植物

2020年6月30日 (火)

『デッサンの基本』34刷りとなりました

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/6-iris-rose-pansy-violet-etc/

6月の初めに『デッサンの基本』増刷、34刷となりました。

購入してくださったかたがた、読んでくださったかたがたに心より感謝申し上げます。

(受験のためのデッサンには傾向があると思いますが)デッサン(素描、スケッチ、写生)には正解の描き方はありません。

対象の姿、構造をよく知るためであれ、その魅力を紙に留めるためであれ、自分の外にあるものを見て描くことで、あらゆる意図を超えた未知のものに触れ得ることがデッサンの喜びではないでしょうか。

林檎の花(鉛筆デッサン、水彩、スケッチ)

Sdsc01649

パンジー Pansy (鉛筆デッサン、スケッチ)
Sdsc08912

猫 ちゅび(鉛筆デッサン スケッチ)
Sdsc08871

薔薇 Rose (水彩)

Sdsc01688

薔薇 Rose(鉛筆デッサン、スケッチ)

Sdsc01495

|

2020年6月16日 (火)

次の本(絵画作品集)のレイアウト / 頭痛、脳神経外科

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/6-iris-rose-pansy-violet-etc/

6月14日(日)

5月25日に緊急事態宣言が解除された次の日に、出版社の担当Tさんから、私の次の本のPDFが送られてきた。

デザイナーさんがやっレイアウトしてくださった絵の大きさなどをチェックし、細かく指摘する仕事をずっとやっていた。今日、修正をPDF上に書き込んだものを返送。

11日に激烈な脈動性頭痛の発作が起きてからは、PCの画面を見ると気分が悪くて、なかなか進まなかったが、少しずつ体調もいつもどおりに回復してきた。

6月15日(月)

7日、9日、11日の脈動性頭痛の発作について、私自身は偏頭痛(閃光などの前ぶれはないタイプ)と思っている。

発作が起きてからはずっと、普段よりは頭がほてり、首も痛い状態が続き、ネット検索するのも苦しかったが、調べれば調べるほど、慢性の緊張性頭痛と、たまにくる偏頭痛の混合に悩んでいる人は決して珍しくないことがわかる。

12日に行った高円寺のS宮クリニックでは「緊張性頭痛」と診断され、痛みの閾値を超えたから脈動性になったと言われ、SG顆粒(痛み止め)とテルネリン(筋肉弛緩剤)を出された。テルネリンは効いたが、SG顆粒は頭の締め付けにほとんど効かず役に立たなかった。

私が疑問だったのは、なぜ偏頭痛に効くトリプタン製剤を(次の発作の時のお守りとして)出してくれないのかだ。

何十年も緊張性頭痛に苦しんできたことは私本人がわかりきっていることで、軽い運動、ストレッチ、マッサージ、星状神経ブロック注射など、これまで自分なりにできることは考えてやってきている。

私が喫緊に求めているのは、次に激しい脈動性頭痛の発作が起きた時に効く薬であって、今更、首が細い(リンパ転移のために筋肉を切除しているのであたりまえの)ことを言われても何にもならない。

最初に病歴など記入する用紙に、レントゲンを希望するか、嫌か選べる項目が(わざわざ)あったので、前日にCTを撮ったばかりだから今は被爆したくないと拒否のほうに〇をしたのに「撮らないときちんと診断がつかない。年を経て、以前撮影したのはとっくに変化している」と強く言われ、結局7枚も首のレントゲンを撮られた。

ストレートネック気味なのは重々承知だが、「左右の肩の高さが違う」とは長年通った整骨院でも、ダンススタジオでも言われたことがない(むしろ後屈も一般人の中ではトップクラスで、バランスも柔軟もよかった)。「肩の位置が歪んでいる」としつこく言われ、返事をしないでいたら、こちらが「はい」と認めるまで「わかる?」としつこく繰り返すのに閉口。

最後はペラッとした(ヒサミツかなにかの、ごく平凡な)首の体操のチラシを渡され、「こんなので筋肉がつくんですか?」と言ったら「次の人が待ってるから、やり方の説明は外で(看護師に)聞いて。」と言われた。

発作のあった翌日、まだ私はフラフラしていて、はっきり言うべきことも言えなかったことを、後からとても悔やみ、今現在の症状の治療として役に立たないことを押し付けてくることに反感を持った。S宮クリニックにもう一度行って、はっきり自分の考えを言うか悩んだが、S宮院長の態度そのものが新たな頭痛のタネになりそうな気がした。

阿佐ヶ谷のH脳神経外科メディカルクリニックに行ってみることにした。

・・

阿佐ヶ谷のH脳神経外科メディカルクリニック、入り口のところで手と服の消毒。次亜塩素酸水のボトルを持参していたので、持参のものでやらせてもらった。建物は奥行があって、中は入り口から予想できないほど広くてきれい。

用紙に記入、検温、血圧測定(自転車で走ったのと、まだ少しほてりがあってやや高め)。

院長ではなく若いM島医師。自分が何十年も緊張性頭痛でいろいろ試してきたことと、今回の発作の状況を伝えた。

鎮痛剤は極力我慢して、酷い時にアセトアミノフェンのみ。たまにレキソタン1mgを飲んでいる(常用はしていないこと)も。

CTは撮影したけどMRIはまだでしょう、と即、勧められたが、とりあえず本日はやりたくない、と応えた(やるなら院長先生がいる時にしたいと思った)。

M島先生が言うには、緊張性頭痛と偏頭痛はふたつの交わる集合のようになっていて、どちらにも属する状態(両方の頭痛が共存している時)があると。確かに12日以降は、いつもの頭の筋膜が締め付けられる緊張性頭痛と首の痛みと、顔がほてってどきどきするのが共存している。

「うまく薬でコントロールしていくのは非常に困難ですね。もういろいろ試されてるようですし、漢方出しましょうか。僕にできるのはこのくらいです・・。」と力なく言われ、愕然。

頭痛専門外来のサイトで宣伝されていたのでここを選んだのだし、緊張性頭痛と偏頭痛の混在の患者は珍しくないはずだが・・。

「MRIを受ければ、もっと治療法が見つかるんですか?」と尋ねると「それはわからない」と。

とりあえず今回の目的、次の脈動性頭痛が起きた時のためのトリプタン薬を出してもらった。「薬価がすごく高いのでジェネリックでお願いします!」と言うと「あ、それは簡単にできますよ!」とM島先生はにっこり。

処方されたのは漢方の呉茱萸とエレトリプタン。

漢方では効果が自覚できないのではないかと思ったが、確かに、飲んで10~15分くらいである程度の頭痛緩和効果があるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|

2020年5月28日 (木)

プフの眼、松の木、阿佐ヶ谷、八重チューリップ、薔薇、ザボンの花

4月29日(水)

4月からずっと見てきた(高円寺北の公園前の)紫の八重、大輪のチューリップが散り始め、一部は雨で腐り、しどけなく美しくなってきた。調べたが種類の名前はわからない(知っているかたは教えてください)。
Sdsc09758-2

ナニワイバラ(難波薔薇)とジャスミンの絡んだ一角がほころび始めた。ジャスミンはまだ蕾が多い。
Sdsc09776
イヌバラ(犬薔薇、ロサ・カニーナ)とナニワイバラはよく似ている。ナニワイバラの葉はつるつるしておうとつがなく、濃い深緑。イヌバラの葉はいわゆる薔薇らしく表が膨らんでいて葉脈もおうとつがあり、柔らかな印象。色はやや明るい草緑。
花はほとんど区別がつかないが、ナニワイバラは白のみ?イヌバラは白と薄ピンク。

タンポポは半分が穂綿になった。

プフの眼、抗菌目薬プラノプロフェンをさしているが涙と目やにがあまりよくならないので心配。
Sdsc09802

5月1日(金)

ナニワイバラとジャスミン満開。ラッフルパンジーの花が終わりかけ。紫の八重のチューリップ、雨で腐って爛熟。

ハルジオン、キュウリグサ満開。

プフの眼、目薬で少し良くなった?
Sdsc09891-2

5月3日(日)

きょうのプフの眼、わりといい?
Sdsc00008-2

5月4日(月)

ジャスミンは茶色く枯れかけ、ナニワイバラは少し散りかけ。

毎年気にして見ている、人ひとりすり抜けるのがやっとの猫道にあるサクランボが熟してきた。

Sdsc00053

近所2~3kmを自転車で周ると、素敵なイングリッシュローズを育てている家が増えている。花の形は、やはりクォーターロゼット咲きに惹かれる。

Sdsc00056

植物園が閉鎖していても、近所を見て周れば山ほどの薔薇。

5月8日

薔薇、薔薇。町中に薔薇の香りが溢れかえる。

Sdsc00120

Sdsc00153 
この剣弁の白薔薇の咲く一丁目一番地から、細い暗渠の道を辿って阿佐ヶ谷北を行くと、どこまでも続いている。
Sdsc00172

Sdsc00173


Sdsc00188 
暗渠を辿って中杉通りまで 出た後、折り返して善福寺川へ下った。

松の木の住宅街の薔薇。
Sdsc00211-2 

やっぱり涙と炎症があるプフの青い眼。
Sdsc00247-3

5月9日(土)

阿佐ヶ谷北の大きな屋敷森。
Sdsc00252

「Aさんの庭」の垣根の白薔薇も満開。小輪の蔓薔薇はまだ蕾が残っている。

5月10日

ずっとうちの子たちがお世話になっているハナ動物病院の太田快作先生の「ザ・ノンフィクション」の前編。花子と20年一緒だった、何もかも花子のおかげ、花子を自分で看取るために開院した、と・・・私も20年ずっと一体だったちゃびのことを思い出して激涙。

夕方、善福寺川でシラサギを見てから、松の木の坂道のたくさんの薔薇を見る。

Sdsc00361

Sdsc00383-2

人っ子ひとりいない夕暮れに、こっそり秘密のポランの広場を発見。
Sdsc00415

ここの草花たちも、すぐに潰されてしまうのだろうけど・・。
Sdsc00404-3

5月11日(月)

プフ、やはり少し涙。目やにを拭いてあげないと眼のまわりが汚れる。抗菌目薬が効かない。不安でたまらない。

5月12日(火)

近所の薄紫の薔薇レイニーブルー満開。

Sdsc00517
スズラン満開。

待っていた近所の柑橘(朱欒 ザボン)の花、満開。大好きな香り。
Sdsc00534
 
ネロリ、まだ残っているジャスミン、薔薇の香りが混じりあう、この眩暈する陶酔は一年のうちで今だけ。

 

 

|

2020年4月22日 (水)

 善福寺川の湧き水へ

4月8日(水)

家の近所の落ちた椿を拾って描く。椿の裏側や横から見た風情、落ちてばらけたところも美しいと思う。

椿(鉛筆デッサン、水彩)
Sdsc08656

白い八重の抱え咲き椿は「袖隠し」だと思ったが、もしかしたら「天の川」。神代植物園で見た「後瀬山」(神代植物園のものは薄い微かな桃色)と形はそっくりで純白。

椿(鉛筆スケッチ、デッサン、水彩)
Sdsc07876-2

 
きょうも善福寺川緑地で満開の八重桜「普賢象」をじっくり見る。

「一葉」も「普賢象」も淡紅色八重大輪。雄蕊が葉化しているので「一葉」。雄蕊が2本葉化しているので普賢象菩薩が乗る白象に見立てて「普賢象」。だが実際はどちらも雄蕊が葉化しているのが1本の花、2本の花、または葉化していない花が混じっている。

それから善福寺川に沿った細い道を川の水が湧いている善福寺公園あたりまで、自転車でさかのぼって行った。

途中、古いアパートや変わったつくりの建物、見慣れない植物(一重の木香薔薇など)を見つけながら、川の土手にへばりついて咲くスミレもしっかり見ながら、たくさんの橋を横切って進んだ。

荻窪近く、交通量の多い環八を渡る時だけ興ざめだが、それ以外は車にも人にもほとんど会わない静かな旅。

原寺分橋(はらてらぶばし)の湧水近く。水が澄んで川の中にアヤメが咲いている。
Sdsc08720

西日に輝く善福寺公園が見えた時は感激。
Sdsc08722

 

東京女子大の周り。象徴主義の画家が描いたような雰囲気の森。

 

Sdsc08724-2
Sdsc08735

Sdsc08729
ひっそりかんとして森の木々の声が聞こえそうな道。

杉並区善福寺から隣接した吉祥寺市東町の辺り、古い木の家やおしゃれな洋館風の家を眺めながら自転車で走る。

初めて出会ったものの写真をたくさん撮った。

帰りは環八から四面道、天沼に出て阿佐ヶ谷の欅屋敷の方から帰宅。家についたのは6時。

・・

プフの青いほう目の目やにが酷くなっているのでハナ動物病院に電話。あさって抗菌目薬をもらいにいくことになった。

|

2020年4月18日 (土)

植物の記録 落ちた桜、八重桜 デッサン

3月30日(月)

近所の黄緑色の八重桜「鬱金」が咲き始めた。

3月31日(火)

街路樹の若い林檎が満開。固い蕾の花弁の外側が紅色。

4月2日(木)

風が強い日。

近所のお寺が並んでいる道に落ちていた桜(染井吉野と大島)を拾って来て描く。

桜(ソメイヨシノ、オオシマ、鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc08996

Sdsc08998

4月3日(金)

善福寺川緑地。

染井吉野はもうほとんど蕾がない。大島桜と大山桜が満開。

善福寺川を上って、西田橋まで行く。そこから河岸工事中。

八重桜「一葉」が満開。タッパーウェア持参で来ていたので、風で落ちた花をいくつか拾えた。きのう拾ったソメイヨシノは水にさしておいたらどんどん開花。

八重桜「一葉」(水彩)
Sdsc08659

桜(ソメイヨシノ、八重桜「一葉」 鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc09001_20200417192101

八重桜「一葉」(鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc09004
Sdsc08811_20200417192601

もう20年以上眺めて来た善福寺川緑地の春。
Sdsc08371

Sdsc08390

4月4日

林檎、スミレ満開。

善福寺川緑地の桜「思い川」が見頃。「一葉」は重く爛熟してきた。

4月6日

近所の禅寺のソメイヨシノ、枝垂桜、八重桜「普賢象」の饗宴。
Sdsc08556

「関山」はまだ咲きかけ。

善福寺川緑地も、昔から大好きな普賢象がついに満開。

 

|

2020年4月17日 (金)

植物の記録 桜 デッサン

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/pencil-drawing-watercolor-painting-1-tulip-anemone/

3月26日(木)

新宿御苑。

人が多いのが怖かったが、桜「白妙」(大輪白、八重)と「太白」をどうしても見たくて木曜を選んだ。今年は海外からのお客がいないはずなので空いているかと思ったが、予想より混んでいた。

まっすぐ「白妙」へ。太い幹がふたつに別れている奥のほうの高い幹だけが満開。手前の低い枝は蕾。

「白妙」は純白だが、蕾の時だけは花弁の先端に桃色のぼかしがある。

「太白」は2分~3分咲き。皺とうねりのある大きな花弁にとても惹かれる。サクラ類で最も花弁の大きな花。

桜「太白」(鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc08171_20200415041801

咲きかけの「小汐山」が美しかった。オオシマサクラとヤマザクラの種間雑種と考えられる可憐な桜。

桜「小汐山」(鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc08169

桜「染井吉野 ソメイヨシノ」(鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc08176_20200415042201

人を避けて薄暗い林の中を歩くと、まったく目立たないところにポツン、ポツンと「白妙」の樹を発見した。これらの樹は花が枝の高いところにしか咲いていないので花のかたちを見ることができない。

これらの「白妙」には誰も気を止めない。ここにも存在していてくれることに気づけて嬉しい。

「新型コロナの予防について・・・手洗い、うがいを・・」と放送されていたが、茶屋にはいつものピーク時と同じに人がびっしり座っていたのを見て怖かった。私はいつも植物を見る時は時間惜しさにトイレ以外は休憩しない習慣なので、茶屋やレストランに入ったことはない。

薄暗く青灰色の山桜を背景に輝く染井吉野。

Sdsc07923-3

森の端っこにある、ほとんど誰も見ていない私の大好きな倒れたヤマザクラ。またこの樹に会えて嬉しい。

Sdsc08037

今が盛りのヒスイカズラを見ようとしたら、温室は閉鎖されていた。温室内は湿度も温度も高いが、それでも密室は危険なのだろうか。

3月27日(金)

「白妙」の手前の枝と「太白」の開花が気になり、再び新宿御苑へ向かう。

正午過ぎに着いたら、大木戸門が閉鎖されていた。

急に決定になったらしい。これで神代植物園も閉鎖されたので、ずっと楽しみにしていた「スミレ展」も見られないが、人から逃げながら植物を見に行くこともなくなり、少しほっとする。

久しぶりに世界堂画材店へ。いつもは混んでいるフロアに客は2、3人しかいなかった。いつもと異なる紙を買おうとしたが、スケッチブックの紙見本が手垢でボロボロになっていて今は見本を触るのが怖かったので、結局いつもの日本製を選んだ。

3月27日(金)

予約の一週間前なので病院に電話。ひと月前はぎりぎり不可だったが、今回はスムーズに、通院せずに処方箋を近所の調剤薬局に送っていただく手続きができた。

4月3日の予約当日に調剤薬局にファクシミリを送るそうなので、薬局に電話して薬の在庫があるか確認(自分の薬の㎍量を暗記しておく必要あり)。

いつも本を読んだり、小旅行のつもりで病院に行っているが、往復の乗車4時間はきつい。診療自体は5分ほどで、診療待ちが20分、会計と薬の待ち時間がさらに1時間。

3月28日(土)

善福寺緑地へ。

ソメイヨシノ、オオシマザクラ満開。オオヤマザクラはまだ蕾。

桜の花の柄の付け根の托葉の部分をスケッチする。

3月29日(日)

満開の桜に重い牡丹雪。
Sdsc08144

スミレたちも凍えた。
Sdsc08138

長靴を持っていないので、スニーカーで雪の中の植物を撮り歩いたら足がずぶ濡れになってかじかんだ。

|

2020年4月16日 (木)

植物の記録 椿 桜 デッサン

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/japanese-style-paintings-1-膠絵/

3月22日(日)

神代植物公園。

鮮やかな朱色のミツマタが満開。

去年の夏にヤマユリがたくさん咲いていた木陰で、満開のカタクリの群れを初めて見た。母の生家(柏崎の山側)の裏山で毎年咲いていると聞いていた花。微妙な薄紫色、俯いてくるんと丸くそる細い花弁、葉の斑に特徴がある。

アーモンドの花が満開。ピンクの一重の桃に見える。

桜「神代曙」が見頃。去年、新宿御苑で見た「アメリカ」(ソメイヨシノの雑種)にそっくりと思ったら、やはり日本に帰って来たアメリカを神代植物園で接ぎ木して育てたものから特徴の違う花が出たものだった。桃色のぼかしのたいへん甘美な桜。

まだ硬い茶色の枝々の樹を背負って、臈長けた狂女のような枝垂桜。(鉛筆スケッチ、水彩)
Sdsc08884

源平桃が満開。白、白地に桃の斑入り、薄桃、濃桃、紅と賑やか。

白、八重大輪の照手桃。名前は照手姫伝説から来ているのだろうか。

薄墨桜(?)が満開。ソメイヨシノともオオシマとも違う、透明感のある白く小さな花。翳のある美しさ。

ソメイヨシノは2分から3分咲き。

満開の椿・・・淡路島(白地淡紅〜濃紅縦絞一重唐子咲き)、御所車、古金襴(白地に濃紅の縦絞り)、紅千鳥(紅色地に白斑の入る八重咲き、散しべ)、菊更紗(白地に紅の縦絞り)、花富貴(濃桃八重抱え咲大輪)、黒椿、春の台(はるのうてな。淡桃地に紅縦絞りや小絞り。かたちは都鳥に似ている蓮華咲。)明日香、鴇の羽重、草紙洗(吹掛け絞)、玉霞、神楽獅子、絞唐子、桜司、出羽大輪、太神楽桃清司(だいかぐらとうせいし)、日暮、狩衣

椿「神楽獅子」(鉛筆スケッチ、水彩)淡桃地に少数紅絞り、牡丹~獅子咲き。大小の花弁の中に蕊が折りたたまれるように混じる。
Sdsc08059

椿「京唐子」(鉛筆スケッチ、水彩) 唐子咲き(おしべ、あるいは葯の部分が旗弁に変形している椿)の中でも、淡路島(小輪)、絞唐子(中輪)よりも一段と華やかな大輪の白地に紅の絞り。葯が残っている花とすべて弁化したものがあり、色は濃い紅だけのものもあった。
Sdsc08062_20200412021201

椿「淡路島」(鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc08898

椿「絞唐子」(鉛筆スケッチ、デッサン)
Sdsc08897

梅林の端っこには「無類絞り」がまだ咲いていた。これ以上ないほどの美しい絞りの大輪の梅だそうだが、やや盛りを過ぎて絞りの桃色がにじんでぼやけていた。

武蔵野の雑木林はいよいよ早緑の芽がふきだした。

林の中にカンザキオオシマ。普通のオオシマよりも薄い桃色を感じた。

日向にはナズナ、ホトケノザ、オランダミミナグサのちっちゃな花たち。

3月25日(水)

善福寺川沿いを自転車で走る。ソメイヨシノ満開。

例年なら平日は桜満開でもほとんど人はいないのだが、今年は休校しているせいか家族連れが多い。

五日市街道から近い仮設トイレのあるエリアに人が密集。大学生と見える人たちが10人くらいで宴会。ほかにも3、4人で花見酒を飲んでいるグループがけっこういた。私はマスクをしない人と会うのが怖くてたまらないのでぎょっとした。

通過して人のいない林へ。高い小枝からヒヨドリやシジュウカラと風の声だけ。善福寺緑地は広いので、桜の季節にもどこかしらとても静かな場所を見つけることができる。

Sdsc07836-2
桜の下にはタンポポ、スミレ、ハルジオン。

釣り堀武蔵野園のお食事処も、普段は静かなのに、きょうは自転車で来た子供たちで賑わっているようだった。

近所の見られる範囲で6種類のスミレが満開。

|

2020年4月15日 (水)

植物の記録 椿 デッサン

<https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/p> 

椿「白乙女」(スケッチ、水彩)
Sdsc06653

3月3日(火)

神代植物園。

遠めの雑木林にはまだ黄緑の若芽は目視できない。茎を根元だけ残して刈り取られている薔薇園にはほとんど誰もいない。

2月に来た時はまだ固い蕾だったが、本日満開の梅・・・玉牡丹、白牡丹(大輪八重で萼は赤茶色。濃厚な花。)、塒出錦(とやでにしき。塒とは鳥のねぐらのこと。夜明けに鳥がねぐらを抜け出す時の曙色。)、玉拳(ぎょくけん)


まだ蕾の椿・・・磨墨(するすみ。白、大輪)、神楽獅子、都の錦、五色八重散椿

満開の椿・・・関西黒龍、無類絞、京唐子、大唐子、曙、蝦夷錦、天ヶ下、大虹、紅獅子(こうじし)、白獅子(はくじし)、春曙光(しゅんしょこう)、斑入り春曙光、日月(じつげつ)、沖の石、通鳥、百路の日暮(ももじのひぐらし)、鋸椿、桃色卜半、神代都鳥

椿「曙」(鉛筆スケッチ、水彩)明け方の優しい光がは花の芯からぼうっと漏れてきているような花。
Sdsc07040

椿「蝦夷錦」(鉛筆スケッチ、水彩)白~淡桃地に紅の縦絞り。八重、筒蕊。
Sdsc07522

散りかけの椿・・・有楽(太郎冠者)

満開の桃・・・寒白

桃「寒白」(鉛筆スケッチ、デッサン)ゴッホの『花咲くアーモンドの木の枝』の絵を思い起こす清冽な一重の白。

Sdsc07872

植物園を3時すぎに出て電車が混まないうちに帰宅。

3月5日(木)

近所の裏道で満開の蜀光錦椿の樹を見つけた。

3月6日(金)

近所のアスファルトルトの隙間から立派なスミレ。花色は赤紫、葉は円形。

Ssdsc07017

3月12日(木)

うちの近所の椿。白、八重、筒蕊、大輪。(鉛筆スケッチ、水彩)
Sdsc06660

3月13日(金)

神代植物公園。

まだ蕾の椿・・・五色八重散椿

咲きかけの椿・・・桜狩、神楽獅子

満開の椿・・・御所車、唐錦(淡桃地に紅の吹掛絞り)、玉霞(吹掛け絞り、一重玉状咲き)、肥後日本錦、紺侘助、孔雀椿、雪牡丹、日暮、絞唐子、後瀬山(ほとんど白に近い淡い桃色、八重抱え咲き)、三浦乙女、空蝉、白菊、加茂本阿弥(かもほんなみ。窓の月。白、一重抱え~椀咲き、中~大輪)、磨墨(するすみ。白、一重、大盃状咲き、輪芯、極大輪)、鴇の羽重(ときのはがさね。淡い淡い朱鷺色。)

椿「春曙光」(鉛筆スケッチ、水彩)淡い桃色で底(花弁の付け根のほう)が白いぼかし。
Sdsc07043

椿「日月」(鉛筆スケッチ、水彩)乱れた八重。白、淡桃色、淡桃色に紅縦絞り、桃色に白覆輪など、さまざまに咲き分ける椿。
Sdsc06974

3月17日(火)

近所の椿「天の川」(純白、八重抱え咲き)が満開。

「四海波」は毎日少しずつ開花。ユスラウメ、スミレサイシンも満開。

3月18日(水)

ハルジオンのうつむいた丸い蕾が膨らんできている。

3月19日(金)

近所の杏の花が満開。この樹は毎年枝を切られて、どんどん小さくなってきている。

3月21日(土)

阿佐ヶ谷方面を自転車で散歩。かつて大正時代築の素晴らしい木の建物があったという「Aさんの庭」という公園に初めて来た。ヒヤシンスや椿が満開。

久しぶりに早稲田通りの「お伊勢の森」あたりに行ってみると、バス停の前にあった古い家並みが無くなっていた。

蓮華寺の境内にはソメイヨシノがもう満開。10年以上前、よくこのお寺の裏の塀のあたりでカラスウリを採った。

大和町の荒巻医院の周辺の建物がだいぶ壊されていた。この周辺の不思議な雰囲気が好きだったのに残念。

Sdsc07604

 

 

 

|

2020年3月19日 (木)

植物の記録、梅、椿、デッサン

https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/

今年は記録的な暖冬で、植物たちの開花時期が例年と違う。

2月5日

近所の11月末から2月まで狂い咲きで満開だったコスモス(東京でコスモスの見頃は9月後半から10月)。沖縄では1月から2月に満開だそうなので、やはり暖冬すぎたせいなのでしょう。異常気象、地球温暖化が心配だ。

Sdsc05933

2月13日 18℃

新宿御苑へ。

暖冬で休眠打破がなかったせいで、早咲きの梅の開花は遅れたらしい。

いくつかの梅を立ったまま鉛筆スケッチ。

Sdsc06482

Sdsc06483

Sdsc06484

池のほとりのカンザクラは重苦しいほどに満開。カンザクラは例年より早い印象。

新宿御苑の桜パンフレットによると「寒桜」とカンザクラは違うそうだ。「寒桜」は厳密な栽培品種でカンヒザクラとヤマザクラの種間雑種。カンザクラは厳密な栽培品種でなく、カンヒザクラとヤマザクラ、あるいはオオシマザクラの種間雑種はすべてカンザクラとしてまとめられる。

カンザクラの中に、「大寒桜(おおかんざくら)」、「河津桜」のような栽培品種がある。

「河津桜」も6分咲きほどで見頃。

12月から咲いている水仙「ペーパーホワイト」は、まだ満開。

2月14日 16℃ 曇り

神代植物公園へ。

門近くの「大輪緑萼」が見頃。大きな白の八重。梅は萼が赤茶色の花と緑色の花とでは大きく印象が異なる。私は萼が緑色のほうが好きかも。

梅園への橋を渡ると、くらっくらするほど素晴らしい香り。この時点で涙が出た。

神代植物公園所蔵の「韻勝園梅図」の絵の看板が、十数点ほどの梅のたもとに立てられていて、「韻勝園梅図」の絵と比較しながら本物の梅を見ることができる。江戸時代の「韻勝園梅図」の記録と現在の梅の花とは違っているものもある。

この「韻勝園梅図」の梅の描き方(植物学的でもあるが、非常に単純化されていて絵画的でもある)に、とても興味を惹かれた。

全体の6割ほどの樹が見頃。「紅鶴」「雲の曙」「森の関」「蓮久」「見驚」「白難波」「紅千鳥」「緋の司」「輪違い」「白加賀」「道知辺」「未開紅」「鹿児島紅」「薄色縮緬」「白滝枝垂」など。

まだ咲きかけの樹・・・「古郷の錦」「米良」「寒紅」「月影」「玉垣枝垂」「酈懸(てっけん)」など。

「酈懸(てっけん)」は花弁が退化して、しべ咲きとなった珍しい品種。。「茶筅(ちゃせん)梅」ともいわれる。 今年は暖かいせいで白い(ほかの梅よりも小さな)花弁が付いている花が多い。

ほとんど蕾の樹・・・「白牡丹」「玉牡丹」「日月」「月宮殿」など。「白牡丹」は、ぜひ満開の時に見たいと思う。

曇りで午後3時近くなると人もいなくなり、薄い銀色の光の中で花たちは冷たい色に変わった。

桜の優美とは違う、つんとすましているようで苦悩しているような枝。庭園を整えるために切ったのではなく、樹の生命のためにだけ切った枝ぶりが、奇怪なまでに奔放に捻じ曲がって伸びている。

息が詰まるほど惜しげなくなまめかしい香り。園全体がこの世のものとも思えぬ妖しさに、しばし放心して佇む。

Sdsc06347

Sdsc06324

Sdsc06524

梅の樹の枝ぶり。デッサン(素描、スケッチ)

 Sdsc06523

Sdsc06522

 椿園はまだほとんど蕾。咲きかけの樹が少し。「無類絞」「白腰蓑」「初雁」がちらほら。

椿 白腰蓑(しろこしみの)水彩(鉛筆デッサン、スケッチ)
Sdsc06659_20200319204601

コロナの心配さえなければ閉園ぎりぎりまですべてを刻み付けるように見ているのに、バスと電車が混むのを恐れて深大寺門を3時15分に出る。

細い坂道を下ったところの池にアオサギが来ていた。

2月15日

毎年気にして見続けている近所のS歯科医院の椿「(おそらく)四海波」(5色、獅子咲き)が咲き始めている。

椿 四海波(しかいなみ)水彩(鉛筆デッサン、スケッチ)
Sdsc06656

2月17日

自転車で梅里公園へ。

「烈公梅(れっこうばい)」(紅色一重)、「見驚」、「呉服(くれは)枝垂」(淡紅色八重)、「輪違い」が見頃。

梅 輪違い 水彩スケッチ(鉛筆デッサン)
Sdsc06527

メジロが来ていた。

毎年、3月20日頃に満開のミモザがすでに満開。

Sdsc08543

近所の大輪白八重椿(白八重椿は似ているものが多くあり、名前は特定困難)が満開。

2月20日

近所のT医院の白い八重の枝垂れ梅(おそらく「緑萼枝垂」)が満開。去年、この樹は3月3日に満開だった。中生の梅は2週間近く早い。

 

|

2020年1月17日 (金)

真冬の多摩川、枯れ野

<https://chisako-fukuyama.jimdofree.com/japanese-style-paintings-1-膠絵/p> 

だいぶ遅くなってしまったが2019年大晦日の記録。

12月31日

川沿いの立ち枯れた植物を見たくて多摩川へ。

川が分かれてできた水溜まり。

Sdsc05016

Sdsc05031-2 
水は透き通っていて緑の水草が青い空をさらに濃い色にし、細い枝を映していた。

Sdsc05043 

Sdsc05052-2
大きな台風で川が氾濫した時に流れて来た枯草たちが樹の根元に引っかかったまま。

Sdsc05088-2

建物もない、人も見えない、吹きっ晒しの川べりの草の中。風の音と鳥の声。私の大好きな風景。

Sdsc05095-3

Sdsc05101-4

だいぶ穂綿は飛んでしまった光るススキが揺れていた。

Sdsc05102-2

西武線の駅から京王線の駅へと3時間半ほど川沿いを歩いた。

枯草の中には小さなイヌフグリの空色の点々、斜面の陽だまりにはハルノノゲシの花が元気に咲いていた。

乾いた木陰には思いっきり派手なネックレスのような、こんがらがったヤマノイモの蔓。

夢中で撮っていたらメモリーカードの空きが無くなってしまった。

きょうは暖かくなるという予報に騙されたように、午後から強い北風になり、吹き飛ばされそうになる体を踏ん張りながら土手を歩いた。

耳がキーンと凍えてガチガチ、鼻水ダラダラ、温かい食べ物が恋しくてたまらず、よくやく駅に着いてすぐ蕎麦屋を探した。

まだ夕方だが年越し蕎麦になった。

 

|

より以前の記事一覧