写真

2026年8月27日 (木)

福山知佐子個展 神宮前のNEW 9月2日(水)~9月13日(日) / カメラマンの糸井さん

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Zeitunterschied3(部分。これは私のスマホで撮った画像なので色がよく出ていないです)

福山知佐子個展のお知らせ

【展覧会ページ】https://newwwauction.com/exhibitions/view/chisako_Fukuyama

会期:2026年9月2日(水)~9月13日(日) 12:00 - 19:00 ※月曜休廊

会場:NEW(NEW AUCTION)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-9-15 B1F 電話03-6419-7577 原宿駅から徒歩5分、表参道駅から徒歩5分

【Google Map|NEW AUCTION 】https://maps.app.goo.gl/otHEGPVaKQ4Hq31j7
 
(神保町のNew Gallery とは違うのでご注意ください)

レセプション:
2026年9月4日(金) 18:00 - 20:00  

レセプションの中で現代美術史研究家の篠原誠司さんと30分くらいトークをする予定です。

皆様のご来場をお待ち申し上げます。

【Instagram|NEW 】https://www.instagram.com/newwwgallery/



8月26日(水)

カメラマンの糸井康友さん宅にて新しくできた小品6点を撮影していただく。

照明の機械が2つあって、天井に向けて微妙な距離でフラッシュをあてる。

その機械によるとても微妙な計算によって、実際とほぼ同じ色合いが撮れるそうだ。

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本当にまったく修正がいらないほど本物に近い色合いの写真が一瞬で撮れる。スマホで撮るのとは大違い。

そう言えば今度の新刊『息の荒野、世界が顫動している: 画家の触発する/される身体』(平凡社)では絵の色が鮮やかすぎるくらいまで(特に赤が)出た。

同じ印刷会社さんなのに、前に出した画集とは比べものにならないくらい色が鮮やかになったのは、今回の本がコートに近いインクが沈みにくい紙だったせいもあるが、印刷会社さんが新しい機械を入れたこともある。

カメラや印刷の技術はすごいスピードで進歩している。

糸井さんは昔からのご自身の仕事を全部捨てないでとってあると伺い、すごいと思った。

フィルム時代の紙焼きまで全部、黴びない乾燥した部屋に置いてあるそうだ。

しかしフィルム時代のカメラは全部売ってしまったそう。

糸井さん宅の近くは武蔵野の面影。目の前の畑には無花果が実っていた。

農工大の巨樹の下、茂みの中を散歩してから帰る。草を刈っていないところが素敵。

山葡萄も野葡萄もはえていた。

山葡萄の実は小さな緑色、野葡萄の実は少し瑠璃色に色づいていた。

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2026年5月25日 (月)

右腹部のドレーン抜ける / 次の本の絵の再校ゲラを見る / 腹帯がはずれる 5.9~5.13

5月9日(土)

外科のK先生がドレーン洗浄。

右の細く短いドレーンが抜かれる。絆創膏のみ。

次の本の絵の再校ゲラを見る。

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本物の絵(3号、SM)を3点持って来てくれて、デイルームで比べてみると、印刷のほうが彩度が上がりすぎていたり、

やはり私が印刷所でモニター校正しないと伝わらないと思う。

いつ退院できるのかわからないことが本当に辛い。

私が4月の最初にモニター校正に行けていれば6月刊行だったのにと思うとやりきれない。

5月10日(日)

0時スルバシリン、1時バンコマイシンの点滴、2時過ぎ、点滴終了時のルートにヘパリン水を流すので必ず起きてしまう。

だいたい0時から2時半前は眠れない。

ここ4、5日、ずっと毎日している腹帯の下の皮膚がかぶれてかゆくてたまらない。

綿とはいえ厚いキルティングで締め付けているのだからむれて当たり前だし、もう一月以上手術創やドレーンの傷の周りをシャワーしていないのだから。

がんセンターで右肺中葉を摘出した時、早い段階(何日か忘れた)で傷を洗えと言われてびっくりしたような・・。

一昨日のシャンプーでなぜかかぶれてしまい、かゆくてしかたないので、お湯だけで洗っていただく。

5月11日(月)

採血

10時K先生ドレーン洗浄の時に、ドレーンの周りの皮膚がかゆくてたまらないと訴えたら

「もう腹帯はずしていい」と言われる。

腹帯は手術創を安定させるためのもので、腹筋に力がはいると傷が痛むのを和らげるものらしいが、私の場合は常に上にずれてしまってたのであまり役に立っていなかったと思う。

CRP 1.92、WBC 4.7、γ‐GTP309

CRPすごく下がった。が、気持ち的には安心できない。

夕方からスルバシリンとバンコマイシンの点滴をやめて、錠剤のバクタとオーグメンチンに替えるとO先生に言われる。

2種類の点滴で、短くても5時間拘束されていたのが無くなったので、そうとう楽になった。

これで深夜起こされずに眠れる、と思ったが腹帯の中がかゆくて深夜2時間くらい目覚めてしまった。

5月12日(火)

右手についていた点滴のルートを抜く。

この日は割と安定。

深夜0時に左下腹部のドレーン液をボトルから抜きに来る時に目が覚めて、

そのあとおなかがかゆくてレスタミンを塗ってものでずっと掻いていた。

5月13日(水)

この日も割と安定。

最近、飢えがおさまってから病院の食事を完食するのがきつくなってきた。

味付けが、ほとんど味がないか甘いので。

それとずっと下痢なので空腹感がない。

 

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2026年5月24日 (日)

次の本の写真の再校を見る / 透視 ドレーンの先端の位置替え 5.5~5.8

5月5日(火)

7:30 セレコキシブ

今日は行事食。昼は天ぷらと豆ご飯、お吸い物が出た。

・・・

次の本の写真のゲラの再校を見る。

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地面に張り付いている花のようなロゼッタ(寒さに耐えようとして平になっている植物)。ハルノノゲシやタンポポやヨモギの赤ちゃん。

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21年前に撮ったものをデータ化したら、私が最初にもらったプリント(確かポジ専門の業者に出した)より植物が明確に出ていなかったので、

そこだけ「遺言だから」と言って、校正の時に印刷屋さんに少し明確に出していただくようお願いした。

あの時は3月の初め。気温8度でどんより曇りから雨。 

それでも沢渡さんに撮られているとどんどん自由になっていく。

凍える雨の中で春の最初の息吹の草たちの上に寝転ぶのも、沢渡さんに撮られたからとても自然に楽しくできた。

地面にぺったりはりついているハルノノゲシやタンポポのロゼッタが本当に緻密で美しくて。

雨と土と早春の若い芽吹きの匂いに涙が出そうで。

沢渡さんは私が喜ぶこと(草木との絡み合い)を知っていて、「こうしてみて」と言ってくれるから。

(私に似合わない濃い化粧をさせて言いたくない嘘のセリフを言わせた人とは大違い)

昔、撮影した時は、ポジだった。大きなカメラを使っていた記憶がある。

反射板を持ったアシスタントさんが二人いた。

その時はみんながデジタルカメラに移行していて、フィルムを使う人は少なくなっていたが、

沢渡朔さんはフィルムにこだわりたい、と言っていた。

丘の斜面で「こちらに向けて走ってきて」と言われた時はコンパクトで、シャッターと同時に撮れるカメラを使って、ファインダーを覗かずに手で被写体に角度を合わせていた。

この昔の写真と、2年前に撮っていただいた写真と、右肺中葉摘出後の写真と、それに私の前の画集に入らなかった絵のセレクトと

これらの写真を見て谷川俊太郎さんが書いてくださった詩を合わせて本に作っています。

・・・

15:30 アセトアミノフェン 左痛む

17:25 36.9℃ 148‐108 下が高い

19:20 セレコキシブ 痛み15時頃からずっとひかない

5月6日(水)曇り 21℃

6:40 血圧 170‐109 高すぎ 痛みのせい?

アムロジピン

5階の屋上庭園に16時頃行ってみた。

カードタッチでガラスの扉ががーッと空いた時、すぐに庭園は見えず右側に壁がある通路を行くのだが、

少し湿った外の空気に触れたとたん、ふわっと花の香りがして泣きそうになった。

ネロリだ。

庭園の真ん中のオリーブの樹のうしろにひっそり咲いていた。レモンの花。

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うちの近所に何本かザボン(朱欒、文旦)の大きな樹があって、それは素晴らしい香りなのだが、

それとも少し違う、甘いのだけど瑞々しく透明な、本当に感動する香り。

花びらは実のように細長い。鋭く長く固い棘があるので安易に顔を寄せて嗅ぐことができない。

5月7日(木)

6:30 採血

14時 造影剤CT

白血球 3.04 CRP 3.37 Γ‐GTP 371 アルブミン2.5 だいぶ下がった

樹村みのり『冬の蕾 ベアテ・シロタと女性の権利』を読んでいた。

すごくあっさり描いてある本。戦争の描写もなし、日本の女性活動家の描写もなし。

田島陽子が解説を書いていたが日本の女性差別は大化の改新以降だと。

5月8日(金)

7時 140-80 アムロジピン

9:30 洗髪 仰向けでIさんがやってくれたがシャンプーでかぶれる

13時 アセトアミノフェン

13:30 透視室

ドレーンに造影剤を注入。

左のドレーンの先端ピッグテール(丸くなっている)そのままにし、洗浄でやっていく。

右のドレーン、浅く、短くする。中の腫瘍が縮んでいるため

 

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2026年4月 4日 (土)

入院中 / 次の本の制作(希望)

3月31日(火)雨

禁食

10時 痛み止めの点滴

担当医のO先生から

「二週間はかかる。手術にならないとは言い切れない状態。

しかし炎症と抗生物質で内臓、腸などすべて脆くなっている状態で全身麻酔手術は身体に負担がありすぎて危険」と言われてショック。

腰痛もひどいので少し無理して歩いてみる。

脚の筋肉も萎えて、完全にしゃがんでしまうと脚だけで立ち上がれない状態。

デイルームの窓から斜めに雨に濡れた桜並木を見る。

風が枝に伝播していく様子を見ている。

写真の修正説明した(私の悲願)ゲラを印刷所に持って行ってもらえたそうででありがたい。

4時 痛み止めの点滴

9:40ジブロフェナク

11:50 痛みどめの点滴

熱が上がってきて、弾性ストッキングの圧迫感が気持ち悪くて眠れないので就寝時ははずさせてもらう。

3:40ジブロフェナク

3月30日(月)

禁食

がんセンターのH先生に電話して明日のMRIに伺えないことを伝える。

四月中に予約を取ろうとしたが、退院してからでよいと。

つまりいつまで入院するかわからないということ。

造影剤MRI。

・・

沢渡朔事務所に昔のポジのプリントと、現在の初校ゲラを持って行ってくれたとのこと。

昔の写真プリントを高画質でスキャンして入れ替えるのは無理なので、

他の部分ををマスキングして植物が細かく写っている部分だけをコントラストを上げる、

そのレタッチができる機械が沢渡事務所にはないので、印刷会社さんにお願いするということ。

あくまで全体から浮かないように少しやる・・・うまくいったら嬉しい。

・・

自転車集積所に電話。3月末までに引き取りに行けないので延長してほしいお願い。

(昨年秋に盗まれた同じ自転車が1月にまた盗まれたのだが、取りに行ける時間と体力がなかった)

午後、2時過ぎPC持って来てもらう。

PCセキュリティソフトの更新時期で、簡単なことなのだろうけど、おなか痛くて頭ふらふらなのでどのボタンを選んだらいいかわからなくて時間がかかった。

この日も夜激痛。

8時 痛み止め点滴。

12時 ジブロフェナク。

深夜3時 痛み止め点滴。

 

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2026年3月 1日 (日)

次の本のテスト校正を持って沢渡朔さんの事務所へ

2月26日(木)11.8℃

次に出す本の写真と絵のテスト校正(2種類の紙)が出来上がってきたので、それを沢渡朔さんに見せに行く。

今日は寒くて、四谷3丁目に早く着いてしまったので北風を避けてコンビニに入っていた。

富久町の、蔦と一体化したとても古くて魅力的な成女学園の建物が破壊されて無くなっていたのでショック。中に入ってみたかったのに。

1時に沢渡事務所へ。

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2024年に私を撮ってくださった写真の印刷を見る沢渡朔さん。

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マットコートとサンシオンの紙の印刷の仕上がり具合を比較する。

本として重厚感が出るのはサンシオン。私の絵の色が比較的沈まずに出るのはマットコート。

沢渡さんは本づくりに関してはあまり注文を出されない。

どんなかたちでもいいから本にして残しておきたい、とおっしゃっただけで、ここまで時間をかけて作るとは思っておられなかったと思う。

売れない本でも、とにかく作っておくことが大事。そうすればいつかどこかで誰かが手にとってくれるから、と。

まあ紙はどっちでもいいか・・という感じで、ローズヒップティーをいただき、いつもの雑談になる。

沢渡さんは相変わらず一日おきにジムに行かれていて、スポーツもよく見ているとのこと。

フィギュアスケートも見ていらした。若いスケーターの演技を「数年後にはうまくなるかもしれないけれど、もうあの演技はできない」と。

その瞬間にしか見られない無邪気さ、奔放さ、無意識で無造作でささやかな仕草、もう二度と見られない風景、

そういうものがお好きなんだと思う。

沢渡さんのすごいところは、本当に権威や勲章のようなものが好きではないところ。

昔からそこは徹底している。

そして私のような人間や、若い人に対してもまったく偉ぶらない。

本当に気取りがなくて、余計なものがない。

 

たくさんの写真展のポストカードが貼ってあるロッカー。黄色いピースパークのマグネットがかっこいい。

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亡くなったご友人の写真家さんが描かれたという絵。

まだ2月なのにベランダには満開のミモザが光っていた。

「南向きなのでとても日当たりがいいから」と。

妹さんが「切ってあげましょうか?」と言ってくださる。

でもこのかわいらしい鉢植えの花は、ここのベランダに咲いていたほうがいいと思った。

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2025年11月30日 (日)

御嶽山

11月26日(水)

御嶽山へ行きたいと思っていて、金曜が暖かいらしいので28日にと思ったが、季節はずれの黄砂が来る予報が来ていたので水曜に決行。

寒さが少し心配だったが、晩秋の草木の息吹を吸い込みたいのと、今の自分のからだにどのくらいの力があるのか試したかったから。

運が良ければムササビ、モモンガ、カモシカ、イノシシを見られるかも、と思った。

朝、抹茶ソイプロテインを牛乳で溶いたものと卵粥。

薬一式(チラジン、アルファロール、レットヴィモ、下痢止め、吐き気止め、抗アレルギー薬など)と保険証、限度額認定証、ティッシュたくさん(寒冷アレルギーで鼻水が止まらないので)を持ち、

綿100の下着2枚、長袖Tシャツ、フリース、ジャケット、フェイクレザーのパンツ、使い捨てカイロを下着のお腹の上と腰に貼り、貼らないカイロをポケットに入れ、

いざ出発、と10時過ぎに家を出た瞬間に手足の指にテタニーが出た。なぜ?

おそらく昨晩の食事(ジャガイモ中心)のカルシウムが不十分で、今朝摂ったばかりのソイプロテインはまだ消化されてなく、血中カルシウム濃度が低い状態で涼しいところに出たせいかと思う。

ここで牛乳とアルファロールを多めに摂ると、また高カルシウムになってしまうので、痛みを我慢してそのまま駅へ。

電車に乗って、プロペト(ワセリン)を忘れたことに気づく。私は皮膚がすごく薄いので唇が乾燥して切れやすく、しょっちゅうワセリンをべたべたに塗っている。顔に風が当たらないように大きなマスクをしているのでなんとかやり過ごせるだろう。

私は忘れ物なしに旅行をできたことがない。

電車に揺られていると、食べ物の消化が進んだのかテタニーはおさまった。

三鷹を過ぎ、車窓から見える樹木が多くなり、西立川の辺りや、福生市に入った辺りの野山の色どり、晩秋の草姿の魅力に、北海道の花輪和一さんと歩いた野山を思い出す。

青梅駅についたところで11時、12時台には1時間に1本しか青梅線が無いことを知る。

駅の前にある小学校の周りの紅葉が輝いている。黄色く光る点描の銀杏が青空を無数の蝶のように舞っている。

待合室で30分ぼーっとする。

青梅線に乘ればすぐに田舎らしい景色に変わる。

1時半くらいに澤井駅で降り、すでに下山して一杯やっている人たちでいっぱいの澤乃井酒造のガーデンを通って遊歩道に降り、川沿いを御嶽まで歩く。

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澤井駅から御嶽駅までの沢沿いの道。

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河合玉堂が描いたように、極彩色ではないくすんだ青梅の晩秋。

私は楓の紅葉よりも黄色くなった葛の蔓に惹かれる。私は平面的、直線的な植物よりもねじれて絡まり合う植物の姿に惹かれるからだ。

途中「クマ出没注意」の貼り紙が。

細い道をひとりで行きながら、ここでめまいを起こして沢に落ちたら死ぬのかな、と思う。

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私の好きなかわいい橋。

途中速足で急ぐとけっこう汗をかき、上着を脱いで手に持って行く。からだは熱いが手だけは冷える。

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沢から御嶽駅に上がる急な石段を上がる時にハアハア。

御嶽山ケーブルカー駅行きのバスに乗るが、ここでも運転手さんが来ていなくて30分くらい発車を待つ。

バスの終点滝本駅から目の前に見えているケーブルカー駅までの急坂で息が切れてしまう。かなりハアハア。でも倒れそうな感じではない。

ケーブルカーで山頂駅に上る。イノシシやカモシカはいないかしらと斜面に眼を凝らす。

御岳平駅で自販機の温かいミルクティ―を飲む。

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展望台から。

拡大コピーしてきたムササビマップを見ながらまずはビジターセンターの前まで歩く。

途中の杉林は陽が落ちなくても真っ暗で、ちょっと不安になる。私は新宿で生まれ育ったので灯りのないところがすごく怖い。

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手前に楓の紅葉。その向こうに葛の黄葉。遠くに天空の集落。

ゆっくり歩いて神代ケヤキ。
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神代ケヤキにもムササビがよく来ているらしいが巣箱は見えなかった。

大鳥居の前に着いた時に3時。それから本殿に上らずに集落を上がったり下がったり、うろうろする。

萱葺の家にムササビが出入りしているというが、湯気や煙の出る穴の部分は細い木で塞いである。この隙間からは出入りできなさそうなので不思議。

自分の身体を確かめながら歩く。寒いというほどではない。

急な上り坂は息がきれても体中の血液やリンパの循環がよくなって爽快な感じだが、急な下りの時に膝の斜め上の外側の筋肉が攣るのが気になった。

ムササビの巣箱の近くで確認している人には会わなかった。

もしムササビ目的の人がいたとしても、4時過ぎの陽が落ちたあとに巣箱の近くに来て、そのあと山の上の宿に泊まる人だろう。

陽が落ちて真っ暗な中で、巣箱を見ながらひとりでじっと立って待っているのを想像したら怖くなったので、一旦ケーブルカー駅に戻ることにする。

神代ケヤキから急坂を下っている時、膝斜め上の外側の筋が急激にズキッと攣り、これはまずいと思った。

腸脛靭帯なのか、大腿二頭筋なのか、手で押しても細い筋が金属のように拘縮していてすごく痛い。自力で歩けなくなったらたいへん。

冷えているのもあるし、(癌の手術の時に副甲状腺を切除しているので)カルシウム吸収が悪いのも関係ありそう。

無理は禁物なので3:42のケーブルカーで下山することにした。

途中、枯れたオヤマボクチ(ヤマゴボウ、ネンネンボウ、ウラジロ)やノアザミ、ノコンギク、センニンソウ、サルトリイバラ、茶色く乾いて化石のようになった果実のついたヤマユリなどをじっくり眺め、味わいながらゆっくり歩く。

ケーブルカーを降りてから、目下に4:03発御嶽駅行きのバスが待っていてくれるのだが、下りの急坂ががきつい。膝斜め上のすじが痛すぎてうまく歩けない。

まったく柔軟でなく、筋肉もやせているので腸脛靭帯断裂とかあり得るのでは、と不安になるような痛み。

皆がさっさとバスに走って行く中、とろとろと、焦らないことを意識して極めてゆっくり歩いた。

バスで御嶽駅に戻る。

御嶽駅に何か売店が出ているのを見たら、生山葵だったので感激。

ピアスしているおしゃれな20歳くらいの青年。「これ、作っているおうちの人ですか?」と尋ねると

「そうです。父が」

「ええ?!ここらへんで?」

「奥多摩の方です。うちは山3つ持ってるんで」

「すごい!山葵栽培ってたいへんなんですよね。湧き水のある山の斜面でですか?」

「そうです。段々畑にして」

以前に山葵栽培について読んだことがあり、とても微妙でたいへんな仕事と思う。

山葵は100円のから3000円のまで大きさ別になっていた。

かわいらしいのを3本購入。これを摺り下ろして食べるお蕎麦やお刺身は最高。

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ホームの端っこに立って夕焼けに続く線路を見ると、未知の世界への旅情のようなものに襲われる。

錆びた鉄の柵に、私の大好きな紫や空色や青磁色の実のついたノブドウの蔓が絡まっていた。

帰りの御嶽からは接続がよかった。吉祥寺で総武線に乗り換えた。

反省要素としては脱水気味であったこと。途中、御岳平で一本の缶のミルクティしか飲んでいない。

行きの三鷹、青梅、澤井でトイレに寄ったが、もっとこまめに水分を摂って、もっと頻繁にトイレに行かないといけなかった。

帰宅してからほっとしてビールを飲んだら気持ち悪くなったのも脱水のせいだと思う。

お風呂で自分で脚の筋肉を肘でもんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025年8月18日 (月)

NEW AUCTIONギャラリー 沢渡朔『NANA』展 / 国立がん研究センター中央病院

8月17日(日)

沢渡朔さんの『NANA』展の最終日で13時から在廊されるとネットで見たので、ご挨拶に行って来た。

沢渡朔さんに撮っていただいた写真と谷川俊太郎さんの詩と私の絵を編集した本、1か月以上前に写真の出版社さんに入稿しているが、まだデータが来ていないことをお伝えした。

たぶんデータが来てから、私の修正希望がはいるので、今年中に本ができるのかはわからない。

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いつもながら静かでさり気なくてかっこいい沢渡朔さん。その写真は若々しくて生気に満ちる。モデルとの共鳴。

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一日半で一気に撮ったという本当にたくさんの写真。スタイリストがついていたそうで、何十種類もの服を着替えているので、そんなに短い日数で撮ったとは思えない。

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8月15日(金)

NEW AUCTIONギャラリーに11時に見学に行く。篠原さんも来てくださった。

表参道ヒルズの向かい側。裏原宿キャットストリートの側よりは静かな、大きなガラスから優しい光が差し込む地下のスペース。

12時過ぎに篠原さんが30年以上?も毎年企画しているというトキ・アートスペースのブックアート展へと移動。

灼熱の太陽の下、表参道を横切り、裏通りで古い昭和のマンションや夏草繁る廃屋を見つけたりしながら、ワタリウムの前を通り、外苑前のほうへ歩く。

足利市立美術館で11月にやるはずだったコレクション展が、市長がOKを出したのに会計課の人が予算を出さなくて中止になった話、また逆転して、今は市長のほうに分がある、と篠原さんに言われた。ええ?!

もしそうなら、すごく嬉しい(若林奮先生の絵の隣に私の絵を展示してもらえるかもしれない)のだけど、まだわかりません・・。

ブックアート展には、小学生の作った絵本から、製本のプロの作品まで、いろいろなかたちの本があった。

私が一番素敵だと思ったのはこちら。活版印刷の活字のような、しかし文節になっているもの。黒い鉛筆にも文字。入れ替え可能で詩になる。箱も手づくりだそうだ。
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吉田文憲さんの『原子野』(砂子屋書房)の装丁をした時、もう日本にはほとんど残っていない活版印刷の会社に行ったのを懐かしく思い出した。

『銀河鉄道の夜』のジョバンニがアルバイトで活字(これも星のメタファ)を拾う場面を思い出しながら、その時は印刷所にいた。

『原子野』の本の奥付を見たら内外印刷という会社だった。もうないのかもしれない。板橋のトレーニングセンターの近くだったのを覚えている。

・・・

夕方から夜、Mに舞踏の話をきく。

大きな場でなく細部の。

言葉もまた大きな言葉でないほうがいいのだろうと思う。

私の感覚では大きくて壮大な言葉ほど詩でなくなる。

デッサンする身体。

最近、人にデッサンを教えるようになって、私はデッサンのことばかり考えている。

基礎の基礎ととして構造を踏まえることはあるが、その先は

良いデッサンとはどういうものか。それは鈍くないもの、繊細で感情があって、捧げられたもの。

受動体となって、どこ(なに)が残されるのか、なのだが

おそらく身体感覚の強度や繊細にものを見る(あるいは気づく)力、線を選ぶ身体が「絵」であるデッサンを生み出すが、

「絵」になっているか、「絵」になっていない(絵未満)か、を見分けらえる人はあまりにも少なく、機械的で均質な「鉛筆画」のようなものが世間では絶賛され、人気が高い。それはデッサンでも「絵」でもない。

そしていわゆる現代アートをやっている人でデッサンを大切に考えている人は皆無だろう。

8月12日(火)

国立がん研究センター中央病院。

尿と血液検査。結果が出るまで時間がかかった。

若い男性のかたが採血してくれたのだが、「刺すときに痛いか痛くないかは、痛点に当たるかどうかで、技術とは関係ないのですか?」

と質問したら

「そのとおりです。それに針の太さも痛さと関係ないんですよ」と言われて驚いた。

普通に考えれば太いほうが痛点に当たりやすい気がするけど・・?さらに見た目で太い針の方が痛く感じてしまうというのはある。

いや、やはり太い針は痛いと思う。昔は点滴の針が太くて長時間すごく痛かった思い出が・・。

あまり細い針を開発しても、血液の成分が潰れてしまうのでだめだそうだ。

帰りにハイデに行く。

8月10日(日)

2時に足利市立美術館の篠原さんがNEW AUCTIONギャラリーのAさんとギャラリー十二社ハイデに来られた。

篠原さんはギャラリー工事途中(ダクトレールがつく前)は見ていただいたが、完成してから来られるのは初めて。

Aさんは奈良美智のドローイングなど見ていただいた。

篠原さんは、次の本のために撮影した私の絵の画像をAさんに見せてくれた。

それと紐にクリップで吊るしていた私の鉛筆デッサンを「これ、すごくいいよ」と言ってくださった。

Aさんは私の絵を「錆にこだわった画家が日本にもいたんですね」と言われた。Aさんはキ-ファーや若林奮先生が好きだそうだ。

『デッサンの基本』を見て「懐かしい。これ受験の時に使ってました」と言われたので「この本、私が書いたんですよ」と言ったらすごく驚いていらした。

どこかで誰かが自分の本を読んでいてくださるのがとても不思議だ。

 

 

 

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2025年7月23日 (水)

脳の造影剤MRI、冷房で具合が悪くなる

7月15日(火)ゲリラ豪雨

国立がん研究センター中央病院

最近、不眠でなかなか寝付けないので夜、レキソタンを前より多く飲んでいる。

昼は絶食なので、無理やり8時に起きて、まったく食べたくないのにバナナと牛乳と卵を食べる。それからまた少しウトウト・・

血液と尿検査。

1:45から脳の造影剤MRI。

検査室が寒くてたまらないので、検査着の下に着るアンダーウエアを持参していてよかった。寝不足なので寝てしまう。

終わった時に「気分はだいじょうぶですか?」と造影剤アレルギーについて聞かれる。

「MRIのだったかCTのだったか忘れちゃったんですけど、以前にくしゃみが止まらなくなったことがあって・・」と一応お伝えすると

「それはCTのです。カルテに書いてありますね。MRIとCTの造影剤は全く違うものなんです」

「一度アレルギーが出たら、もう二度と造影剤CTはできないのですか?」

「メーカーを変えてみたりすると、添加物が違うので、できたりします」

3時過ぎ、H先生の診察。

脳に2つある腫瘍(サイバーナイフ後に新しくできたもの)は変わらず。

脳天にあって開頭手術したがっていたほうの腫瘍は、腫瘍のまわりの浮腫(これが質問しても説明がよくわからない)が消えていた。

サイログロブリン(先月採取した結果)は先々月よりは落ちていた。

とりあえず、レットヴィモが効いているということ。

レットヴィモが効かなくなってからは、この2つの腫瘍が活発になるわけではなく、いろんなところに転移が出てくるという。

私はあと2年くらい、レットヴィモが効いているうちに活動的にやりたいことをやって、痛みが出てきたり動けなくなったら、人前から引っ込んでひっそりと暮らしたいと思っている。

自分の人生のタイムリミットが迫ってくる感じ。つまらないものは本当につまらない。熱狂するものはほんの少し。

レットヴィモを2か月分出してもらう。一粒4000円で2か月分で144万円?保険でMRIと合わせて44万?

8丁目の東京画廊まで歩いたら後ろから殴られる大雨で全身びしょ濡れ。

山本豊津さんはもう出かけられていたし、さんざんだった。

1丁目のサイゼリヤでワインを飲み、冷房で凍える。風邪をひきそうだった。

昔プランタンだったところにあるOKストアで買い物。

7月16日(水)曇り 肌寒い

プラトーギャラリーでの瀬戸内逍遥さんの東京での最後の個展を見に行く。瀬戸内さんが上岡さんだったと初めて知った。

そこでその前に個展をしたまむ(万夢)さんと知り合う。

イラストの仕事のこと、デッサンのこと、いろいろ熱心に質問された。まさにコンサル。

このギャラリーでも冷房がきつくて、ものすごく体が冷えて顔と眼の奥が痛くなってしまった。

7月17日(木)

高円寺駅前で川北スぴ子さんの個展。

昔の文化人形たちの世界。服飾の学校を出られたそうで、何とも言えない女の子の人形のかわいらしさとレトロ感がたまらない。

ぜひギャラリー十二社ハイデで個展してほしいのだけど。うちの雰囲気にぴったりだと思う。

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この日も冷房で顔や眼の奥が痛くなり、具合が悪くなった。

レットヴィモを飲んでいるのと関係あると思う。冷えると敵面に血液循環が悪くなってやたらに浮腫む。

 

 

 

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2025年5月20日 (火)

薔薇、薔薇・・・

神代植物公園

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グラハム・トーマス

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新宿区のある住宅地

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とても淡いアプリコット色のピエール・ド・ロンサール。

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2025年4月17日 (木)

沢渡朔さん「AWA no HIBI]」内覧会

4月10日(木)曇りのち雨

少女の頃から大好きな沢渡朔さんの写真展「AWA no HIBI」の内覧会に、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaへ。おはがきをいただいていたので伺わせていただく。

青山骨董通りを散歩。ちょっと脇道に入ると、素晴らしくきれいな花々が飾られているウインドウに思わず駆け寄る。

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「青山フラワーマーケット」の本店だった。

6時から内覧会だが、5時半くらいに伺ったら立木義浩さんはもういらしていた。

それで私は27年も前のガーディアンガーデンとクリエイションギャラリーG8の「検証・沢渡朔の写真美学」展の時のことを思い出していた。
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6時を過ぎた頃からすごい数のお客様。ひとりひとりと話す沢渡朔さん。

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この日は少し肌寒くて、私は浮腫が酷く出てしまっていたので人に顔を見られたくなかった。

そうっと沢渡さんの近くに寄って、2.3m離れたところからお客様となにを話しているのか、わずかに聞こえてくる会話を伺ったりしていた。

「30歳の沢渡朔はまさにアンファンテリブル。『少女アリス』と『ナディア』は沢渡朔にしか撮れない。篠山紀信にもアラーキーにも撮れない」

と沢渡さんに熱弁しているお客様がいて、私がいつも沢渡さんに心からお伝えしていることと同じなので、

無言で沢渡さんに「本当にそのとおりですね」とにっこり目線を送ると

沢渡さんは昔から同じ仕草で、ちょっと困ったような恥ずかしそうな顔を私に返してくれる。

「いや、みんなもっとすごいの撮ってるわけだからさあ」と謙遜する沢渡さんは本当に繊細で気取りがなくて素敵な人。

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私を撮ってくださった時もそうだったが、ポーズをとらせるのではなく、自然な感じで女性を自由にさせて撮っていく。

その場所で、現場で、撮られる側と撮る側がなにか感じれば自然に絵になっていく感じが、沢渡さん特有の、女性を柔らかく自由にしていく無言の感応力、その信頼感が素晴らしいのです。

そして靄のような、小さく震える片隅の植物のような、その一瞬の場で出会うとらえがたいものを撮ってくださるから、私は沢渡朔さんの詩的な写真が大好きなのだ。

会場ではとても素敵なソムリエ(?)さんがワインなどの飲み物を配ってくれていた。

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この日はこのあとローソンのイートインで休んでいたら急に強い雨となり、傘を買って帰った。

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1998年「検証・沢渡朔の写真美学」展(Guardian Garden ガーディアンガーデンとクリエイションギャラリーG8の二会場)の時の沢渡朔さんと私。
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詩人の白石和子さんと沢渡朔さんと。
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この時のモノクロ写真は当時のアシスタントさんが撮ってくださっていた会場写真だと思うが、わざわざ自宅にお送りくださって、なんて丁寧なのかしらとたいへん感激したものだ。

この時、金子功ご夫妻が全身カネコイサオの服で現れて、うわ!すごい!ユリさんきれい!って衝撃を受けたのを覚えている。

今思うと、なんでお二方を撮れなかったのだろうと残念でたまらないのだが、緊張して慌てていたのか撮ることができなかった。

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写真家さんたちのトークがありました。女性を撮ることについてだったと思う。

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今も昔もかっこいい沢渡朔さんと立木義浩さん。

「検証・沢渡朔の写真美学」 この本は沢渡朔さんのお生まれの時のことから、「女性を撮ることに独自の美学を貫きとおす」沢渡朔さんのデビューから約20年の写真人生をまとめた素晴らしい本なのです。

当時いただいたサインも入っていて、とても大切にして時々読み返している。
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この本と2004年の「Natural Glow 特集沢渡朔 「NADIA 究極の愛との出会い」」は沢渡さんの感性のありかたがよくわかる。私の宝物。

今、私が編集制作中の本は、沢渡朔さんが撮ってくださった写真(20年前に廃墟で撮影、一昨年に癌で右肺葉を摘出した時の手術痕を撮影、昨年に枯れ野原で撮影)と、谷川俊太郎さんがくださった詩と、私の(1冊目の画集にはいらなかった)絵をまとめた本です。

 

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