日常

2019年1月17日 (木)

新年の散歩、盗まれた自転車が見つかった

1月2日

新年でもいつもと同じように、人が興味を持たない私だけが面白いと感じる場所を探してふらふら歩いていた。

妙法寺の方に散歩。初詣の列をつくる人たちの横を通り過ぎ、その近くの前から気になっている古い寂れたアパートの周りを探索。

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アパートはほぼ廃屋のようになっていたが、住んでいる(あるいは1階を店舗として借りている)人がまだいるようだ。無花果(イチジク)、紫陽花、電線に絡みついたヤブカラシ、ほころび始めの梅、ハルノノゲシなどを眺めた。

裏の公園には面白い形の子どもがもぐる遊具があった。

10歳くらいの外国人の男の子がひとりでブランコに乗っていた。

セシオン杉並の近くにガラクタだらけのあやしいカレー屋ができていた。
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1月3日

いつも歩いている高円寺界隈。レトロ文房具とアンティーク小物の店。

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1月5日

お気に入りのパン屋の新年初めての営業日。クルミパンをかじりながら裏通りを歩く。
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「高円寺」という寺の境内で絞りの椿を見る。メジロが来ているかと思ったが、いなかった。

中野方面へ歩く途中、廃屋の前の桜。
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夏に通っていたダンススタジオ(チケット制なので、暖かくなったらまた通おうと思う)の方へ続く細い道。

いかにも昭和っぽい美容院、以前は定食屋だったらしい廃屋、ベニヤのドアの普通の民家にしか見えない「谷中診療所」(閉院しているようだ)、あやしい「NEBRASKA」というバーの横を通ってダンススタジオの駐輪場を覗いてみたら、皆、元気に踊っているようだった。

1月9日

昨年の10月28日、プフが私のもとに来た日、鍵をかけていたにも関わらず自宅の駐輪場から私の自転車が消えていた。その日のうちに盗難届を出した。

近所を捜したがどうしても見つからなかった自転車が、1月4日に駅の周辺で撤去されたので集積所に引き取りに来い、というハガキが今日になって来た。

交番に尋ねると、盗難届の受理番号があれば撤去費用5000円は無料になると言われたので、警察の刑事課記録係に電話して届け出番号を聞く。

集積所に電話したら「盗まれた自転車が返ってきたのは初めてですか?」と聞かれた。

盗難届を出していても、1年に2度目からは5000円を徴収すると言われて驚いた。

私は以前、母の介護でいっぱいいっぱいの時にも、自宅駐輪場から鍵をかけてあった自転車を盗まれている。面倒だが鍵を二重にかけることにした。

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2018年12月 5日 (水)

早摘みオリーブオイルの味

12月5日

11月の半ばに新宿から自宅に戻ってからずっと毎日、イタリアのチナミさんが送ってきてくださったオリーブオイルや全粒粉パスタ、そしてイタリア産サフランや乾燥ポルチーニを使った料理を食べている。

チナミさんから届いた、私の帰国後すぐに摘まれたウンブリアの早摘みオリーブのオイルを口にした時、それは大きな衝撃だった。

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果実と同じ濃さの緑の色。よくわかるようにお猪口に入れてみた。

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生まれて初めて本物のオリーブオイルの味を知った。

イタリアのチナミさん宅のすぐ近くの斜面のオリーブ畑を散歩しながら、よく青いオリーブの実を一粒もいでかじってみたものだ。

固いオリーブの実に歯を立てると、渋みと辛さで舌が痺れ、咽喉はひりひりし、とても一粒全部をかみ砕けるような優しい味ではなかった。

早摘みオリーブのオイルは、固くて青いオリーブの果実をかじった時のほとばしる汁の味、そのまま。

油というよりも強烈に青くて痺れる果汁、植物の生命力そのものだ。

パンにつけるのもおいしいが、そのまま飲んでもおいしい。顔や手につけると乾燥した肌がすべすべになる。

この味を知ってしまうと、偽物オリーブオイルは耐えられなくなりそう。

ポルチーニはふやかしてから、エビ、牡蠣、ニンニク、シイタケ、インゲン、ブロッコリーなどと一緒にパントリークリーム仕立てのパスタにしている。クリームと絶妙に合い、ほんの少しでも強い香りとうまみが出る。

やはりイタリア、ウンブリアのCitta della Pieve産のサフラン。これで魚介と野菜のパエリアを作って食べている。

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具材はやはりエビ、牡蠣、ホタテ、アサリ、ニンニク、ミニトマト、シイタケ、シメジ、インゲン、ブロッコリー、赤ピーマンなど。無農薬秋田こまちの玄米で作る。

私の場合、一切の肉関係を入れずに、ほとんどの料理に必ず粉末昆布を入れる。

夕方に一回しか調理しないが、チナミさんのおかげで食生活がすごく充実していて、ずっとイタリアの鮮やかな思い出を反芻している。

12月4日

24℃。12月というのに、なまめいた南風の日だった。

薄着で冬を歩きたくて、白いブラウスの上に暗緑色の綿のコートをはおり、夜、暗渠近くの裏通りを散歩。

今年の3月末に、爛漫の花を垂らしていた薄紅の枝垂れ桜の樹、その隣にもっと淡い色の枝垂れ桜、さらに可憐なユスラウメ、乙女椿と、並んで笑いさざめく少女たちのような樹が、この秋に全部根こそぎ抜かれて更地になってしまった、ただの黒茶色だけの春日医院の跡地。

あれだけの見事な枝垂れを。

その斜め向かいのかつて仕立て屋かなにかのかわいい木枠窓の店だったところ周辺の更地。

さらに向かいの、20年前に何度か通った、棕櫚の樹のあった古い婦人科医院の更地。

このあたり一帯の何十年も培われて醸成したような植物たちが古い家とともに潰されて消えてしまった。

とても淋しい。

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2018年11月 8日 (木)

ちゅびとチョビとプフの記録 / 新聞記者さんと話す

11月7日(水)

私の股の間にチョビ。私の左腿の横にプフ。紐に結んだパイルヘアゴムを取り合って遊ぶ。

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かわいくて、くすぐったくて、あたたかくて、動けない。

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毛もすっかり生えそろい、少したくましくなってきたチョビ。
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いたずらっぽい眼のプフ。ルイス・ウェインの描く微笑んだ猫に似ている。
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11月6日(火)

雨が降っていた。

明治神宮の暗い深緑も白くけぶり、その向こうに見える渋谷の高層ビルも、きょうは見えない。

なんとも幻想的な風景。

ここはいつも静かだが、すべての音が雨粒に吸い取られて、きょうは一層静か。

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夕方、朝日新聞社会部のM永さんから電話があり、1時間以上もお話しさせていただいた。

11月1日の記事についての情報提供のメールをしたのが2日前。電話をいただけるとは期待していなかったが、丁寧な対応だった。

・・・

眠っているチョビを優しくなめるプフ。

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あんなにか弱くて死にそうだったのに、チョビは日増しに腕白になっている。

プフの足を噛んでは、プフが「にゃ!にゃ!(痛い!痛い!)」と言い続けていることが多い。

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11月5日(月)

O川さんのマッサージを受けに高円寺へ。

終わって暗くなった道をちゅびの待っている部屋へ急ぐ。

きょうは暖かくて闇がなまめいていた、と思ったら、うちの建物のすぐ前の、梅雨の頃になるとたくさんのヒキガエルがたむろしている細道に、13cmくらいのヒキガエルが一匹出て来ていた。

きょうのちゅび。

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きょうのチョビとプフ。

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11月4日(日)

きょうのちゅび。

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水道から出る水を手でちょんちょんして遊ぶのが好き。

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へへっ。足が濡れちゃった。
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きょうのチョビとプフ。

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もう、大好き~。
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チョビを優しくなめるプフ。チョビは目が覚めたらプフをかじってばかり。
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2018年11月 3日 (土)

ちゅびとチョビとプフの記録

11月1日(木)

きょうのちゅび(ふとんの中)。

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・・・・

きょう、とてもショックなことがあった。右上腕の筋膜を痛めて硬結ができてから、ずっと週に2回、お世話になっていたもみほぐしのプロ、O川マネージャーがお店を辞めると言う。

O川さんが少しずつ丹念に上腕と肩をもみほぐしてくれたおかげで、硬結の激痛で90度も上げることができなかった右腕がほぼ完全に治癒した。

右手で髪を梳かすことも、お風呂に入りながら右手で水道の蛇口をひねることもできなかった苦しみは忘れがたい。

大きな病院の整形外科も、小さな町の整形クリニックも、痛い時に無理に動かせと言ってきて、結果として悪化しかしなかった。

O川さんがいなくなったら、もう酷い肩凝りをどうしたらいいかわからない。

11月2日(金)

きょうのちゅび。抱いて体重計に乗ったら47.9kg。私だけ乗ったら44.7kgだった。

ちゅび、3.2kg。抱いた感じのしっかりした感覚、もっとあるように感じる。

私はイタリアに行く前と、帰国直後と、今と体重が変わっていなかった。料理できない部屋に来てもう20日が過ぎた。野菜不足なので増えたかと思ったのに。疲れやすいので、もっと筋肉をつけたい。

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腕が同じくらいの太さの人形(ライトスタンド)の腕をちょんちょん。
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ひとりでいる時、さみしげな神秘的な瞳のプフ。右目が湖の色、左はヘーゼル、デヴィッド・ボウイと同じだ。

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チョビのことが大好きなプフ。
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夜中、ふと目が覚めたら、私の横に二匹でくっついて眠っていた。こりゃ、たまらん。魂とろけてダメになりそう。

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21年前、ちゃびとコナがくっついて寝ていたときのことを思い出してしまう。

11月3日(土)

午前中、チョビ、ワクチン2回目接種。

1050g。いつのまにか1kgを超えていた。

真菌の皮膚病、まったくわからないくらい良くなったが、一応、あと2回、残っているトラコナをきっちり飲ませて、とのこと。

「そろそろちゅびと対面させたいんですけど、オス同士なのでちゅびが噛みつきますか?」との質問には「噛みつかないよ。」と言われた。

夕方、プフ、今までの緊張と怯え、躊躇の分を取り戻したいかのように、椅子に座っている私の膝の上で甘えまくり。甘える時、「ニャァァア~ン」という悶え声を出してゴロゴロ言う。

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今までプフの前でチョビだけがこれみよがしに私に甘えて来て、それをプフがじっと見ていることが多かったのだが、プフもやっと慣れたみたい。
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2018年3月29日 (木)

枝垂れ桜 / 胃腸炎

3月28日

4~5種類の薬を飲んでも胃酸が上がってきて吐き気がおさまらず。

午後3時、クリニックに行く。「普通なら治る頃なのになかなか治らないのは、虫垂炎など、変なところが炎症を起こしている可能性がある」と言われる。しかし熱はないので、私は違うと思う。

一応、腫瘍マーカーをはかる血液検査。

吐き気止めと抗生物質を入れた点滴を打たれる。点滴の商品名が「ユエキンキープ」。

点滴が終わりそうになったら自分で止めてからナースコール。ちゃびに一日おきに輸液をしていたことを思い出してたまらなくなる。

「薬をもう2種類追加しといたから。」と言われ、あとで確認したら、リタロクスと夜2錠の抗生物質だった。

抗生物質を飲んだら必ず胃が荒れて痛くなるのに、胃が荒れて苦しんでいる時に飲むわけない。先生に言うのもめんどくさいのでそのままもらって飲まなかった。

スーパーに寄るが、苦しくて食べられそうなものが見つからない。どれを食べても吐きそう。

帰宅して眠り、夜10時頃、起きたら胃酸過多が少しよくなっていた。温かいうどんを少々食べた。

3月29日 25℃

午前中、近所の禅寺で。ソメイヨシノと枝垂れ桜の饗宴。

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ツバキ。岩根絞り。華やかな獅子咲き。
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崑崙黒(こんろんぐろ)。風変わりで神秘的なツバキ。
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2時からマッサージ。

帰りに花屋に寄ったら、なんと非常に珍しくエステララインベルトがあった。10数年ぶり?3本買った。

近所の元耳鼻科の枝垂れ桜がみごとだったのでカメラをとってきて撮影。

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こちらは濃いピンクの枝垂れ桜と淡いピンクの枝垂れ桜、さらに手前に小さなユスラウメの饗宴。
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撮影して5時前に帰宅したら、猛烈にのどが渇いてきた。

今までぬるま湯を飲んでも胃酸が上がって吐きそうになっていた(脱水気味)のが、胃酸過多が治ったら、急に果物のジュースやスープが飲みたくてたまらなくなる。

とりあえず果汁100パーセントの桃のジュースを飲み、牛乳たっぷりのポタージュを鍋につくった。ポタージュスープがおいしくてカップに3杯飲んだ。「しげくに」のパンにチーズをのせたのを食べた。

水分をたくさん摂り、体重計に乗ったら41.6kgに増えていた。

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2018年3月27日 (火)

桜 / 胃腸炎

3月27日

善福寺川。満開の桜。

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ある橋のたもとで、かわいいカナヘビと出会った。Sdsc00108

コンクリートの割れ目から出て来ようとして様子をうかがいながら、外のお花見騒ぎに戸惑って、またおどおどと引っ込んだりしていた。
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石垣の割れ目からスミレとタンポポ。どこかでスミレを接写したい。
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20cmもある巨大輪椿。まるで牡丹のよう。

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白い八重の桃。
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朝からやはり胃が痛くてむかむかしていた。喉も乾いているので温かいミントティを2杯。

身体が栄養を欲しがっているのに、胃酸のきつさが食欲を奪う。薬でむかつきが少し抑えられると猛烈に食欲がわいてくる。しかし食べると吐く。

出かける前にトマトにマヨネーズをつけてひとかけのパンにはさんだものを食べた。

自転車で川まででかけ、散歩している時はなんとかだいじょうぶだったが、帰宅したらすぐに胃がでんぐり返って、2時間前に食べたものをお茶も含め全部吐いてしまった。吐き気止めも効かなかった。

体重を計ったら、ついに41kg。

とりあえず睡眠を多くとって絶食。

3月26日

午前中、クリニックへ。先週もらった胃腸の薬に、さらに吐き気止めを加えてもらう。星状神経ブロック注射。

2時から書道。胃がむかついてあまり集中できない。

4時からほぐしマッサージ。

アネモネミストラルの紫とワインの斑の花を描いている。ミストラルの変わった色味(斑)はアネモネの季節にもなかなか巡り合えない。

水声社さんから絵のレイアウトのラフが送られてくる。カラーページの再構成。

炊飯器に玄米のお粥と麹を入れて甘酒をつくってみた。飲みたいのに、飲むと米粒のもやもやとしたものが胃に触れただけでむかむかする。汁だけすくって飲んだ。

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2018年3月21日 (水)

浅草橋から東京駅

3月19日

A子ちゃんと11時40分に浅草橋待ち合わせ。まずは一緒にランチ。A子ちゃんは知る由もないパラボリカの独特の雰囲気を説明する。

そのあとパラボリカの私の展示に案内したが、間違えて12時30分に着いてしまい、まだ開廊していなかったので近所を散歩。

榊神社では岩根絞り、紅色の獅子咲き、薄桃色の八重など、数種の椿が咲き乱れていた。ソメイヨシノは枝の先のほうだけ咲いていた。

公園には薄桃色のぷっくりした八重の梅が満開で、まだ散っていなかった。

きょうは雨予報だったので私はカメラを持ってこなかった。

1時前にパラボリカにはいると思ったより明るくて、先日、日が暮れてから見た時より絵の色がきれいに見えた。

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私はこの後、展示会場に行くのは、23日の1時頃、24日の12時頃、30日の夕方6時半頃、31日の2時過ぎを予定しています。

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2時くらいに東京駅に移動し、八重洲地下街へ。お目当ての店がどこにあるのか、地図の表示がわかりにくくてウロウロ。

2時半頃、イタリアン系のお店でお酒を2杯ずつ飲んだ。

私はここ1か月、ずっと胃腸の調子が悪くて、一生懸命食べても42kg~43kg以上に体重を増やせないでいる。

うっかりポテトサラダを注文してしまったらハムがいっぱいはいっていて「ごめん、これ食べられない。A子ちゃん食べて。」と言ったら、「じゃ、お魚全部食べて。」と言われる。

A子ちゃんがスマホで撮ってくれたカルパッチョスタンド。

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私の女友達は皆すごくしっかりしていて情に厚くおおらかだ。歪んだり擦り切れたりしていない感情回路にすごくほっとする。

体力がなくて頼りない私にいろいろ世話をやいてくれて本当に感謝。

A子ちゃんより都会に住んでいる私のほうが、ほとんど東京駅に来ることもなく、巨大化した駅の中でまったく位置関係がわからない。A子ちゃんが丸の内線(店とは反対の方角)まで送ってくれた。

3月20日

きのうは友人と一緒だから食べられたが、やはり胃腸の調子が悪く、ついに近所のクリニックへ。

診察で仰向けに寝て、胃を押されたらすごく痛い。ストレスによる胃炎。

ラベプラゾールNa(胃酸の分泌を抑える)1日1錠、セレガスロン(胃潰瘍・胃炎)1日2錠、コロネル(腸内の水分量調整)1日3錠、ミヤBM(整腸)1日3包。

花輪和一さんと何度か電話でやりとりする。

3月21日

霙。すごく寒い。きのうは薬を飲んで少しよくなったと思ったのに、また胃がむかつく。冷えるのがよくないようだ。

ちゃびのことを思い出してまた涙。

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2018年2月12日 (月)

森島章人『アネモネ・雨滴』出版記念展  / 宇野昌磨  団体戦 / 誕生日 ChinamiさんとSkype

2月7日

『夜想』(ペヨトル工房) の今野裕一さんからメールをいただいた。

森島章人さんの『アネモネ、雨滴』展について、出品のお誘い。

今野さんは森島章人さんの歌がとても好きで、ずいぶん前から歌で展覧会をやりたいと思っていたと言う。私も森島さんの歌を讃える展示に参加できて幸せです。

森島章人『アネモネ・雨滴』出版記念展

311日~42日 Ⅰ期 バラボリカビス・マッティナ

46日~430日 Ⅱ期 パラボリカビス・コスタディーバ

参加作家

相場るい児

麻生志保

亀田尚子

建石修志

田村京子

日野まき

福山知佐子

槙宮サイ

間村俊一

渡邊加奈子

素敵な展覧会になりますように。

2月9日

あっというまにオリンピック開幕。フィギュア団体戦。

宇野昌磨のSP(ビバルディの『四季』から『冬』)の生命感溢れる演技。

足替えのシットスピンからコンビネーションスピンにむかう時の燃え上がるような表情に胸が熱くなった。

2月10日

2月は私の誕生月なので友人Gがお祝いをしてくれた。

私の好きな完全禁煙のおさかなのお店で、1000円のお刺身定食のランチ。

そして昼間から鳳凰美田純米吟醸酒(華麗な名前のままにおいしかったです)と流輝(るか)純米吟醸無濾過生酒(こちらも果物のように華やかでおいしかったです)を飲んだ。

誕生祝に、とっくの昔に廃番になっているヴィンテージのスイカズラの香水と、昔の絵本をいただいた。超レアなものばかり。

ヴィンテージのAVONのハニーサクル。すごい郷愁の香り。

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『ネコジャラ市の11人』(原作:井上ひさし・山崎忠明・山本譲久/ 音楽:宇野誠一郎/ 人形:片山昌(ひとみ座))の絵本。ガンバルニャンがものすごくかわいい。

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私の好きな植物いっぱいの狭い路地にて。

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まだ足元に雪が残っている。私の好きなヒメムカシヨモギの立ち枯れと。
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偶然迷い込んだ狭い路地裏で、錆びた窓ガラスを発見。
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近所のたくさんの植木鉢と。
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夜10時。イタリア在住のChinamiさんと初めてskype ビデオ通話。

とても感激。

Chinamiさんは、昨年6月、私の母が経口摂取できなくなって、もう最期だと私が追い詰められた頃に、はるかイタリアから連絡をくださったかただ。

それからずっと、母が亡くなり、ちゃびも亡くなり、私がどん底の時に、毎日のようにメールのやりとりをして遠くから支えてくださった人。

Chinamiさんには感謝の言葉がとても追いつかない。正直、私にそんなにしてくださるかたがいることが信じられないというか、実感が足りない。

今年は秋にChinamiさんに会いにイタリアに行く予定。緊張症でだらしなくてうっかり者の私がすごくご迷惑をおかけしてしまうのが怖いけれど。

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2018年2月 3日 (土)

花輪和一さんと電話 / skype不具合から復活

2月3日

花輪さんとまた電話で話す。

『みずほ草子』の中で、表紙の絵にもなっている「河童星」の葉富鏡(ハットミキョウ)のお話がとても素敵だった、と感想を言う。

「水がしみ出してしるところ」に「ショウブやセリやギシギシなどが生い繁り、草の根元に鏡を二つ置いて、交わったところを葉富鏡で、のぞいたら、」という表現。植物や小さな生命たちへのこの常なる観察力、感応力、発想、絵のみずみずしさは花輪和一特有だ。

花輪さんの描くセリやギシギシやフキやイタドリは、植物をすごくよく見て愛している人の絵。

そして河童も、花輪さんはよく出会って、見慣れているのかもしれない。

「お盆」の話の中で、ホタルブクロの中に頭をつっこんで、花粉まみれになって「あ~~いいったっていいよ!あ~いい。」と言っている人は、お母さんだよね、と言ったら「癖で顔描いちゃってるから意識できなかった」と。

「お母さんのことを許したから幸せそうに描いたんじゃないの?」と聞いたら、「許すわけないでしょ~、あんな~。」と言われた。

でも最近はけっこう忘れていて、鬱や淋しさはないそうだ。

裏表紙の絵になっている「温動玉」の物の怪たちもとてもかわいい。

「お犬様」のニホンオオカミの子のあどけなさは異様。

秩父の三峰神社は、花輪さんの故郷の地元から近い神社で、私がいつか行きたいと思っている青梅の御岳神社と同じく、お犬様(ニホンオオカミ)を祀っている。

若林奮先生も動物を祀っている神社に注目していた。私も夏に体力が許したら行ってみたい。阿吽のかたちに向き合っているお犬様を見たい。

2月1日

雪になる前の雨。夜、

花輪和一さんから新しい本『みずほ草紙』が届く。

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「ご母堂様とチャッピイ様につつしんでごめいふくをお祈り致します。お二方ともに、つくしにつくされて、誠に幸せであったことでしょう。出会いがあれば別れがある。悲しみの現実。大事なものを二つとも失った悲しみは巨大で深いことと、ご推察致します。」とあった。

(花輪さんはなぜかちゃびのことを最初からチャッピイと呼んでいる。)

お礼の電話をしたら「きのう出したばかりなのにもう着いたの?」と驚いていた。

雨は夜、湿った雪に変わる。

1月31日

skypeについて、マイクロソフト社から24時間以内に届くと言われた回答のメールが来ない。

以前のskypeから来たメールからクリックして飛ぶと、やはりログインはできる。なんでマイクロソフト社の人がログインできないと言ってパスワード変更までさせられたのか不明。

しかたなくまたサポートに電話。午前中に電話したが、混んでいるので3:30過ぎにかけなおしてもらうことになった。

本日担当してくれた人が、web用のskypeアプリをダウンロードしてくれたら、あっさり解決。以前のアカウントで普通に使用できるようになった。

いったいおととい担当してくれたマイクロソフトの人は何をやっていたのだろう?

1月29日

花輪和一さんとすごく久しぶりに電話で話す。

いきなり「今年は初夏にそちらに行こうかな、と思うんだけど。」と都合を聞いてみる。「いいですよ~。」との返事。

北海道に行くとしたら、できたら道東のトドワラ(一度だけ行ったことのある私の大好きな場所)に行きたいけど、一緒には無理だよね、と聞いたらその時になってみたら、もしかしたら一緒に行くかも、という応え。

私はまだ心身ともに元気とは言えないので、飛行機に乗って遠くに旅するのはすごく怖いのだが、今、花輪さんに会いに行かないともう行けなくなる気がして、とりあえずお伺いを立ててみた。

この前、最後に花輪さんと電話で話したのは、昨年6月に母がもう経口摂取できなくなった時。「どうか、酷いことにならないように、とにかく母にとって悪いことにならないようにお祈りしてくれる?」とお願いした。

そしてその通り、母は6月に栄養をまったく採れなくなってから、ほんの少しの水分点滴だけで穏やかに、4か月植物のように生存し、10月の初めに亡くなった。

私はスピリチュアルなことは全く信じない人間だが、毎回、花輪さんが心をこめて祈ってくれたことだけは最高に成就すると信じている(私が花輪さん個人の人柄を信じているからだ)。

母が10月に、ちゃびが11月に亡くなったことを話す。

「たいへんだったねえ。」と。

それ以来、かつて楽しかったことに興味がなくなり、散歩して写真を撮ることにも、食べ物にも、古着屋をひやかすことにも全然心がときめかない、と言ったら、「ちゃびは幸せだったと思うよ~。今、お母さんといっしょのところにいる。」と。

「どこかの県の物産展とか見るともうだめ。ああこれも、あれも母に食べさせてあげたかったな、って思って涙が出てくる。私自身は特になにも食べたくないんだけど。」と言うと、「今、お母さん、いろんなごちそうおなかいっぱい食べてるよ。」と。

「ちゃびは病気だったの?」と聞かれて、「まあ20歳で、人間で言ったら96歳くらいだからいろいろ弱ってて病気にはなってたんだろうと思うけど・・・結局老衰なのかな・・・」

「私の性格として、不自然な延命はやりたくないと思いつつも、やはり必死になってしまって、ネットで毎日検索して、心臓や食欲増進の薬に輸液、強制給餌、腸内環境を整えるサプリや抗酸化のサプリ数種類、日々の体調に寄り添って、やりすぎないように微量な調整をし、とにかくやれることはすべてやったんだけど、それでも自分が許せなくて。

もっといろいろ方法があったのじゃないか、自分にもっと知恵があればもう数日でもちゃびの命を延ばせたんじゃないかって、毎日泣いてる。」と言った。

「自分のためには絶対買わない大トロや中トロをすりつぶしてシリンジであげたんだけど、今もスーパーでまぐろのお刺身を見るだけで胸が苦しくて・・・」と言ったら、「ちゃびは幸せだね~。」と言われた。

私にはまだ、ちゃびが幸せだった、と自分を許せる実感がない。

・・・・

1月24日に「skypeのクレジットを使わないと5日後に消滅します」というメールが来て、ものすごく久しぶりに友人にskypeしようとしたら、使うことができなくなっていて呆然。

まず、いつもデスクトップに設置していたはずの自分のskypeのアイコンがない。ワンクリックで使えたはずのskypeにアクセスできない。アイコンを出すことすらできない。

受信したメールからskypeに飛んでみたがログインできない。新しいPCを購入した時点でマイクロソフトが自動的に設置していた新しいskypeアカウント(自分の日本語の本名)に飛んでしまう。

いろんなところをクリックしていたら、やっと前のskypeアカウントの画面が出たが、友人のs

kypeネームにWeb電話できなくなっている(友人のskypeがオフライン状態)。

しかたなく同じ友人の家電にskypeからかけたら、相手が応じたらしいことはわかったが、相手の声がこちらには全く聞こえず会話不能。すぐに私の家電から友人の家電にかけて確認(本当にばかみたいな徒労だ)。

友人はskypeにちゃんとログインしていると言う。だったらどうして友人とskypeで会話できないのか?

とりあえずこれでクレジットのお金を少々使うことができた(表示金額が減っている)ので17€ほどのクレジット消滅の危機だけは免れた。

今日、朝一番にマイクロソフト・プレミアム・サポートに電話。通じるまで20ぷんくらいかかり、その後アカウントとプレミアム・サポートの有効期限の確認。

そのあと技術担当の人から2時間以内に折り返し電話が来ると言われ、「外出しなければならないので、とにかく急いでください」と伝える。

技術担当の人がリモートコントロールで私のPCを操作してくれたが、なぜかskypeアカウントがロックされていると言われた(つい昨日はログインできたのに?)。

(マイクロソフトが勝手に設置していた私にとって不要な)skypeアカウントにログインできないと言われ、マイクロソフトパスワードの変更を余儀なくされる。おかげでPCスリープ時に入力するパスワードが以前のよりも長くなり、めんどくさくなった。

リモートではどうにもskypeにログインできず(なぜ?)、その技術担当の人がマイクロソフトの別部門にメールで回答を求める、ということになってしまった。

その時に、いつも使用している以外のメールアドレスを求められ、私は携帯を持っていないので他にメルアドはない、と応えると、またまた問題になる。

新しいメルアドをつくることになり、技術担当の人が私名義のヤフーのメルアドを取得しようとしてなぜか失敗。

次にGメールのメルアドを取得するよう試みる。メルアドの最初のネームを何度か入力するも、「すでに使われている」という注意書きが表示される。そんなに急に言われても気の利いたメルアドが思い浮かばない。

咄嗟に浮かんだあまり気乗りしないメルアドが取得でき、やっとこさでマイクロソフト社のskype部門にメールで質問を送るところまでできた。

24時間以内に回答がGメールに来るという。悲観的な私は、これから送られて来る回答が理解不能で、これからまたずいぶん余計な苦労をしそうな予感に震える。

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2018年1月28日 (日)

次の本のための絵の画像調整 / 大雪とちゃび / 書道

1月27日

カメラマンさん宅にて、撮影していただいた絵の画像をチェックし、鉛筆の線の強さ、水彩の色味、紙のグレーの濃度などの調整。前のカメラマンさんの撮影した画像とのすり合わせ。

今度のカメラマンさんの機材はキャノン・イオス。画質調整用のソフトで見ると、印刷に適した自然に近い色に見える。特に朱色が、うちのウィンドウズの画面で見た時のぎらぎらして蛍光色っぽく見える朱色とは全く違う。

前のカメラマンさんの機材はフジフィルムのカメラだったらしい。

鉛筆の線のかすれを、キャノンは点でとらえ、フジは面でとらえる感じ。フジのカメラのほうが鉛筆の色がグレーっぽく写っている。

雪が解けずに残っていて、風もあり、とても寒い。都心は53年ぶりに2日連続でマイナス3℃を下回ったとか、48年ぶりにマイナス4℃を記録したとか・・・電車の中でも皆が寒波の話で持ち切り。

帰りにまた日本酒を飲んだ。「こなき純米」と「酔鯨純米吟醸」。禁酒したいが、寒いのでつい飲んでしまう。

なぜか店員さんは「こなき純米」ではなく「こなきじじい」と呼んで注文をとっている。飾ってあった一升瓶に「お化けもびっくりの辛口!」と書いてあった。

1月22日

東京は4年ぶりの大雪。

ボアネックロールで耳が冷えないようにし、洗える布製マスクをし、アンダーシャツの上に3か所使い捨てカイロを貼り、フリース、コート、エアテックパンツの下にスパッツをはいて書道に出かけた。

私の場合、耳がもっとも冷えやすく、耳が冷たく痛くなると同時に激しい頭痛と吐き気に苦しむので、ボアネックロールが非常に役に立った。

書道の記録。

壽似春山(壽の字のかたちが違うけれど)。先生のお手本。

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下が私の書いた字。
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「壽」の字は何度書いてもうまく書けず、ボロクソ。美しい「壽」のかたちを自分でうまくイメージできないので、上手に修正することができない。

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「はね」の部分は、最終的に提出した字では修正することができた。

先生からお年賀をいただいた。とってもかわいいわんちゃんの墨。こういうのはかわいそうで使う気になれないので飾っておくしかない。

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横殴りの雪の中をスニーカーでよたよた歩き、滑って転倒しそうになって脚の筋肉を傷めた。

帰宅してから、ちゃびがいた時のことを激しく思い起こして、涙が止まらなかった。

外がどんなに寒くて雪が降っていても、部屋の中にちゃびがいてくれて、オイルヒーターのところにまあるくなって寝ていてくれたから、冷たい外気も、ことさらに嬉しく感じられた。

4年前の雪の日、私はカメラを持って雪の中に繰り出して、写真を撮ることが楽しかった。

今は雪の写真を撮る気にもなれない。

ちゃびの存在はあまりにも大きすぎて、あの愛おしさ、あの愛情関係の充足感を知っている今は、なにもかもが、それより劣って虚しく感じる。

寒い日は特にちゃびが愛おしくて、苦しくてたまらない。

どうしても「今、どこにいるの?」とさがしてしまう。

宮西計三の「月の園」(けいせい出版『金色の花嫁』)のなかの、「あなたが死んだ私 すべてが恐いの!」というセリフが頭の中をめぐっている。

2015年、私の膝の上のちゃび。

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2014年のちゃび。

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2011年のちゃび。

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生まれて2か月目くらいのちゃびとコナ。

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