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2023年12月22日 (金)

鎌ヶ谷の病院

12月22日(金)

千葉の鎌ヶ谷の病院で、元の主治医A井先生の診察(体調の近況報告)。

10月のがんセンターの検査で脳の右上に新に見つかった1、2mmほどの転移が、11月21日の脳のMRIでは3mmになっていたことについて、

放射線科のS町先生に「すぐにサイバーナイフをやりますか」と言われて、その日のうちに顔の固定用お面を作成しようとしたら放射線技師さんに「機械の放射線放出の穴が7mmなので、腫瘍が小さすぎて当てられない」と止められた件、

A井先生は「いくらなんでも早すぎる。そんな小さいうちにサイバーナイフを考えるような例はないです」と言われた。

甲状腺ではない癌では脳転移によって周りに浮腫が出る場合があるが、甲状腺癌では増大もゆっくりだから、とりあえず具合が悪くなっていない限り様子を見るのが普通と。

4月に頭の左側2か所にサイバーナイフを受けた時には右側の転移は小さすぎて検査に引っかからなかったのだろうと。

肺の転移が完全に切除できなくて存在する限り、体中のどこかにいろいろ転移も出てくるが、痛みや苦しさがないかぎり、とりあえず様子を見るとのこと。

今ある小さな転移に関してはあまり気にしないこと。気にしすぎるとストレスがかかるからだめ。

適度に運動して体力をつけ、免疫を上げれば転移の増大もゆっくりになると。

私の性格として、運動でもなんでも夢中になると飲食を忘れてやりすぎるので、とにかく食事をちゃんとして疲れすぎないこと、と言われた。

・・

今年は1月に「肺転移の一部が増大している」とA井先生に言われ、何を言われているかわからないくらい事実が受け止められなかったのだけど。

それから国立がんセンター中央病院のA井先生の後輩のY本先生を紹介してくださり、
甲状腺癌からの肺の粟粒状転移で肺の一部を切除するのは前例がないと言われていたが
とんとんと手術となった。

3月の手術自体はものすごく痛いものだったが、成功。

(腫瘍が気管支の太い神経に近いとか心臓にくっついているとか言われていたが、手術後の経過は良好)

4月には左脳の2カ所に2日かけてサイバーナイフを受ける。

(サイバーナイフ後、吐き気、めまいや、脳の運動をつかさどるところに損傷を受けて手の不随意運動が起きると言われていたのにまったく副作用無し。)

私にとっては本当に怒涛の一年だったが、

奇跡的に延命できているのも、A井先生が右肺の中葉切除を提案してくださったおかげだ。

昔、最初の甲状腺がん摘出の手術の時に、当時国立がんセンターの頭頸科部長だったA井先生に執刀していただいたのも、まったくの偶然。

誰かに紹介してもらったわけでもなく、たまたまがんセンターに行った日にA井先生に当たった。

A井先生に首を触診されて「おそらく甲状腺癌ですね」と言われた時のこと、はっきりと覚えている。

甲状腺と副甲状腺を切除し、さらに左の声帯の神経に癌が絡まっていたので切らざるを得なかったが、それによってすごく低くてこもった声になると言われていたのに、(何か月かは声が出なくて苦しんだが)そんなに低い声にもならず。

この前、斎藤哲夫さんとカフェで病気の話をしていた時に

「何から何までものすごく運がいいね」と言われ、

本当にそうだな、と自分の今までを不思議に思った。

A井先生をはじめ、Y本先生、Y倉先生、看護師さんたち、今まで治療に携わって下さったすべての人にはどんなに感謝してもしきれない。

 

 

 

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