日常

2020年5月 6日 (水)

新型コロナ / カオス雲の空

新型コロナの世界的な蔓延での自粛生活も、いまのところ、個人的には大きな被害を受けていない(マスクしないでしゃべっている人を見ると強い恐怖とストレスを感じるが)。

もともとあまり人とは会わず、たまに作品を発表したり、ほか(出版関係)の人の手伝いで糊口をしのぐ生活なので、今も特に生活は変わらない。私の子どもである3匹の猫たちだけはなんとしても守りたい。

(この状況でも命をかけて人と接触しなければならない職業のかたにはただ申し訳なく思う。)

ただひとつ不安なのは、自分の本(画集)を出すのが先延ばしになっていること。早く出したいという気持ちにまったくなれない。

今年の秋にはその本を持ってお世話になった(本に文章をくださった)大切な人たちを訪ねる旅をしたかったのだが、その私の最大の夢の実現の機会を失ってしまった。

すごく心配で苦しいのは、敬愛している大切な人、私より年配のかたが、もしも感染してたいへんなことになったらどうしよう、ということのみ。

そうした人の死を想像すると目の前が真っ暗になり、心臓がばくばくし、胃がでんぐり返って痛み、酷い船酔いのようにめまいと吐き気が押し寄せておかしくなる。

怖くて、怖くてたまらない!たすけて!と泣きわめきたいほど。どうかどうかご無事で・・・。私には何もできない。

敬愛する人には周りに助けてくれる人たちがいて、厚く守られているに違いない(私が遠くにいて神経衰弱になるのは無駄)、と思うことだけが暗い不安の底に落ちていくことをなんとか引き留めてくれている。

4月25日(土)

自転車で走る。壊されている松の木住宅の団地を見に行く。ここの景色も、あまり早くに変わらないでほしいけれど。

どこからも新芽の爆発するシュワ!シュワ!という音が聞こえるよう。

川沿いの公園の隅にはハルジオン、タンポポ、カラスノエンドウが満開。皆、地面に落ちた「関山」(八重桜の中で一番遅く咲く)の桃色の花たちの中に埋もれている。

4月23日(木)

善福寺川まで自転車で走る。

羽繕いをするカモの光る深い緑色に見とれる。

東の空に迫って来たカオス雲。カオス雲の重たいチャコールの帯の下に、それに気づかないように軽快で明るい雲のミルフィーユ。

空(雲)の鉛筆デッサン、水彩
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その落差に惹きこまれ、見つめているとポツ、ポツと大粒の雫。

身体を浸していく雨を全身で感じながら自転車で帰宅。

4月22日(水)

午後4時に仕事関係の大型郵便物を一番近い郵便局に出しに行ったら、新型コロナのための時間短縮で午後3時に閉まっていた。

即、自転車で本局に行くと、郵便局の建物の外に20人ほど行列ができていた。じっと列に並んでいると震えがくるほどの冷たい強風。

郵便局員さんがふたりで場をしきっているが、列は固着したように進まない。15分ほど並んでいたところで疲れて帰宅。家にあった切手を貼り(速達は諦めて)近所のポストに投函。

いつもならそんなに待たないですむのに、郵便業務を時間短縮したせいで、かえって行列(密)ができているように思えた。

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2020年3月16日 (月)

新型コロナ

新型コロナについて個人的な記録。

3月14日(土)

フィットネスクラブから3月22日まで休業延長の連絡。

3月12日(木)

生協でトイレットペーパーが(購入者多数の為、抽選で)やっと届く。

2月末にどこの店にもないと気づいた時には家に備蓄がなくて、この日に届かなければもう間に合わない状態。

近くのドラッグで尋ねると、9時半から何人も並んでいて10時の開店時に来ても買えないくらいだそうだ。

買い占める人さえいなければ皆がこれほど苛つくこともないのに、どうして余計なことをする人がいるのかなあ、と思う。

3月10日(火)雨 

免許の更新の締め切り日に新宿の都庁第二庁舎へ。

今は混んだ場所に行きたくないので、一週間以上前から何度も新宿の免許センターに電話するが不通。

杉並警察に電話し、警視庁の免許部門に回され、そこから新宿免許センターに回され、繋がらなかったので府中試験場に回され、「コロナ感染防止のため免許失効したら府中試験場に行かなくても新宿免許センターで手続きできるのか、優良の講習30分ですむのか」の質問に「警視庁から詳しいマニュアルが通達されていないのでわからない」との回答だった。

今日は荒れた天気なので混んでないかもしれない、と思ったが、行列はないが普通に混んでいた。

暗証番号を2つ登録するのに機械の画面に触れるのも怖い。

講習は20分後なので、それまでは自由にしていていいと言われたけれど、早めに教室に入り、開放されていた後方の扉のすぐ横、背中が壁につく席に座る。

机はなく、折り畳みの金属の椅子がぴっちり詰めて置かれているので、前後左右の距離は近い。ほとんどの人はマスクをしていたが、咳こむ人も数人いた。

講習は早口の講義が20分、動画10分。

行きに西新宿から都庁まで地下道を早歩きした時は汗だくになったが、終わって雨の中に出ると冷えて脚がしびれた。

(その後、有効期限が3月13日から31日までの人は手続きをすれば有効期限を3か月延長できるようになったらしい。)

3月7日(土)

フィットネスクラブから15日まで休業のメール。全国の自主休業に合わせたらしい。

3月6日(金)

フィットネスに行ったら私のほかひとりしかいなかった。運動を始めたらMさんがつきっきりで話しかけてきて、「今は濃厚接触したくないのでほっておいてほしい」と言い出せなくて、ストレスを感じた。

嫌なことを嫌だと言えない自分の性格を「緘黙」傾向と思っていたが、「緘黙」とは直接関係ないのだろうか。私はもともと世間話が不得意なわけではなく、ただ有意義でない話が煩わしいだけだ。黙々と集中するのが好きだ。

また緘黙傾向だから敏感だというわけでもなく、他人の苦しみには無関心な人もいる。

3月3日(火)18℃

神代植物公園へ。3匹のフードとトイレの世話を終え、11時に家を出る。

吉祥寺からのバスが混んでいないか心配だった。最初は空いていて、2人掛けの席にひとりで座っていたら、途中で隣にぴったりくっついて座ってきた人がいて、どきどきする。

後ろから突然肩を叩かれ、「ねえ、次、深大寺じゃないの?」と聞かれ、マスクをしていない女性だったのでまたどきどきする。「次は神代植物園です。深大寺はまだその先です。」と応えても「だって、じんだいって言ってるじゃない。」と。

2月28日(金)

新型コロナウイルスの感染防止でイベントなどが中止になっている今、混んだ電車で3月6日のがんの定期健診に行くのが嫌で、薬の処方箋を送っていただけないか鎌ヶ谷の病院に問い合わせの電話をする。

(私は甲状腺と副甲状腺を切除しているので、チラジン(甲状腺ホルモン薬)とアルファロール(ビタミンD)が数日欠乏すると命に関わる。)

新鎌ヶ谷の病院まではJR、地下鉄、JR、東武線と乗り継ぎ、徒歩と合わせて片道2時間かかる。

電話で頭頸科の看護師さんの回答では「厚生労働省の規定による」とのこと。この病院の規定では本人が来なくても家族でも、時間外でも可だが、来院しないと処方箋は出せないと言われた。(その後厚生労働省の通達により、ファクシミリで処方箋が患者希望の調剤薬局に送れるようになったらしい。)

時間外でも大手町など満員の駅を避けることは不可能。

免疫が落ちていている患者さんからの問い合わせが殺到しているという。この便利なご時世にどうしてskypeなどで話して診療をすませ、処方箋だけ送っていただけないのか、非常時でも融通がきかないことを残念に思う。

近所のクリニックでチラジンとアルファロールを出してくれるところはないか電話で聞いてみて、と言われ、一瞬、内科でないと無理かと思ったが、最近お世話になった皮膚科を思い出し、電話してみたら出してくださると言われて深謝。

毎年花粉で顔がただれるので抗アレルギー薬(ベボタスチン)と一緒に出していただいた。

余計な薬を出したと厚生労働省に判定されると保険が適用されなく(クリニックの全額負担に)なるそうだ。私は初診からチラジンとアルファロールが必需だと申告していたのと、今回、非常時で主治医の指示によるのでだいじょうぶだろうと。

処方箋を近所のドラッグストアに提出してふと店頭を見ると、棚がすっからかんで、紙類がすべて売り切れとの貼り紙。トイレットペーパーの買い占めが起きていたことにこの時気づく。

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2019年12月19日 (木)

猫たちのこと、風邪、がんの定期健診、薬疹

3匹が生まれて2回目の冬。あいかわらずチョッピー(チョビ)とプフはべったり。
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大好きなチョッピーを抱きしめるプフ。
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いつもくっついてお互いをなめあう大の仲良しなのだが、ここ数カ月、なめあった後のチョッピーの噛み方が激しい(興奮?)のでプフが悲鳴をあげることが多い。

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気づいたらすぐにチョッピーを引きはがしているが、どうしたらいいものか。(3匹とも早めに避妊手術している)

ちゅびとチョッピー。男の子どうしも仲良し。どたばた追いかけっこをする時は必ずチョッピーが追いかけて、最後はちゅびが段ボール箱の中に逃げる。
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ちゅびとプフ。
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ちゅびはプフともちゅびとも仲が悪いわけでもないのに、あいかわらずお風呂の戸を開けて「うにゅる~」と叫び続けるのをやめない。何かの欲求不満。おなかがすいたなら、なぜ私に向かって鳴かないで、わざわざ遠い風呂場に行って鳴くのか?

黙らせるために深夜におやつを何度もあげざるを得ず、体重は6.7kgになった。

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病気関係のメモ。

12月19日(木)

顔中の湿疹が治らないので皮膚科へ。特に右の眼と頬が腫れてしまっていると言われる。

数年前にも総合感冒薬を飲んだあとに顔中に湿疹が出たことがあるので、たぶん薬疹。

皮膚科の診療代1080円。

プレドニン軟膏(目のまわり用)、キンダベート軟膏、ベボタスチンベシル塩酸錠(14錠)、プロペト(100g)で840円。

もっと早く皮膚科に行くべきだったと思う。

12月14日(土)

工事の人が入るため、朝から必死で部屋の中を片付け。

結局、来たのはNTTの人だった。マンションの電気室の中の機械が不具合だったそうで、新しい機械に取り換え。私にはお金がかからなかった。

12月13日(金)

ネットと固定電話が不通になった件で、(携帯を持っていないので)朝10時に公衆電話からテクニカルサポートに電話。

なかなか繋がらないのでNTTにかけてみたら「OCNひかりは別会社なので関係ありません」と。

昼から癌の定期健診のため鎌ヶ谷の病院へ。

顔に湿疹ができていて痒い。

12月12日(木)

夜、突然インターネットと電話が不通になる。

12月10日(火)

ようやく頭痛と吐き気が無くなってくる。軽い運動の再開。

12月8日(日)

岡田温司さんのトーク。アガンベン『書斎の肖像』について。

12月7日(土)

鵜飼哲さんと打ち合わせ。仕事が進み、気分が盛り上がったせいか、お酒も飲めて久しぶりにたくさん食べた。

12月5日(木)

迷ったが総合感冒薬を購入。5日と6日の夜に飲むが、尿が出にくくなる成分が入っていると気づき、飲むのを止める。舌が苦く、食事をするのが苦痛。

12月3日(火)

頭痛と吐き気で頭が回らないが、英訳原稿が上がってくる。

11月28日(木)

最高気温9度の寒い日。ゲルマ温浴を予約していたが使用させてもらえず、もやもやしながら冷えた身体で運動を始めたら発熱。

頭痛と胃痛。嘔吐。吐き気がして食べられない。

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2019年11月26日 (火)

江戸菊の咲き方の変化 / 旧友Mと会う 

11月15日

江戸菊の咲き方の変化、「追抱(おいがかえ)」、「褄折抱(つまおれがかえ)」、「丸抱」、「乱れ抱」、「自然抱」、露心抱(ろしんがかえ)」、「管抱(くだがかえ)」という7通りの名前についての説明をぜひとも読みたくて、新宿御苑インフォメーションセンターの「菊花壇解説展」へ。

江戸菊の変化の種類についての説明ボードはなかった。

事務の職員さんに尋ねたが、HPはずいぶん昔の資料から書き写したもので、詳細はわからないとのこと。

ひとつの株から500以上の花を咲かせる大作り花壇の制作過程、設計図と職人さんたちが1年以上かけてやっている繊細な作業のVTRは面白かった。茎の丈をどうやってきれいに合わせていくのかがVTRを見ても今ひとつわからなかったので、そこに興味を持った。

菊花壇の近くの池のほとりに、なぜか人を怖がらない鷺が日向ぼっこしていた。

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11月20日(水)

高校からの友人Mと高円寺で会う。

彼女は朝5時に起きて仕事前にプールやテニスに行ったり、とにかく活動的。最近はフランス語検定のために勉強していたという。

以前に連れて行って彼女が気に入ったBという店でランチ。

Mは普段は普通に肉食しているが、私と会う時は私に合わせてくれて肉類を食べない。

私が昨年イタリアに行った頃、彼女もジェノヴァに1週間行ったそうだが、いろいろとトラブルに巻き込まれて疲れたそうだ。イタリア在住の友人チナミさんに、初対面にも関わらずあまりにも大事にされたこと、あり得ない幸せだとMも驚いていた。

アミアタ山の猫のことでさんざん苦しんだ話をする。Мのほうでも、彼女のお母さんが貸しているアパートの部屋で、老夫婦が猫の多頭崩壊を起こしていて目を覆うような惨状だったという話を聞く。

それにまた、Мが自宅近くで弱っている野良猫を動物病院に連れて行って、外猫として飼っていたが死んでしまった話。ご主人と一緒に、猫を庭に埋めたそうだ。

それから、最近ずっと私が迷っている終の棲家について尋ねてみた。

Mは結婚してまもなく家を買ったのだが、「畑仕事ができて、テニスができれば、もっと田舎に引っ越してもいい」と言ったので驚いてしまった。

私は都会が好きだ。同じ西新宿で育ったMも都会が好きなのかと思っていた。彼女は大学を卒業してすぐ外資系の銀行に勤めて以来、ずっと銀座、汐留あたりで働いでいるので、もう都会には飽きたのかもしれない。

私もオフィス街や高級ブランドの店は好きではないけれど、小さくて個性的な店がびっしりくっついて狭い路地が入り組んでいるような裏通りはすごく好きだ。雑多な人たちが行き交う感じ。

奇妙な古着を着てサンダルを引っかけて、気ままに歩き回れる感じ。ガラクタの中から宝物を探すのが好きなのだ。

昔は紀伊国屋書店の下の商店の連なりも闇市の空気を残す魅力的な場所だった。十二社の商店街も楽しかった。

昔の新宿はもうどこにもないので、今は高円寺が気に入っている。

そしてなによりも重要なのは都会の干渉されない感じ。

絡まり合って繁茂した植物も私にはなくてはならないものだが、私がずっと求め続けている植物群は里山ではなく、東京郊外の多摩川などの川岸にあるのだと最近気がついている。私は結局、武蔵野が一番好きだ。

Mは私からデッサンを習いたいと言った。

「だってね、絵に描いてみなければ、私なんてなんにも見てないと思うの。」とMは言った。

受験用の絵をやるわけじゃないので、ビール飲みながら楽しいデッサン会をやろう、と約束した。

 

 

 

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2019年11月11日 (月)

古典菊と秋薔薇 / 高円寺再開発反対デモ

11月10日

江戸菊、嵯峨菊などの古典菊を見たくて、神代植物公園の菊花展へ。朝10時に家を出る。

江戸菊・・・江戸中期から後期にかけて発達。「狂菊」。
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嵯峨菊・・・京都の嵯峨地方(京都市右京区)で作出されたもの。
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伊勢菊・・・伊勢松坂(現三重県)で改良され、今日も栽培が続けられている。花弁が細く、ねじれ、垂れさがったりする。これのナデシコ版、伊勢ナデシコという花を花屋で買ったことがある、ナデシコの花弁の裂が細長く、ねじれて垂れさがっていて、息をのむほど異様な美しさだった。
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丁子菊・・・内側の花弁が発達して筒状となり、花の中心が盛り上がる。最近よく見る丁子咲きのマーガレットに似ている。
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肥後菊・・・武士が好んだという一重咲き。管弁、サジ弁など。
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陽射しが戻って来たせいか、この前来た時よりも薔薇は多く開花していた。

フラウ・カール・ドルシュキの上に大きなカマキリ。薔薇の中心に集まってくるコバエを捕食しているのだろうか。
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こちらの濃いピンクの薔薇にもカマキリ。
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クラウス・シュテルテベガー。萎れかけの黒紫がかった色に惹かれる。きょうはとても陽射しが眩しく、そのまま撮ったらコントラストが強すぎて色が出なかったので、日傘で完全に蔽い、影を作って撮った。
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グリーンローズ。19世紀前半、米国で発見されたチャイナローズの枝変わり品種。花弁がすべて萼片化している。
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眩しくて目を開けていられないほどの光に満ちた野生種・オールドローズ園。

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今日は高円寺再開発反対デモがあるので、午後1時にあわただしく植物園をあとにする。

細い路地に小さくて怪しげなお店がひしめき合う高円寺、ふらふら散歩するだけで楽しい雑多な魅力のこの街が、どこにでもあるつまらない街になってしまうのは耐えられない。

2時過ぎに帰宅。2時半高円寺南中央公園スタートのデモ隊に、近所の高円寺南通りから参加した。

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新高円寺駅の手前。高南通りから右折し、青梅街道に入る。

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素人の乱。
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ねたのよい(バンド)。サウンドカーはバンドカーとDJカーの2台。
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南阿佐ヶ谷の区役所前を通り、欅通りをJR阿佐ヶ谷駅へ向かう。
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阿佐ヶ谷駅に着き、神明宮の前辺りで解散。

きょうはたくさん歩いて疲れた。最近、ずっと胃腸の調子が悪く(毎日、耐性乳酸菌とミヤリサン、時々下痢止めを飲んでいる)禁酒していたのに、帰宅してついビールを飲んでしまった。

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2019年9月23日 (月)

がんの定期検査 / 阿佐ヶ谷 

9月21日

今日も阿佐ヶ谷まで散歩。

薄青紫のルリマツリ(瑠璃茉擬)がまだ元気に咲いている。初夏から晩秋まで次々に開花する花。

初めてこの花を見たのは「ビリティス」という映画の中。なんと優しい色の花なのだろうと思った。

どこからか木犀が匂った。今年は台風の影響か、この香で街が充ちるのが少し遅いような気がする。

阿佐ヶ谷北の、通ったことのない路地を散策していたら、行き止まりの先にいくつかの廃屋を見つけた。

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私の好きな細い路地と階段。

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9月20日

癌の定期検査で鎌ヶ谷の病院へ。今日は血液検査とレントゲンのため、いつもの予約よりも1時間早く11時に家を出る。

行きの電車の中と待ち時間にジャン= リュック・ナンシーの 『イメージの奥底で』を読む。

 

甲状腺がんは長年持っていることによって、きわめて進行が速い悪性の癌に突然変化することがある。

私の場合、原発の甲状腺は全摘しているが、肺の粟粒状転移が原発の乳頭がんと同じ性質を持っているので、無数の粟粒が急に進行のきわめて速い癌に変化することがないとは言えない。

そうなった時、まずどういう症状で癌の変化に気づくのですか、と主治医の浅井先生に質問したら、私の場合は、とにかく息が苦しくなる、急激に肺が侵されるので、その苦しさは風邪と間違えるようなレヴェルではないとのこと。

そうなればあっという間(1か月くらい?)に亡くなるそうで、強い(意識が朦朧とする)緩和しか手立てはなく、本人がその状態を記録する余裕などない、と言われた。

現在の定期健診は3か月に一度。ある時に急に呼吸困難になれば、それが甲状腺がんの肺転移の変化なのか、確認のために片道2時間かけて鎌ヶ谷の病院に来る余裕はなさそう。最期は浅井先生に判断してはもらえないのかな、と思った。

考えておくべきなのは猫たちのこと。あとはあまり考えてもしょうがない。

病院から駅までの線路沿いの道で、とても体の大きなジョロウグモを見た。黄色と黒の縞のボディが丸まると輝いていた。カメラを持って来なかったことが残念。

土手の葛の花が甘酸っぱく匂っていた。少しでも触れると儚く落ちてしまうので迷ったが、一房だけ手折って、ずっと左手に持って帰った。電車を3回乗り換えて2時間の道のり。気づくと地下鉄の中で眠ってしまっていたが花を手から落としてはいなかった。

夜に描いたが、少し花の色が褪せて黒紫を帯びていた。

9月14日

阿佐ヶ谷まで友人と散歩。

ヒメムカシヨモギの白い穂綿と茎のしなり具合が魅力的になってきた。まだ青く、本当に素晴らしくなるのはこれからだけれど。

近所で古い建物が壊され、雑草が美しく生い茂るかと思っても、ほんの数週間で真新しい大きな建物に変わってしまう。原っぱのまま休まされている土地はほとんどない。

ほんのわずかな時の姿だが、ハルノノゲシ、ヒメムカシヨモギ、メヒシバ、オヒシバ、カヤツリグサ、ヨウシュヤマゴボウたちのなんとも素晴らしい夏から秋への変化を毎日見ている。

高架の手前で70年代から存在していそうなアパートを発見。こういう建物がまだ少しでも残っていてくれるとほっとする。

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そう言えば、今期やっている「べしゃりぐらし」というドラマで、主人公の上妻圭右(間宮祥太朗)が一人暮らしをするアパートが、私の生家のある西新宿の懐かしい散歩コースのアパートだったので感激した。

紫雲荘、瑞雲荘、白雲荘、東雲荘(順番は忘れました)と並ぶ、それはそれは素敵な古い(60年代後半か70年代築の)建物だ。まだ健在だったことに涙。。。

中野、高円寺、阿佐ヶ谷あたりに、生まれ育った風景と同じアパートがまだ生きていてくれるのに出会うとすごく嬉しくなる。

 

阿佐ヶ谷駅の裏の倒れてしまった胡桃の樹は切り株だけになっていた。

 

この不思議な家、お店ではないようだ。覗く勇気はない。

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中杉通りの一本裏の通り、何年かぶりに散歩したら知らない古本屋さんを発見。懐かしい本を購入。

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最近あまり見ない小さな手芸のお店を発見。小学生の頃、洋裁の仕事をしていた母に付いて、こういう手芸材料の店に入るのが大好きだった。

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表生地の切れ端をあてながら裏地に使うのに合う色の布をさがす楽しい時間。変わったかたちのボタンが留められている厚紙、黒い台紙の上の白いレースの替え襟。単純でかわいらしいフェルトの動物。幼い私の別珍のワンピースの胸に付けるために買った小さなダイアのようなガラスの飾り。すべて鮮烈に残っている。

そしてグレイッシュで微妙な差異の色合いの光る刺繍糸がグラデーションに並んでいる引き出しを開けると、胸が震えるほど高鳴った。

光る微妙なグラデーションの色たち。ねじれて束ねてある光沢のある糸。それらを見た時の強烈な感覚は今も色褪せない。

 

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2019年5月17日 (金)

哲学の本 / 阿佐ヶ谷散歩 欅屋敷

https://chisako-fukuyama.jimdo.com/pencil-drawing-watercolor-painting-1-tulip-anemone/

5月3日(金)

4月の後半に図書館から借りた思想系の本を、期間延長してずっと読み続けている。ポイントをノートに書き出している。

いわゆるインテリ層にはすらすらと理解できるのだろうが、(私を含め)一般と括られる人たちには、存在すら知られず、たとえ興味を持ったとしても容易には近づき得ないような本。

私が努力して読んでいる理由は、その抽象的で普遍的とされている用語が、実際に、どういう身体において、どういう状況において発せられているのか、知りたいからだ。

もちろん、それは本に書かれることなく、その背後へいつも退きつづけているなにものかなのだけれど。

難解な思想を語りながら、先が見えないその瞬間、瞬間に、その人の身体はどのように捻じ曲げられ、痙攣しているのか。

絶対的他者の手前で他人や動物たちを、どういうふうに受け入れられているか。

言語の恣意性を認めても、言葉が発せられるのは、言葉でないものからであると思う。

そこを考えながらでないと、絵を続けていけないような気がしている。

・・・

ナニワイバラとジャスミンが絡み合って咲いている。

ナニワイバラとイヌイバラの違いを最近知った。柄(え)に細かい刺がびっしりあるのがナニワイバラ。つるつるしているのがイヌイバラ。

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エトワール通りの裏のサクランボ。

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5月6日(月)

世の中ではきょうまでが10連休らしい。

奥歯が少々しみたので新しくできた一番近い歯科へ。もう何年も検診していないが、意外なことに虫歯は無いと言われた。レントゲンを撮る。

・・・

先日の杉並区議選の時、駅前再開発のために阿佐ヶ谷の欅屋敷が潰されてしまうという話を聞いたので、たいへんショックを受け、久しぶりに見に行くことにした。

欅屋敷の中に入れるわけではないのだが、この周辺の雰囲気が最高に素敵で、ここが無くなって大きな商業ビルができるなら阿佐ヶ谷の魅力もほとんど無くなってしまうと思う。

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杉並保護樹林の素晴らしい巨樹たち。

手前に3軒あったかわいらしいお店は立ち退いていた。「ドゥミレーヴ」という帽子屋さんは引っ越したらしい。「月は夜を見て」というバーは閉店?

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駐車場側から見た巨樹たち。

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塀の隙間からのぞくと中には春紫苑が咲き乱れていた。

この素晴らしい森を潰し、そこに河北病院を建て直す。そして病院の、有害薬品で汚染された跡地に小学校を建て直し、小学校が今あるところに大型商業施設をブッ建てる、というのだから気持ち悪いことこの上ない。

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すごく絵になる白いペンキの壊れた扉。

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欅屋敷の裏の古い家。

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ここの庭は、かつて「ご自由に見てください」と書いた札があって、散策できた。

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阿佐ヶ谷駅南口の、美しい錆びた看板の豆腐屋の建物はまだ残っていた。

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北の商店街をぶらぶらしていたら、強烈なよくわからないものを発見。こんもりした藤蔓に絡んだ、木香薔薇のクリーム色の花の下に集められたデコラティブなガラクタ。

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一緒に歩いていた友人が「昔、ミュージシャンの白石民夫さんに連れて来てもらった店のような気がする」と言う「山路」。

ここのゲイのママよし子さんが亡くなったという貼り紙とお花があった。ママが豊川誕の「星めぐり」をかけていたのを覚えていると友人は言う。よし子さんのおかげで友人は「星めぐり」が好きになって、よく歌っていたのだ。

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北のアーケード内には、まだ千章堂書店という古本屋さんが残っていた。

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5月7日(火)

書き文字の手描き版下をつくる仕事。

5月8日(水)

髪を8cm切る。

美容師は38歳の男性で杉並区成田東の出身だという。

「阿佐ヶ谷住宅が壊されてすごくきれいな億ションになって、それで阿佐ヶ谷が住みたい街ランキングの上の方に来たんですよ~」と言われて、「ええ?私、新しくなったあそこ見るだけですごい鬱になるのに。前の団地だっから住みたいと思ったけどね。前の植物いっぱいの庭、大好きだった。前川國男っていう有名な建築家の設計だよ。ル・コルビジェに師事した人。」と応える。

最近の若い人はピカピカつるつるのデザイナーズマンションが好きなのか。私とぜんぜん感性が合わない。

昔の阿佐ヶ谷住宅は多様な植物が混沌と絡まりあい、傾斜したテラスハウスの佇まいも外国のようで、信じられないよう美しい庭になっていたのに。

5月10日(金)

8日間も抗生物質を飲ませたあとも、チョビの右目の目やにが出ているようなので、病院に聞きに行く。ついでにAP水をもらう。

「眼圧、測ってみよう」とのこと。明日連れてくることになった。

5月11日(土)

チョビを5時に病院に連れて行く。

なんと逆睫毛だと!今までの診断はなんだったの。

「え?!クラミジアじゃないの?」「うん。」「手術する?」「ええ~かわいそうでしょう。」「手術も失敗する時あるからね~。」

結局、快作先生が毛抜きで下睫毛を抜いて、様子を見ることになった。

チョビはまだ生後8カ月半だが、成長によって眼瞼内反症が治ることがあるのだろうか。また心配の種ができた。

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5月12日(日)

夜、ブログを書いていたら、またPCがフリーズ。切ってから起動できなくなった。

全部のコードを抜いて数時間休ませ、裏を開けて静電気をとってから、もう一度電源を入れたら起動した。

スリープにして眠る。

5月13日(月)

朝、スリープからボタンを押しても起動できないのでNECに電話。指導されるままにいろいろやってみたが、電源ランプも点灯しなくなった。

やっと修理から戻って来たと思ったのに、またまた故障。さすがに今度は不安とストレスで胸が苦しくなった。

初期化はNGですと何度も言っているのに、言っているそばから「初期化する際は有償となります」って説明してくるのはなんなのだろう。

・・・

歯科2回目。犬歯の詰め物を新しくしてクリーニングして終了。

地下鉄の駅近く、栗の花がむせるほどに匂う。樹がどこにあるのか見えない。匂いをたどって探すと、商店街から少し奥まった井戸のある家の裏庭のほうにあるらしく、屋根の上から白い房がびっしりついた枝がほんの少し見える。

・・・

新宿郵便局へ。簡易書留を受け取る。

ついでに新宿御苑に寄って来ようとしたら閉門していた(桜の季節以外は月曜日閉園だった)。新宿高校の塀の蔓薔薇が満開だった。

5月14日(火)

正午過ぎにPCを引き取りに来る。

佐川のお兄さんに「3回目ですよね。パソコンがこんなに頻繁に壊れることってあるんですか?」と聞かれる。私が聞きたいわ。

 

 

 

 

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2019年5月12日 (日)

自転車またまた盗難 / 味戸ケイコさん個展 / チョビ病院/ PCまた修理

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4月15日(月)

高円寺に越してきた頃、私が愛していたクリがいた古い平屋の林檎の花が満開。

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あの頃、高円寺にたくさんいた野良猫たちのことを想うと胸が痛くなる。あの頃は快作先生もおらず、野良猫を見てもどうたすけたらいいのかわからず、かわいそうなことが多かった。

昨年から今年、この周りの私の大好きだった場所たち、有機的に植物と絡み合っていた家や魅力的な細道や庭がどんどん壊された。

この蔦に覆われた古くて小さな木の家だけは残っている。

4月16日(火)

19時、高円寺駅前に、あの杉田水脈衆議院議員が(杉並区議選挙、松浦威明の応援に)来た。

予想通り、杉田議員に抗議する人たちが集まり「帰れ!帰れ!」の大合唱。

「三島由紀夫は同性愛を認めていたぞ!」(威明の威の字は三島由紀夫が命名)、「思想の問題じゃないんだよ!差別の問題なんだ!」といった怒号も飛んでいた。

しまいには松浦威明が「高円寺の皆様、本当に申し訳なく思っています。杉田水脈さんをよんだこと、後悔しております。」と謝罪。

奥さんも泣いて謝っていたが、それも滑稽だ。母親の松浦芳子と杉田水脈本人は平然としているのに。

4月20日(土)

梅護寺数珠掛桜の花の盛りがどんなものなのか興味があったので新宿御苑へ。

その前に新宿4丁目ビジネス旅館街へ行ってみた。もとは旭町というドヤ街だったらしい。

この中田荘は3階建てなのだろうか。

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おしゃれなAPARTMENT HOTEL SHINJYUKU。

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新宿御苑にて。

これが梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)。まだ3分の1ほどつぼみだった。が、葉が一緒に出ているので、まるで散りかけの関山のように見える。

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・・・

夕方、買い物に出ようとして自転車置き場に行ったら、自転車が無かった。またまた盗まれた。

20年乗っていた白いミヤタ自転車を盗まれて青緑色の自転車を買い、青緑色の自転車が盗まれて薄黄緑(ワサビ)色の自転車を買い、青緑色の自転車が諦めた頃に戻って来、ワサビ色のほうが乗り慣れてきたところでまたまたワサビ色が盗難。

すぐに近所の交番に届け出る。

交番は留守で、電話で呼び出してもらった。来てくれたおまわりさん(この交番の人ではなく、ほかの地域の担当だそうだ)が要領を得ず、何度も同じことを聞かれ、PCの入力が異常に遅く、ちょっとイライラ。中古の自転車の値段設定などでもめる(自己申告に文句を言うなら決めてくれればいいのに、と思う)。

1時間20分もかかった。

あんまりまどろっこしいので、立ち上がっておまわりさんの入力している画面を見ようとしたら、「あっ、立ち上がらないで!記録を見せたらいけないんで。」と言われる。

自転車の色の説明で「薄い黄緑色」という私の表現に「黄緑はもともと薄いから!」と強く言われて私はついに反発。

「黄緑は鮮やかな色です。私のは灰色と黄緑のちょうど中間!灰色にも見える色なんです!」と大きな声を出したら急におまわりさんの態度が変わり、横柄さが弱まった。

4月22日(月)

スパンアートギャラリ―の味戸ケイコさんの個展へ。

味戸さんの親戚の80歳くらいのH子さんが絵を買われていた。3人で席でおしゃべり。

私は、今、自分の画集をつくるのに苦しんでいることを少し話した。味戸さんは(当然だが)、今まで出版社がすべてやってくれて、画集も数冊出ているので、絵を自分で管理したり、編集したりという経験がない。自分であれこれ苦しみながらつくる、そういうやりかたがまったくわからないと言う。もちろん味戸さんには、自分でギャラリーを捜して売り込んだような経験もない。

H子さんに「画家って好きな絵をかいて売って、自分が死ぬときは一緒に燃やしてくださいって言えば、それで幸せなんじゃないの?」と問われ、返答に困った。

また、「絵描きってみんな、自分のかいてる絵が大好きなんでしょ。」とも言われ、まったく言葉に詰まってしまった。

味戸さんは、「それはそうよね。自分の絵にうっとりする時があるわね。ちょっと違うなって思うのもあるけど、それをいいって言ってくれる人がいるからね。」とH子さんに同意。

確かに自分でいいと思えることしかしていないはずだが、私は自分の絵にほれぼれしたことはない。いつもこれではまだだめだと思う。不全感や焦燥に掻き立てられ、次の絵のことを考える。

さらに味戸さんは、意味不明の嫉妬や嫌がらせをされたり、敵愾心をぶつけられたりした経験もないそうだ。「お客さんはみんないい人ばかり」と言う。そんな幸せな絵描き人生があるのか、と、ちょっとうらやましく思った。

私とはまったく違う絵の人生だ。

4月23日(火)

チョビの左目が、このところ一週間ほどずっと目やにが出続けて治らないので、病院へ連れて行く。

待合室でほかの飼い主さんに「猫ちゃん?見ていいですか?」と声をかけられて、ケージの中を見せたら、「あ~ら、かわいい。ハンサムさんですねえ。」という声が返ってきて、ちょっと意外だった。チョビは猫らしくない妙に長いキツネ顔だ。やせていた若い頃の及川光博に似ていると思う。体操の萱和磨選手にも似ている。

片目だけ引っ掻いたのかと思っていたら、クラミジアと言われてショックを受ける。

他の子たちも当然クラミジア菌を持っている。症状が出た時に抗生物質を飲むしかないと、ドキシサイクリンを出される。

「すごく大きくなった。ふっわふわ!ノルウェイジャンみたい。」と看護師さんに驚かれる。毛で太さ15cmにもふくらんでいる自慢のしっぽを見てもらった。

快作先生も「ホリが深いね。」と。チョビは生後8か月で4.1kg。

「ちゅびのほうは、もっとすごく大きくて6kgあるんですよ。真夜中2時過ぎくらいに、「うにゅるう?」と疑問形でうるさく鳴きだすのですごく困っている」と言ったら、「手術する?」と言われ、「なんの手術?」と尋ねると、なんと、犬や猫の声帯除去手術をする人がいるのだそうだ。

「それか、もといた場所にリリースするか。」と言われて、苦笑。

4月26日(金)

3月15日に修理に出して75000円もとられたPCが、きょうまた、使用中に突然プツッと電源が切れて動かなくなった。

NECに電話して、いろいろやってみたが、だめ。3月のときも特に外傷を加えた覚えはないが、今回はいつも以上に順調に動いてくれていたところに、突然のアクシデント。これで高い修理代を請求されたりしたら、ちょっと耐えられないと思った。が、結論としては、メーカー3年保証がきいて無料とのこと。

しかし、いずれにしても、大切なデータが入っているので初期化だけはNG。明日、引き取りに来るそうだが、ちょうど大型連休にかかってしまうアンラッキー。

しかたなく古いPCを代わりに使用。フリーズしまくりで非常に使いづらい。OCNメールも、すぐに「くるくる読み込み」になってしまい、メール削除も、書くのも異常に時間がかかる。肩首が凝って頭痛がしてくる。

4月27日(土)

自転車が発見された。すぐに盗難届の取り消しに行く。

今度は二人のおまわりさん。ひとりは警視で、もうひとりは若い新人。届け出の証明番号が発行されていないとのことで、警視が署に電話で問い合わせる。

「ここに盗難届出したんですよね?どんな人でした?」と言われ、「ちょっと・・・むさくるしい感じの。」と正直に言ったら、二人で大笑いされ、「○○巡査長だ!」と。

4月28日(日)

自転車で駅向こうに買い物に行く。街路樹の植え込みにハルジオン(春紫苑)が美しく咲き乱れているの見て、すぐにカメラを取って来る。

雑草が抜かれていないのがすごく嬉しい。雑草のない街ほど嫌なものはない。

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毎年、ハルジオンの茎を手折った時のキク科の揮発するような香気を吸い込むと、愛おしくて、懐かしくて泣きたいような気持ちになる。

ハルジオンはヒメジョオン(姫女苑)よりも舌状花が細く弱い糸のようによれっていて、つぼみがいくつか集まって下を向いているところがたまらなく好きだ。

同じハルジオンでも、そのなかに個体差を感じさせるいろいろな際立った特徴がある。茎が細めで、つぼみの数が多すぎない、やや紅ががって可憐なものを探してしまう。

ハルジオンの花を描くのは難しい。かたちをとるのが難しいのではなくて、この花が自分に与えているものの強度、この花の生々しい生命力と柔らかさに絵が届くのがむずかしいのだ。

大仰で観念的な絵物語ではなくて、どこにでもある小さいものを、誰もが持ち得ない眼で描けたらすごいと思う。

ハルノノゲシ(春の野芥子)の風情も素晴らしい。ハルノノゲシは、街路樹の下、民家の植え込み、古い塀の元のセメントの割れ目など、いたるところから伸びている。ここにも、あそこにも、と、この花を眼で集める。

街を歩くとき、常にどこの、いつの個体が一番胸に迫るかを探している。丈、枝ぶり、花のどれほどが穂綿になった状態か、穂綿が飛んでいった後の状態があったほうがいいのか・・・。

この花の姿に目を凝らしている人はこの世にどれほどいるのだろう、と思いながら。

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ハルジオン、ハルノノゲシ、ナズナ(ペンペングサ)、ハナニラ、(鉛筆スケッチ、デッサン)

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5月2日(木)

PCが戻ってくる。結果は「メインポートの不具合、同部品交換」。PCの中に保存していたデータが消えなくて、ほっとした。

なぜかoutlookメールのアイコンだけが崩れていた。

 

 

 

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2019年4月 8日 (月)

新宿御苑の桜、植物(4月2日)

4月2日

2日か3日には真冬の天気で雪が降るかも、という予報にもめげず新宿御苑へ。気温13℃の予報だがもっと寒く感じた。

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玉藻の池の桜の枝は水中まで垂れ下がって水の中で咲いている。よく川やお堀で、水面ぎりぎりまで下がっている桜の枝を美しいと思うが、水中にまで入って咲いているのを初めて見た。

今年生まれたらしいカモのヒナたちと桜。時々、二羽で追いかけっこをするように水面をターーッと勢いよく滑る。うちのちび猫たちと同じ仕草。

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白妙がついに満開。。咲いたばかりの花は薄紅がさしていて、その後白く変わる丸い花がなんとも気品があってきれい。

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寒さを我慢して来た甲斐があった

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白色大輪一重の太白も咲き始めた。花弁にしわ状のうねりがあるのが魅力。花弁はサクラ類で最も大きいらしい。

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ソメイヨシノよりもかなり甘い雰囲気の小汐山(コシオヤマ)。今、まさに満開。

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梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)の赤い蕾。

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中の池の緑に澱んだ水にせり出したソメイヨシノ。母が元気な頃にここで写真を撮った。

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オオシマザクラは満開。

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手が限界まで冷えてかじかんでしまったので、自動販売機へと向かったが、温かい飲み物はすべて売り切れ。茶店でコーヒーを買っている人が多かったが、胃が痛くてストレートコーヒーは飲めないので諦めた。

青空が掻き曇り、雨が落ちてくるほんの少し前の気配。

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不穏な空と桜。

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傘を持っていなかったので急いで帰った。地下鉄を降りたら地面がびしょ濡れだった。
・・・

トイレットペーパーをガラガラ引っ張り、細くちぎってご機嫌なプッフィーちゃん。

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真ん中で気持ちよさそうに眠るのはチョッピ―(チョビ)。

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最近、ちゅびが深夜3時頃に鳴きだすので困っている。おなかがすいたらしいので食事をあげると、そのあと全員で鬼ごっこを始め、私はなんとか静かにさせようと紐でじゃらしたりして朝7時すぎまで眠れない。7時過ぎに皆も私も疲れてもう一度眠る、の繰り返し。

私が昼間出かけているあいだ、3匹ともあまり食べずに眠っているので、夜になるとやたら元気になる。

とにかくちゅびだけが無駄鳴きする。外を飛び回りたいお年頃なのか。ほかの2匹の兄妹があまりに仲が良すぎて疎外感があるのか。

もしちゅび一匹だけだったら、もっと私にうるさく鳴いていたということか。

朝に眠る時、ちゅびは私にべったり抱きついて眠る。

チョッピ―君よ。お前がちゅびと仲良くけんかしてくれないとちゅびの欲求不満がたまるのよ。もっとちゅびをかまってやってよ。

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2019年1月27日 (日)

北風の中の散歩、高円寺、西新宿

1月26日

友人が西新宿の角筈図書館に取り寄せ依頼していたヘラクレイトス関連の本をとりに行くというので、付き合って、一緒に私の生まれ故郷、西新宿界隈を散歩。

きょうの中央公園は暗い灰色と欅の裸木の細枝。モンドリアンやベルギー象徴派の描いたなんとも不可思議な樹のある風景を連想する。

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赤紫のアネモネ。

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セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿の庭。
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品川亭。毎年春に、この五色の椿が咲くのを素敵だなあと思いながらこの坂を通ったものだ。この花が満開の頃、もう一度撮りに来たい。

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玄関の電灯の傘が素敵。私の生まれた家と同じくらいの古さの木の家。

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品川亭の隣の飲み屋が無くなって、駐車場になっていた。寒さにも負けず元気なハルノノゲシと。錆びた階段と古い井戸のポンプが剥き出しになっていた。
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私の大好きな最後の料亭の風情をとどめていた木造の「旅館一直(いちなお)」が、以前来た時は改築されてシェアハウスになっていたのが、さらに改築されて全く違う黒い建物になっていた。

もう木の欄干もない。山茶花の樹も、母がここのお手伝いさんにもらったと喜んでいた紫陽花もない。

はるか昔、この「いちなお」の前でドラマの撮影中の松田優作を見た。「今、「いっちょく」っていう旅館の前です」とトランシーバーで話していた、「いちなお」を「いっちょく」とよんでいた松田優作の声が、コミカルでかわいいようで、もの悲しいようで、その黒っぽい服を着た痩身の姿がずっと忘れられない。

「旅館一直」という名前が今も残されているだけで奇跡かもしれない。

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十二社(西新宿)の階段。

幼い(5~7歳くらいの)頃の私はこの階段にしゃがみこんで、セメントの段と段の隙間から伸びてくる小さなサギゴケやツメクサ(シロツメクサとは違う)、それにまとわりつく銀と朱のシジミ蝶を見ながら何時間も飽きることなく過ごした。

この階段の横は大きな空き地で、ジュズダマやアカザ、シロザ、オオヨモギ、メヒシバ、オヒシバ、ギシギシ、イヌタデ、シソ、ヤブカラシ、オニタビラコ、ヒルガオなどが、それはそれはぼうぼうで、黄色のオニヤンマ、水灰色のシオカラトンボ、瑠璃色のイトトンボがすーいすーいと舞っていた。

植物の名前を夢中で覚えたのもその頃(5~7歳)。

わたしにとってはとても愛おしく大切な階段。

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近くの放送専門学校の生徒だろうか、大きなカメラを携えた若い人が4、5人たむろしていた。「昔の料亭みたいですごく雰囲気があって・・」「いいですね~」と話していたのは品川亭のことだろうか。

周りは言葉にできないほど変わってしまったのに、この階段だけはほとんど変わらない。

この階段を登りつめたところに、かつて赤い椿の木があり、その頃から花が好きでたまらなかった小学1年の小さな私に、その家の奥さんがたくさんの椿を切ってくれたのを忘れることができない。今は椿の木も、その家もない。

階段の途中にあった私の大好きだった大きな桜の樹が切られたのはいつだったのだろう。

桜の樹のすぐ後ろにあった料亭が「ホテルニュー寿」になり、それが廃屋になり、今は・・・。

今、誰とこの階段を語れるのだろう。私の記憶は、どこにいくのだろう。
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私が幼い頃、ここ十二社(じゅうにそう)はどこもかしこも皆、料亭で、たえず三味線の音が聞こえていた。私が生まれた家は古い料亭の離れを住居として売り出されたもの。うちの前も後ろも斜めも皆、料亭だった。

「福助」という蕎麦屋の前の乳銀杏。この樹は私がもの心ついた頃にはもう巨樹で、「乳」があったおばあさん。「福助」のテラスは十二社の大きな池に張り出していた。

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この巨樹の向かいも黒塀の料亭で、塀の上から真っ赤な椿の花がせり出して、道にびっしり落ちていた。幼い私は、その花の芯から垂れて冷えた赤い舌のような花弁の上にぬるりと流れ出ている金色の濃い蜜をなめるのが好きだった。

今、思えば、料亭には椿がつきものだったのかもしれない。そのほかに黒塀に映えていた記憶に残っているのは梅と南天と観音竹と姫笹。時々万年青(おもと)。

うちから角筈図書館へ行く道の途中にある黄色いペンキが剥がれた四角いセメント。

この四角は何に使うものなのかわからないが、昔からあった。さらにこの四角がまだない頃、ここには白い髪を結ったおばあさんが営む、幼い私が大好きな駄菓子屋があった。好きだったのは爪楊枝で刺して食べる小さな碁盤の目のような四角くて薄いピンクの「桜餅」。
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角筈図書館に行った後、中学、高校の頃、よくジーパンを買った「万年作業服店」を物色。木綿の紫の手袋(110円)を購入。

寒くて、身体が冷えて特に手が凍え、少し具合が悪くなったのでNSビルで休んだ。

レストランからの眺め。遠くの半濁した緑のガラスのような山々と地平線ぎりぎりの光る雲がきれいに見えた。

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1月24日

陽が眩しい日。自転車で近所を散歩。風はびりびり痛いほど冷たくて震えあがった。

正月に見たほとんど廃屋になりかけた古いアパートの1階、「1月4日から営業します」という貼り紙が出ていた店が本当に営業しているか気になったので見に行ってみた。

「アトリエ魅迎留」(ミゲイル?)という看板が前から気になっていたところ。お店ではないが人に使われているようだ。

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「アトリエ魅迎留」の隣の「ビューティ美容室みき」という店は、貼り紙の予告通り、営業していた!
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その並びにもう一軒、「Hair Reffine Artemis」という美容院も営業中。
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さらにもう一軒、「明治牛乳」の看板があるところは事務所として営業していた。

崩落して苔と寄生植物が生えている美しい柱。

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裏の公園では日の当たるところの梅はほころんでいた。日陰の梅は、まだぎゅっと身を固くしていた。

なめらかなオブジェの遊具を撮ろうと立ち止まると、一斉に鳩が舞い降りて寄ってきた。ごめんね。なにもあげられる食べ物を持っていない。

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次に川沿いの、以前に流星を見たグラウンドの方まで、植物の様子を見に行った。

母と何度か通った墓地と墓地の間の細い道。セメントの塀を破って伸びている数百年生きていそうな欅は健在。

途中、昔からある建物(銭湯かと思っていたがよくわからない)に、ついに1月28日から解体のお知らせの紙が貼っているのを発見。この建物が無くなるのはとても残念だ。

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ドアも、木枠の欄間も、郵便受けもとても素敵。
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わんちゃんが中からこちらを見ていた。
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川沿いのグラウンドには子供たちがいなかった。白椿の蕾も固かった。

柔らかな若い草の生えた土手を崩してセメントで固めている護岸工事を見ると、ものすごく憂鬱になるので、あまり見ないように来た道を戻った。

小学校の近く、「椿屋敷」の庭の大輪椿はいくつか開いていたがまだまだ蕾。ミモザもまだ固い蕾。

満開だったのは蠟梅、黄色いカタバミ、パンジー、ヴィオラ、白水仙、クリスマスローズ、アネモネ、黄色い桜草など。

枯れ姿が美しいのは去年の黄カラスウリ、セイタカアワダチソウ。

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