Chisako FUKUYAMA
福山知佐子 画家
画集『花裂ける、廃絵逆めぐり』(水声社)
Blooming and Dying Flowers – A Reverse Abandoned Painting Tour
帯「花とは何か?花は、生けるものが世界に向けてかくも開かれてあるところ、生けるものが我を忘れているところにある。
――ジョルジョ・アガンベン 巻頭文「花――福山知佐子の絵画のために」より
論考:水沢勉、鵜飼哲、鈴木創士
エッセイ
『反絵、触れる、けだもののフラボンー見ることと絵画をめぐる断片』水声社
帯「書いても書いても尽くせない命の豊饒に焦がれて ヒトの世を生きる福山知佐子は、どこまでも濃密なエロスの人だ。」
――谷川俊太郎
『デッサンの基本』(ナツメ社)
帯「「花」という言葉が花を覆い隠している
デッサンは花という言葉をはぎ取って花という得体のしれない存在に近づこうとする
紙の上にワープして 花は「花」」という言葉から自由になる
花が生きるように沈黙のうちに線も生きる
それがデッサンではないかーー谷川俊太郎
(撮影 沢渡朔)
やっているもの・・・・絵画 写真 映像 文 対話の記録 目で見て記憶すること
書いた本・・・「あんちりおん」1、2、「デッサンの基本」(ナツメ社)
あんちりおん1
表紙 宮西計三
あんちりおん2
表紙 福山知佐子
関心がある問題・・・・眼で見ること、言葉、動物、身体、制度、植物、
興味のあるもの・・・枯れ植物(立ち枯れ)、枯れ蔓、(ドライフラワーには興味が無い。)錆び、擦れ、剥落、くすみ、黴、苔、沼地、動物、鳥、虫、デッサン
好きな人・・・・・・・・・中川幸夫、大野一雄、毛利武彦、若林奮、種村季弘、福井桂子、沢渡朔、アントナン・アルトー、トルーマン・カポーティー、スーザン・ソンタグ、ホルスト・ヤンセン、感覚身体が鋭敏で豊かな人、雰囲気が魅惑的な人
好きな植物・・・・・・・イケマ(ガガイモ)、キカラスウリ、スイカズラ、シシウド、ハルジョオン、ジシバリ、エステララインベルト(チューリップ)、ブラックパロット(チューリップ)、ミオソテス(ヒヤシンス)、デルフトブルー(ヒヤシンス)、
絶対無理なこと・・・・肉食
嫌いな人・・・・・・・・・観念的身体の人、計算(戦略)高い人、自己肥大の人
Iris