原さんもたくさんのギャラリストと交流している。

特に篠原さんの多摩美の芸術学科時代の同級生や1つか2つ上、あるいは1つか2つ下の学年の人たちで美術館で学芸員として活躍されている人が顕著だそうだ。

山本さんは「ちゃんとした学芸員はそこらへんまでだよね。この前。うちに△△を借りに来た学芸員なんて酷かった。ただ借りて行っただけで話もしない。だから△△展も酷かった。韓国での△△展の方がずっとよかった。」と。

山本さんがお父さんの画廊を継ぐことになった最初の頃にどうやって作品を売って画廊の経営をまわしたかの話、最初の頃に同級生に3万円で売った作品が何十年も経って数百万円、あるいは数千万円になり、それをまた預かって売るというような話、

東京画廊はスイスのバーゼルのアートフェアに毎年参加しているが、その参加には審査があり、ギャラリーとしてのコンテクストや出品作品によって日本のギャラリーもいくつかは落とされたという話。つまりバーゼルのアートフェアに出品しているということで、そのギャラリーが世界的に信用を得るということとか。

私が今まで聞く機会のなかったお話を聞くことができてたいへん興味深かった。

3時過ぎに篠原さんが次の仕事があるそうで、3人一緒に美術館を出た。

足利市駅で、山本さんは東武線の特急で浅草経由でお帰りになるそうで、篠原さんと私はサワーと淡麗グリーン生を買った。

山本さんは何かお飲みになりますか?というと「私も父も弟もお酒は全く飲まない。だから東京画廊は続いていると言われている。だから××画廊はつぶれた。」と。

「あなたは飲むの?」と聞かれ「手術の前に禁酒したので弱くなりましたが少し・・」と言って笑われた。

電車の中で篠原さんと「お疲れ様~」と乾杯。いろいろ夢中で話して、館林で乗り換えの時に篠原さんは、定期を持っているので外のコンビニに買いに行ける、と言って、また淡麗グリーン生とおさかなスティックを買って来てくれた。

次に私は特別展示室での個展の最終日、10月1日に足利に行くつもり。

その時に作品収蔵の打ち合わせ。

きょうはありがたいことがたくさんあり、なおさら過緊張になってたいへん疲れた。

 

 

 

 

 

 

 

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